宝塚炭酸巡り(赤子谷西尾根〜岩原山〜塩尾寺〜白瀬川源流)


- GPS
- 05:39
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 977m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:40
未踏のルートを絡めるため塩尾寺から引き返して白瀬川源流を下りに取ったが、スポット巡りだけならそのまま縦走路を宝塚へ下りるのが素直。登路はどれも道標のない裏六甲のルートなので実力と相談してお好みで。『六甲全山登山詳細図』によると比較的簡単な赤子谷西尾根を選びました。他では中尾根が同レベルなようです。関電巡視路を通る生瀬城山ルートが最も東で縦走路に合流するが、生瀬高台南端が通れなくなっているので、取り付きまでが遠回りに…
※なお、スマホのGPSがまともに動いてくれなかったため別途用意したGPSロガーのデータを登録。しかし古い機械とソフトなので2020年問題でログの年月日時刻がずれています
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)阪急バス・西山団地バス停−阪急・逆瀬川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所というほどのものはないが、赤子谷西尾根と白瀬川源流は『詳細図』でB級(急傾斜、渡渉などのある径。荒廃の進んでいる古い登山道)にグレードされているのでそれなりに注意は必要。 人の少ないルートだが、2018年の豪雨と台風の被害は処理済みで、無理が必要となるような箇所はない。なので(身長170cmくらいの人で)無理やり越えねばならないような箇所があればそれはルートを外しています。 |
その他周辺情報 | 宝塚駅周辺にはナチュールスパ宝塚(宝塚温泉)ほか、いろいろあります |
写真
宝来橋南詰、ナチュールスパ宝塚の側面にある、案内板とウィルキンソン炭酸オンリーの自販機。
ちなみに道路を挟んで向かいのホテル若水前には、復元された「天然たんさん水 この下あり」の石柱もありますが見落としました
ぷくぷく泡が湧き出しています。縁石の円い囲みといい、蛙の置物といい、人の手が入っている感じですが、それもそのはずここはかつて寿楼なる旅館の土地で、滝とこの傍にある隧道は納涼の為に主人が設えたものだそうです
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
グローブ
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感想
宝塚駅から炭酸関連スポットを巡りつつ、裏六甲を目指す。生瀬小学校の裏手に回り愛宕山に登る。Google Mapsにある「ウィルキンソン鉱泉」にも回ればよかったか。(何も残っていないらしいけど)
愛宕山中腹にある光照稲荷大明神と広場は北側の眺めも良く、小さい子供を連れた親子が多い。頂上へ向かう尾根道は裏山ながらなかなか雰囲気がある。「みんなの足跡」ではどういうわけか全く歩かれていないようだが、宝塚駅から赤子谷を目指すときにはオススメしたい。
しかし生瀬高台南端のガードレールとゲートの間を入っていく取り付きはトラロープが張ってあり、そのちょっと北側の園芸会社敷地もはっきりと立入禁止の意思表示がされているので諦めて、生瀬水路道へ。まあ、愛宕山降り口から真っ直ぐ生瀬水路道を目指せばそう遠回りでもないし、登山前に舗装路の登りは気が鈍るので、愛宕山ルートはこれはこれで良いのでは。
生瀬水路道はいつも通り澄んだ水が勢いよく流れていて気持ち良い。時おり武庫川の眺めもあり、ダンプの行きかう県道51号の車道歩きと比べると雲泥の差。今日はおひとり何やら作業されている方がいました。ありがたいことです。
旧西宝橋からいったん下りて登山口からあらためてスタート。この取り付きは見つけられなかったかもしれないので尾根道を選んで正解だった。ここから岩原山ピークまでは誰とも会わず静かな山道だった。
赤子谷西尾根ルートは、はっきりした尾根道でかなり高密度でマークも付いているので迷う箇所はほぼなかった。強いて挙げるなら渡渉して西尾根に取りつくポイントと、322m地点を過ぎて最初の小ピークを左に巻くところがやや判りにくいか。それにしても1分も歩けばすぐ次のマークが現れるので、しばらくマークを見ていなければルートを外している心配をした方がいいです。
縦走路を塩尾寺まで進むが、境内には「たんさん水」の碑が見つからず、もっと降りた先のえんぺい寺休憩地にて発見。下調べ不足でした。このまま下山してしまおうかと迷ったもののやはり初志貫徹を目指し登り返す。せっかくなので降りてきた縦走路は避け、尾根道へ。この道は、膝にくる縦走路最後の舗装路を避けるショートカットとして知られているが、結構な急坂&花崗岩が風化してできた滑りやすい真砂土なので、疲れた膝でここを下るのはそれはそれでどうか。特に暗くなっていると不安。
岩倉山反射板を行者山方面へ下り、白瀬川源流ルートへ。行者山周辺のルートは道標が充実しており一般向けだがこの白瀬川源流ルートだけはB級。沢沿いルートで踏み跡も判りにくくテープのマーキングが頼り。幸いたくさん設置されている。途中「白瀬川源流バイパス」という小看板がありそちらを下るが、バイパスではなくこちらが白瀬川源流そのものなのだとか。(webサイト「六甲やまある記」さん) 途中、垂らしたロープを頼りに堰堤の石積みを降りる箇所もあってなかなかアドベンチャラスなコースでした。
宝塚の炭酸水ゆかりのスポットはまだまだあると思われるので、コメントでご教示くだされば幸いです。
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