三峰山〜鉢伏山 ◆晩秋の爽快トレイル◆

2020年11月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,303m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:37

6:30 三峰茶屋
6:35 6:35 三峰大展望台分岐
6:44 6:45 三峰山
8:14 8:18 二ツ山
8:39 8:39 前二ツ山
9:07 9:08 鉢伏山
9:12 9:21 鉢伏山展望台
9:24 9:24 鉢伏山
9:46 9:46 前二ツ山
11:43 11:56 三峰山
12:03 12:03 三峰大展望台分岐
12:07 三峰茶屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三峰茶屋駐車場（無料/30台）
※現地看板で登山者に向けて「16時に閉門するのでこれまでに戻ってください」と呼びかけられています（実際に閉門されているのかは定かではありませんが）。

■ビーナスライン冬季通行止め
2020年11月25日(水)〜2021年4月20日(火)　八島〜和田峠間は冬季通行止めになります。https://shimosuwaonsen.jp/info/venus/

コース状況／危険箇所等

コースは明瞭、歩きやすい道です。
この時期は落葉を踏みますので霜が降りた朝や雨の翌日など、濡れている落葉はスリップ注意です。

写真

11/8 6:29

スタート時はガスの中、眺望もまったくありませんでしたが・・・

11/8 6:34

三峰山へ登っていく途中でガスが切れました。

11/8 6:36

北東方面、雲海を湛えて幻想的な風景。

11/8 6:36

背後から朝陽が上がってきました。

11/8 6:38

正面の三峰山は真っ赤に。

11/8 6:42

駐車場から15分で三峰山登頂です。もちろん誰もいません。

11/8 6:41

浅間山〜湯の丸方面

11/8 6:42

蓼科山〜八ヶ岳は逆光と雲の中

11/8 6:43

ガスが切れて諏訪湖が見えてきました。

11/8 6:43

中央アルプス。2週間前に雪を踏んだ経ヶ岳は融けた感じですね。

11/8 6:44

御嶽山も一時より雪が減ったみたい。

11/8 6:44

乗鞍岳

11/8 6:44

槍〜穂高が朝陽を受けて輝いていました。

11/8 6:44

後立山は微妙な雲の中

11/8 6:44

こちらは扉峠への縦走路。いつか美ヶ原方面へ赤線を延ばしてみましょう。

11/8 6:45

このあと向かう二ツ山（正面）と鉢伏山（右）

11/8 6:59

歩きやすいコースですが、日陰の落葉は濡れているのでスリップ注意です。

11/8 7:06

所々にこの案内表示があり、目安になります。

11/8 7:26

三峰山を下ってから二ツ山への取り付きまでは平坦なトラバース。

11/8 7:43

そして二ツ山へ取り付くと、いきなりの急登です。

11/8 7:52

花のないこの時期、道脇のコケに癒され、励まされます。

11/8 8:01

広葉樹の林がシラカバに変わりました。

11/8 8:07

振り返って、下りてきた三峰山。

11/8 8:09

二ツ山のピークは分岐点からやや逸れた場所にあります。

11/8 8:20

二ツ山を後に、しばらく進むと目の前にこの風景。気持ちのいいトレイルです。

11/8 8:30

そして右手（北側）には美ヶ原。こんなに存在感のある美ヶ原を観たのは初めてかも。

11/8 8:18

アンテナ群もくっきり。

11/8 8:34

ここは新緑の時期もぜったい気持ちいいですよね！

11/8 8:37

鉢伏山が近づいてきました。

11/8 8:46

この辺りは地面も乾いていて、歩きやすいです。

11/8 9:04

鉢伏山（1,928m）山頂

11/8 9:05

祠にお参りして・・・

11/8 9:07

展望台に向かいましたが、老朽化で上部には上がれませんでした。

11/8 9:07

諏訪湖

11/8 9:08

松本〜安曇野平。奥の北アルプスは雲が微妙にかかって、山座同定ができませんでした。

11/8 9:31

この景色に向かって、復路を行きます。

11/8 9:43

手前＝二ツ山、奥＝三峰山

11/8 9:46

復路でも、美ヶ原が素晴らしい。

11/8 10:16

