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Yamareco

記録ID: 2753800
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

奈良田より白嶺南嶺縦走(笹山、白河内岳、大籠岳、広河内岳)

2020年11月22日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:03
距離
24.6km
登り
2,552m
下り
2,554m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:26
休憩
0:33
合計
10:59
距離 24.6km 登り 2,556m 下り 2,555m
5:11
4
6:12
28
6:40
6:41
78
7:59
64
9:03
9:14
5
9:19
53
10:12
10:16
31
10:47
10:48
64
11:52
11:53
19
12:12
12:17
96
13:53
14:03
73
15:30
17
15:47
15
16:02
8
16:10
ゴール地点
天候 晴れのち曇り(風強い)
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新東名高速道路の新清水JCTより中部横断自動車道へ行き、終点の南部ICへ。国道52号より県道37号へ行き、奈良田まで。奈良田の大きな駐車場が工事中だったので、バス停近くの小さな駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
雪がほぼ無いという情報があったので、トレランシューズ(軽アイゼン携行)で行きました。登山道にほぼ雪は無いです。大門沢下降点から下にツルツルの雪がありますが、踏み跡があり、アイゼン不要でした。

【奈良田〜笹山】
・全体的に急登です。標高の低い所は落ち葉が溜まっていて、とても滑ります。朝は野生動物が結構いました(鹿、タヌキ)。
・朝はルートファインドに少し手こずりました。
・山と高原地図では、標高1932地点から猛烈な急坂と書いてありますが、その通りで、急登が続いて脚にきました。

【笹山〜大門沢下降点】
・笹山南峰はハイマツに囲まれていますが、そこそこ展望はあります。稜線は風が強かったので、ここで座って休憩し、大門沢小屋まで歩き通りました。
・この日は風が強く、ときおり体が振られるくらいの強風でした。
・笹山南峰から北峰は、一旦下って、登り返します。
・笹山北峰からは、岩稜帯、ハイマツ帯、樹林帯のミックスです。岩稜帯は、ルートをいくつか取れるので、ルートロストに注意です。自分は何回かやってしまいました。ペンキ、ピンクテープ、ケルンを注視した方が良いです。
・広河内岳から大門沢下降点までが風がかなり強くなって、かなりキツかったです。大門沢下降点手前は雪があり、別ルートへ巻きましたが、少しハイマツ漕ぎをしました。

【大門沢下降点〜奈良田】
・大門沢下降点からすぐに雪がありますが、軽アイゼンは無くても下れます。
・大門沢小屋まで急な下りが続きます。
・大門沢小屋からは、急な下りとなだらかな下りのミックスですが、落ち葉が溜まっている所は滑ります。特に大古森沢に下りるジグザグの急坂は落ち葉が溜まっており、急なので怖いです。
・最初の吊橋から取水口の横を通ってから、尾根に登るか直進すべきが微妙です。山と高原地図は尾根に登ると書いてありますが、直進しても行けそうでした。
奈良田の吊橋を渡ってスタートです。
2020年11月22日 05:15撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 5:15
奈良田の吊橋を渡ってスタートです。
富士山からご来光。
2020年11月22日 06:43撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 6:43
富士山からご来光。
北岳見えました!急登で疲れていましたが、テンション上がります。
2020年11月22日 07:55撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 7:55
北岳見えました!急登で疲れていましたが、テンション上がります。
鳳凰三山も見えました。
2020年11月22日 07:55撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 7:55
鳳凰三山も見えました。
笹山南峰より富士山。東側は天気良いです。
2020年11月22日 09:03撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 9:03
笹山南峰より富士山。東側は天気良いです。
笹山南峰の標識。まだ天気良いです。
2020年11月22日 09:03撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 9:03
笹山南峰の標識。まだ天気良いです。
これから進む稜線。広河内岳まで遠い。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 9:20
これから進む稜線。広河内岳まで遠い。
笹山北峰から塩見岳、蝙蝠岳。3週間前に登った山を白嶺南嶺の尾根から見るのは感慨深いです。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 9:20
笹山北峰から塩見岳、蝙蝠岳。3週間前に登った山を白嶺南嶺の尾根から見るのは感慨深いです。
蝙蝠岳と荒川三山。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 9:20
蝙蝠岳と荒川三山。
笊ヶ岳も。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 9:20
笊ヶ岳も。
笹山南峰と富士山。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 9:20
笹山南峰と富士山。
鳳凰三山と遠くに八ヶ岳。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 9:20
鳳凰三山と遠くに八ヶ岳。
金峰山など奥秩父の山。
2020年11月22日 09:20撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 9:20
金峰山など奥秩父の山。
白河内岳到着!富士山と共に。
2020年11月22日 10:14撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 10:14
白河内岳到着!富士山と共に。
塩見岳、蝙蝠岳、荒川三山。西からはガスが流れて来て、これで西側の山は見納めでした。ガスと共に風が強くなります。
2020年11月22日 10:14撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 10:14
塩見岳、蝙蝠岳、荒川三山。西からはガスが流れて来て、これで西側の山は見納めでした。ガスと共に風が強くなります。
広河内岳までの稜線。北岳や間ノ岳もこれで見納めでした。
2020年11月22日 10:15撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 10:15
広河内岳までの稜線。北岳や間ノ岳もこれで見納めでした。
大籠岳。ここも富士山と共に。
2020年11月22日 10:47撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 10:47
大籠岳。ここも富士山と共に。
北の方はガスがモクモク。広河内岳はかろうじて見えます。
2020年11月22日 10:48撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 10:48
北の方はガスがモクモク。広河内岳はかろうじて見えます。
広河内岳までの最後ののぼり。
2020年11月22日 11:27撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 11:27
広河内岳までの最後ののぼり。
広河内岳到着ですが、ガスに包まれ、また、風が強い。写真を撮って、そそくさと大門沢下降点へ向かいます。
2020年11月22日 11:51撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 11:51
広河内岳到着ですが、ガスに包まれ、また、風が強い。写真を撮って、そそくさと大門沢下降点へ向かいます。
歩いて来た稜線を見返したかったですが、ガスで見えませんでした。
2020年11月22日 11:51撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 11:51
歩いて来た稜線を見返したかったですが、ガスで見えませんでした。
やっとの事で大門沢下降点へ到着。鐘を鳴らしております。
2020年11月22日 12:16撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 12:16
やっとの事で大門沢下降点へ到着。鐘を鳴らしております。
下る途中で、広河内岳。
2020年11月22日 12:26撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
11/22 12:26
下る途中で、広河内岳。
大門沢小屋。冬季小屋は空いてました。中にはモンベルのステラリッジ(4人用)が一張。
2020年11月22日 13:54撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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11/22 13:54
大門沢小屋。冬季小屋は空いてました。中にはモンベルのステラリッジ(4人用)が一張。
撮影機器:

装備

個人装備
モンベルのスーパーメリノウールEXPとコロンビアの薄手フリース モンベルのEXライトウィンドジャケットで行きましたが 稜線上の強風でも問題無かった。ネックウォーマーがあったので 助かりました。
モンベルのウィンドストッパートレッキングミトンを初めての使いましたが
とても良いです。強風でも温かいし 指を半分出して スマホ操作したり 休憩したり。指が冷たくなってもミトンに入れて行動すればすぐに暖かくなるし。

感想

百高山登山第二弾。白嶺南嶺を日帰り縦走は夏の日が長い時期に計画するか、この時期であれば重装備で一泊二日で計画しようかと思いましたが、最近のレコを見ると雪が無い模様。
日が短いですが、トレランシューズで荷物を軽くして日帰りで計画。

夏に笊ヶ岳のぼりましたが、雨畑よりも奈良田は更に車のアプローチが長い。雨畑の分岐から奈良田まで長く感じました。

奈良田から暗闇の中スタート。最初は落ち葉の急登をガシガシ登る。タヌキ、鹿と遭遇。更にガシガシ急登を登り、途中で富士山からご来光。笹山までの急登でかなり脚に来ましたが、最近は毎日ランニングしてるので、まだまだ歩ける感じ。

稜線は風が強そうなので、笹山南峰でネックウォーマーとウィンドジャケットを着込む。笹山北峰で景色を一望。3週間に登った塩見岳や蝙蝠岳、仙塩尾根をこちらから見て感慨深い。風が強いし、午後から天気が崩れそうなので、稜線を進む。岩稜帯でルートロストする場面もありましたが、モクモクと進み、気づけば広河内岳への登りに差し掛かる。広河内岳山頂では強風で休む余裕無く、そそくさと大門沢下降点へ向かう。

広河内岳から大門沢下降点まで20分くらいだと思いますが、長く感じました。ここから急坂を下る。以前、白嶺三山を縦走した際に、ここの坂でヘロヘロになった記憶があるが、今回は大丈夫だった。大門沢小屋で休憩、ファミマのロールケーキを食べて、更に下りる。落ち葉で滑る時があったが、なんとか奈良田まで下りました。

今年は11月でも雪が無いですね。10月中旬に一度降ってから振らずにむしろ暖かくて溶けました。そのおかげで今回は軽装でも登山できましたが、これからは寒くなるので、重登山靴やアイゼン、ピッケルを出さないといけないですね。

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