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Yamareco

記録ID: 272695
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ハイキング
奥武蔵

棒ノ嶺〜槙ノ尾山〜黒山[アイゼンアワー]

2013年02月26日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:35
距離
12.4km
登り
1,289m
下り
1,288m

コースタイム

7:47 さわらびの湯P
9:30棒の折山9:36
9:50槙ノ尾山
10:04再び棒の折山
10:23ゴンジリ峠10:27
10:40黒山10:45
12:00白谷沢登山口
12:18さわらびの湯P

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さわらびの湯駐車場
コース状況/
危険箇所等
白谷沢登山口〜林道にある東屋
ゴルジュの手前から所々で凍結アリ

東屋〜山頂
岩茸石までは積雪と凍結が7:3ぐらいの道、積雪部も踏み固められていて滑り易い。ゴンジリ峠までは凍結部が多く木段も凍結していて滑る。ゴンジリ〜山頂は凍結部がやはり多く滑る。途中から迂回路が出来ていて(植生保護のため)迂回路も積雪と凍結が5:5ぐらい。

山頂〜槙ノ尾山
ほぼ積雪の道。アイゼンなくても歩けるが槙ノ尾山直下だけ凍結が有り滑る。

ゴンジリ峠〜黒山
ほぼ積雪・凍結なし。黒山山頂手前200mくらいから数箇所凍結アリ。特に直下の急登は凍結してるので滑る

トイレはさわらびの湯P、有間ダム管理事務所そば
駐車場から登山口までが結構歩く
2013年02月26日 07:55撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 7:55
駐車場から登山口までが結構歩く
ゴルジュを突き進む
2013年02月26日 08:27撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 8:27
ゴルジュを突き進む
「なんだこのババァ!」

それはどくまむしですって。
2013年02月26日 08:40撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 8:40
「なんだこのババァ!」

それはどくまむしですって。
迂回するよう注意書きがありますがトレースが無数についてます(´・ω・`)
2013年02月26日 09:22撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 9:22
迂回するよう注意書きがありますがトレースが無数についてます(´・ω・`)
いい天気でさすがの展望でしたがちょっと霞がかった感じでした。赤城山やら榛名山やらはよく見えました。
2013年02月26日 09:30撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 9:30
いい天気でさすがの展望でしたがちょっと霞がかった感じでした。赤城山やら榛名山やらはよく見えました。
槙ノ尾山への道はこれまでより踏まれてない雪道。これだけでコースの人気度がわかる。
2013年02月26日 09:39撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/26 9:39
槙ノ尾山への道はこれまでより踏まれてない雪道。これだけでコースの人気度がわかる。
マイマップの赤ラインをつなぐため
15分ほどの積雪白ラインを歩いて着いた槙ノ尾山。
間髪いれずにUターンしました。
2013年02月26日 09:50撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 9:50
マイマップの赤ラインをつなぐため
15分ほどの積雪白ラインを歩いて着いた槙ノ尾山。
間髪いれずにUターンしました。
マイマップの赤ラインをつなぐため
土の茶色が目立つラインを歩いて着いた黒山。
流石にパン2個食べて小休止後Uターン。
2013年02月26日 10:40撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 10:40
マイマップの赤ラインをつなぐため
土の茶色が目立つラインを歩いて着いた黒山。
流石にパン2個食べて小休止後Uターン。
デフォルメしたジャンボジェットのような天然氷のオブジェ。
2013年02月26日 11:25撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 11:25
デフォルメしたジャンボジェットのような天然氷のオブジェ。
つららが「連」なってる。写真撮影におあ「つら」え向きな「面」構え。でも足元は沢なのでバランス悪く撮影が「つら」い。
2013年02月26日 11:44撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 11:44
つららが「連」なってる。写真撮影におあ「つら」え向きな「面」構え。でも足元は沢なのでバランス悪く撮影が「つら」い。
まもなくさわらびの湯Pというところで学習看板。なるほど、覚えておくと便利ですね。
2013年02月26日 12:16撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
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2/26 12:16
まもなくさわらびの湯Pというところで学習看板。なるほど、覚えておくと便利ですね。

感想

今日は奥武蔵マエストロの呼び声高いmiketamaさんの「赤ラインつなぎ」と
昨今は押しも押されもせぬヤマレコユーザーに成長したneko-tamaさんの棒ノ嶺レコを同時に拝借しての山行でございます。

この棒ノ嶺、またの名を棒の折山、久しぶりの山でございます。以前は白谷沢登山口横に車を止めてピストンしましたが、今回は赤ラインつなぎのためさわらびの湯駐車場から歩きました。まぁそれはそれは無駄な車道歩きですが、これでまず「わらび山ハイク」と赤ラインがつながりました。

私の記憶力は悲しくなるほど曖昧なもので登山口からちょっと入ればゴルジュだと思っていたわけですが、全然そんなことはなく一汗かきそうなほど歩いてようやく到達しました。それと合わせて凍結箇所も出てまいりました。