往きは激登りだった坂を復路では下ります。落葉が乾いていて助かりました。

11/8 10:56

林の向こうに三峰山。登り返さなくてはいけないのは・・・うん、わかっているよ。

11/8 11:30

標高差300mほどを再び上げていきます。

11/8 11:34

振り返って二ツ山と鉢伏山

11/8 11:40

本日2度目の三峰山頂。八ヶ岳方面もガスが取れました。

11/8 11:40

蓼科山

11/8 11:40

八ヶ岳（天狗岳〜編笠山）

11/8 11:56

右手前＝鷲ヶ峰、中央＝車山、左奥＝八ヶ岳

11/8 12:02

朝は自車1台だった駐車場も観光のお客さんで賑わっていました。

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

感想

yoisa

雪山に入る前に、20kmくらいのロングをもう一度歩きたい。前日が雨だったことから標高1,800mあたりなら大丈夫だろうと候補をいくつか挙げ、Q_Bさんが6月に歩かれた「三峰山〜鉢伏山」のルートを追わせていただきました。

今年の春は地元・八ヶ岳やアルプスへの入山ができず、車山や鷲ヶ峰〜和田峠、三峰山あたりを歩く機会が多くありました。これらは今まで歩いていなかった地元の山に触れる機会にもなりました。今回は三峰山までの赤線を鉢伏山まで伸ばすルートです。
朝6時30分に三峰茶屋の駐車場を出発。ビーナスラインを運転してくる間もすっかりガスの中、歩き始めてもしばらくはその様相でしたが、やがてガスが切れてきました。北東の浅間山方面が雲海を湛えて幻想的な風景、そして背後から朝陽が昇ると正面の三峰山が真っ赤に焼けて迎えてくれました。
5月以来の三峰山頂に立つと、ここからは未知の領域、二ツ山・鉢伏山へと進みます。三峰山からはまずぐんぐん下降、「山登り」でなく「山下り」からスタートの印象です。さらに下り終えると平坦なトラバース、やっと二ツ山の登りにかかったのはスタートから4km歩いた地点でした。なかなかの急登を一気に登ります。広葉樹がカラマツに、そしてシラカバへと変わったところで二ツ山山頂に着きました。
鉢伏山へ向かって進むと、目の前が一気に開けました。青空の下に拡がる高原の丘陵、本当に気持ちのいいトレイルです。そして北側には美ヶ原を一望。
ここから鉢伏山頂までは気持ちのいいコースです。山頂でコーヒーを淹れ、雲がかかり気味の北アルプス方面を眺めながら一服としました。
復路は同じコースを戻ります。標高グラフが示すとおり、かなり変則的なアップダウンで最後の三峰山への登り返しは足に堪えます。何とか登って2度目の山頂でお昼ごはん、そして駐車場へ戻りました。

冬山前のロングトレイルは大満足でした。秋の空気もよかったですが、きっと春（初夏）も気持ちいいはずです。
参考にさせていただいた（6月に歩かれている）Q_Bさんの元レコはこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2374967.html

コメント

Q_B

まさに爽快！
こんにちは、yoisaさん
自分が歩いたときのこと思い起こさせていただきながらレコ拝見しました。
お写真拝見するだけでも爽快さが蘇ってきます。
yoisaさんが楽しく歩かれた様子が目に浮かぶ素敵なレコです。

ことしはコロナ禍の”おかげ”でこのエリアをたくさん歩きました。
yoisaさんの表現を少々お借りすれば「青空の下に広がる高原の丘陵を結ぶ気持ちの良いロングトレイル」ですよね。

素敵なレコ拝見させていただきありがとうございました。
私のレコのリンクまで張っていただき恐縮です。

yoisa

Re: まさに爽快！
Q_Bさん、こんにちは。コメントありがとうございます(^^)
最近は「次、どこ歩こうかな〜」と考えながら、Q_Bさんの「マップ」拝見していることが多いです。実はこの日もう一つの候補が「三ッ峠山・清八山・御坂山・黒岳 + 天下茶屋☆歩きごたえの周回コース」でした
おっしゃられる通り、コロナ禍の”おかげ”でお互いこのエリアをたくさん歩きましたね。これまでは「低山」と見過ごしていた山々やエリアの魅力を再発見できた機会でもありました。
二ッ山から鉢伏山は本当に爽快なロングトレイルでした！歩く道も望む美ヶ原も。素敵なコースのご案内ありがとうございました。
「16時閉門」を気にして急がれたQ_Bさんの「0.4〜0.5」はすごい！と思いましたが、ちょっと速足で歩いた私も同じくらいになりました（笑）ここのCTはかなり甘いですね