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記録ID: 2771005
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

宝塚炭酸巡り(赤子谷西尾根〜岩原山〜塩尾寺〜白瀬川源流)

2020年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
16.6km
登り
1,080m
下り
977m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:24
合計
5:40
10:16
24
宝塚駅(阪急)
10:40
10:43
146
13:09
13:10
22
13:32
14
13:46
14:01
20
14:21
14:26
37
15:03
53
15:56
西山団地バス停
 ウィルキンソン炭酸発祥の地、宝塚市の炭酸関連スポットを巡るコース。
 未踏のルートを絡めるため塩尾寺から引き返して白瀬川源流を下りに取ったが、スポット巡りだけならそのまま縦走路を宝塚へ下りるのが素直。登路はどれも道標のない裏六甲のルートなので実力と相談してお好みで。『六甲全山登山詳細図』によると比較的簡単な赤子谷西尾根を選びました。他では中尾根が同レベルなようです。関電巡視路を通る生瀬城山ルートが最も東で縦走路に合流するが、生瀬高台南端が通れなくなっているので、取り付きまでが遠回りに…
 ※なお、スマホのGPSがまともに動いてくれなかったため別途用意したGPSロガーのデータを登録。しかし古い機械とソフトなので2020年問題でログの年月日時刻がずれています
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)JR/阪急・宝塚駅
(帰り)阪急バス・西山団地バス停−阪急・逆瀬川駅
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所というほどのものはないが、赤子谷西尾根と白瀬川源流は『詳細図』でB級(急傾斜、渡渉などのある径。荒廃の進んでいる古い登山道)にグレードされているのでそれなりに注意は必要。
 人の少ないルートだが、2018年の豪雨と台風の被害は処理済みで、無理が必要となるような箇所はない。なので(身長170cmくらいの人で)無理やり越えねばならないような箇所があればそれはルートを外しています。
その他周辺情報 宝塚駅周辺にはナチュールスパ宝塚(宝塚温泉)ほか、いろいろあります
炭酸ポイントその1
宝来橋南詰、ナチュールスパ宝塚の側面にある、案内板とウィルキンソン炭酸オンリーの自販機。
ちなみに道路を挟んで向かいのホテル若水前には、復元された「天然たんさん水 この下あり」の石柱もありますが見落としました
2020年11月29日 10:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
11/29 10:22
炭酸ポイントその1
宝来橋南詰、ナチュールスパ宝塚の側面にある、案内板とウィルキンソン炭酸オンリーの自販機。
ちなみに道路を挟んで向かいのホテル若水前には、復元された「天然たんさん水 この下あり」の石柱もありますが見落としました
見返り岩。この向かいを降りたところに丁字滝があります。県道337号のこの周辺は歩道がなく、道幅も狭いため車に注意
2020年11月29日 10:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
11/29 10:30
見返り岩。この向かいを降りたところに丁字滝があります。県道337号のこの周辺は歩道がなく、道幅も狭いため車に注意
炭酸ポイントその2
ぷくぷく泡が湧き出しています。縁石の円い囲みといい、蛙の置物といい、人の手が入っている感じですが、それもそのはずここはかつて寿楼なる旅館の土地で、滝とこの傍にある隧道は納涼の為に主人が設えたものだそうです
2020年11月29日 10:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
11/29 10:31
炭酸ポイントその2
ぷくぷく泡が湧き出しています。縁石の円い囲みといい、蛙の置物といい、人の手が入っている感じですが、それもそのはずここはかつて寿楼なる旅館の土地で、滝とこの傍にある隧道は納涼の為に主人が設えたものだそうです
その丁字滝。宝塚八景に数えられるそうです
2020年11月29日 10:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 10:32
その丁字滝。宝塚八景に数えられるそうです
このプレートを見て、そこにいる置物が蛙だと気づきました
2020年11月29日 10:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
11/29 10:32
このプレートを見て、そこにいる置物が蛙だと気づきました
その丁字ヶ滝隧道。過去のブログを見ていると、もっと木が茂っていて森の径を通らなければ辿りつけなかった(今は県道の降り口からすぐ)ようなので、ここ二三年で整備された様子。蛙も新しい感じなのでそのとき置かれたものでしょうか
2020年11月29日 10:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 10:33
その丁字ヶ滝隧道。過去のブログを見ていると、もっと木が茂っていて森の径を通らなければ辿りつけなかった(今は県道の降り口からすぐ)ようなので、ここ二三年で整備された様子。蛙も新しい感じなのでそのとき置かれたものでしょうか
炭酸ポイントその3
ウィルキンソン記念館(&生瀬ふれあい広場「くすのき」)です。赤い帯がウィルキンソン炭酸っぽいですね
2020年11月29日 10:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 10:42
炭酸ポイントその3
ウィルキンソン記念館(&生瀬ふれあい広場「くすのき」)です。赤い帯がウィルキンソン炭酸っぽいですね
生瀬水路道に現れたトタン屋根の廃屋。ここから左の尾根に入って近道します。初見だと旧西宝橋へはこちらの方が判りやすいかと
2020年11月29日 11:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 11:46
生瀬水路道に現れたトタン屋根の廃屋。ここから左の尾根に入って近道します。初見だと旧西宝橋へはこちらの方が判りやすいかと
赤子谷を左岸へ渡渉したところ。西尾根への取り付き。右岸には特に目印はありませんが、木の枝に赤や黄色のマークがある堰堤を越えた先です
2020年11月29日 12:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 12:10
赤子谷を左岸へ渡渉したところ。西尾根への取り付き。右岸には特に目印はありませんが、木の枝に赤や黄色のマークがある堰堤を越えた先です
最初のコルにあった、猪 (?) の頭骨。初めて見ましたが意外と小さいですね。でも牙の迫力がすごい
2020年11月29日 12:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 12:40
最初のコルにあった、猪 (?) の頭骨。初めて見ましたが意外と小さいですね。でも牙の迫力がすごい
ナガモッコク尾根出合。シダからクマザサに植生が変わって東六甲らしくなってきます
2020年11月29日 12:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 12:57
ナガモッコク尾根出合。シダからクマザサに植生が変わって東六甲らしくなってきます
岩原山ピーク。二三年前は木製の白い標柱が立っていましたが今はケルンだけ
2020年11月29日 13:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
11/29 13:09
岩原山ピーク。二三年前は木製の白い標柱が立っていましたが今はケルンだけ
岩倉山反射板の少し西、鉄塔のあるところで縦走路を少し脇に入るとある展望スペース。大阪平野が一望できます。この日は雲が多いものの、生駒山の向こうの山並みまで見えました。笠置山地でしょうか
2020年11月29日 13:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/29 13:35
岩倉山反射板の少し西、鉄塔のあるところで縦走路を少し脇に入るとある展望スペース。大阪平野が一望できます。この日は雲が多いものの、生駒山の向こうの山並みまで見えました。笠置山地でしょうか
炭酸ポイントその4
塩尾寺休憩地にある「たんさん水」石碑。
宝来橋が架け替えられた際、旧第一ホテル(現ホテル若水)にあった炭酸源泉の石碑とお地蔵様がここに移設されたそうです
2020年11月29日 14:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
11/29 14:35
炭酸ポイントその4
塩尾寺休憩地にある「たんさん水」石碑。
宝来橋が架け替えられた際、旧第一ホテル(現ホテル若水)にあった炭酸源泉の石碑とお地蔵様がここに移設されたそうです
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル グローブ

