焼石連峰(南本内岳ー東焼石岳ー六沢山ー 金明水ー天竺山)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
8時15分 南本内岳登山口から登山開始
9時15分 新倉沢出会
11時15分 お花畑コース経由で南本内岳頂上・休憩
13時00分 六沢山
14時00分 金明水避難小屋・休憩
15時15分 金明水避難小屋出発
16時15分 天竺山頂上
17時00分 金明水避難小屋到着
6月26日
7時00分 金明水避難小屋出発
12時30分 南本内岳尾根コース経由で南本内岳登山口に下山
過去天気図(気象庁) | 2005年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は山仲間7人で焼石連峰に出かけました。
どこから入山するかいろいろ検討したのですが、7人中3人がはじめてという南本内岳の登山口から入山することにしました。
南本内岳の登山口までは林道が深く入り込んでいるため、登山口にたどり着くまでが一苦労です。
南本内川を遡るように、所々整備された跡がある林道を進み、登山口を目指します。
登山口付近は、刈り払いされたばかりで、駐車スペースが確保されていました。
準備を整え、出発です。
今回は、金明水避難小屋に1泊の予定ですが、花の時期で小屋が大変込み合っているという情報があったことから、テント持参です。
しばらく単調な登りが続き、尾根に取り付きます。
この日は風もなく朝から暑い1日で、尾根登りではかなり汗を搾られました。
出発から1時間で新倉沢の出会いにたどり着き、小休止です。
ここからは、お花畑を目指して進みます。
登山道の脇に、ミズバショウ、シラネアオイなどの花が目に付き始めました。
ところどころに残雪が残っています。
しばらく進むと尾根コースとお花畑コースの分岐に出ます。
迷わず、お花畑コースの木道を進みます。
お花畑にはたくさんの花が咲いており、鑑賞を楽しみながらゆっくり進みます。
途中で小休止をとり、南本内岳の頂上を目指します。
大きな雪渓を進み、頂上に向かう尾根に取り付きます。
どうも暑さにやられたのか、自分のペースがなかなか上がりませんでしたが、時折吹く風を心地よく感じながら、やっとの思いで南本内岳の頂上にたどり着きました。
頂上はとても穏やかで、焼石岳から東焼石、六沢山、経塚山に至る山並みや、牛形分岐から牛形山に続く尾根などがはっきり見ることができました
振り向くと、三界山が大きくそびえたっています。
暑さにバテ気味の自分は、食糧を補給し、少し長めに休憩を取り、幾分体調回復となりました。
しかし、空は、その間になにやら怪しい雲行きとなってきました。
なので、 焼石岳の頂上はパスすることにして、直接東焼石を目指すことにしました。
南本内岳から焼石方面に進み、東成瀬からの登山道との分岐から、焼石岳を迂回するように東焼石を目指します。
いつしか、霧雨の中を歩いていましたが、さらに空が暗くなってきたことから、東焼石でカッパを着ました。
ところが、六沢山を目指して歩き始めると、今度は一転して太陽が顔を出してきました。
結局すぐにカッパの上着を脱ぎ、再び歩き始めましたが、天候が回復傾向だったので、六沢山でカッパの下を脱ぎました。
ここから金明水避難小屋までは、小ピークを過ぎ牛形分岐を経て、すぐです。
自分の中では、「早く金明水に行って休みたい」という気持ちが大きく、花の観賞もそこそこに金明水避難小屋を目指しました。
途中で2パーティを追い越し、金明水避難小屋に1番でたどり着きました。
いつもならビールで乾杯となるとこですが、まだお酒を飲むには早い時間だったので、金明水の冷たくおいしい水をたくさん飲んで、しばらく休憩しました。
と、ここで、まだ時間があるしどうしようか、ということになり、タケノコ採り班と天竺山登山班に分かれて、行動することになりました。
これまで金明水には何度か泊まりに来たことがありますが、天竺山にはまだ登ったことがありませんでした。
天竺山への登山道はないのでヤブ漕ぎです。
せっかくなので、天竺山登山班に入り、天竺山の頂上を目指すことにしました。
過去に1度天竺の頂上に行った方の話をもとに、まず経塚山方面に進み天竺山の尾根に取り付きました。
しばらくヤブを漕ぐとテープがついていたことから、テープを頼りに高度を稼ぎます。
広い広場に出たときは「頂上!?」と思いましたが、ナイフブリッジのような尾根の先端が頂上ということで、さらに進みました。
やっとたどり着いた頂上には、3等三角点が埋設されており、標識も設置されていました。
記念写真を撮り、めったに見ることができない景色を楽しんだ後、金明水に下山しました。
小屋に戻ると、小屋は満杯で、小屋前にはテントが2つ張られていました。
良く見ると、顔見知りの3人が泊まりにきており、夜は10人で盛り上がりました。
翌日は、多くのパーティが4時に起床して準備を始めていました。
自分たちは、5時に起床し、準備を始めました。
本当は前日の晩御飯の予定だった冷やしそうめんを食べ、腹ごしらえをして出発です。
前日とは違い、朝から風が強い日でしたが、天気は持ちそうです。
前日撮り損ねた花の写真を撮りながら、マイペースで進みます。
東焼石に来ても焼石岳の頂上はガスの中だったので、結局頂上には寄らずに南本内岳を目指しました。
登りはお花畑コースを登りましたが、下りには尾根コースを選びました。
お花畑への分岐で尾根コースとわかれて、一度お花畑コースにおり、新倉沢を目指します。
すれ違う登山客に「もう降りるんですか!?」 と声をかけられたので、金明水に泊まったことを話すと、納得した顔に変わっていました。
きけば、今日が南本内岳の山開きということで、今日登ってもう降りてきたものと勘違いしたとのことでした。
新倉沢を渡り、長い尾根を下って、登山口に着いたのは12時30分でした。
帰りに、湯田駅に併設されている「ほっと湯田」で汗を流して帰りました。
ほっと湯田は、せっけん・シャンプーが設置されていないというものの入浴料が200円とたいへんお得な料金でした。
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