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記録ID: 273777
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

摩耶山(布引~黒岩尾根~掬星台~地蔵谷第四堰堤中俣方面~地蔵谷~布引)

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
17.6km
登り
949m
下り
940m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

JR三ノ宮08:36-新神戸08:58-布引雌滝09:05-布引雄滝09:11-布引貯水池09:25-黒岩尾根分岐09:58-606mピーク10:48-掬星台11:49-地蔵谷第四堰堤中俣方面分岐12:06-地蔵谷第四堰堤中俣合流12:22-地蔵谷第四堰堤12:29-トエンティクロス合流13:20-布引貯水池13:46:-新神戸14:14-JR三ノ宮
天候 曇り時々晴れ一時小雪 0〜-2℃
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路復路ともJR三ノ宮
コース状況/
危険箇所等
黒岩尾根から地蔵谷第四堰堤方面への下り(地蔵谷第四堰堤中俣の右俣)は、黒岩尾根から南西にトラバースする踏み跡があり、標高差で120mほど下る。踏み跡は消えかけだが、薮もそんなに五月蝿くもなく兵庫県の堰堤にたどり着く。この堰堤を左岸から越えるとすぐにまた堰堤があり、今度は右岸を越えるが、ステップ付き堰堤なので難なく越えることができる。その後すぐに堰堤がありこれも右岸を越えるが比較的小さいので立ち木に掴まり越せる。すぐに地蔵谷第四堰堤中俣の滝下に合流する。今日はやや水量が多いので、すぐ上流の4段15mの滝を見てから地蔵谷へ下る。
布引雌滝。やはり朝の早い時間帯はオーバーフローしていない。流量の全量を取水して奥平野浄水場に送っているのだろうか。
2013年03月03日 09:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 9:01
布引雌滝。やはり朝の早い時間帯はオーバーフローしていない。流量の全量を取水して奥平野浄水場に送っているのだろうか。
滝は流れているのに堰堤下流は水の流れは無い。
2013年03月03日 09:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 9:01
滝は流れているのに堰堤下流は水の流れは無い。
布引雄滝。涙滝の石碑があるところから撮ってみた。
2013年03月03日 09:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 9:09
布引雄滝。涙滝の石碑があるところから撮ってみた。
木々の隙間から滝上流部がかすかに見える。甌穴までは見えないが、落葉のこの季節にしか覗けない。
2013年03月03日 09:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 9:11
木々の隙間から滝上流部がかすかに見える。甌穴までは見えないが、落葉のこの季節にしか覗けない。
布引音滝上流の釜群。ここも木の葉の無いこの季節なので良く見える。
2013年03月03日 09:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 9:17
布引音滝上流の釜群。ここも木の葉の無いこの季節なので良く見える。
H.E.Daunt INAKA Vol.�に出てくる布引貯水池から見る二本松。今はどのようになっているのかを確認・・・。
2013年02月13日 23:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2/13 23:11
H.E.Daunt INAKA Vol.�に出てくる布引貯水池から見る二本松。今はどのようになっているのかを確認・・・。
あれれ、二本松が無い。さすがに100年前の大正時代だからもう無いか。今は植栽のおかげで木々が育っているが、昔は禿げ山だったので目立ったんだろうな。地名になるぐらいだし。いずれにしても残念。
2013年03月03日 09:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3
3/3 9:27
あれれ、二本松が無い。さすがに100年前の大正時代だからもう無いか。今は植栽のおかげで木々が育っているが、昔は禿げ山だったので目立ったんだろうな。地名になるぐらいだし。いずれにしても残念。
そしてもうひとつ。H.E.Daunt INAKA Vol.�に「聖ヴァレンタイン・リッジ」と呼ばれる尾根が登場する。「布引、貯水池を過ぎてトエンティクロスに行くため、青山の南西のコーナーを行く。北の尾根から急に右に曲り長い支尾根を行く。この支尾根は「聖ヴァレンタイン尾根」と名付けられていて、中央の主要な尾根に行くために最適な道だ。擦り傷をおって摩耶山の裏に出る」との記述があり、世継山への尾根かなとも思ったが、どうもこれが黒岩尾根ではないのかと思い実際に登ってみて位置関係を確かめたかった。
2013年02月28日 12:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/28 12:41
そしてもうひとつ。H.E.Daunt INAKA Vol.�に「聖ヴァレンタイン・リッジ」と呼ばれる尾根が登場する。「布引、貯水池を過ぎてトエンティクロスに行くため、青山の南西のコーナーを行く。北の尾根から急に右に曲り長い支尾根を行く。この支尾根は「聖ヴァレンタイン尾根」と名付けられていて、中央の主要な尾根に行くために最適な道だ。擦り傷をおって摩耶山の裏に出る」との記述があり、世継山への尾根かなとも思ったが、どうもこれが黒岩尾根ではないのかと思い実際に登ってみて位置関係を確かめたかった。
