593 蒜山三山縦走(上蒜山→下蒜山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:45
天候 | 快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下蒜山登山口(犬挟峠)13:40→13:50蒜山やつか温泉快湯館 蒜山やつか温泉快湯館15:00→16:30岡山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払いされ整備良好だが、鎖は要らないと思う。長すぎるし、重いし・・・。 全体として滑りやすいので注意。 |
その他周辺情報 | 蒜山やつか温泉快湯館 ホームページに割引券あり(760円→600円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
サンライズ出雲号で行く中国地方の山旅、2座目は岡山の蒜山である。しかも今回はレンタカー2台を使った、双方向からの縦走。つまり、クルマの回収のために余計に歩く必要がないのだ。
前日の雨も上がり、夜明け前の6時に皆生温泉を出発。高速道路の車中から昨日姿の見えなかった大山が朝焼けの中、黒いシルエットとなって望める。
蒜山インターチェンジで高速を降り、皆生温泉から1時間程で、上蒜山の駐車場に到着。あとで聞いたら、下蒜山先回りの組もほぼ同じころに到着したようだ。
kokudoのグループは上蒜山先回り。まずは牧場内を通り抜ける。途中馬や蒜山名物のジャージー牛の放牧される中を道標に従って進んでいく。なお、牧柵には電流が流れているので注意しなければならない。あとで聞いたがFさんは感電したとのこと。
駐車場から20分弱で、牧場と森の境に到着。いよいよここからが本番である。
2合目までは、針葉樹帯の斜面の直登であるが、そこから上は広葉樹の尾根に変わる。紅葉がきれいだ。そして今日は天気も良い。昨日、皆に見られなかった笑顔がこぼれる。
樹高がどんどん低くなり、展望が開けていく。眼下に広がる蒜山高原。行く手の山もはっきりとその姿を見せてくれる。雄大な展望がイイ。
急登をこなしているうちに、2時間ちょっとで上蒜山の最高峰に到着。ちょっと気が茂り展望はさほどでもない。
一休みしてから、三角点を目指す。こちらも刈り払いがなされていて困難な箇所もなく5分程で到着。見事に三角点まで刈り払いされていて、その先は踏み跡程度といった感じ。ただ、刈り払いされて間がないのか、刈り取った笹の元気が良く、切り株?が結構硬くて踏むと痛い。しかし、刈り払いされているおかげでこうして三角点が拝めるのだから感謝しなくてはいけない。
三角点から戻ると、今日初めて他の登山者とすれ違い、この後ぽつりぽつりとすれちがいがある。やはり天気がイイと登山者も多い。だが、関東地方のような混雑ぶりではない(この後、渋滞を体験することになるとは、この時は思っていなかった。)
中蒜山へは、一気に200m以上下って、150m近く登り返す。
下りは黒土が滑りやすく、慎重に進む。鎖がついているが、それがいる感じではない。一本一本の鎖が長すぎて重いので、持ちにくいし、一人が使ったら、後続はだいぶ待つことになってしまう。
下りきってから、中蒜山への登り返しもきつい・・・だが、中蒜山の展望は素晴らしかった。上蒜山と下蒜山の両方、さらに蒜山高原が眼下に広がる。山頂広場も広く、5,6人が止まれる避難小屋(焚火も可能)がある。
計画ではここで、下蒜山スタート組とすれ違う見込みであったが・・・おっ、遠くに見えるは下蒜山スタート組。こちらの到着後、5分ほどで無事出合えた。
予定された出合いでも、山で仲間に会うとやはりうれしい。向こうのチームもみんな笑顔だ。全員で記念写真を撮り、忘れないうちに車のキーを交換し、駐車場所の情報を伝え合って、それぞれの目的地に向けて再び出発。
中蒜山からは再びの急降下。ここも泥で滑りやすい。そして、一気に200メートル下り、フングリタワから再び200メートル登る。登り返しは少しは緩やかになったものの、やっぱりきつい。
雑木林の途中の紅葉はきれいであったし、中蒜山も結構立派な山体を見せてくれている。
そしてようやく下蒜山に到着。山頂の眺めは良く、上蒜山、中蒜山と今日辿って来た山並みが一望である。そして、上蒜山の北側奥に見えるはずの大山は、やはり雲の中で見えなかった。当たらなくて良い悪い天気は予報はよく当たる・・・
ここでも記念写真を撮ってから下山開始。
下蒜山からも、急降下していくが、犬挟峠も向けて、ビロードのような、猫の背の様なきれいな草原が延々と続いていた。
元から木が生えていないのか、それとも伐採してしまったのかわからないが、とにかくきれいだ。
そんな景色を眺めながら気持ちよく下っていたが、前にノロノロの団体さんがいて
、前に進まない・・・。遅いうえに大人数・・・
勾配が緩くなったところで先に行かせてもらい、例の猫の背の草原を下る。この草原は笹とススキが混ざって生えているようで、常緑の笹がある割には、黄色が目立っている。
雲居平で振り返るとピラミダルな感じの山体がこれまたカッコイイ! 下蒜山先回り組は朝の内は雲海が見えたそうだが、どんあかんじだったのだろうか。
ぐんぐん下っているうちに、犬挟峠(下蒜山登山口)に到着。
東屋の横に10台ほど停められそうなスペースと向かいの火葬場のトイレが使用可能。清涼飲料水の自販機もあった。
さあ、お風呂だ、オフロだぁ。下山後の温泉は「蒜山やつか温泉快湯館」
犬挟峠からクルマでなら10分かからない。
ホームページにあった割引券で入浴料は600円。
こじんまりとしているが、露天風呂もあって休憩室もあってなかなか良い。
風呂上がりにジャージー牛乳でのどを潤していると、風呂の早いT氏とK氏は食べ物を求め、ドライブに行ったそう。
聞けば、名物「ひるぜん焼そば」は40分待ちで諦めたとのこと。
風呂から上がったら、後は岡山目指して一直線。高速を乗り継いでいくが、高橋あたりからけっこう交通量が多く、やや渋滞気味。対面通行を片側2車線にする工事が進められていた。
岡山インターで下りて、53号線バイパスを岡山駅に向かって進む。しかしバイパスの割にはガソリンスタンドがない。カーナビとにらめっこしながら、ようやく一寸国道から外れた所にガソリンスタンドを発見。セルフスタンドで繁盛している。
そこから10分程で岡山駅に到着。もう一台の車は、ガソリンスタンドがにh使用日休みだったり、潰れていたりで結局現金精算。こんなに大きな町でもガソリンスタンドが見当たらなくなっているとは・・
この後は駅ビルで打ち上げをして、予定の18時半ののぞみ号で帰京した。
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