記録ID: 2714017
全員に公開
ハイキング
東海
加太越奈良道（関・加太・柘植）大和街道と壬申の乱
2020年11月08日(日) [日帰り]
三重県
cielo-azul
- GPS
- 05:31
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 323m
- 下り
- 139m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:26
距離 20.5km
登り 336m
下り 165m
| 天候 | 曇りのち晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
復 JR柘植駅〜JR関西線〜JR関駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に問題ないが加太・北在家〜一ツ家の25号線は採掘場から土砂を運ぶダンプカーが埃を上げて通過してやや危険。 |
| その他周辺情報 | 参考図書：鈴鹿の山と谷６ 西尾寿一 ナカニシヤ出版 参考Web site・みえの歴史街道（大和街道） |
写真
＜関宿・東の追分＞1843年、家屋632軒、本陣2、脇本陣2、旅籠屋42。遷宮時に神宮鳥居移設。伊勢外宮迄15里。60km。東海道・大和街道（加太越奈良道）・伊勢別街道の合流点。交通要衝。関宿繁栄の源。
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＜関宿・東の追分＞1843年、家屋632軒、本陣2、脇本陣2、旅籠屋42。遷宮時に神宮鳥居移設。伊勢外宮迄15里。60km。東海道・大和街道（加太越奈良道）・伊勢別街道の合流点。交通要衝。関宿繁栄の源。
＜浅原家＞屋号・江戸屋。材木商・米屋など従事。正面は塗籠中2階。連子格子など江戸期雰囲気。関宿は東西の追分間約1.8km。平入二階建町家が軒を連ねる。
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＜浅原家＞屋号・江戸屋。材木商・米屋など従事。正面は塗籠中2階。連子格子など江戸期雰囲気。関宿は東西の追分間約1.8km。平入二階建町家が軒を連ねる。
＜御馳走場跡＞宿役人が高い身分の武家や公家を送迎。背後は医家・玄庵の大井家。西洋医学を取り入れ地域医療に貢献。左手奥は関神社や木崎山車蔵など。
＜延命寺山門＞寺門は旧川北本陣門移築。付近の関神社は明治初年まで熊野皇大神社。関氏の祖・関実忠が熊野座権現勧請。古厩（大井神社）久我（白石神社）など近隣社を明治後期合祀。
＜延命寺山門＞寺門は旧川北本陣門移築。付近の関神社は明治初年まで熊野皇大神社。関氏の祖・関実忠が熊野座権現勧請。古厩（大井神社）久我（白石神社）など近隣社を明治後期合祀。
＜赤坂頓宮と鈴鹿頓宮跡＞まるやま公園高台。関神社〜公園周辺は「内山・姫御前」の地名残る。斎王行列の鈴鹿頓宮と関連？740年聖武天皇東国行幸で約十日滞在した赤坂頓宮跡とも言われるが・・？
＜赤坂頓宮と鈴鹿頓宮跡＞まるやま公園高台。関神社〜公園周辺は「内山・姫御前」の地名残る。斎王行列の鈴鹿頓宮と関連？740年聖武天皇東国行幸で約十日滞在した赤坂頓宮跡とも言われるが・・？
＜赤坂頓宮石碑＞壬申の乱時には関施設はなく、聖武行幸時には一部重圈文軒丸瓦が葺かれた築地塀の外郭城壁が聳えた？2006年関宿北西部の一部（西の追分と観音山公園間付近）発掘。瓦製造時期は8世紀中頃。
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＜赤坂頓宮石碑＞壬申の乱時には関施設はなく、聖武行幸時には一部重圈文軒丸瓦が葺かれた築地塀の外郭城壁が聳えた？2006年関宿北西部の一部（西の追分と観音山公園間付近）発掘。瓦製造時期は8世紀中頃。
＜関小学校より南西＞頓宮比定には決定的証拠不足。他の頓宮候補地には鈴鹿川右岸（加行山山麓・関ヶ丘）や坂之下・片山神社など。写真左手奥のなだらかな丘陵が関ヶ丘でJR関駅と鈴鹿川を渡った南丘陵で古厩近く。
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＜関小学校より南西＞頓宮比定には決定的証拠不足。他の頓宮候補地には鈴鹿川右岸（加行山山麓・関ヶ丘）や坂之下・片山神社など。写真左手奥のなだらかな丘陵が関ヶ丘でJR関駅と鈴鹿川を渡った南丘陵で古厩近く。
＜瑞光寺＞中興の豊屋永隆和尚は三河生まれ。幼少時家康と親交。上京途中に家康は瑞光寺で柿賞味。「権現柿」伝承。伊賀越通過時も休息。瑞光寺は小野川上流の正法寺山荘近くに1371年創建・移転。関氏菩提寺。
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＜瑞光寺＞中興の豊屋永隆和尚は三河生まれ。幼少時家康と親交。上京途中に家康は瑞光寺で柿賞味。「権現柿」伝承。伊賀越通過時も休息。瑞光寺は小野川上流の正法寺山荘近くに1371年創建・移転。関氏菩提寺。
