リトル比良(滝山〜岩阿沙利山〜岳山)



- GPS
- 07:31
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 7:34
天候 | 晴れ→曇り→雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
●帰り = 近江高島 17:19 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・きれいな道標が付けられている割にはルートファインディングに悩む箇所複数あり ・「鹿ケ瀬山 打下山」の表示は意味不明 ・標高グラフの見た目以上のアップダウンを繰り返すので やや健脚向き ・白坂はシダの道の箇所が多いので濡れに注意 |
写真
感想
トーゲン氏からお誘いを受け、久しぶりに一緒に山へ。
「リトル比良」は登りごたえあるだけあって、もりだくさんの素晴らしいルートだった。
立派な滝あり、ブナ林などの深い森あり、苔むした谷あり、岩登りあり、展望の巨岩あり、ザレ場あり、寺跡あり。普段 登っている山域とは一味 違う。
また きれいな道標がついている割にはルートファインディングに悩むところが少なからずあるのもある意味面白い。
しかし最初と最後以外はずっと雨が降るとは…。それ以上に参ったのは、雨が上がった後の白坂のシダ繁茂。ズボン・靴・靴下までビショビショになり意気消沈…。
近江高島駅で靴下を買うことができて (女性用しかなかったがなんとか入った)、気持ち悪さは解消されたが、帰宅してからの靴のケアで完全に水浸しであったことを改めて思い知った。
リュックの軽量化のため 雨具を持って行かなかったことを大いに反省。普段の山ならともかく、比良山系くらいになると用意を万全にせねばならなかった。
ところで帰ってから驚いたことは、大炊神社が継体天皇の生誕地と伝えられていること。継体天皇の生誕地は越前が有力であるものの 近江説があったことを思い出した。調べてみると「日本書紀」では越前、「古事記」では近江とされているとのことだ。まさかこんなところに生誕の地の伝説があるとは。
継体天皇は現皇室と血が繋がっていることが確実である最初の天皇として重要な天皇。現皇室が少なくとも1500年と言われるのは5〜6世紀の継体天皇から数えているのだ。それなのに一般的にほとんど知られていないことは残念。
さらには宮内庁の定めた御陵 三嶋藍野陵 (みしまのあいののみささぎ) が茨木市にあり、また考古学的に本物の継体天皇陵とされる今城塚古墳 (いましろづかこふん) は高槻市。さらに即位は枚方市の樟葉宮 (くすはのみや) ということで、大阪府民はぜひ知っておきたい天皇だ。
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