黒岩尾根に入る。出だしは岩がゴツゴツしているところなどで急な登りが続く。
2013年03月03日 10:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 10:05
黒岩尾根に入る。出だしは岩がゴツゴツしているところなどで急な登りが続く。
冬枯れの急な尾根を行く。
2013年03月03日 10:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 10:10
冬枯れの急な尾根を行く。
しばらく進むとケーブルクレーンの切り開きがあり、南方向にヴィクトリア谷の堰堤群がよく見える。ここ数年の比較的新しい工事だとわかる。
2013年03月03日 10:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 10:12
しばらく進むとケーブルクレーンの切り開きがあり、南方向にヴィクトリア谷の堰堤群がよく見える。ここ数年の比較的新しい工事だとわかる。
ゴロゴロの急登が続く。
2013年03月03日 10:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 10:22
ゴロゴロの急登が続く。
まだまだ続く。高度がぐんぐん上がるのがわかる。タフな尾根だ。
2013年03月03日 10:33撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 10:33
まだまだ続く。高度がぐんぐん上がるのがわかる。タフな尾根だ。
606mピーク。神戸市の古い境界石が立っている。
「神戸市界 八十ニ号 神戸市役所 明治三十ニ年十月」
今は神戸市中央区と北区の境界だが、当時は神戸市と山田村の境界だったんだろう。
2013年03月03日 10:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 10:48
606mピーク。神戸市の古い境界石が立っている。
「神戸市界 八十ニ号 神戸市役所 明治三十ニ年十月」
今は神戸市中央区と北区の境界だが、当時は神戸市と山田村の境界だったんだろう。
北側斜面は崩壊激しい谷が2カ所ほどあった。
2013年03月03日 10:54撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 10:54
北側斜面は崩壊激しい谷が2カ所ほどあった。
606mを過ぎてからは急登はなくなり、軽いアップダウンを繰り返す。ミヤコザサが出てきて気持ちのいいハイキング道になる。
2013年03月03日 11:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:05
606mを過ぎてからは急登はなくなり、軽いアップダウンを繰り返す。ミヤコザサが出てきて気持ちのいいハイキング道になる。
それなりの標高にきているのに水がこんこんと湧いている。山深い保水力のあるところだ。
2013年03月03日 11:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:09
それなりの標高にきているのに水がこんこんと湧いている。山深い保水力のあるところだ。
間伐が定期的に行われ、見通しの良い林を抜けて行く。
2013年03月03日 11:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:11
間伐が定期的に行われ、見通しの良い林を抜けて行く。
地蔵谷第四堰堤中俣の滑が氷結してないかなと期待したがちょっと気温が高過ぎた模様。今年はもう終わりかな。
2013年03月03日 11:12撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:12
地蔵谷第四堰堤中俣の滑が氷結してないかなと期待したがちょっと気温が高過ぎた模様。今年はもう終わりかな。
あと少しで摩耶山というところの休憩ポイント。淡路島や明石海峡大橋、東播磨、西播磨地方までよく見渡せる。手前の桜のツボミはまだまだ堅い。
2013年03月03日 11:42撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 11:42
あと少しで摩耶山というところの休憩ポイント。淡路島や明石海峡大橋、東播磨、西播磨地方までよく見渡せる。手前の桜のツボミはまだまだ堅い。
登って来た黒岩尾根と遠望。
2013年03月03日 11:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:44
登って来た黒岩尾根と遠望。
掬星台。眺望はまずまず。黄砂やPM2.5は飛来して来てない様子。
2013年03月03日 11:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
3/3 11:49
掬星台。眺望はまずまず。黄砂やPM2.5は飛来して来てない様子。
大阪方面を俯瞰。曇り空の割にはまずまずの景色。
2013年03月03日 11:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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3/3 11:49
大阪方面を俯瞰。曇り空の割にはまずまずの景色。
黒岩尾根へ折り返す。ミヤコザサがきれいな斜面。
2013年03月03日 11:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 11:58
黒岩尾根へ折り返す。ミヤコザサがきれいな斜面。
アドヴェンチャーコースとの出会いを過ぎ、しばらく進んだ左斜面に踏み跡があるので入ってみる。
2013年03月03日 12:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:07