＜鶴屋脇本陣＞代々、西尾吉兵門で「西尾脇本陣」。二階避面に千鳥破風で派手な意匠。正面に「関まちなみ資料館」西に「川北本陣跡や伊藤本陣」などある。
＜関の山車蔵＞問屋場跡。関神社「関宿祇園夏祭」現在は木崎・北裏・大裏・三番町・四番町の山車。昔は16台。江戸期の日本五大祭（京都祇園・大阪天神・近江長浜・飛騨高山・伊勢関）の1つだった。
＜関の山車蔵＞問屋場跡。関神社「関宿祇園夏祭」現在は木崎・北裏・大裏・三番町・四番町の山車。昔は16台。江戸期の日本五大祭（京都祇園・大阪天神・近江長浜・飛騨高山・伊勢関）の1つだった。
＜関の山＞狭い道に山車がひしめき合い「もうこれ以上は無理」の意味表現が全国に伝播。山車は上部・下部分離、方向転換時は上部だけ廻す。夜祭り絢爛・幽玄。「関の山車会館」が新しくでき山車と歴史的資料展示。
＜関の山＞狭い道に山車がひしめき合い「もうこれ以上は無理」の意味表現が全国に伝播。山車は上部・下部分離、方向転換時は上部だけ廻す。夜祭り絢爛・幽玄。「関の山車会館」が新しくでき山車と歴史的資料展示。
＜伊藤本陣跡＞川北本陣と共に関宿中心的役割。間口11間余、建坪69坪、西隣の表門は唐破風造りの檜皮葺き。残存する街道面は家族居住と大名宿泊の道具置場。
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＜伊藤本陣跡＞川北本陣と共に関宿中心的役割。間口11間余、建坪69坪、西隣の表門は唐破風造りの檜皮葺き。残存する街道面は家族居住と大名宿泊の道具置場。
＜橋爪家＞代々、橋爪市郎兵衛。三百年以上。江戸でも両替商の名家。むくり三角屋根。大阪・鴻池と並び称された。手擦付き二階妻入り建ては明治期改築。
＜玉屋＞「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われる。江戸期旅籠建築として修復。内部に江戸期の道具や庶民の旅に関する歴史資料、浮世絵など展示。日本最初の旅籠資料館。
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＜玉屋＞「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われる。江戸期旅籠建築として修復。内部に江戸期の道具や庶民の旅に関する歴史資料、浮世絵など展示。日本最初の旅籠資料館。
＜関道路元標＞関郵便局。西隣は高札場。東海道・関宿中心地。模造の日本最古のポストなど設置。正面は寛永年間より続く有名な和菓子「関の戸」深川屋。忍者末裔 ・服部伊予保重により考案の餅菓子。
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＜関道路元標＞関郵便局。西隣は高札場。東海道・関宿中心地。模造の日本最古のポストなど設置。正面は寛永年間より続く有名な和菓子「関の戸」深川屋。忍者末裔 ・服部伊予保重により考案の餅菓子。
＜福蔵寺＞信長三男・信孝が父の菩提を弔うため福蔵寺建立計画。後に信孝は秀吉との後継争いで敗れ、知多の野間で自害。家臣・大塚長政が信孝首を福蔵寺に持ち帰り、信孝の菩提寺となる。仇討ち関の小萬の墓も。
＜福蔵寺＞信長三男・信孝が父の菩提を弔うため福蔵寺建立計画。後に信孝は秀吉との後継争いで敗れ、知多の野間で自害。家臣・大塚長政が信孝首を福蔵寺に持ち帰り、信孝の菩提寺となる。仇討ち関の小萬の墓も。
＜地蔵院を見る＞天平13（741）奈良東大寺僧・行基が、流行病から人々を救済するため地蔵菩薩安置・伝。日本最古地蔵菩薩？本堂(1700)・愛染堂(1630)・鐘楼(1644)は国指定重要文化財など関中心地。
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＜地蔵院を見る＞天平13（741）奈良東大寺僧・行基が、流行病から人々を救済するため地蔵菩薩安置・伝。日本最古地蔵菩薩？本堂(1700)・愛染堂(1630)・鐘楼(1644)は国指定重要文化財など関中心地。
＜停車場道の道標＞『関地蔵菩薩瑞像記』には806年に最澄の弟子により地蔵堂建立とある。明治23年(1890)四日市〜草津間の関西鉄道開通時、関停車場(駅)への道として整備された「ステンショ道」へ誘導道標。
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＜停車場道の道標＞『関地蔵菩薩瑞像記』には806年に最澄の弟子により地蔵堂建立とある。明治23年(1890)四日市〜草津間の関西鉄道開通時、関停車場(駅)への道として整備された「ステンショ道」へ誘導道標。
＜地蔵院・鐘楼と明治天皇関行在所石標＞「関の地蔵に振袖着せて奈良の大仏婿に取ろ」現在の宿場の町並み基礎は天正11年（1583年）関盛信の中町町建てに遡るらしい。
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＜地蔵院・鐘楼と明治天皇関行在所石標＞「関の地蔵に振袖着せて奈良の大仏婿に取ろ」現在の宿場の町並み基礎は天正11年（1583年）関盛信の中町町建てに遡るらしい。
