棒ノ嶺〜槙ノ尾山〜黒山[アイゼンアワー]
- GPS
- 04:35
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
9:30棒の折山9:36
9:50槙ノ尾山
10:04再び棒の折山
10:23ゴンジリ峠10:27
10:40黒山10:45
12:00白谷沢登山口
12:18さわらびの湯P
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白谷沢登山口〜林道にある東屋 ゴルジュの手前から所々で凍結アリ 東屋〜山頂 岩茸石までは積雪と凍結が7:3ぐらいの道、積雪部も踏み固められていて滑り易い。ゴンジリ峠までは凍結部が多く木段も凍結していて滑る。ゴンジリ〜山頂は凍結部がやはり多く滑る。途中から迂回路が出来ていて(植生保護のため)迂回路も積雪と凍結が5:5ぐらい。 山頂〜槙ノ尾山 ほぼ積雪の道。アイゼンなくても歩けるが槙ノ尾山直下だけ凍結が有り滑る。 ゴンジリ峠〜黒山 ほぼ積雪・凍結なし。黒山山頂手前200mくらいから数箇所凍結アリ。特に直下の急登は凍結してるので滑る トイレはさわらびの湯P、有間ダム管理事務所そば |
写真
感想
今日は奥武蔵マエストロの呼び声高いmiketamaさんの「赤ラインつなぎ」と
昨今は押しも押されもせぬヤマレコユーザーに成長したneko-tamaさんの棒ノ嶺レコを同時に拝借しての山行でございます。
この棒ノ嶺、またの名を棒の折山、久しぶりの山でございます。以前は白谷沢登山口横に車を止めてピストンしましたが、今回は赤ラインつなぎのためさわらびの湯駐車場から歩きました。まぁそれはそれは無駄な車道歩きですが、これでまず「わらび山ハイク」と赤ラインがつながりました。
私の記憶力は悲しくなるほど曖昧なもので登山口からちょっと入ればゴルジュだと思っていたわけですが、全然そんなことはなく一汗かきそうなほど歩いてようやく到達しました。それと合わせて凍結箇所も出てまいりました。
アイゼン装着しようかどうか迷いましたが林道出合の東屋まで様子見しようと心に決め、その先も足をふみふみいつの間にか岩茸石までノーアイゼン。
前回登らなかった岩茸石に登ってから先に進みました。
ゴンジリまではずいぶん凍結具合が強くなり、よし、ゴンジリまでは様子見しようと心に決め、その先も足をふみふみいつの間にか山頂までノーアイゼン。
この先の槙ノ尾山まではコースタイムで往復40分。時刻がまだ9:30ということもあり3分クッキングならぬ3分ブレイキングで先を目指しました。
一旦下って登り返すその道は9割がた積雪の道。足をふみふみいつの間にか巻ノ尾山までノーアイゼン。ここで2ツ目「仙岳尾根から日向沢ノ峰〜有馬山周遊ハイク」と赤ラインがつながります、絆を大事にするニッポンの心を感じました。
タッチアンドゴーで全く休まず棒ノ嶺へ向かいまして結局往復30分で再び棒山頂。
ここでようやく行動食で持ってきたバターロールをほおばりました。
ここからアイゼン装着するつもりでしたが山頂がぬかるみで泥まみれでしたので、ひとまずゴンジリまでの雪道で泥をかきとるように歩いて未だノーアイゼンで歩きました。
ゴンジリのベンチで今こそ安全な下山のためにと軽アイゼンを装着し、ここから黒山をへ向かって降りていきます。コースタイムは往復50分。
最初の数十mは凍結していた道もその後は全く積雪もなくアイゼン装着タイミングが全く合っておりませんでした。黒山手前200mくらいから凍結の登りになったのでここが装着ポイントだったようです。
黒山はその名とはうらはらに黒山の人だかりとは真逆の白けるほどの閑散ぶり。というより私一人しかいません。ここでバターロールをまたほおばり戻ります。あ、そういえばここで3ツ目「なちゃぎり林道始点の高水山〜黒山周遊ハイク」と赤ラインがつながります。ハンバーグのつなぎにバターロールを使ってしまうほどの贅沢な3ライン一気につなぐハイクがここで達成です。いやいや、帰るまでがハイキングですけどね(*´∀`*)
さすがにチョイと人気の山、平日にもかかわらず何組かのハイカーとすれ違って行きましたが偉そうにハイカー全員の足元にアイゼンが装着されてるかどうかを目視しながら下山していました。アイゼンチェッカー且つ安全チェッカーです。
ゴルジュの先の凍結箇所を超えたらアイゼンを外すつもりでしたがその直前の鎖が張られている岩場でアイゼンが引っかかりまくり危うく転倒しそうになったのでここで外しました。危うくアイゼンの安全神話を私が台無しにするところでございました。
かのアメリカ34代大統領、アイゼンハワーの名言には
「決断とは、目的を見失わない決心の維持にほかならない」
というのがあります。私のアイゼン装着決心は「赤ラインつなぎ」という目的を見失わないためのかたくなな意地の維持だったわけで・・・嘘です、後付け理由というやつです(๑≧౪≦)
では、すべての山を愛するハイカーへ。アイゼンハワーのもうひとつの名言を差し上げましょう。
「人生は、もっとよい世界を切り開こうとする場合に、初めて生きがいあるものとなる」
山を人生に例えることが、人がよくいると思いますが、なんて希望ある言葉なんでしょう。
棒の折山で、希望の、俺。
bo-tyu-zaiさん、こんばんは〜
なんか立て続けですね、すごい(@@;
というか、白谷沢のルートはほぼ全面岩ゴツゴツで、冬季凍結時は立ち入り自粛の看板が出てた気がしますが……だいじょぶでしたか〜?
