鈴鹿300山 始動! 馬の背・笠岳・ネコ・南コブ・ハライド・神懸・菰野富士 鈴鹿のマイナー低山を縦走す。
- GPS
- 07:02
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
行きは近鉄・湯の山温泉駅からスタート地点の希望荘までタクシーを使い、楽をしました。 帰りは湯の山温泉駅まで歩いて下っていきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは、一般登山道・破線ルート・マイナールートのミックスです。 道が分りづらい箇所、踏み跡や目印のない箇所もありますので、コンパスやGPS等でのルーファイは必須でお願いします。 ◎スタート地点の神社(鳥居道山 山神)〜馬の背〜笠岳〜ネコ〜風越峠 東海自然歩道の区間はとても歩きやすいので特に危険箇所等はありません。 東海自然歩道を外れ、馬の背・笠岳・ネコ〜風越峠までの区間はバリルートと破線ルートの組み合わせになります。 踏み跡・目印等が無い箇所も多くありますので、GPS・コンパス等でのルーファイは必須でお願いします。 ◎風越峠〜南コブ〜ハライド この区間は一般登山道になりますが、一部踏み跡が不明瞭な箇所や目印の無い箇所もありますので、念の為この区間もGPS・コンパス等でのルーファイは必須でお願いします。 また、ザレた急登区間も多くありますので、転倒等には十分な注意が必要です。 ◎ハライド〜神懸〜希望荘(駐車場) ハライド〜南コブ〜風越峠の縦走路を外れ、神懸・希望荘に下っていくマイナールートを歩いていきます。 縦走路を外れる取付き地点が結構分かりづらいです。 縦走路を外れた箇所から神懸までは踏み跡こそ有ったり無かったりですが、目印等は一切ありません。 神懸を過ぎると暫くの間は目印が付いていましたが、自分が歩いた尾根のルートは途中から目印は無くなっていました。 この区間はGPS・コンパス等でのルーファイは必須です。 ◎希望荘(駐車場)〜菰野富士〜湯の山温泉駅 希望荘(駐車場)から少しだけ一般道を経由し菰野富士に登っていきますが、鳥居道休憩所脇からの菰野富士頂上までの道は、家族連れなども多く歩く、完全なハイキングロードです。 正直、登山のカッコして歩いていると浮いてしまう感じです。 菰野富士頂上からは、南東方向に下っている「みろく登山道」を利用しR477に合流しました。 「みろく登山道」は現在はあまり使われていない感じですが、過去にはそれなりに使われていた様で、展望台や登山道(遊歩道?)を照らすランプなどがまだ残っていました。 R477まで下れば、あとは湯の山温泉駅まで一般道歩きです。 |
写真
感想
「鈴鹿300山」
鈴鹿50名山の踏破もあと2座となった今、次の目標として鈴鹿300山踏破を目指そうと思う。
自分は今、諸事情により地味めな登山を心がけているのだが、今回歩いたルートはまさに今の自分にピッタリなものだった。
今まであまり歩いてこなかった三重県側の、しかもそこそこな低山ばかりを繋いだルートなのだ。
今回は公共交通機関を使うのが大前提なので、湯の山温泉駅まで近鉄に乗車、駅から登山口の希望荘までは贅沢にもタクシーを利用した。
希望荘の脇にある神社からスタートし、しばらくはとても歩きやすい東海自然歩道を歩いていく。
この日最初のピークは「馬の背」だ。
この山は本当にマイナーで、自分も鈴鹿300山に興味を持たなけば、まず知らなかったしも登る事もなかったと思う。
しかしさすが鈴鹿、ルート上のほとんどの区間にしっかりと道が付いていた。
「馬の背」の次は「笠岳」そして「ネコ」と順にピークを踏んでいく。
しかし、残念なことにここまでのところ展望は全くのゼロである。
見所もほとんど無く、しいて言えば「ネコ」最高点付近にある大きな反射板くらいか・・・。
次に風越峠を経由し南コブに向かうが、この近辺、所々に新しい石垣が目に付く。
どうしてこんなところに新しい石垣が作られたのか不思議に思う。
これも見所といえば見どころか?