＜會津屋＞地蔵院北前。鶴屋・玉屋とともに関宿の大旅籠屋。前名は「山田屋」で小萬の仇討ちの母子が滞在した旅籠。今は手作りおこわと街道そばの店。
＜旧田中家＞質屋・古手屋・金融、山林業・不動産などに従事。子孫は約10年前に関市に寄贈。建物5棟が市有形文化財。多数の古文書残存。代々庄右衛門を名乗り、京都などへ遊学、有名文化人と親交。関の文化興隆。
＜旧田中家＞質屋・古手屋・金融、山林業・不動産などに従事。子孫は約10年前に関市に寄贈。建物5棟が市有形文化財。多数の古文書残存。代々庄右衛門を名乗り、京都などへ遊学、有名文化人と親交。関の文化興隆。
＜西外れより観音山と関富士＞関の城壁遺構（重圈文軒丸瓦など）発掘場所は左の観音山山麓と西追分の間。外郭城壁はそこから鈴鹿川・加太川合流点（加太越奈良道起点）の城山方向にあった？右奥は関ロッジ。
＜西外れより観音山と関富士＞関の城壁遺構（重圈文軒丸瓦など）発掘場所は左の観音山山麓と西追分の間。外郭城壁はそこから鈴鹿川・加太川合流点（加太越奈良道起点）の城山方向にあった？右奥は関ロッジ。
＜南禅寺・井口家＞屋号が南禅寺。関宿西追分の外れ。豆腐料理の料亭。文久の頃の建物、連子格子、塗ごめ中二階で当時料亭の面影を残す。周辺は旅籠が多かったよう。
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＜南禅寺・井口家＞屋号が南禅寺。関宿西追分の外れ。豆腐料理の料亭。文久の頃の建物、連子格子、塗ごめ中二階で当時料亭の面影を残す。周辺は旅籠が多かったよう。
＜西の追分＞道標「ひだり いがやまとみち」東海道と加太越奈良道（大和街道）分岐。東海道は峠途中の坂下宿〜鈴鹿峠越で京都へ19里半（78�辧法２誕星枡擦楼鵬譟粗猯匹悄�886年までは加太越＝東海道だったが・・。
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＜西の追分＞道標「ひだり いがやまとみち」東海道と加太越奈良道（大和街道）分岐。東海道は峠途中の坂下宿〜鈴鹿峠越で京都へ19里半（78�辧法２誕星枡擦楼鵬譟粗猯匹悄�886年までは加太越＝東海道だったが・・。
＜西追分パノラマ＞真っ直ぐが東海道。左が加太越奈良道（大和街道）。関の外郭・北西城壁は一番右（観音山）から交叉点を横切り写真左方面に。写真では見えないが左手の城山153m（新所城跡）まで外郭は続いた。
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＜西追分パノラマ＞真っ直ぐが東海道。左が加太越奈良道（大和街道）。関の外郭・北西城壁は一番右（観音山）から交叉点を横切り写真左方面に。写真では見えないが左手の城山153m（新所城跡）まで外郭は続いた。
＜鈴鹿川と加太川合流点＞大和橋。関外郭南西端。三関は701年創設？で桓武帝が789年廃止。以降も天皇崩御や政変時は関固め？江戸期はここに土橋と富士権現。今でも右に民家に橋越地蔵祠あり。背後は錫杖ヶ岳。
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＜鈴鹿川と加太川合流点＞大和橋。関外郭南西端。三関は701年創設？で桓武帝が789年廃止。以降も天皇崩御や政変時は関固め？江戸期はここに土橋と富士権現。今でも右に民家に橋越地蔵祠あり。背後は錫杖ヶ岳。
＜金場＞道標「右・伊賀 左・越川（えちがわ）」左に降りる加太川~越川橋~越川集落。金場のおばさんによると加太川沿い街道は今より低い川面近くにあり右岸にも渡っていたよう？金場は鐘鋳場で南北朝の頃は鋳場？
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＜金場＞道標「右・伊賀 左・越川（えちがわ）」左に降りる加太川~越川橋~越川集落。金場のおばさんによると加太川沿い街道は今より低い川面近くにあり右岸にも渡っていたよう？金場は鐘鋳場で南北朝の頃は鋳場？
＜旧越川大橋＞新橋東に古風なデザインで旧橋が残る。古代大和街道は加太梶ヶ坂（鍛冶ヶ坂）から向井・越川・久我・福徳・萩原・古厩の加太川・鈴鹿川右岸（現在の名阪道路に沿う）山道も使われていたよう。
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＜旧越川大橋＞新橋東に古風なデザインで旧橋が残る。古代大和街道は加太梶ヶ坂（鍛冶ヶ坂）から向井・越川・久我・福徳・萩原・古厩の加太川・鈴鹿川右岸（現在の名阪道路に沿う）山道も使われていたよう。
＜平ノ沢城跡と南平山＞平ノ沢城は南平山の山裾にあり土塁や石垣が今も残るというが草が繁茂。南北朝時代に楠木正成の曾孫・正盛が落ちのびて築いた？
＜栗の木地蔵と笹ヶ平古墳＞ホウソウ谷の沢筋。大と小の2体。じっと見ると大変緻密で繊細な彫り。付近に「笹ヶ平古墳」鈴鹿川流域では最上部。横穴式石室。7世紀初頭。大和街道との関係。
