釜伏山

2020年11月08日(日) [日帰り]

• GPS: 03:56
• 距離: 16.3km
• 登り: 620m
• 下り: 576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:23
• 合計: 3:55

9:43 寄居駅
9:49 9:49 太子堂
9:59 9:59 鉢形城公園
10:20 10:20 常光寺
11:02 11:15 中間平
11:43 11:43 釜伏峠
11:48 11:49 釜山神社
11:58 12:06 釜伏山
12:29 12:30 塞神峠
13:14 13:14 金石水管橋
13:38 長瀞駅

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

■行き
寄居駅（南口）から徒歩。

■帰り
長瀞駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

「釜伏山」と書かれた標識は一つもないので、道迷いに注意して下さい。

その他周辺情報

下山後に熊谷駅の台湾料理美食軒で麻婆豆腐定食（580円）を頂きました。

写真

11/8 9:41

今日のスタート地点は寄居駅の南口です。寄居駅南口周辺は駅前ロータリーの再開発中で、駅前にあった観光案内所（兼物産館）も無くなっていました。

11/8 9:47

今日は暖かいので、バラの花も元気そうに見えます。

11/8 9:50

荒川。都心部を流れている下流部とは違い、とても綺麗な川です。

11/8 9:52

荒川の冷気が当たるためか、荒川の川岸では紅葉が少し早く進んでいるようです。

11/8 9:52

鉢形城跡。土塁や空堀、曲輪などの遺構が残されています。

11/8 9:53

鉢形城跡の紅葉も良いですね。

11/8 9:56

こちらはハゼノキ。葉が羽状複葉で真っ赤に紅葉するので、「低山のナナカマド」という感じです。

11/8 10:00

「中間平」という地点を目指して、鉢形城跡から西へと向かいます。

11/8 10:05

路傍のキクは花盛り！

11/8 10:07

民家の庭先に真っ赤なモミジを発見。遠くから見ても目立つほど鮮やかな色でした。

11/8 10:11

ここで八高線の線路を渡ります。

11/8 10:12

北側に見える山は鐘撞堂山でしょうか？

11/8 10:14

サザンカはこれから花盛りを迎えそうです。

11/8 10:19

ドウダンツツジの紅葉は、コクのある赤。

11/8 10:20

寄居町の花はカタクリなので、マンホールもカタクリをモチーフにしているようです。

11/8 10:21

ここで中間平と書かれた標識が出てきました。

11/8 10:30

先程の標識を過ぎて少し登ると平坦地が広がりますが、この辺りは全て耕作放棄地のようです。耕せば良い圃場になりそうなのでもったいないですね...

11/8 10:34

林内に入っても、まだまだ車道は続きます(汗)

11/8 10:35

事前調査が不足していたため、寄居駅から中間平まで6kmほどあると知って驚きました(笑)

11/8 10:41

釜伏山の山頂近くまで、ずっと舗装路が続きます。

11/8 10:59

ここが中間平。丘の上には立派な展望塔もありますが、駐車場近くにもベンチ・あずまや・トイレなどがありました。

11/8 11:01

駐車場近くの「展望デッキ」からの一枚。晴れ渡っていれば筑波山なども見えたかもしれません。

11/8 11:03

今日のお昼は節約モードです(笑)

11/8 11:16

展望デッキで景色を楽しんだ後、再び釜伏山に向かって出発しました。

11/8 11:19

車道脇には比較的新しい崩壊地があったので、写真を撮った後足早に通過しました。

11/8 11:24

この分岐点では、日本の里（やまとのさと）と逆の左側の道に進みます。

11/8 11:24

サラシナショウマ。花序の形が試験管を洗うブラシのようです。

11/8 11:30

半日陰ではノコンギクがまだ頑張って花を咲かせていました。

11/8 11:34

関所跡。関所の遺構が全く残されていないのに、関所の場所が分かっているのが不思議です。

11/8 11:43

釜山神社の入口に到着。写真中央の舗装路を進んでいくと...

11/8 11:48

釜山神社の拝殿に到着。ここで参拝した後、拝殿の左脇の山道へと入っていきます。

11/8 11:49

釜伏山は変成岩の一種、蛇紋岩で出来ているんですね。

11/8 11:50

この標識に到着したら、写真奥の方へ進んで奥の院（釜伏山山頂）に向かいます。

11/8 11:52

山頂手前には黄葉したコナラ林がありましたが、曇天で上手く撮れませんでした(汗)

11/8 11:53

山頂へは一旦下った後...

11/8 11:55

岩の露出した道を登っていきますが、危険な箇所はありませんでした。

11/8 12:02

釜伏山の山頂に到着！

11/8 12:03

これは変わった顔の狛犬ですね...

