湯ノ又から八経ヶ岳周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,720m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:33
天候 | 曇り、風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
○目的・概要
・西方からの弥山・八経ヶ岳へのアプローチ
・先達の皆様のレコを基に、旧大塔村の林道篠原線の終点近く湯ノ又起点のいくつかの尾根からアプローチが可能と知る。
・雪が積もる前に行きたいと思い、2週連続になり体力的に心配だが出かけることとした。
○湯ノ又まで
・五條から168号で30km程南下。168号はほぼ初めてと思うが、169号に比べて幅員が狭い箇所が多くやたらとカーブが多い。
・168号宇井から舟ノ川沿いの狭い市道?を篠原集落まで移動。
・篠原から先の林道篠原線で日裏山谷と七面谷の合流点である湯ノ又まで移動。
・林道篠原線は篠原までの市道?よりもさらに幅員が狭く、車の交差はほぼ不可能。舗装路ではあるものの段差や陥没箇所が多く、スピードを落として慎重に進む。
・宇井から168号まで20km以上はあるだろうか。1時間近くを要した。幸いにも往復とも対向車が1台もなく交差場面がなく助かった。
・湯ノ又駐車地:山火事注意の旗の手前に5台くらい余裕で駐車可能な広いスペース。
・中尾のとりつきは旗の裏である。
○トップリ尾
・水量が少なかったので、靴のまま日浦山谷堰堤上を徒渉。滑って少しヒヤッとした。
・対岸の林道(荒れている)をしばらく進むと、左手にピンクリボンの取りつきがある。
・ここからトップリ尾に乗るまでは、やや瘠せ気味の急な支尾根上を登る。標高差は約300m。
・植生は杉や松のほか低木の雑木が混ざっているが、ブッシュではなく歩きやすいほう。
・トップリ尾との合流点には、立派な道標がある。明星ヶ岳5.4km、先は長い。
・トップリ尾は全般に傾斜が緩く、落ち葉の層が積もっており足にも優しい快適な道。
・下部は針葉樹林が主で、倒木等があるがあまり苦にはならなかった。
・尾根の中間部1350m〜1500m付近は幅が広い開けた笹原で、明星ヶ岳や七面山を初め、周囲の景色がよい。
・尾根の上部はトウヒやシラビソなどの針葉樹にブナが混ざる疎林の斜面で、200m程度登ると小ピークに立つ。
・針葉樹林の平らな道をテープに誘導されて数分進むとレンゲ道に合流。ここにも立派な道標あり。
・5分ほど下ると高崎横手。分岐を右に入りさらに10分ほど下ると狼平に至る。
○狼平〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳
・狼平で小休ののち弥山に向かう長い階段を登る。
・大黒岩を過ぎると八経ヶ岳方面が見えてくるものの、本日はガスに覆われて見えない。
・弥山に来るときは風が強い場合が多く、風が強いとガスがかかりやすいようであり、なかなか八経ヶ岳にお目にかかれない。
・弥山小屋付近は、観光地のような賑わい。中国の団体さんもおられたよう。
・八経ヶ岳山頂も大勢の登山者で賑わっていた。
・弥山・八経ヶ岳は看板の撮影のみで通過。明星ヶ岳で落ち着いて休憩した。
・一瞬の晴れ間に八経ヶ岳を見る。頂仙岳や奥駆け南部の山々もよく見えた。
・七面山の記事にネコの耳との単語がよく出来るが、ここから眺めて理由がよく分かった。
○明星ヶ岳〜神仙平〜下山
・明星ヶ岳から南は初めて歩く。
・登山道はおおむね稜線の西側につけられており、岩稜の斜面をトラバースするように辿る。
・所々危険箇所はあるものの、さすがに奥駆道、ロープなどの設置がしっかりなされている。
・七面山経由で下山するには時間が足りないので、最低鞍部の舟ノ峠を過ぎた辺りから神仙平に向かって急斜面を下山。最初は急だが下部ほど緩やかになる。岩がごろごろしている箇所もあり足元には注意した。
・神仙平はカラハツソウ谷の源流域の草原状の緩傾斜地。岩の上でしばらく周囲の高峰を眺めながら休憩。
・下山は、しばらく涸沢内を歩き、沢が急になりかけるところで左岸に上がり、岸沿い(薄い踏み跡、所々テープあり)を下ると林道終点に出た。
・林道終点は、谷に大きな堰堤がある箇所のすぐ左岸側。
・約2時間かけてくねくねと曲がる荒れた林道を下って、最後は舟ノ川を靴のまま徒渉して(水量が少なかったので)車道に出た。
・九十九折れ道のショートカットを試みるも、着地場所が崖の上で引き返すこと1度あり。急がば回れが身に染みた。
・林道終点は5台程度駐車可能
・車道を20分ほど歩いて湯ノ又に至る。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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今回は、熊渡からのトップリ平でしたが
周回も考えていました。
倒木もなく、新しく設置された案内などよく分かり、参考になりました🙇🏻♂️
あと舟の峠から、神仙平下りる所には、目印あるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
トップリ尾は傾斜が緩やかでとても快適に登ることができました。
記録にはないですが、尾根の中間部にも立派な道標がありました。
舟ノ峠から神仙平へは目印など特に何もありません。
私は舟ノ峠よりも少し南から疎林の斜面を木を掴みつつ下りました。
最初は急ですが、特に危険を感じることもなく神仙平まで下れました。
舟ノ峠よりも北側は土砂崩れの跡地があるため峠の南側からの方が下
りやすいと感じております。
登山は快適でしたが、168号から湯ノ谷までのアプローチはなかなか大変でした。
ご丁寧な説明頂き有難う御座います🙇🏻♂️
確かに登山口の湯の又までの道が狭いし、石は落ちてるしで
かなり神経使うので、苦労しますね😅
もう少しいろいろ調べてから、登りたいと思います😄👍
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