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＜栗の木地蔵と笹ヶ平古墳＞ホウソウ谷の沢筋。大と小の2体。じっと見ると大変緻密で繊細な彫り。付近に「笹ヶ平古墳」鈴鹿川流域では最上部。横穴式石室。7世紀初頭。大和街道との関係。
＜端山の地蔵＞JRの坊谷隧道を左に見て進むと右に地蔵。1つの自然石にレリーフ状の二体の地蔵。味わい深い。加太川の谷を抜け、前が明るくなり加太市場集落が見えてきて景色が広がる。
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＜端山の地蔵＞JRの坊谷隧道を左に見て進むと右に地蔵。1つの自然石にレリーフ状の二体の地蔵。味わい深い。加太川の谷を抜け、前が明るくなり加太市場集落が見えてきて景色が広がる。
＜牛谷山263m＝城跡＞鹿伏兎城は関氏6代盛政四男・盛宗14C中期に牛谷城構築。鹿伏兎氏を名乗る。7代定好が修築、城郭整備。定好の子・定長が将軍・足利義晴に白鷹献上して「白鷹城」の名も。麓は加太・市場集落。
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＜牛谷山263m＝城跡＞鹿伏兎城は関氏6代盛政四男・盛宗14C中期に牛谷城構築。鹿伏兎氏を名乗る。7代定好が修築、城郭整備。定好の子・定長が将軍・足利義晴に白鷹献上して「白鷹城」の名も。麓は加太・市場集落。
＜全くの自然石の牛谷地蔵＞信長の本能寺の変後の跡目争いで同じ関氏の神戸氏養子・織田（神戸）信孝についた鹿伏兎定義は織田信雄・秀吉方の攻撃を受け城を捨て加太を去った。1583年これで鹿伏兎氏は滅ぶ。
＜全くの自然石の牛谷地蔵＞信長の本能寺の変後の跡目争いで同じ関氏の神戸氏養子・織田（神戸）信孝についた鹿伏兎定義は織田信雄・秀吉方の攻撃を受け城を捨て加太を去った。1583年これで鹿伏兎氏は滅ぶ。
＜停車場道＞大和街道から関西線加太駅への案内道標。加太は駅のある市場（高札場・問屋場・神福寺）と本陣のある板屋（川俣神社）が梶ヶ坂を境に離れている。市場は交易市が開かれ、中世は鹿伏兎城居館があった所。
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＜停車場道＞大和街道から関西線加太駅への案内道標。加太は駅のある市場（高札場・問屋場・神福寺）と本陣のある板屋（川俣神社）が梶ヶ坂を境に離れている。市場は交易市が開かれ、中世は鹿伏兎城居館があった所。
＜JR加太駅から東＞右上の山は仏ヶ平(569)と寒風(461)。特に仏ヶ平は関宿街道上に美しいピラミダブルな三角錐の山容を見せる山。以前に登ったが、南の錫杖ヶ岳や加太の大和街道沿いの眺めが良い。
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＜JR加太駅から東＞右上の山は仏ヶ平(569)と寒風(461)。特に仏ヶ平は関宿街道上に美しいピラミダブルな三角錐の山容を見せる山。以前に登ったが、南の錫杖ヶ岳や加太の大和街道沿いの眺めが良い。
＜神福寺＞鹿伏兎氏菩提寺。鹿伏兎定俊が1394年に創建。寺裏の墓地より鹿伏兎山城（牛谷山）へ繋ぐ。寺自体が鹿伏兎城居館跡の説も。最近の発掘ではもう少し西の問屋場付近（中屋敷）という説も。
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＜神福寺＞鹿伏兎氏菩提寺。鹿伏兎定俊が1394年に創建。寺裏の墓地より鹿伏兎山城（牛谷山）へ繋ぐ。寺自体が鹿伏兎城居館跡の説も。最近の発掘ではもう少し西の問屋場付近（中屋敷）という説も。
＜神福寺＞鹿伏兎と加太は「かぶと」だが、年代的には鹿伏兎の方が古い表記。（猪名部と員弁「いなべ」も同様）鹿伏兎氏は、加太の集落毎に重臣や一族を配置していたらしい。
＜神福寺＞鹿伏兎と加太は「かぶと」だが、年代的には鹿伏兎の方が古い表記。（猪名部と員弁「いなべ」も同様）鹿伏兎氏は、加太の集落毎に重臣や一族を配置していたらしい。
＜15年前に登った写真＞墓地裏から急傾斜道約20分。城主郭は山頂部下の山腹か？ 山頂は5m四方台地状で見張り台？尾根が土塁の役割？曲輪・虎口・土塁など。石積井戸も野面積み石垣なども。
＜15年前に登った写真＞墓地裏から急傾斜道約20分。城主郭は山頂部下の山腹か？ 山頂は5m四方台地状で見張り台？尾根が土塁の役割？曲輪・虎口・土塁など。石積井戸も野面積み石垣なども。
＜15年前写真・鹿伏兎城跡＞解説板。ここから尾根伝いに33体石仏が残る観音山や大岩を乗越ての行者山(347)へと尾根が続く。奥には林道があり梶ヶ坂西へ出る。
＜15年前写真・鹿伏兎城跡＞解説板。ここから尾根伝いに33体石仏が残る観音山や大岩を乗越ての行者山(347)へと尾根が続く。奥には林道があり梶ヶ坂西へ出る。
＜加太・市場＞高札場・問屋場跡。街道は直角左折。2000年にこの周辺で調査実施。加太氏関連の居館跡と考えられる遺跡発掘？6棟の掘立柱建物や土師器皿など。古地図の「御屋敷」「中屋敷」字名も残る。