風越峠から南コブは一般登山道で道は明瞭なのだが意外と急登でキツかった・・・。
間違いなくこの日一番きつかったのはこの急登だった。
キツい急登区間からなだらかな樹林帯に変化してきたらすぐに「南コブ」に登頂となる。
南コブから本日の最高点であるハライドに向かい登って行くが、岩あり細尾根あり、そして展望もありの楽しい道が待っていた。
ハライドに登頂し、お昼ご飯にする。
この日のメニューは久しぶりに味噌鍋焼きうどんにしてみた。
鍋焼きうどんを火にかけ火が通るのを待っていると、先に登頂されていた登山者の方と自然と登山談義になり、食事しながら楽しい時間を過ごす事ができた。
ヤマレコユーザーのkotarou1114さん、ありがとう。
ハライドからは登ってきた縦走路を少し戻り、途中で分岐し「神懸」に向かう。
それにしても「神懸」とはなかなか面白いというか興味深い山名だ。
鈴鹿300山のリストを見ていても、興味深い山名が多く見ていて面白い。
「神懸」までの道のりは目印こそ無かったが、所々に踏み跡もあり地形も明瞭なので歩きにくさは無かった。
「神懸」は多少の展望こそあるものの、特に特徴がある山ではない。
ただ、確かに居心地のよい独特の雰囲気はあった。
「神懸」から希望荘までの下り、明瞭な尾根に乗って下っていったが途中それなりに悪路で激下りな箇所もあり、意外と苦労した。
おそらく一般的に歩かれているルートからは外れていたのだろう。
通過するのに結構時間が掛かってしまった。
着地点の希望荘の駐車場から少しだけR477を歩き、鳥居道休憩所脇から菰野富士に登っていく。
この日は日曜日、菰野富士はハイキングに来ている地元の家族連れ等で賑わっていた。
自分の様な登山者の格好をしている方が珍しく、視線が痛かった・・・。
記念撮影をし、そそくさと下山するとしよう。
下山はみろく登山道から。
頂上からの取付きこそ半分藪に埋もれて分りづらいが、取付いてしまえばそれなりに明瞭な道が現れる。
しばらく下っていくと突然展望台が登場!早速登ってみるも、木々が生い茂り展望はイマイチであった・・・
展望台から先は何故か道が不明瞭になってきたので適当に下っていると、これまた突然裸電球が目の前に・・・?
辺りをよく見回すと、裸電球と足元には木の階段で出来た道がしっかりと残っている。
これも「みろく登山道」の一部に間違いないだろう。
一般道(R477)まで下りてきたら、あとは湯の山温泉駅まで一般道歩き。
まだ少し残っている紅葉を楽しみながらのんびりと歩いていった。
今回はいつも以上に低山がメインの山行となったが、鈴鹿300山踏破を目指すならば、今後もこういったいつも以上に地味目の登山も多くこなしていかなければならないだろう。
まぁ意外と楽しかったんですけどね。
◎鈴鹿300山 現在148座登頂
コメント
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鈴鹿って300座もあるんですの〜 凄いな。自分は何座踏んでいるのかな〜ってざっと数えてみると50座ちょっと見たいです。
お怪我がないようにコンプリート目指してくださいませ。
ののさん、こんばんは。
「鈴鹿の山 万能ガイド」の著者、西内正弘氏によりますと、鈴鹿には350山ほどピークがあるそうです。
現在148座で約半分、まだ先は長いですが気長にそして安全第一で頑張っていこうと思っています。
お気遣い本当にありがとうございます!
ベジさん、こんばんは。
行きましたね!
自家用車なくても電車でgo to mountains ! 近鉄電車があ〜るじゃないですか😁
タクシー利用はチョイと贅沢ですがね、それもまたオツな感じ。
300座スタートの良いきっかけになったのかも知れませんね。
しかし既に140越えてたんですね😆
ウリさん、おはようございます。
ウリさんの一言と鈴鹿300山が無ければ、この謹慎期間中に山に行ってなかったと思います。
ホント有り難いです。
タクシーは行きだけ、国道歩くの面倒だったので使ってしまいました・・・。
ほんとプチ贅沢でしたね😆
鈴鹿300山の計画を練っている際に、今まで何山くらい登っているのだろうと勘定してみると、142座でした。
自分では150座はいっているだろうと思っていたので逆に燃えてきましたね😤
ハライド山頂で談笑させていただいたkotarou1114です。
鈴鹿山系のバリルート、興味はありますが私にはノータッチの方が良さそうです。
鍋焼きうどん、美味しそうでした。最近の日帰り山行ではカップラーメン一択でしたが、次回の山行で持っていきたいと思います。寒い時期はいいですよね。
また、どこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
kotarou1114さん、こんばんは。
コメント頂きありがとうございます
寒い時期の登山には、鍋焼きうどんはホント最高ですね
是非試してみて下さい!
鈴鹿もある程度歩いてくると、自然にマイナールートやバリルートに行き着いてくるような気がします。
もしご興味が出てきましたら、是非ご一緒しましょう
こちらこそ再会を楽しみにしております!
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