中妻山


- GPS
- 10:02
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,508m
コースタイム
8:00 登山道分岐点 (1,260m) 8:00
8:20 沢を渡ったところ (1,340m) 8:20
9:15 佐渡山と1678mピークのコル (1,580m) 9:40
9:45 氷沢川を渡ったところ (1,450m) 10:00
10:20 中妻沢から尾根にとりついた地点 (1,500m) 10:30
11:35 (1,740m) 11:55
12:35 1912mのピーク (1,912m) 12:35
12:40 (1,930m) 12:55
14:10 中妻山 (2,297m) 14:35
15:20 登った尾根との合流点 (1,450m) 15:30
16:20 佐渡山と1678mピークのコル (1,580m) 16:35
16:50 沢 (1,320m) 16:55
17:00 登山道分岐点 (1,260m) 17:00
17:10 大橋 (1,140m)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1912mのピーク周辺はやせ尾根となっている。 中妻沢の標高1680mから1610mはデブリで沢が埋め尽くされていた。 【2万5千分の1地形図】 高妻山 【山と高原地図】 妙高・戸隠・雨飾 |
写真
感想
今回、初めて中妻山に登った。
10年前にこの時期に乙妻山に登ったことがあり、そのときはパウダースノーだったので、それなりの雪質を期待して出かけたが、雪が堅くしまっており、登るのも苦労したが、下りも転倒して滑落しないよう慎重に下った。
しかし、中妻山の山頂直下は広大な斜面が広がっており、雪質のよいときに滑ってみたいと思った。
大橋駐車場の駐車台数は5〜6台程度で、余裕あり。
出発の準備をしていると、黒姫山に登る単独行の人、佐渡山に山スキーに行く2人連れ、佐渡山の西側にある1906mのピークを山スキーで目指す人がやってくる。
林道沿いに登る。
黒姫山への登山道との分岐点を過ぎて沢を渡るが、沢が出ているので、スノーブリッジができているところを探して渡る。
帰ってから確認すると、今回の参考にさせてもらったGPSログと今年の1月13日に佐渡山に登ったときのGPSログも今回と同じところを渡っていた。
佐渡山と1678mピークのコルに登り、スキーからシールを外して、氷沢川に滑り込む。
1906mのピークを目指すという人に、このピークは氷沢川に下ってから、中妻山に登る途中にあるピークであると伝える(帰ってから地図を再確認してみると、1906mのピークは今回中妻山に登ったルートの北側にある尾根のピークだったようである。)。
氷沢川を越えてから、スキーにシールをつけて氷沢川沿いに歩く。
ヤマレコに投稿されていた1週間前に中妻山に登った記録では、中妻沢にデブリがあったので、登った尾根を滑走したとあったので、予定を変更して乙妻山に登ろうかとも考えていたが、中妻山に登ったトレースがあったので、予定どおり中妻山に登ることとする。
標高1450mから中妻山への尾根にとりつくが、雪が堅いので、スキーアイゼンをつける。
滑落しないよう慎重に登る。
短い距離であったが、急斜面はスキーを外して、坪足で登ったところもあり(Tさんはすべてシールで登った。)。
標高1740mで休憩する。
高妻山、妙高山、黒姫山などがよく見える。
標高1740mから上は尾根の幅が狭くなり、木の下の日陰部分は雪が固まっているので慎重に通過する。
標高1912mのピークはやせ尾根で、ピークを過ぎると、中妻山への最後の急登である。
ここから中妻山への最後の登りなので、休憩して呼吸を整える。
中妻山までの登りは広い斜面が広がっている。
中妻沢に、今日滑ったと思われるシュプールがある。
雪が堅く、表面だけが少しクラストしている状態なので、先行者のシュプールを利用させてもらいながら、慎重に登る。
中妻山山頂に到着する頃には、少し雲が出てきた。今晩雨が降るという天気予報の通りである。
中妻山山頂からは、高妻山、乙妻山はもちろんのこと、妙高山など周辺の山並みが一望に見渡せる。
滑走の準備をして滑走を開始するが、転倒すると滑落する危険があるので、慎重に下る。
標高1930mから中妻沢に滑り込むが、ようやく滑走しやすい雪質になってきた。
標高1680mから標高1610mまで、沢はデブリで埋め尽くされており、南側の尾根の急斜面をトラバースしながら下る。雪が堅いので、滑落しないよう横滑りをしたりして、慎重に下る。この斜面もデブリの上に雪が積もっている状態である。先行したパーティは北側の尾根の斜面をトラバースしたようで、滑った跡がある。
標高1610mから下は傾斜が緩やかとなり、雪質も滑走に適した状態となる。登るときに尾根にとりついた地点まで一気に滑り込む。
尾根にとりついた地点のところで、穴が開いているところに滑り込んでしまい、ジャンプをして何とか穴に落ちずにすんだ。
スキーにシールをつけて、佐渡山と1678mピークのコルに登り返す。
佐渡山と標高1678mピークのコルに到着すると、風が出てきて、雪が少しちらついてきた。
スキーからシールを外し、登った尾根に滑り込むが、夕方となり気温が下がって雪が凍り始めている。木も多いので、横滑りも入れながら木の間を抜けて滑り込む。
下まで滑り込みすぎて、沢の徒渉点であるスノーブリッジまで5分ほど登り返す。
黒姫山への登山道との分岐点からは、雪が堅いのでスキーがよく滑り、10分もかからず、あっという間に大橋に到着した。
帰り支度をしているときに雪が降り始めてきたが、信濃町に車で下る頃には土砂降りの雨となった。
あいにくの雪質ではあったが、天気に恵まれ、充実した山行となった。
いつかパウダースノーの時に中妻山から滑ってみたいと思った。
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