＜加太・市場＞高札場・問屋場跡。街道は直角左折。2000年にこの周辺で調査実施。加太氏関連の居館跡と考えられる遺跡発掘？6棟の掘立柱建物や土師器皿など。古地図の「御屋敷」「中屋敷」字名も残る。
＜加太・市場＞再び直角曲りでここは右折。桝形。中世遺物は周辺の多くの水田や畑に濃密に散布。南の水田は「ミカド」の字名。館に関わる地名の可能性。ここの南の向井集落には「殿山城跡」や聴川寺。
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＜加太・市場＞再び直角曲りでここは右折。桝形。中世遺物は周辺の多くの水田や畑に濃密に散布。南の水田は「ミカド」の字名。館に関わる地名の可能性。ここの南の向井集落には「殿山城跡」や聴川寺。
＜加太川近くの石仏群＞加太市場の問屋場は明治初年には加太伝馬所、明治5年には加太陸運会社に。明治23年四日市〜柘植間に関西鉄道開通。加太に駅ができたのは明治29年(1896)だった。
＜加太川近くの石仏群＞加太市場の問屋場は明治初年には加太伝馬所、明治5年には加太陸運会社に。明治23年四日市〜柘植間に関西鉄道開通。加太に駅ができたのは明治29年(1896)だった。
＜梶ヶ坂（鍛冶ヶ坂）＞加太川にかかる小橋は一種の沈下橋か流れ橋。写真丘に1544年鹿伏兎定住の居城「鍛冶坂城」。神武集落にあった浄光寺を常光寺とし再建。街道は森の左（鍛冶ヶ坂）越え、森林公園・板屋に続く。
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＜梶ヶ坂（鍛冶ヶ坂）＞加太川にかかる小橋は一種の沈下橋か流れ橋。写真丘に1544年鹿伏兎定住の居城「鍛冶坂城」。神武集落にあった浄光寺を常光寺とし再建。街道は森の左（鍛冶ヶ坂）越え、森林公園・板屋に続く。
＜常光寺＞ 神福寺や聴川寺と同じ臨済宗東福寺派。鹿伏兎氏はどの集落にも同宗派の寺を建て地域支配を強めた？高台の常光寺は鍛冶坂城跡と言える。高台から南東には修験道関連の「錫杖ヶ岳」が全開で美しい。
＜常光寺＞ 神福寺や聴川寺と同じ臨済宗東福寺派。鹿伏兎氏はどの集落にも同宗派の寺を建て地域支配を強めた？高台の常光寺は鍛冶坂城跡と言える。高台から南東には修験道関連の「錫杖ヶ岳」が全開で美しい。
＜地道の梶ヶ坂越＞南へ進むと向井集落で名阪道。名阪が走る所に古代は向井・越川・久我・福徳・古厩の街道があり、鈴鹿川右岸道や関宿や伊勢別街道に繋がる。鈴鹿峠完成以前の斎王群行はこちらを通過か？
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＜地道の梶ヶ坂越＞南へ進むと向井集落で名阪道。名阪が走る所に古代は向井・越川・久我・福徳・古厩の街道があり、鈴鹿川右岸道や関宿や伊勢別街道に繋がる。鈴鹿峠完成以前の斎王群行はこちらを通過か？
＜小石仏が点在の梶ヶ坂越＞向井より南へ山道を上がると「柚之木峠」。南は伊勢芸濃町河内〜伊賀街道長野峠、東は錫杖湖〜伊勢別街道・椋本に連絡。山道を通して中勢豪族・長野氏と戦闘（林城・芸濃町）もあった？
＜小石仏が点在の梶ヶ坂越＞向井より南へ山道を上がると「柚之木峠」。南は伊勢芸濃町河内〜伊賀街道長野峠、東は錫杖湖〜伊勢別街道・椋本に連絡。山道を通して中勢豪族・長野氏と戦闘（林城・芸濃町）もあった？
＜梶ヶ坂越＞先程の鈴鹿川・加太川右岸古代道の話続き。古厩（鈴鹿駅家跡）の近くには8世紀の切山瓦窯もあり、鈴鹿の関城壁に瓦を提供。重圈文軒丸瓦は古厩からも出土、北勢の聖武帝行幸場所にはこの瓦が出土。
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＜梶ヶ坂越＞先程の鈴鹿川・加太川右岸古代道の話続き。古厩（鈴鹿駅家跡）の近くには8世紀の切山瓦窯もあり、鈴鹿の関城壁に瓦を提供。重圈文軒丸瓦は古厩からも出土、北勢の聖武帝行幸場所にはこの瓦が出土。
＜森林パークやまびこの大和街道＞右岸古道の関ヶ丘には「赤坂頓宮跡」説もあり、そう考えると加太越〜梶ヶ坂〜古厩の街道のもつ意味重要。ただ、相当な山道であることが問題だ。壬申隊列はどこを通過したのか？
＜森林パークやまびこの大和街道＞右岸古道の関ヶ丘には「赤坂頓宮跡」説もあり、そう考えると加太越〜梶ヶ坂〜古厩の街道のもつ意味重要。ただ、相当な山道であることが問題だ。壬申隊列はどこを通過したのか？
＜再び25号線＞西を見ると形の良い経塚山(623)。北在家の人々は「御経山」と呼び、山には経塚や石仏が点在。25号北には加太川と関西線が走り、その上は小山で板屋行者山(274)。20年前に登った記録写真が次ぎ。
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＜再び25号線＞西を見ると形の良い経塚山(623)。北在家の人々は「御経山」と呼び、山には経塚や石仏が点在。25号北には加太川と関西線が走り、その上は小山で板屋行者山(274)。20年前に登った記録写真が次ぎ。
