雲仙普賢岳（三岳＋二峰）

2020年11月25日(水) 〜 2020年11月27日(金)

• GPS: 17:24
• 距離: 35.7km
• 登り: 1,845m
• 下り: 1,848m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 2:22
• 合計: 8:05

8:47 スタート地点
8:56 10:16 白雲の池キャンプ場
10:39 11:01 絹笠山
12:42 12:44 雲仙温泉
15:03 15:41 白雲の池キャンプ場
16:52 白雲の池キャンプ場

2日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 1:26
• 合計: 10:56

6:51 白雲の池キャンプ場
8:11 8:19 池ノ原園地
9:34 9:47 展望台
9:52 9:52 妙見岳
10:17 10:32 国見岳
10:48 10:52 鬼人谷口
11:43 11:53 立岩の峰
12:17 12:42 雲仙岳
12:59 13:06 紅葉茶屋
13:38 13:41 仁田峠
14:18 14:19 野岳
15:07 15:07 池ノ原園地
17:27 17:27 白雲の池キャンプ場
17:47 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

1日目：JALで伊丹空港〜長崎空港
　　　　バスで「長崎空港」〜「諫早駅」
2日目：バスで「諫早駅」〜「白雲の池キャンプ場」
4日目：バスで「白雲の池キャンプ場」〜「島原港」
　　　　島原鉄道で「島原港」〜「島原」を往復
　　　　フェリーで「島原港」〜「熊本港」（フェリー送迎バスで熊本駅まで）
　　　　しろめぐりんバスで「熊本駅」〜「熊本城」
　　　　リムジンバスで「桜町バスターミナル」〜「熊本空港」
　　　　JALで熊本空港〜伊丹空港

コース状況／危険箇所等

倒木等は全くなく、看板も整備されていました
絹笠山と、雲仙温泉から仁田峠まではお手軽なハイキングコースです
国見岳は鎖が数カ所ありますが、しっかりとした鎖で長くもないので登りやすいです

その他周辺情報

雲仙温泉は宿泊者以外にも温泉を開放しているところがあり、飲食できる店もたくさんあります
仁田峠はお土産ばかりで食事処は見当たりませんでした
温泉卵は仁田峠でも売っていますが、やっぱり雲仙地獄で食べたほうが気分がでます

写真

11/24 17:15

長崎の街並みを見ながら長崎空港へ到着
初日はバスで諫早駅に移動して、ビジネスホテルに泊まりました
飲み屋しか開いてなかったので、夕食はコンビニ弁当

11/25 7:06

バスターミナルは諫早駅前にあります

11/25 7:12

長距離バスですが、結構本数が多いです
朝いちばんの便に間に合いました

11/25 8:45

白雲の池入口に到着

11/25 8:46

11/25 8:48

雲仙岳方面を望む

11/25 8:49

坂道を10分弱登れば、キャンプ場です

11/25 8:54

白雲の池を左に見ながら歩きます

11/25 8:57

絹笠山登山口を通り過ぎると

11/25 8:58

管理棟へ到着です
基本は誰もいないようです
予約時に、17時に係員が集金に行くといわれたのですが、結局2日間とも、誰も来ませんでした
お金払ってないけど、いいのかなぁ

