千曲川源流を訪ねて。甲武信・三宝山。毛木平からの周回。

2020年11月08日(日) [日帰り]

• GPS: 09:49
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,362m
• 下り: 1,362m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:48

6:09 毛木平
6:37 6:37 大山衹神社
6:52 6:54 慰霊碑
7:42 7:42 なめ滝
8:55 9:17 千曲川・信濃川水源地標
9:34 9:35 2353m地点
9:57 10:17 甲武信ヶ岳
11:11 11:45 三宝岩
11:49 11:51 三宝山
12:27 12:28 尻岩
12:44 12:46 武信白岩山
13:06 13:07 武信白岩山北峰
13:45 13:51 大山
14:15 14:34 十文字小屋
14:37 14:37 十文字峠
15:33 15:33 水場(五里観音)
15:57 15:57 毛木平
15:57 ゴール地点

歩数　38668歩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毛木平駐車場。
舗装された広い駐車場。
60台駐車可。
トイレあり（手洗い水は出るが飲料水はありません）自販機等もナシ。
登山ポストあり。

関東からだと、以前は中央道経由で行っていましたが、中部縦貫道がだいぶん出来ていますので、上信越道から行ったほうが渋滞が無くて早いです。

コース状況／危険箇所等

◆千曲川源流遊歩道
西沢沿いに作られた緩やかで整備の良い遊歩道。
所々崩れたのか道が架け替えられたような形跡がありましたが、旧道はグリーンロープもしくはトラロープでふさがれているため間違えて入ることはないと思われます。
沢の終わるところに「千曲川・信濃川水源地碑」あり。
ちょっとした休憩スペースになっていますし、そこから沢に降りて、湧き出し口から水を汲めるようになっています。
大量の水が地面からこんこんと湧き出していました。

源流碑からしばらく、急登を登ると尾根に出ます。
ゆるゆる歩いていくとまもなく甲武信山頂。
西側（南アルプス、八ヶ岳方面）の展望がとても良いです。

◆甲武信から十文字小屋
まずは、埼玉県最高峰「三宝山」へ
三宝山自体は全く無展望のピークですが、手前の三方岩は大展望です。
道標などはなく、薄い踏み跡をたどっていきます。
あまり知られておらず、行く人も少ないため静かに過ごせることが多いです。
道を見つけられたらぜひ寄ってみてください。
三宝山から十文字小屋まで、アップダウンを繰り返しなかなかにハードなコースです。
武信白岩山付近、鎖が続きます。
白岩山自体は登攀禁止。
基本ずっと樹林帯ですが、ところどころ展望あり。
十文字小屋にはきれいなトイレがありますが、土足禁止。一回200円です。