冒険野郎の異名を進呈したのは間違ってませんでしたね
なんか気の利いたシャレを言いたいところですが、bo-tyu-zaiさんのようにスラスラ出てきませんわ〜
槇寄山・棒ノ折・黒山・・・
あれっ?
以前bo-tyu-zaiさんこれらの山に登っていなかったっけ ?
…と思っていたら、それぞれ別の機会/別のルートで登られていたのですね
今回、それら3ラインを一気につなげるという事だったんですね
納得です
しかしこうなると、次は5ラインをつなげて「ビン5」させたくなっちゃいませんか???
なんちゃって
「冒険」とは・・・
日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである(ウィキペディアより抜粋)
これぞまさしく私の生き様、にして今日の山行をそのまま言い表していますね。
平日にもかかわらず結構何組も登られておりました。
みな冒険野郎なんです。
でもね、ウィキペディアにはこうも書いてあります。
「あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。」
mizcreidさん、宙に浮くほど滑ったりすることも十分冒険だと言えますね
bo-tyu-zaiさん、こんばんは
私は、空母を連想します
岩場のアイゼン、私もヒヤッとしたことあり
面倒でも、的確な着脱判断しないといけないのでしょうね
でも、私は面倒くさがり
ところで...
どくまむしは
「なんだ!この○○ババァ!!」
ではなかったでしたっけ?
neko-tamaさんのコメントでいいヒント、というか壮絶な課題を出されたような気がしてなりません。
「ビン5登山」ですか。スケールがでかいですね 5ラインつなげるってことはつなげるラインの分、さらに山登りしなきゃならないですし
しかしながら今後も赤ラインをどんどん伸ばしていきますので、私がピンボケした山行をしないよう、ご指導のほどよろしくお願いしますね
hirohisaさん、おはようございます
空母とはあの天然氷のオブジェのことですね?
空母というとミッドウェーとか海戦を連想します。穏やかじゃないですね
今日も私の山行にしては珍しく雲一つない空。風もなく気温の割には寒さを感じずこちらは割と穏やかなハイキングを楽しめました
岩場でのアイゼン、確かにものすごく無謀な状態でした。それに土の道では環境保護の観点からは即、外すべきなんですよね 着脱に関してはラチェット式の軽アイゼンでも、確かに面倒です。
私のような雑なハイカーは、チェーンスパイクのように着脱がより楽なものを準備したほうが良いかもしれませんね
おはようございます。
同じ日に隣にいたのでbo-tyu-zaiさんが線引いてる
姿をじっと観察していました(嘘)。
高水三山と棒ノ折の繋ぎ、我が隊もやってみたいです。
アイゼンハワーの着けどころはずしどころは本当に
難しいですね。
線が繋がるとそこでほっとしてしまいますが
「帰るまでがハイキング」はアイゼンハワーにも
劣らぬ名言です。
なるほど、それでお昼時に奥武蔵から焼きそばの湯気が立ち上ってるのが見えたんですね
yuzupapaさんが歩いたルートは僕も歩こうと思っていたルートなんですが距離とか気になっていたのでいい参考になります、ありがとうございます。
同じ日でも他の方のレコを見て「おお、いいなぁ」と思うことしばしばですが、今回はyuzupapaさんが歩いた道を羨ましがるとともに同じく「赤ラインつなぎ」の山行に同じ波長を感じずにはいられません
以前、上成木バス停から小沢峠経由ではなくて黒山・棒ノ折山へ行ったのですが、ルート図記入がどうもわからなく無記載のものがあるのです(あとでちょっと頑張って記入してみます)。
でもそこは、岩茸石山分岐に出る地点で、『あとちょっと』で高水三山と繋がるのに、岩茸石山へ行かなかった。。
記入したところで高水三山はわたしの『独立峰』のひとつですし、他にも『ほころび』あること、あること。。。
ですから、bo-tyu-zaiさんの槙ノ尾山と黒山、タッチ&ゴーのしゃにむにさに、可笑しく思いながらも拍手
『冒険野郎』でもお腹は減るでしょう?
ロールパンも、Fジパンの『ネオレーズンバターロール』がマーガリン入りで、エネルギーが湧くような気がしますヨ
※yuzupapaさんと同じ、
>「帰るまでがハイキング」はアイゼンハワーにも
劣らぬ名言です。
以前、下山帰りに三峰口駅でコケて怪我したとき、jinzaemonさんにそう言われてたしなめられたことがあります。
わたしはRUDのチェーンスパイクを今冬使い始めました。
白谷沢のような所では未使用なのですが、爪はないので着脱簡単で岩場・土の道、舗装道路でもOKなので、今後使い勝手を検証していくつもりです
miketamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
性格なんでしょう、きっちり繋がらないと納得がいかないんです、私
今後は山選びに選択肢ができたと感じております。
新規開拓する山、ラインをつなぐコース重視の山、大きくこの2つに分けられるようになりました。
そういえば私の食したバターロールもマーガリン入りでしたよ。密かに行動食としてブームの兆し?
さて、チェーンスパイク、今年はよく見るようになりました。着脱の手軽さが魅力ですね。いつも山グッズを買いに行くときに手にとって見たりしていたのですが購入には至らず。今回のアイゼンアワーで来季の購入を考え出しています。
それと前回の入笠山で見たスノーシュー&ヒップソリ。
シューは金額が張るので後に回してヒップソリは早速amazonに注文しちゃいました
流行りものでも山行が楽しくなるものなら率先して導入していきたいと思います。
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