11/25 8:58

マップがありますが、予約時に、平日なんでどこでもテントをどうぞーといわれました

11/25 10:10

ぐるっと見て回って、一番平らな場所に張りました
水場とトイレの中間地点

11/25 10:10

池がちょっとだけ見えます

11/25 10:16

11/25 10:17

重い荷物は全部テントにおいて、絹笠山を登ります

11/25 10:21

両脇に石が埋め込まれて、歩きやすいです

11/25 10:27

きれいな紫の実

11/25 10:31

程よい場所に休憩所

11/25 10:40

山頂への分岐点

11/25 10:40

階段を登ればすぐに山頂です

11/25 10:51

妙見岳と温泉街の茶色い屋根がいい感じです
サンセットヒルって響きもいいですね

11/25 10:41

11/25 10:51

ロープウェイの駅発見

11/25 10:51

妙見岳の後ろに隠れた普賢岳もちょっとだけ見えます

11/25 10:52

湯けむり旅情

11/25 10:59

ランチにもいい場所です

11/25 10:59

橘湾はうっすらと雲に隠れてる

11/25 11:06

温泉街方面に降りていくと、また休憩所があります

11/25 11:10

温泉街側は針葉樹林

11/25 11:25

11/25 11:40

温泉街側の登山口へ着きました

11/25 11:43

登山口からすぐそばに原生沼
もともとはここも地獄だったそうですが、徐々に上記が移動して、植生が復活したそうです

11/25 11:44

木道を歩いてみます

11/25 11:47

11/25 11:49

鳥居の先には、御神体が二つありますが、
ちょっと公共には映せない感じです
興味のある方は、登ってみては

11/25 11:55

原生沼は5月下旬が見ごろだそうです

11/25 11:58

地獄方面へ歩くとピンクの絨毯

11/25 11:58

11/25 12:00

鬼岩

11/25 12:01

旧八幡地獄
ここは原生沼よりも後に噴気が止まって、植生回復中のようです

11/25 12:31

お山の情報館へ到着
パンフレットや観光マップをゲット！

11/25 12:33

11/25 12:42

飛行機移動なので、ガス缶が持ち込めませんでしたが、このお店でガス缶の取り置きをしていただきました
ありがとうございました

11/25 12:49

食事処は何カ所かありますが、お昼はここで食べることにしました

11/25 12:58

長崎っぽいご飯を食べたくて、ちゃんぽんと悩んだ末に、トルコライスにしました
歩いた後の揚げ物はたまらーん

11/25 13:13

食後は温泉神社へお参り

11/25 13:16

11/25 13:20

11/25 13:21

八万地獄

11/25 13:21

熱湯の温泉

11/25 13:24

八万地獄はとにかく大きい

11/25 13:28

地獄は危険です

11/25 13:29

硫黄たっぷり

11/25 13:32

キリシタンを地獄に突き落としたり、熱湯に入れたりしたそうです

11/25 13:33

11/25 13:36

11/25 13:37

11/25 13:44

お糸地獄
この湯を飲めば夫婦問題解決するそうですが、強酸性で飲めたもんじゃ無いそうです

11/25 13:52

季節外れのミヤマキリシマ

11/25 13:53

蒸気が徐々に移動して、歩道も放棄されています

11/25 13:53

11/25 13:56

満明寺へもお参り
なんせ、山号が雲仙山です

11/25 14:00

奈良の大仏で有名な行基菩薩

11/25 14:03

11/25 14:05

温泉の噴気にやられないように、金箔が何重にも貼られています

11/25 14:17

旧八幡地獄は月面っぽい

11/25 14:35

11/25 14:47

数少ない商店
お酒も売ってますよ！

11/25 15:49

キャンプ場への途中にあった日帰り湯
食後に汗を流しました

11/25 18:17

親子丼に卵スープ
気が付いたら卵尽くし
今日は温泉卵食べなくて正解

11/25 18:54

月と火星が接近しているとのことで、月の左上にぽっちりと火星がとれました

11/26 6:52

3日目はテントから歩いて雲仙普賢岳を目指します

11/26 6:59

ちょっとだけショートカットする道があります

11/26 7:05