◆十文字小屋から毛木平
激下り。後半は沢沿いの道。
沢付近で道を間違えないよう注意。
最後に大きな橋を渡ると最初に通った道と合流し、すぐに毛木平駐車場に出ます。

その他周辺情報

海ノ口温泉「和泉館」さんのお風呂を使わせていただきました。
外来入浴５００円でした。

写真

11/7 14:06

土曜日は、荒船風穴に来てみました。

11/7 14:37

風穴はやっぱり夏の暑い時に来たほうがありがたいなあ。

11/7 14:57

その上の神津牧場まで歩いてみた。

11/7 15:16

ジャージー牛乳いただき。
500ml300円なり〜〜〜

11/7 15:24

神津牧場のキャンプ場。
五右衛門風呂あり。
自分で沸かせば無料で入れるらしいですよ〜〜〜

11/7 15:30

カッパ発見。

11/7 16:14

牛の行進にバッチリ遭遇した。

11/7 16:16

ひゃ〜〜〜すごい〜〜〜

11/7 16:21

はぐれ牛もしっかり戻す飼育員さん。

11/8 6:08

翌朝です。
毛木平駐車場。
広いしトイレも完備。水は手洗い水しか無いです。

11/8 6:08

ここからスタート

11/8 6:17

約10分くらい歩くと分岐。
今回は右から進んで、左から戻ってきます。

11/8 6:32

千曲川源流まで4km

11/8 6:32

安全祈願

11/8 6:36

間違えそうなところにはしっかりロープが張ってありますので安心して進んでください。

11/8 6:42

岩室？

11/8 6:55

紅葉はもう終わって葉っぱも散っていたが苔がきれい。

11/8 7:02

ダケカンバの白い幹と青空と白い雲と。

11/8 7:27

季節外れの蝶々が動くことも出来ず苔の上にいた。

11/8 7:30

渡渉とまではいかないけど、何度か水の流れを越えていきます。

11/8 7:45

ナメ滝

11/8 7:53

あと1.8km
この辺、少し斜度が出る。

11/8 8:03

いろいろな苔がきれいだった。

11/8 8:12

登山道ではありません。
遊歩道です。

11/8 8:16

沢を渡って対岸へ

11/8 8:16

とにかく苔が美しい道。

11/8 8:27

崩れたのか、ここだけちょっと危険個所。

11/8 8:35

ふかふか

11/8 8:41

水の流れが美しい

11/8 8:41

もう少しだ。

11/8 8:47

水の流れがだんだん細くなります。

11/8 8:50

もこもこ苔たち

11/8 8:54

着きました
千曲川、信濃川の水源。
気温6.1度。湿度74％

11/8 9:09

碑の後ろ側に沢に降りる道がある。

11/8 9:12

大地からこんこんと湧き出す美しい水。

11/8 9:31

ここからしばらく道がえぐれた急登。

11/8 9:33

すぐに尾根に乗ります。

11/8 9:37

甲武信に向かいます。
樹林帯の穏やかな道。

11/8 9:40

いきなり視界が開けた。
富士山ドドーン！！

11/8 9:42

山頂あそこですね。
このガレ場は登山道から少し入ります。
眺めが良いので立ち寄ってね。

11/8 9:51

着いたかな？

11/8 9:53

来た道を背負って。

11/8 9:56

とうちゃ〜〜く。

11/8 10:00

左奥に白根三山、真ん中、国師と金峰かな？
右に甲斐駒。

11/8 10:00

富士山でっかい

11/8 10:11

八ヶ岳。
まだ雪ついてないですね。

11/8 10:11

こちら今から行く三宝山です。
すごく地味なお山だけど埼玉県最高峰（笑）
あそこ無展望です。
手前に見えてる三宝岩が好展望なのであそこでご飯食べることにしましょう。

11/8 10:14

さあ、この大展望に別れを告げて・・・

11/8 10:16

十文字峠方面にスタート。

11/8 10:29

地味な道が続きます。

11/8 10:45

振り返る甲武信もすごく地味（笑）
あ、富士山がちょうど重なってる。

11/8 11:45

三宝岩へは案内板などはありません。
こんな感じの薄い踏み跡が何か所かありますのでたどってみて。

11/8 10:50

藪っぽいのはほんの少しだけで、すぐに開けます。

11/8 10:52

登った！！

11/8 10:55

絶景

11/8 10:55

誰もいなかった。
この風景貸し切りです。

11/8 10:56

仙丈、甲斐駒、鋸
白いのは仙丈のカールかな？

11/8 11:05

お昼ごはん。
この時期は奇をてらってオシャレなものを作るより、素直にカップラが一番うまいのだ（笑）手早く温かいが一番。

11/8 11:27

食後のコーヒーは岩の上で。
源流の水で淹れました。

11/8 11:48

そして、とても地味な三宝山山頂。

11/8 11:48

埼玉県最高峰ですので埼玉ポーズで。

11/8 12:16

ここから激下っていく。

11/8 12:25

尻岩

11/8 12:34

今度は激登り。

11/8 12:34

ガンガン登る。

11/8 12:46

なんとなく薄い踏み跡があったので、2280ピークを踏みに行ってみた。超地味だった（笑）

11/8 12:54

ハシゴとか出てきます。

11/8 12:55

イワイワしてきた。

11/8 12:56

おお、なんかキレイ。
奥武蔵の雨乞岩的な・・・・。

11/8 12:56

見えた。
あそこが武信白岩山だね。

11/8 12:58

鎖とか根っことか・・・

11/8 13:01

白岩山直下に来るも、ぐるりとロープが張り巡らされて入れなかった。

11/8 13:04

完全に登山禁止となっているらしい。
事故でもあったんかな？

11/8 13:16

シャクナゲの道を歩いていくと

11/8 13:41

眺めのいい小ピークに出る。
登ったり下ったりなかなか忍耐のいる尾根道である。

11/8 13:44

このピークから先は・・・・

11/8 13:49

鎖が続くんでストックはしまいました。

11/8 13:50

ドンドン降りる

11/8 13:51

まだまだ降りる

11/8 13:58

ずんずん先へ行ってしまったダンナに追いつこうとピッチあげるも、いつまでたっても追いつかず・・・？？？
あれ？そんなに早く歩く人だったっけ？

11/8 14:13

？？？？十文字小屋に着いちゃった・・・
ここにもいない・・・

11/8 14:35

処々の事情で人目に付かない藪の中に潜り込んでいたようです（笑）20分ほど待ってやっと降りてきた。
ここにきれいなトイレがあるのでお借りしようと行ってみたが土足禁止でめんどくさかったからやめた。毛木平にトイレあるし。