＜約20年前写真・板屋行者山の石仏・祠＞確か鹿伏兎城の牛谷山の続きでここに登り、写真の祠と出合った。名阪国道と鹿伏兎板屋集落、霊山から大杣、加太越が本当によく見渡せる場所だった。
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＜約20年前写真・板屋行者山の石仏・祠＞確か鹿伏兎城の牛谷山の続きでここに登り、写真の祠と出合った。名阪国道と鹿伏兎板屋集落、霊山から大杣、加太越が本当によく見渡せる場所だった。
＜約20年前写真・石仏と経塚山＞誰も寄り付きそうもない場所からひたすら加太越や加太集落を見守り続ける石仏を眺めると心が熱くなったのを覚えている。
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＜約20年前写真・石仏と経塚山＞誰も寄り付きそうもない場所からひたすら加太越や加太集落を見守り続ける石仏を眺めると心が熱くなったのを覚えている。
＜鈴原橋・神武道＞想い出を心にしまい歩き出すと「神武道」石標。ここの南の集落「神武」への誘導標識。双鈴ゴルフクラブ関コースの西になる。
＜石仏＞自然石に描かれた2体の石仏。表情や錫杖など細かく美形。少し西に歩くと谷から出て加太板屋集落が見え、加太小学校前にも地蔵(1833)がある。
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＜石仏＞自然石に描かれた2体の石仏。表情や錫杖など細かく美形。少し西に歩くと谷から出て加太板屋集落が見え、加太小学校前にも地蔵(1833)がある。
＜JR屋渕川橋梁＞この後でグループツアーに出合う。街道歩きかと思ったら、「関西線加太・鉄道遺産群見学」ツアーで若い人や女子も多い。説明役は地域の老人。明治大正期の隧道・橋梁が現役で残る貴重な区間。
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＜JR屋渕川橋梁＞この後でグループツアーに出合う。街道歩きかと思ったら、「関西線加太・鉄道遺産群見学」ツアーで若い人や女子も多い。説明役は地域の老人。明治大正期の隧道・橋梁が現役で残る貴重な区間。
＜加太板屋集落＞右奥は加太小学校。郵便局前に石積みの民家。この辺りはお茶屋跡だそうだ。板屋集落北側には鉄道を通すために堰堤が築かれ、煉瓦造の架道橋などが点在。
＜加太板屋集落＞右奥は加太小学校。郵便局前に石積みの民家。この辺りはお茶屋跡だそうだ。板屋集落北側には鉄道を通すために堰堤が築かれ、煉瓦造の架道橋などが点在。
＜本陣跡＞茅葺きトタンの建物は当時の本陣ではないが、加太で唯一残る茅葺家屋。本陣西隣・庄屋屋敷跡西辺には石積み土塁がある。
＜本陣前道標＞上部が折れる「・道」「音吉」。加太の集落には板屋、北在家、中在家、神武、市場、梶ケ坂、向井の七地区。やや孤立して金場、越川、一ツ家。「在家」地名は鎌倉期荘園と関連？
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＜本陣前道標＞上部が折れる「・道」「音吉」。加太の集落には板屋、北在家、中在家、神武、市場、梶ケ坂、向井の七地区。やや孤立して金場、越川、一ツ家。「在家」地名は鎌倉期荘園と関連？
＜名残松＞残り松とカーブを描く大和街道。加太地域は明治期以前はほとんど田畑なく、主に山間僻地産業(木材・麦・薪炭等)に従事。人口は幕末期で約千五百人、明治期〜昭和期も千〜二千人。現在も千人前後。
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＜名残松＞残り松とカーブを描く大和街道。加太地域は明治期以前はほとんど田畑なく、主に山間僻地産業(木材・麦・薪炭等)に従事。人口は幕末期で約千五百人、明治期〜昭和期も千〜二千人。現在も千人前後。
＜川俣城跡・川俣神社＞祭神「大比古命」南北朝時代に鹿伏兎氏が「御霊ヶ丘陣屋」構築。1414年伊勢国司・北畠満雅が城名命名。南朝の佐々木満喬が楠木正盛と落ち延び鹿伏兎忠賀に従い川俣城に。川俣→鹿伏兎→加太？
＜川俣城跡・川俣神社＞祭神「大比古命」南北朝時代に鹿伏兎氏が「御霊ヶ丘陣屋」構築。1414年伊勢国司・北畠満雅が城名命名。南朝の佐々木満喬が楠木正盛と落ち延び鹿伏兎忠賀に従い川俣城に。川俣→鹿伏兎→加太？
＜川俣神社の長い参道と石灯籠＞坂久左衛門が1685年に寄進。社はもとは中在家にあったが洪水頻繁で現在地遷座。中在家は北在家の南にある集落で喜和田川と加太川の間の扇状地状の場所。
＜川俣神社の長い参道と石灯籠＞坂久左衛門が1685年に寄進。社はもとは中在家にあったが洪水頻繁で現在地遷座。中在家は北在家の南にある集落で喜和田川と加太川の間の扇状地状の場所。
＜階段下降＞長い参道の次ぎは極端な下降。禊ぎ場のような谷。自然を使った要塞？落ち込んで再び猛烈な階段上り。V字谷・・。南裏にはゾロ峠や不動滝が源の喜和田川が流れ、中在家地蔵堂辺りで加太川と合流。