ちなみに温泉街からショートカットの道が看板もなくわかりにくいですが、
ここを左に入ります

11/26 7:18

雲仙地獄をちょっと通ります

11/26 7:23

11/26 7:24

浄玻璃の鏡

11/26 7:24

閻魔大王の座る石

11/26 7:26

11/26 7:26

邪見地獄

11/26 7:29

大叫喚地獄
今の人なら通風孔の音なんかで聞くことがある音ですが、昔の人からすれば、地獄のうめき声に聞こえるんでしょうか

11/26 7:30

地獄を外れて矢岳園地方面に登っていきます

11/26 7:35

11/26 7:39

11/26 7:41

10分ほどで東屋があります
ススキがきれいでした

11/26 7:42

矢岳方面へは行かずに、池の原園地をめざします

11/26 7:49

ちょっとだけ国道を通って

11/26 7:51

看板に従って歩道へ入ります

11/26 7:54

ここにもミヤマキリシマの狂い咲き

11/26 7:55

あれ、結構咲いてるぞ

11/26 7:56

11/26 7:57

11/26 8:04

ここからしばらく歩きやすい道

11/26 8:09

次に目指すは仁田峠

11/26 8:10

11/26 8:13

11/26 8:14

11/26 8:16

緊急時は逆回り可能とか見ると、ちょっと怖くなります

11/26 8:25

道は歩きやすいが結構急な坂

11/26 8:26

11/26 8:27

11/26 8:47

仁田峠へ到着
妙見岳が目の前です

11/26 8:48

11/26 9:07

今回は普賢岳を周遊したいのでケーブルカー手前にある妙見岳方面を登っていきます

11/26 9:35

ケーブルカー上の駅に到着

11/26 9:44

階段をひたすら登ると

11/26 9:49

妙見神社へ到着

11/26 9:52

11/26 10:02

国見岳と

11/26 10:02

普賢岳

11/26 10:06

分岐を普賢岳に向かいます

11/26 10:10

お、これ登るのと思いましたが、奥に鎖がありました

11/26 10:14

歩いているとわかりませんでしたが、妙見岳の稜線が奇麗です

11/26 10:18

国見岳山頂に到着
島原がちょろっと見える

11/26 10:18

11/26 10:19

ついに姿を見せた平成新山の溶岩ドーム

11/26 10:19

温泉方面を見ると、絹笠岳がすごく低い

11/26 10:37

山頂を堪能して、今度は普賢岳方面へ

11/26 10:38

下り道がずーっと続きます

11/26 10:48

普賢岳は一方通行なので、鳩穴わかれ方面へ進みます

11/26 10:53

ちょっと道が寂しい感じになります

11/26 10:57

11/26 11:01

11/26 11:02

西の風穴

11/26 11:16

北の風穴

11/26 11:26

鳩穴わかれに到着
鳩穴方面は噴火で埋まり、封鎖されています

11/26 11:27

11/26 11:27

天気が良ければ、鳩穴わかれの眺望も期待できそう

11/26 11:28

ここから一方通行の始まり

11/26 11:37

11/26 11:40

あれは、もしや山頂

11/26 11:42

展望所に到着

11/26 11:47

展望所に上ると、平成新山がまじかに見えます

11/26 11:48

不思議なことに目の前で見ると、恐ろしい火山だとは思いませんでした

11/26 11:44

11/26 11:44

妙見岳かなー

11/26 11:45

11/26 11:48

展望所よりも下から見たほうが、噴気と迫力を感じました

11/26 11:50

11/26 11:57

11/26 12:04

次は霧氷沢へ

11/26 12:07

残念、霧で平成新山が良く見えません

11/26 12:06

昔はこの先に神社があったんかー

11/26 12:10

この辺になると、ばててます

11/26 12:13

苔が多いのが印象的

11/26 12:17

普賢岳分岐

11/26 12:17

11/26 12:19

やったー、山頂到着

11/26 12:19

ゴツゴツした山頂広場

11/26 12:20

三角点発見

11/26 12:36

しばらく待つと、平成新山が顔見世
この後、すぐに雨が降ってきました

11/26 12:39