11/8 12:03

山頂から御荷鉾山がチラリ。

11/8 12:06

コウヤボウキ。釜伏山の山頂付近は土壌が非常に薄いので、下草はコウヤボウキ、ミツバツツジ、コゴメウツギなど乾燥に強い低木ばかりでした。

11/8 12:12

今度は塞神峠（さいじんとうげ）に向かって下山していきます。

11/8 12:15

塞神峠へ向かう途中、黄葉を楽しめるポイントもありましたが...

11/8 12:17

あっという間に車道に降りてしまいました。ここから塞神峠まではずっと車道歩きとなります。

11/8 12:24

またまた御荷鉾山がチラリ。

11/8 12:25

トネアザミ（タイアザミ）。もう花期の終盤ですが、まだフレッシュな花が残っていました。

11/8 12:29

塞神峠。自転車が置いてあったので、サイクリスト界隈ではちょっとした名所なのかもしれません。

11/8 12:29

塞神峠からは車道を使わず、山道で下山します。

11/8 12:30

山道に入るとすぐに石像がありました。この山道の先には大鉢形集落と風布（ふうぷ）集落があるので、ここは昔からの峠道だったのでしょう。

11/8 12:32

塞神峠〜大鉢形集落間の道は踏み跡が明瞭なので、迷うことはありません。

11/8 12:37

再び舗装路になった所が大鉢形集落です。ここから長瀞駅まで車道歩きとなります。

11/8 12:44

普通の舗装路が続きますが、道の端は苔むしていて滑りやすいので要注意です。

11/8 12:46

この黒っぽい岩が蛇紋岩なのでしょうか？

11/8 12:49

色づき始めたダンコウバイ。来週には黄金色に染まっていそうです。

11/8 13:01

ヤマノイモ。今日は山中で芋掘りしている方を見かけました。

11/8 13:04

ようやく街道（県道82号線）まで降りてきました。ここからは市街地の散策となります。

11/8 13:05

真っ赤に紅葉したハナミズキ。

11/8 13:07

下山すると晴れてくるのが不思議です(笑)

11/8 13:12

荒川を渡る金石水管橋からは、今日一番の紅葉を見られました。

11/8 13:13

荒川と奥武蔵の山々。いつかあの稜線も縦走してみたいです。

11/8 13:14

金石水管橋を渡って振り返ると、川沿いだけ紅葉が進んでいるのがよく分かります。

11/8 13:16

ここで秩父鉄道の線路を渡って、国道140号線に沿って南下します。

11/8 13:18

イチジクの実はまだ青いものが多かったですが...

11/8 13:19

近くのコキアは真っ赤に色づいていました。

11/8 13:25

古民家風の店舗の豆腐屋はかなり繁盛しているようでした。

11/8 13:27

作業場の奥に生えているケヤキが綺麗に黄葉していました。

11/8 13:28

粘り強く咲き続けるアサガオ。

11/8 13:29

日本でもトゥクトゥクを借りられるお店があるんですね。

11/8 13:34

長瀞駅前の交差点では、宝登山神社方面から徒歩で長瀞駅方面に降りてくる方が多数いました。

11/8 13:44

長瀞駅にゴールイン。

11/8 15:18

締めは熊谷駅の駅ビルにある台湾料理美食軒で、麻婆豆腐定食を頂きました。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

装備

個人装備

ソフトシェル フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
簑山（美の山）から伸びている赤線が孤立していたので、これを鐘撞堂山・官ノ倉山などに繋がっている大きな赤線に繋げられるルートを考えた結果、寄居駅から釜伏山経由で長瀞駅まで歩くルートを計画しました。
ルートは9割方車道ですが、釜伏山の山頂周辺は岩が露出していて少しだけ登山気分を味わえました。
また、当初は人工林ばかりだろうと考えていたので紅葉は全く期待していませんでしたが、鉢形城跡・釜伏山の山頂周辺・金石水管橋などで良い状態の紅葉を楽しめました。

[展望・景色]
・中間平：熊谷方面が開けているので、ベンチやあずまやで休憩しながら展望が楽しめます。
・釜伏山：木々の間から御荷鉾山などが見えました。

[動植物]
標高600m弱の釜伏山山頂では、もう葉が散ってしまった木（サクラ類）、色付いている木（コナラなど）、まだ緑葉の木、紅葉を通り越して葉が萎れてしまった木（ミツバツツジなど）など様々でした。
荒川一帯ではマガモの群れやセグロセキレイを見かけたほか、釜伏山一帯ではガビチョウ、カワラヒワ、シジュウカラなどを見かけました。

[飲食・お土産]
長瀞駅前の土産物屋で、地元産のコンニャクとしゃくし菜漬けを買いました。
コンニャクはさっそく煮物に使いましたが、とても美味しかったです。

[その他]
長瀞駅周辺だけ異様なほど混雑していて驚きましたが、この土日に長瀞駅周辺で何かイベントがあったのかもしれません。