錫杖ヶ岳

2013年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:06
• 距離: 5.5km
• 登り: 658m
• 下り: 659m

コースタイム

10：15登山口（加太向井コース）−10：20登山口手前の入口−（作業道）−11：50関町越川からの林道終点−（山の斜面）−14：05錫杖ヶ岳山頂（昼食）
14：25錫杖ヶ岳山頂−15：00柚之木峠−15：25登山口

天候

晴れ（黄砂の影響からか霞んでいる）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・名阪国道の向ICを降りて南下。林道入口に錫杖ヶ岳登山口（加太向井コース）の看板がある。
・登山口手前に車10台程度の駐車場有り。

コース状況／危険箇所等

★今回私がとった山頂までルートはコースでも何もないので参考にしてはダメ。今から思うといつ遭難してもおかしくない状況だったので、もう二度とこのルートは行きません。

・登山口手前の入口から関町越川からの林道終点までは、作業道としての目印有り。尚、途中に土砂崩れにより行き止まりになるが、左手方向の尾根に登れば作業用の階段有り。
・林道から山頂までは作業道らしきものもなくなる。地図（国土地理院の地形図）ではコースらしきものがあるが、実際は何もない状態。山頂付近には大きな岩があり、迂回するも傾斜がきつくかなり苦労した。
・山頂からの帰路は、柚之木峠経由の通常の加太向井コース。道は整備されて傾斜のきついところはロープや鎖もあり安全。ところどころにテーブル付きの休憩場所もあり。（山頂までは、ゆっくり登っても2時間もかからないと思う）

写真

3/9 10:13

加太向井コースの登山口手前の駐車場

3/10 9:42

林道はここから閉鎖。登山口が見えるが、今回はここから入らずに少し北側の入り口からスタート。

3/10 9:42

ここがその入り口。林道が右へカーブするところに木の橋が見える。

3/9 10:30

あまり人が入らないのか荒れている。

3/10 9:42

向こう側に橋が見える。まだ道がわかる状態。

3/10 9:43

3/10 9:43

正面が土砂崩れで行き止まり。左側の尾根にテープらしきものがあるので登ってみると・・・

3/10 9:43

作業用の階段発見。そのまま狭い尾根道を進む。

3/10 9:44

作業標識有り。ここを右折する。

3/10 9:44

3/10 9:44

3/10 9:45

荒れた道。滑らないように注意。

3/10 9:45

だんだん道が怪しくなってくる。

3/10 9:45

とりあえずテープで目印有り。

3/10 9:45

関町越川からくる林道が見えた。

3/10 9:45

林道終点に出たところ。

3/10 9:45

その先は道が無い！

3/10 9:46

地図の鎖線はどうやら川沿いについている模様。

3/10 9:46

とにかく川沿いに踏み跡らしきところを進む。

3/10 9:46

3/10 9:46

太陽の方向に尾根道らしきものがありそうなのでそのまま急勾配を登る。

3/10 9:46

（ここら辺りで進んできたことを後悔し始める）

3/10 9:47

地図とGPSを頼りに頂上目指して尾根道を進む。（かなり狭いところも有り）

3/10 9:47

木が生えているところを選んで掴まりながら登る

3/10 9:47

もはや遭難寸前。すべったらOUT！（とにかくしっかりした木を掴んで這い上る）

3/10 9:47

ようやく山頂から来る尾根道まで到達。今きたところを振り返って・・・

3/10 9:47

3/10 9:47

（これで山頂までは楽に行けそう）

3/10 9:47

3/10 9:47

登山道に合流。（・・・やれやれ）

3/10 9:47

山頂の岩

3/10 9:49

3/10 9:48

錫杖ヶ岳山頂（676m）。360度の展望。

3/10 9:48

3/10 9:48

北側。鉄塔が建っているのが仏ヶ平。その隣は寒風。正面には御在所や鎌ヶ岳が見えるはずだが霞んで見えない。

3/10 9:48

北東側。亀山〜四日市方面。霞んでなければ中央アルプスや南アルプスも見えるとのこと。

3/10 9:48

東〜南東側。錫杖湖が見える。

3/10 9:48

南側。正面が経ヶ峰。

3/10 9:48

南西側。左奥に青山高原。

3/10 9:48

西側。正面に霊山。

3/10 9:49

3/10 9:49

3/10 9:49

亀山の産業団地。

3/10 9:49

下山は素直に加太向井コースで。

3/10 9:49

3/9 14:30

滑りやすいところはロープや鎖を設置。

3/10 9:50

広葉樹林のトンネル。

3/9 14:40

休憩場所

3/10 9:50

ここにも休憩場所

3/9 14:50

頻繁に距離がわかる看板有り。（あとどのくらいか判る）

3/9 14:52

木の根がすごい。

3/10 9:50

ここは左が崩れているので注意。

3/10 9:50

柚之木峠（ゆのき峠）

3/10 9:50

（顔を洗って一息）

3/10 9:50

3/10 9:50

登山口まで降りてきた

3/10 9:50

登山口の看板

撮影機器：

Canon PowerShot SX260 HS Canon

感想

16yuki

先週は雪の為に途中で残念したが、今週に入り気温もぐんぐん上昇。今日は晴れたのでリベンジすることにした。
ホームページで皆の記録を調べると北側からのコースは加太向井コースのみ。国土地理院の地形図だとその北側にもルートらしき鎖線あり。誰の記録も見つからなかったがこのコースをとることに。
コースは入り口に木の橋がありいかにもここからもいけそう。ただ、しばらく歩くと道も荒れてあまり人が入っていない状態。（ここらへんで素直に止めておけば良かった）それでも作業用のテープもあり関町越川から来る林道には、ほぼコース通りにこれた。でもここからが問題。林道に合流してからいきなり道が無い。とりあえず地図の鎖線は川沿いについていそう。意を決してできるだけ川から離れないようにあるいていくとそのうち完全に道を失う。頼りはGPSのみとなったので、地図上の尾根道を探して上へ登ってゆく。（この間に急斜面を木に掴まりながら這い上ったりしたのでもはや後戻りはできない状態）
それでもなんとか頂上付近までくると目の前に大きな岩。この岩をトラバースして登れそうなところを探し、なんとか木の生えているところを見つけて木から木へとへばりつきながらクリア。（後で振り返るとその斜面にぞっとした）
なんとか頂上の登山道に通常の倍ほど時間をかけて合流した時は本当にほっとした。
山頂は360度の大パノラマ。でも今日は黄砂の影響からか霞んでいて見通しがよくないが、それでも圧倒される景観で大満足。
帰りの登山コースは休憩場所もたくさん設置されて安全で迷うことはないので、最初から素直にこちらでくれば良かった。