＜階段下降＞長い参道の次ぎは極端な下降。禊ぎ場のような谷。自然を使った要塞？落ち込んで再び猛烈な階段上り。V字谷・・。南裏にはゾロ峠や不動滝が源の喜和田川が流れ、中在家地蔵堂辺りで加太川と合流。
＜三人相撲場と本殿＞伊賀・伊勢・近江の三国で草刈場優先権を三人相撲勝負で決めた「加太の三人相撲」伝説。社殿裏に土塁。本殿前「枝垂れ桜」樹齢約六百年の見事な樹木。
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＜三人相撲場と本殿＞伊賀・伊勢・近江の三国で草刈場優先権を三人相撲勝負で決めた「加太の三人相撲」伝説。社殿裏に土塁。本殿前「枝垂れ桜」樹齢約六百年の見事な樹木。
＜川俣神社本殿裏の神木・大杉＞本殿西奥の社叢。樹齢約一千年の御神木や三重県最大級イヌガシや日本最大級サカキなど豊かな森が広がる。
＜JR線と大和街道架道橋＞1890年完成。長さ4.5m、幅15.1m。加太隧道（スィッチバック）へ向かう急勾配を登るために長大な堰堤を建造。
＜石仏：経塚山との関係か＞壬申の乱・伊賀から川曲迄の動き復習。6月24日、横河（名張）にて黒雲。広さ十余丈で天よぎる。これを怪しみ大海人皇子自ら占い「天下が二つに分かれる印。最後に自分が天下を得る」
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＜石仏：経塚山との関係か＞壬申の乱・伊賀から川曲迄の動き復習。6月24日、横河（名張）にて黒雲。広さ十余丈で天よぎる。これを怪しみ大海人皇子自ら占い「天下が二つに分かれる印。最後に自分が天下を得る」
＜レリーフ状石仏＞急ぎ行軍。伊賀郡着。駅家焼く。中山に近づき伊賀国郡司らが軍兵数百を率いて帰服。6月25日莿萩野（伊賀町）着、食事。積殖の山口（柘植）に着くと高市皇子が鹿深越（油日越）で一行に合流。
＜レリーフ状石仏＞急ぎ行軍。伊賀郡着。駅家焼く。中山に近づき伊賀国郡司らが軍兵数百を率いて帰服。6月25日莿萩野（伊賀町）着、食事。積殖の山口（柘植）に着くと高市皇子が鹿深越（油日越）で一行に合流。
＜加太越のU字形曲線・峠近い＞民直大火・赤染造徳足・大蔵直広隅・坂上直国麻呂・古市黒麻呂らが従う。次ぎに、いよいよ大山越え（鈴鹿・加太越え）で伊勢の鈴鹿に至る。
＜加太越のU字形曲線・峠近い＞民直大火・赤染造徳足・大蔵直広隅・坂上直国麻呂・古市黒麻呂らが従う。次ぎに、いよいよ大山越え（鈴鹿・加太越え）で伊勢の鈴鹿に至る。
＜経塚山西採掘場＞鈴鹿到着頃、伊勢国司守・三宅連石床、湯沐令・田中臣足麻呂らが、鈴鹿郡・郡家（関町？か加太？）で出迎え。五百の軍兵を発し、鈴鹿山道の守り固め。川曲の坂本に到着すると日暮れ。復習終了。
＜経塚山西採掘場＞鈴鹿到着頃、伊勢国司守・三宅連石床、湯沐令・田中臣足麻呂らが、鈴鹿郡・郡家（関町？か加太？）で出迎え。五百の軍兵を発し、鈴鹿山道の守り固め。川曲の坂本に到着すると日暮れ。復習終了。
＜東海自然歩道・林道＞不動滝〜ゾロ峠への林道。古代に余野から山に入りゾロ峠や鳥不越峠を越えてここへ出たとか、さらに木原越〜西島越〜鳥越場〜中津川で坂下や沓掛・関に出たという説も。余りに山岳過ぎる？
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＜東海自然歩道・林道＞不動滝〜ゾロ峠への林道。古代に余野から山に入りゾロ峠や鳥不越峠を越えてここへ出たとか、さらに木原越〜西島越〜鳥越場〜中津川で坂下や沓掛・関に出たという説も。余りに山岳過ぎる？
＜旧街道への深い谷＞25号線が凸状になっている場所。旧大和街道は深い谷に降り再び上り返しらしい。その地点「水準点」。古代の鈴鹿の関は、この加太越周辺にあったとする説もある。つまりここが鈴鹿の源なのだ。
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＜旧街道への深い谷＞25号線が凸状になっている場所。旧大和街道は深い谷に降り再び上り返しらしい。その地点「水準点」。古代の鈴鹿の関は、この加太越周辺にあったとする説もある。つまりここが鈴鹿の源なのだ。
＜すぐ加太越・大山越＞鈴鹿の語源「鈴を付けた鹿」伝説。古代はこの辺りが「鈴鹿越・伊勢越・伊賀越」。利用価値のあった最も低い高度の鞍部の峠を指す。登ったことのある人なら分かるがゾロ峠周辺は厳し過ぎる。
＜すぐ加太越・大山越＞鈴鹿の語源「鈴を付けた鹿」伝説。古代はこの辺りが「鈴鹿越・伊勢越・伊賀越」。利用価値のあった最も低い高度の鞍部の峠を指す。登ったことのある人なら分かるがゾロ峠周辺は厳し過ぎる。
＜加太越・伊賀市に入る＞高い法面北上が街道「一ツ家」集落東端。峠手前に沢がありそちらに降りていたのかも。旧街道へ二ヶ所ぐらい北に上がる小道があるが草が繁茂。墓地なども奥に見える。伊勢・伊賀境。
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＜加太越・伊賀市に入る＞高い法面北上が街道「一ツ家」集落東端。峠手前に沢がありそちらに降りていたのかも。旧街道へ二ヶ所ぐらい北に上がる小道があるが草が繁茂。墓地なども奥に見える。伊勢・伊賀境。