アドヴェンチャーコースとの出会いを過ぎ、しばらく進んだ左斜面に踏み跡があるので入ってみる。
落ち葉がたっぷり積もっているが南西方向にトラバースしている。
2013年03月03日 12:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:08
落ち葉がたっぷり積もっているが南西方向にトラバースしている。
わかりにくいが、なんとか踏み跡は見いだせる。
2013年03月03日 12:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:10
わかりにくいが、なんとか踏み跡は見いだせる。
支尾根に乗ると踏み跡は明確化する。薮もそんなにうるさくはない。
2013年03月03日 12:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:11
支尾根に乗ると踏み跡は明確化する。薮もそんなにうるさくはない。
おっと、踏み跡ロスト。しかし薮もしれているのでそのまま降りる。
2013年03月03日 12:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:16
おっと、踏み跡ロスト。しかし薮もしれているのでそのまま降りる。
と、兵庫県の堰堤が現れた。取り敢えず左岸を超して下る。
2013年03月03日 12:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:18
と、兵庫県の堰堤が現れた。取り敢えず左岸を超して下る。
またすぐに堰堤が見えて来た。植栽をトラバースし右岸に向かう。
2013年03月03日 12:22撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:22
またすぐに堰堤が見えて来た。植栽をトラバースし右岸に向かう。
右岸から堰堤を越える。ステップ付きなので難なく越えることができる。
2013年03月03日 12:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:23
右岸から堰堤を越える。ステップ付きなので難なく越えることができる。
またすぐに堰堤があり右岸を越える。小さい堰堤なので立ち木につかまって越える。
2013年03月03日 12:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:25
またすぐに堰堤があり右岸を越える。小さい堰堤なので立ち木につかまって越える。
すぐに地蔵谷第四堰堤中俣に出会う。
2013年03月03日 12:26撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:26
すぐに地蔵谷第四堰堤中俣に出会う。
滝のすぐ下に出会うので、4段15mの滝を見に行く。
2013年03月03日 12:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:31
滝のすぐ下に出会うので、4段15mの滝を見に行く。
地蔵谷第四堰堤まで下ってきた。左岸を登りハイキング道に合流する。
2013年03月03日 12:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 12:39
地蔵谷第四堰堤まで下ってきた。左岸を登りハイキング道に合流する。
地蔵大滝の上流部。沢床の色が明るく、流れがきれい。
2013年03月03日 13:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 13:01
地蔵大滝の上流部。沢床の色が明るく、流れがきれい。
前々から気になっていた看板。真ん中の錆び付いたやつ。
2013年03月03日 13:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 13:10
前々から気になっていた看板。真ん中の錆び付いたやつ。
近づいてみると、なんと「登山用道路」と空中に吊るしてある。沢の中を歩けってことか。
2013年03月03日 13:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
3/3 13:08
近づいてみると、なんと「登山用道路」と空中に吊るしてある。沢の中を歩けってことか。
しかし、すぐ上には背の高い堰堤が・・・ということで、多分この堰堤ができる前はここが登山道だったのだろう。それにしても撤去もされず上手く残ったものだ。
この後、地蔵谷、布引を下り帰途に付く。
2013年03月03日 13:08撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
3/3 13:08
しかし、すぐ上には背の高い堰堤が・・・ということで、多分この堰堤ができる前はここが登山道だったのだろう。それにしても撤去もされず上手く残ったものだ。
この後、地蔵谷、布引を下り帰途に付く。
撮影機器:

感想

「聖ヴァレンタイン尾根」だが、本の記述の「青山」が今の何山にあたるかがわからないので、なかなか尾根の場所が特定できない。一説によると青山は石楠花山とも言われており、さらに位置関係が不可解になってくる。「急に右に曲り長い支尾根・・・」は世継山への尾根が該当するのだが、その先の天狗道へ行くためのものではなさそう。そして「摩耶山の裏に出る」と、別の章では「トエンティクロスーヴァレンタイン尾根ートエンティクロス」との記述があるので、黒岩尾根が比較的そのイメージに近いのかなと思われたが、定かかどうかはわからない。

黒岩尾根から地蔵谷第四堰堤方面への踏み跡は、多分、昔の堰堤工事用の道だったのだろう。取り立てて見るものも無いが、登りの新しい靴跡があったのには驚いた。

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