アイゼン装着しようかどうか迷いましたが林道出合の東屋まで様子見しようと心に決め、その先も足をふみふみいつの間にか岩茸石までノーアイゼン。

前回登らなかった岩茸石に登ってから先に進みました。

ゴンジリまではずいぶん凍結具合が強くなり、よし、ゴンジリまでは様子見しようと心に決め、その先も足をふみふみいつの間にか山頂までノーアイゼン。

この先の槙ノ尾山まではコースタイムで往復40分。時刻がまだ9:30ということもあり3分クッキングならぬ3分ブレイキングで先を目指しました。

一旦下って登り返すその道は9割がた積雪の道。足をふみふみいつの間にか巻ノ尾山までノーアイゼン。ここで2ツ目「仙岳尾根から日向沢ノ峰〜有馬山周遊ハイク」と赤ラインがつながります、絆を大事にするニッポンの心を感じました。

タッチアンドゴーで全く休まず棒ノ嶺へ向かいまして結局往復30分で再び棒山頂。
ここでようやく行動食で持ってきたバターロールをほおばりました。
ここからアイゼン装着するつもりでしたが山頂がぬかるみで泥まみれでしたので、ひとまずゴンジリまでの雪道で泥をかきとるように歩いて未だノーアイゼンで歩きました。

ゴンジリのベンチで今こそ安全な下山のためにと軽アイゼンを装着し、ここから黒山をへ向かって降りていきます。コースタイムは往復50分。
最初の数十mは凍結していた道もその後は全く積雪もなくアイゼン装着タイミングが全く合っておりませんでした。黒山手前200mくらいから凍結の登りになったのでここが装着ポイントだったようです。

黒山はその名とはうらはらに黒山の人だかりとは真逆の白けるほどの閑散ぶり。というより私一人しかいません。ここでバターロールをまたほおばり戻ります。あ、そういえばここで3ツ目「なちゃぎり林道始点の高水山〜黒山周遊ハイク」と赤ラインがつながります。ハンバーグのつなぎにバターロールを使ってしまうほどの贅沢な3ライン一気につなぐハイクがここで達成です。いやいや、帰るまでがハイキングですけどね(*´∀`*)

さすがにチョイと人気の山、平日にもかかわらず何組かのハイカーとすれ違って行きましたが偉そうにハイカー全員の足元にアイゼンが装着されてるかどうかを目視しながら下山していました。アイゼンチェッカー且つ安全チェッカーです。

ゴルジュの先の凍結箇所を超えたらアイゼンを外すつもりでしたがその直前の鎖が張られている岩場でアイゼンが引っかかりまくり危うく転倒しそうになったのでここで外しました。危うくアイゼンの安全神話を私が台無しにするところでございました。

かのアメリカ34代大統領、アイゼンハワーの名言には

「決断とは、目的を見失わない決心の維持にほかならない」
というのがあります。私のアイゼン装着決心は「赤ラインつなぎ」という目的を見失わないためのかたくなな意地の維持だったわけで・・・嘘です、後付け理由というやつです(๑≧౪≦)


では、すべての山を愛するハイカーへ。アイゼンハワーのもうひとつの名言を差し上げましょう。

「人生は、もっとよい世界を切り開こうとする場合に、初めて生きがいあるものとなる」

山を人生に例えることが、人がよくいると思いますが、なんて希望ある言葉なんでしょう。

棒の折山で、希望の、俺。

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コメント

さすがです
bo-tyu-zaiさん、こんばんは〜
なんか立て続けですね、すごい(@@;

というか、白谷沢のルートはほぼ全面岩ゴツゴツで、冬季凍結時は立ち入り自粛の看板が出てた気がしますが……だいじょぶでしたか〜?
冒険野郎の異名を進呈したのは間違ってませんでしたね

なんか気の利いたシャレを言いたいところですが、bo-tyu-zaiさんのようにスラスラ出てきませんわ〜
2013/2/26 19:57
bo-tyu-zaiさん、こんばんは。
槇寄山・棒ノ折・黒山・・・

あれっ?
以前bo-tyu-zaiさんこれらの山に登っていなかったっけ

…と思っていたら、それぞれ別の機会/別のルートで登られていたのですね
今回、それら3ラインを一気につなげるという事だったんですね
納得です

しかしこうなると、次は5ラインをつなげて「ビン5」させたくなっちゃいませんか???
なんちゃって
2013/2/26 21:44
危険を冒す
「冒険」とは・・・
日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである(ウィキペディアより抜粋)

これぞまさしく私の生き様、にして今日の山行をそのまま言い表していますね。

平日にもかかわらず結構何組も登られておりました。
みな冒険野郎なんです。

でもね、ウィキペディアにはこうも書いてあります。
「あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。」

mizcreidさん、宙に浮くほど滑ったりすることも十分冒険だと言えますね
2013/2/26 21:58
私は空母
bo-tyu-zaiさん、こんばんは

私は、空母を連想します

岩場のアイゼン、私もヒヤッとしたことあり
面倒でも、的確な着脱判断しないといけないのでしょうね
でも、私は面倒くさがり


ところで...