＜一ツ家＞大回りして一ツ家跡へ向かうが、獣除けのフェンスが張り巡らされ入れない。昔の旅人宿・伊賀屋・紅葉屋跡や江戸期には十数軒の家があったはず。
＜一ツ家＞現在、一ツ家の街道に残る家は無人の家も含めて4〜5軒か。関町加太に属していたが1956年（昭和31年）に阿山郡柘植町（現・伊賀市）に編入。地域的も柘植に近い場所だ。
＜一ツ家＞現在、一ツ家の街道に残る家は無人の家も含めて4〜5軒か。関町加太に属していたが1956年（昭和31年）に阿山郡柘植町（現・伊賀市）に編入。地域的も柘植に近い場所だ。
＜鴉山池＞大杣池・鴉山池と南に2つの池で柘植川源流。大杣山には役行者像あり。北には再び採石地が旗山山麓に見える。柘植から旗山への登路には熊鷹大神祠。この辺りを古代人は大山と呼んだのか？
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＜鴉山池＞大杣池・鴉山池と南に2つの池で柘植川源流。大杣山には役行者像あり。北には再び採石地が旗山山麓に見える。柘植から旗山への登路には熊鷹大神祠。この辺りを古代人は大山と呼んだのか？
＜分岐・右が大和街道で柘植へ・左は名阪連絡道＞柘植は伊賀市北東端、旧東柘植村。東海道・水口宿三雲より杣川沿いに杣街道（貴生川・甲賀・油日）で倉歴越で柘植。「油日越・鹿深越・与土越」の別名も。
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＜分岐・右が大和街道で柘植へ・左は名阪連絡道＞柘植は伊賀市北東端、旧東柘植村。東海道・水口宿三雲より杣川沿いに杣街道（貴生川・甲賀・油日）で倉歴越で柘植。「油日越・鹿深越・与土越」の別名も。
＜太神宮前の石灯籠＞794年桓武帝の平安京遷都で倉歴越・加太越経由の東海道設定。886年現在の鈴鹿峠経由東海道「阿須波越」が開かれるまで、杣街道は東海道だった。斎王群行はどちらの鈴鹿も通過。
＜太神宮前の石灯籠＞794年桓武帝の平安京遷都で倉歴越・加太越経由の東海道設定。886年現在の鈴鹿峠経由東海道「阿須波越」が開かれるまで、杣街道は東海道だった。斎王群行はどちらの鈴鹿も通過。
＜太神宮＞中の柱石には「天照皇太神宮」と書かれる。伊勢神宮を意識？斎王関係か？
＜大和街道頃の雰囲気を残す岡鼻集落の家々＞伊勢側からの柘植への入口だと言える。
＜左後は霊山・民家後ろは名阪国道・伊賀IC・伊賀ドライブインがある＞芭蕉は伊賀上野の赤坂町が生家と言われるが柘植・伊賀IC西の萬寿院や芭蕉公園（福地城跡）近くで誕生説も。菩提寺は萬寿院で、福地城とも関係？
＜左後は霊山・民家後ろは名阪国道・伊賀IC・伊賀ドライブインがある＞芭蕉は伊賀上野の赤坂町が生家と言われるが柘植・伊賀IC西の萬寿院や芭蕉公園（福地城跡）近くで誕生説も。菩提寺は萬寿院で、福地城とも関係？
＜岡鼻集議所東＞伊賀町内に残る旧大和街道唯一の常夜燈。後ろの霊山(765）には平安〜江戸期の一大寺院跡。奥之院に聖観世音菩薩(1675)安置。石造台座には1295年銘。中腹には霊山寺。山頂からは伊賀・甲賀一望。
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＜岡鼻集議所東＞伊賀町内に残る旧大和街道唯一の常夜燈。後ろの霊山(765）には平安〜江戸期の一大寺院跡。奥之院に聖観世音菩薩(1675)安置。石造台座には1295年銘。中腹には霊山寺。山頂からは伊賀・甲賀一望。
＜岡鼻・小林・勧請縄＞辰巳（南東）方角から福が出たり、疫病神が集落へ進入するの防ぐ呪い。縄が切れていて残念。玉林寺前通過して50号線を渡って柘植集落に入る。
＜岡鼻・小林・勧請縄＞辰巳（南東）方角から福が出たり、疫病神が集落へ進入するの防ぐ呪い。縄が切れていて残念。玉林寺前通過して50号線を渡って柘植集落に入る。
＜元柘植病院の煉瓦塀＞東柘植道路元標辺りまで歩こうかと思ったが、JR関西線柘植駅での時間のことも考え、八幡宮あたりでぼちぼち駅に向かう。
＜柘植より東・油日岳・三国岳・旗山・加太越＞壬申の乱7月2日多品治が三千の兵を莿萩野に駐屯。田中足麻呂軍は倉歴道を守備。5日、田中は倉歴越〜奥余野？合戦で敗戦・逃亡したが、莿萩野の多品治軍は勝利。
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＜柘植より東・油日岳・三国岳・旗山・加太越＞壬申の乱7月2日多品治が三千の兵を莿萩野に駐屯。田中足麻呂軍は倉歴道を守備。5日、田中は倉歴越〜奥余野？合戦で敗戦・逃亡したが、莿萩野の多品治軍は勝利。
感想
前回ここを歩いたのは約15〜20年前だった。壬申の乱の大海人皇子の隊列、平安期前期の東海道・斎王群行などが通った道筋などをあれこれ考えながら今回も楽しく歩いた。
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