11/8 15:28

ここからも激下りだった。
見えにくいけど九十九折れの道が付いてます。

11/8 15:29

アーベントタイムが近い。

11/8 15:33

滝があった。

11/8 15:45

橋を渡ると・・・

11/8 15:48

最初の道に合流します。

11/8 15:54

ゴール

11/8 16:34

夕日を見ながら、小海町方面へ走る。

11/8 17:04

海ノ口温泉で汗を流した。
地元のおばちゃんたちの「たまり婆」になってる感じのお風呂でした（笑）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

tekutekugo

紅葉もほぼほぼ終わったことだし何処へ行くか。
谷底ならまだ残ってるかもよ？って谷あいを歩く道を候補に挙げてみた。
ダンナは中津川林道チャリハイクとか挙げたけど、どうしようかな・・・・
その辺の地図を広げてみてたら・・・あ、千曲川遊歩道・・・・
ここ以前から行ってみたかったとこなの・・・
ここにしたいな〜〜〜って言って了解を得たのでここに決定。
源流ってなんかロマンだよね。
決まったところで丁度タイミングよく、ココちゃんから（いつもの？）美男子談義のラインが来たので（この二人のラインの内容恐すぎるわ）よだれを垂らしながら、お誘いしてみたが、断られてしもうた・・・・
テントを背負って行くという手もあったのだが土曜の夜は天気悪そうだし日帰りで十分行けるコースなので土曜は観光しながら毛木平に向かいました。
当日すれ違った方に聞いたら、やはり甲武信のテント場、夜は冷え込んでアラレが降ったとのことでした。
遊歩道の紅葉は見事に終わりはて、落葉しきったダケカンバやカラマツの森でしたが、木の葉が落ちた枝越しに見える青空はきれいだったし、清流沿いの苔がとてもステキな径でした。
源流は土の中からきれいな水がこんこんと湧き出しており、雑味の無い美味しい水で空いたペットボトルに汲んで帰って美味しいコーヒーをいただきました。
ダンナ的には「アップダウンの繰り返す樹林帯で忍耐力の試されるコースだなあ」という感想でしたが、展望のないハードな揺り返しの中に時々現れる好展望地。なかなか面白いコースでしたけどね
しかし甲武信って源流遊歩道から登るとかなり優しいお山なんですね。
山頂だけ取りたい人にはお勧めです。
眺めも良かったしステキな源流歩きができました

コメント

cocoK

いや〜〜ん、絶景じゃん！
悔しいわ〜〜！
うちらが強風ガスまみれになっているときに、この景色と何気に楽しそうなデンジャラスコース。。。
足の負傷が無かったら、としちゃん置いて同行してたわよ〜〜
お水もおいしそうだし、今度行ってみたいコースだわ。

これからは山の線がはっきりと見える時期だね！
雪がついたら更に楽しい時期

コロナから逃れるには、やはり山しかなさそうだわい

tekutekugo

Re: いや〜〜ん、絶景だよん！
ふふふ〜〜〜
ワタシの誘いを断るからじゃ
足は治ったの？大事にしてね。
雪が降ったらまた行くとこ沢山あるんだからね
甲武信って西沢から登ると、きつくて展望もなくて、あんま楽しいお山じゃないのだけど、このコースはいいよ 最高
お水もほんとに美味しかったし。
次はご一緒しようね〜〜〜〜
コロナがまた蔓延してきたね。
お山に逃げるしかないね〜〜〜〜

oobantou

やっぱりこのルートは萌える〜
テクさん、こんにちは！
　いやはや、わくわくがイッパイですな〜
　初めてテクさんに三宝岩でお会いした２年半前の初夏、私はこのルートをソロでテクテク歩いて感動しまくりでしたが、秋にも行きたいですなー
　遠いのだけがネックだなぁ(^^;

tekutekugo

Re: やっぱりこのルートは萌える〜
ばんとーさん、こんばんは。
そうですよ〜〜〜
三方岩の上で、ここで番頭さんに会ったなって思ってました。
あの時きれいな道だよって教えてもらって、いつか行くぞと思ってたの。
確かに遠いんですよね〜〜〜ここは
前日一日がかりでゆっくり行かないと疲れちゃう。
源流遊歩道、とてもきれいな道でした。
水の動きと苔の美しさがきわだっていた。
一週早かったら紅葉もきれいだったのではと思います。
次はシャクナゲの時期に行きたいかな