大源太（上越のマッターホルン）稜線にスキーで
sptaka
- GPS
- 09:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 881m
- 下り
- 881m
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| 天候 | 晴れ〜曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
行動時間 9時間 合計登行 900m 気温 −1度 昼5度 山で会った人 0人、トレース1人 森林限界 1000m 積雪の状態 清水で3m 山の快適さ 林道が悪い お勧め度 日帰り温泉 金城の里 温泉の味 コンビニ 塩沢インター戻ったところ |
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感想
グレートサミッツ国内編 NO54 大源太山（上越のマッターホルン）の稜線までスキーで上がる
南魚沼の清水から大源太への稜線に行ってみたいと思っていたが、いよいよ決行する。過去に何度も林道敗退して、というのは積雪期のアプローチがどうしようもなく悪い。林道がすべて山の斜面に消えて、急勾配だし3月になると雪もグズグズになる。それを知ってていく。
ところが今日は同だ。昨日あたりの先行者のトレースがある。有難いというか驚き。ところがスタートしてほんの5分で早くも行き詰る。いったいアプローチどんな格好していくか。考えた結果、片足シール、片足アイゼンで行く。そんなこと可能か。急斜面のカチカチ雪では、両足スキーでは心もとない。こけると相当流される。こんな格好して、2キロの林道に2時間。
さて分岐から河原に下りる。雪は多い。丸沢への横断なんて気にもしてなかったように、自由に渡れた。ここからこの谷を上部へ目指す。谷に入ってすぐに見えてきた。大源太、大源太！ 上越のマッターホルンとは何度も言うが、槍みたいなもんだ。近くから見るだけで十分。今日はこの谷をどこまで登れるやら。
地形図で見るように確かに傾斜が緩そうだ。おあつらえ向き。本流をどんどん上がるが、トレースが途中で分かれる。本流は狭い小さなゴルジュとなるが、問題なし。その狭いところ登り切ると、上は大きく開けた。千mほどで森林限界なんて、低すぎて楽しい。登るにつれ、右に見える大源太はどんどん迫ってくるし、だんだん形が悪くなって、ただの岩の団子見たいになってきた。
沢の詰めに、最後の急登。シールのままぎりぎりまで登っていくが、いよいよラストはまた、片足だけアイゼンに履き替える。それが案外登り易かったが、これって本当の登り方？
まもなく大源太と同高度になるが、どういう風に稜線に出られるかと思ったが、そのまま簡単に乗り上げた。向こうが風上だから、こちら側に雪庇が出ているが、なんだかカール上部のようにそのまま安定した稜線に。
おおいきなり群馬側の山が見える。目の前の真っ白い大きいのはと、ちょっと戸惑ったが、仙ノ倉山。ということは左の細身なのが、万太郎。前衛に隠れて茂倉や谷川は見えない。快晴、無風。こんな条件ないでしょう。でもここから上は無理ですね。七ツ小屋へはモナカ稜線のようだし、大源太へは雪庇やせ尾根の不安定な稜線。一人じゃ行く気にならない。主稜線（蓬峠方面）へは簡単に出られるだろうと思ったが、そんなに甘くなかったね。
登り6時間。12時ぴったりに下る。先行トレースもまったくここまで一緒なのだ。珍しい。
下りは、ドピーカンのシャーベットだから、転ばないように。上部斜面が快適で、むしろ下部の雪が重い。それでも1時間足らずで、丸谷出会いへ。平地でもどうにか滑らせたが、やはり問題は林道の腐った雪。朝よりも条件が悪い。シールを外したスキーだと、片足だけアイゼンはとんでもなく不安定でダメ。両足とも何度も履き替えて、登りよりも時間がかかった。しかも雪崩た部分もある。バテバテ。この林道アプローチの悪さを思うと、ちょっともういいよなあ。
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takeiwa さん
前日のトレースを付けた者です。オイラが登った日（１５日金曜日）はカチカチのクラストの上に新雪が15�冂�積もった厄介な状態でした。また、片足シール片足アイゼンとは面白い事を考えましたね。
当方は、シールで何とか謙信尾根まで行けました。そこからツボ足で謙信尾根を登り県境稜線まで出て、七ッ小屋から大源太の稜線のコルまで降りての滑降でした。県境稜線はカチカチに氷化して居て難儀をしました。丸ノ沢をそのまま詰めれば良かったのですが、辺りの偵察を兼ねて遠回りをしてみました。丸ノ沢もカチカチだったらどうしようとヒヤヒヤしてましたが、吹き溜まりのパウダーで最高の状態で楽しく滑れましたよ。
上部稜線一回りしましたか。素晴らしい。下部の林道が嫌らしかった。私は丸沢登下降で十分でした。
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