11/26 13:04

次は紅葉峠へ

11/26 13:21

11/26 13:33

そういえば、2合目と3合目と6合目しかなかったような

11/26 13:37

仁田峠のロープウェイ裏に到着

11/26 13:37

噴火で埋もれた普賢神社への鳥居でした

11/26 13:38

雲で全く見えない

11/26 13:38

11/26 13:39

11/26 13:39

11/26 13:48

山歩きの中で飲むコーラって、うまいなぁ

11/26 13:59

下山する前に、野岳へ寄り道

11/26 14:03

野岳はガスってます

11/26 14:03

ビックリするほど整備された道

11/26 14:11

ほぼ平坦な道なのに、休憩所も整備済み

11/26 14:21

昭和天皇が行幸されたようです
道理で整備されてたわけです

11/26 14:12

山頂への分岐は突然荒れ果てた道になります

11/26 14:14

赤テープみながら歩きます
小動物の糞がいっぱいで歩きにくかった

11/26 14:17

野岳到着

11/26 14:17

何も見えません
すぐに撤退

11/26 14:41

仁田峠に戻って、温泉街へ戻ります

11/26 15:13

あれ、めっちゃ晴れてきた

11/26 15:28

悔しい！！
今山頂にいる人最高だろうなぁ

11/26 15:49

地獄へ戻ってきました

11/26 15:55

目指すはお糸地獄…

11/26 15:59

の温泉卵！

11/26 16:02

んまーい

11/26 16:14

お山の情報館別館
こちらは年中無休

11/26 16:33

今日はこっちの温泉に入ろうと思ったんですが、人が多いので昨日と同じよか湯へ行きました

11/26 17:29

結局お金払えずじまい

11/27 7:07

最終日
テント後がくっきり

11/27 7:46

島原港に向かう途中で、平成新山が見えました
30年前にあの火口から火砕流がこの方向へ流れてきたんですね…

11/27 7:55

長崎港で大きなザックは預けます

11/27 8:17

眉山のせいで、雲仙岳は見えません

11/27 8:33

島原城目指して島原鉄道に乗ります

11/27 8:33

島原駅に到着

11/27 8:35

11/27 8:38

11/27 8:42

開門が9時からなので、お城は後回しで武家屋敷へ

11/27 8:50

天守閣に登っても雲仙岳はあまり見えません
堀の北側に回ると、ちょろっと見えました

11/27 9:07

趣のある武家屋敷

11/27 9:22

島原城へ入ります

11/27 9:57

天守閣の眺め
眉山

11/27 9:57

11/27 10:51

コスプレではなく、オフィシャルの方々
公式撮影中でしたが、1枚撮らせてくれました

11/27 11:52

ほうじゅうで昼食

11/27 11:33

具雑煮とガンバ（フグ）寿司・かんざらしのセットで1400円

11/27 12:01

11/27 12:04

四明荘にも寄ってみます

11/27 12:06

4か所も湧水があって、とても澄んだ水で鯉が空を飛んでいるように見えます

11/27 12:18

11/27 12:47

あちこちに飲用泉が湧き出ています

11/27 12:53

再び島原鉄道で島原港に戻ります

11/27 13:26

フェリーで熊本港へ向かいます

11/27 15:14

送迎バスに乗り継いで、熊本駅に到着

11/27 15:54

せっかくなので、修復中の熊本城をちょっとだけ覗きます

11/27 16:06

11/27 16:06

11/27 18:01

帰りは熊本空港から

11/27 18:27

空港飯もうまし！

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

Pentium

長めのお休みがあったので、雪のない山を求めて雲仙に向かいました。
30年前の火砕流は今も記憶に残っています。当時パトカーが無残に焼けたシーンや、報道や消防団の方が逃げる映像が恐ろしく感じました。
ところが実際に目の前で平成新山を見ても恐ろしさをあまり感じなかったのは、霧島等と違って巨大な岩があまり目に入らなかったからなのかもしれません。

途中で出会った方に、がまだすドームは是非行ってほしいと言われたのですが、公共機関で行くには時間が無く断念したのが、今回の心残りです。