どくまむしは
「なんだ!この○○ババァ!!」
ではなかったでしたっけ?
2013/2/26 22:18
ヒントでピント
neko-tamaさんのコメントでいいヒント、というか壮絶な課題を出されたような気がしてなりません。

「ビン5登山」ですか。スケールがでかいですね 5ラインつなげるってことはつなげるラインの分、さらに山登りしなきゃならないですし

しかしながら今後も赤ラインをどんどん伸ばしていきますので、私がピンボケした山行をしないよう、ご指導のほどよろしくお願いしますね
2013/2/26 22:39
空は快晴、海は海戦、陸はアイゼン
hirohisaさん、おはようございます

空母とはあの天然氷のオブジェのことですね?
空母というとミッドウェーとか海戦を連想します。穏やかじゃないですね

今日も私の山行にしては珍しく雲一つない空。風もなく気温の割には寒さを感じずこちらは割と穏やかなハイキングを楽しめました

岩場でのアイゼン、確かにものすごく無謀な状態でした。それに土の道では環境保護の観点からは即、外すべきなんですよね   着脱に関してはラチェット式の軽アイゼンでも、確かに面倒です。

私のような雑なハイカーは、チェーンスパイクのように着脱がより楽なものを準備したほうが良いかもしれませんね
2013/2/27 7:52
bo-tyu-zaiさん 隣で線引いてました
おはようございます。

同じ日に隣にいたのでbo-tyu-zaiさんが線引いてる
姿をじっと観察していました(嘘)。

高水三山と棒ノ折の繋ぎ、我が隊もやってみたいです。

アイゼンハワーの着けどころはずしどころは本当に
難しいですね。

線が繋がるとそこでほっとしてしまいますが
「帰るまでがハイキング」はアイゼンハワーにも
劣らぬ名言です。
2013/2/27 8:21
となりの花は赤く、となりの線も赤い
なるほど、それでお昼時に奥武蔵から焼きそばの湯気が立ち上ってるのが見えたんですね

yuzupapaさんが歩いたルートは僕も歩こうと思っていたルートなんですが距離とか気になっていたのでいい参考になります、ありがとうございます。

同じ日でも他の方のレコを見て「おお、いいなぁ」と思うことしばしばですが、今回はyuzupapaさんが歩いた道を羨ましがるとともに同じく「赤ラインつなぎ」の山行に同じ波長を感じずにはいられません
2013/2/27 10:44
人のライン見て我がラインなおせ
以前、上成木バス停から小沢峠経由ではなくて黒山・棒ノ折山へ行ったのですが、ルート図記入がどうもわからなく無記載のものがあるのです(あとでちょっと頑張って記入してみます)。

でもそこは、岩茸石山分岐に出る地点で、『あとちょっと』で高水三山と繋がるのに、岩茸石山へ行かなかった。。
記入したところで高水三山はわたしの『独立峰』のひとつですし、他にも『ほころび』あること、あること。。。

ですから、bo-tyu-zaiさんの槙ノ尾山と黒山、タッチ&ゴーのしゃにむにさに、可笑しく思いながらも拍手

『冒険野郎』でもお腹は減るでしょう?
ロールパンも、Fジパンの『ネオレーズンバターロール』がマーガリン入りで、エネルギーが湧くような気がしますヨ

※yuzupapaさんと同じ、
>「帰るまでがハイキング」はアイゼンハワーにも
劣らぬ名言です。

以前、下山帰りに三峰口駅でコケて怪我したとき、jinzaemonさんにそう言われてたしなめられたことがあります。

わたしはRUDのチェーンスパイクを今冬使い始めました。
白谷沢のような所では未使用なのですが、爪はないので着脱簡単で岩場・土の道、舗装道路でもOKなので、今後使い勝手を検証していくつもりです
2013/2/27 14:52
やはりはやり
miketamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪

性格なんでしょう、きっちり繋がらないと納得がいかないんです、私

今後は山選びに選択肢ができたと感じております。

新規開拓する山、ラインをつなぐコース重視の山、大きくこの2つに分けられるようになりました。

そういえば私の食したバターロールもマーガリン入りでしたよ。密かに行動食としてブームの兆し?

さて、チェーンスパイク、今年はよく見るようになりました。着脱の手軽さが魅力ですね。いつも山グッズを買いに行くときに手にとって見たりしていたのですが購入には至らず。今回のアイゼンアワーで来季の購入を考え出しています。
それと前回の入笠山で見たスノーシュー&ヒップソリ。

シューは金額が張るので後に回してヒップソリは早速amazonに注文しちゃいました

流行りものでも山行が楽しくなるものなら率先して導入していきたいと思います。
2013/2/27 23:51
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