感想

 宝塚駅から炭酸関連スポットを巡りつつ、裏六甲を目指す。生瀬小学校の裏手に回り愛宕山に登る。Google Mapsにある「ウィルキンソン鉱泉」にも回ればよかったか。(何も残っていないらしいけど)
 愛宕山中腹にある光照稲荷大明神と広場は北側の眺めも良く、小さい子供を連れた親子が多い。頂上へ向かう尾根道は裏山ながらなかなか雰囲気がある。「みんなの足跡」ではどういうわけか全く歩かれていないようだが、宝塚駅から赤子谷を目指すときにはオススメしたい。

 しかし生瀬高台南端のガードレールとゲートの間を入っていく取り付きはトラロープが張ってあり、そのちょっと北側の園芸会社敷地もはっきりと立入禁止の意思表示がされているので諦めて、生瀬水路道へ。まあ、愛宕山降り口から真っ直ぐ生瀬水路道を目指せばそう遠回りでもないし、登山前に舗装路の登りは気が鈍るので、愛宕山ルートはこれはこれで良いのでは。

 生瀬水路道はいつも通り澄んだ水が勢いよく流れていて気持ち良い。時おり武庫川の眺めもあり、ダンプの行きかう県道51号の車道歩きと比べると雲泥の差。今日はおひとり何やら作業されている方がいました。ありがたいことです。
 旧西宝橋からいったん下りて登山口からあらためてスタート。この取り付きは見つけられなかったかもしれないので尾根道を選んで正解だった。ここから岩原山ピークまでは誰とも会わず静かな山道だった。

 赤子谷西尾根ルートは、はっきりした尾根道でかなり高密度でマークも付いているので迷う箇所はほぼなかった。強いて挙げるなら渡渉して西尾根に取りつくポイントと、322m地点を過ぎて最初の小ピークを左に巻くところがやや判りにくいか。それにしても1分も歩けばすぐ次のマークが現れるので、しばらくマークを見ていなければルートを外している心配をした方がいいです。

 縦走路を塩尾寺まで進むが、境内には「たんさん水」の碑が見つからず、もっと降りた先のえんぺい寺休憩地にて発見。下調べ不足でした。このまま下山してしまおうかと迷ったもののやはり初志貫徹を目指し登り返す。せっかくなので降りてきた縦走路は避け、尾根道へ。この道は、膝にくる縦走路最後の舗装路を避けるショートカットとして知られているが、結構な急坂&花崗岩が風化してできた滑りやすい真砂土なので、疲れた膝でここを下るのはそれはそれでどうか。特に暗くなっていると不安。

 岩倉山反射板を行者山方面へ下り、白瀬川源流ルートへ。行者山周辺のルートは道標が充実しており一般向けだがこの白瀬川源流ルートだけはB級。沢沿いルートで踏み跡も判りにくくテープのマーキングが頼り。幸いたくさん設置されている。途中「白瀬川源流バイパス」という小看板がありそちらを下るが、バイパスではなくこちらが白瀬川源流そのものなのだとか。(webサイト「六甲やまある記」さん) 途中、垂らしたロープを頼りに堰堤の石積みを降りる箇所もあってなかなかアドベンチャラスなコースでした。

 宝塚の炭酸水ゆかりのスポットはまだまだあると思われるので、コメントでご教示くだされば幸いです。

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