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Yamareco

記録ID: 279885
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積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

まだまだ雪深かった草津白根山

2013年03月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:16
距離
6.5km
登り
502m
下り
496m

コースタイム

9:49 登山開始
10:25 本白根山頂〜10:31
10:42 本白根方面リフト上駅
10:51 ロープウェイ山頂駅
11:12 逢ノ峰
11:26 レストハウス
11:49 草津白根山頂〜11:59
12:24 レストハウス
12:42 逢ノ峰小屋〜昼食〜12:55
13:05 ロープウェイ山頂駅
天候 曇と晴れを行ったり来たり
草津白根山頂付近は暴風
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
21:04 自宅発 1:45 道の駅 草津運動茶屋公園着 165km

翌朝
9:03 白根火山ロープウェイ駐車場着 172km

期間によって車が通行出来る時と出来ない時があるので要注意。
この日はロープウェイ乗り場までの道は8:30から通行可能でした。
コース状況/
危険箇所等
危険か否かは抜きに、本白根山方面への散策は禁止されています。

ロープウェイ山頂駅のパトロール室にて厳重注意を受け、
何かあった場合も自己責任で行動する旨のサインをしてからの移動になります。
ロープウェイが発進するやいなや!この風景がどーんと広がります!
ロープウェイが発進するやいなや!この風景がどーんと広がります!
ゲレンデに人は多くないです。時期的なものなのか穴場的なものなのか判別不能。
ゲレンデに人は多くないです。時期的なものなのか穴場的なものなのか判別不能。
今までの雪山とはずいぶん状況が違う…
歩き始めはどんより曇っていました。
今までの雪山とはずいぶん状況が違う…
歩き始めはどんより曇っていました。
雲がちょいちょい切れるのでお日様もさしてくれました。
雲がちょいちょい切れるのでお日様もさしてくれました。
トレース皆無…
でも無事に最高地点にたどり着きました♪
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でも無事に最高地点にたどり着きました♪
下り、ちょうどいい感じに樹林帯が切れているので、ここを一気に尻セード♪早い早い!
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下り、ちょうどいい感じに樹林帯が切れているので、ここを一気に尻セード♪早い早い!
さて第2ラウンド!逢ノ峰への登り。こちらもトレース皆無…
さて第2ラウンド!逢ノ峰への登り。こちらもトレース皆無…
一度下って、レストハウス前の国道。
「雪に閉ざされた」って言葉以外見当たりません。
一度下って、レストハウス前の国道。
「雪に閉ざされた」って言葉以外見当たりません。
何やら人工的に作られたっぽい氷のオブジェ?
中にパイプが見えて、水が出てきているような音が聞こえました。
何やら人工的に作られたっぽい氷のオブジェ?
中にパイプが見えて、水が出てきているような音が聞こえました。
なんかもう、死の世界…
なんかもう、死の世界…
暴風のなかなんとか草津白根に到着!
暴風のなかなんとか草津白根に到着!
展望はものすごい速さの雲に隠されて、この程度が限界!
展望はものすごい速さの雲に隠されて、この程度が限界!
湯釜が見えたときは感動しました(*^_^*)
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湯釜が見えたときは感動しました(*^_^*)
下ってレストハウス。そしてそのまま直進して逢ノ峰。向こう側の本白根ゲレンデまでよく見えますね♪
下ってレストハウス。そしてそのまま直進して逢ノ峰。向こう側の本白根ゲレンデまでよく見えますね♪
見る方向を変えてもう一度湯釜。神秘的。
見る方向を変えてもう一度湯釜。神秘的。
本日最後の登り。直登、トレースなし、踏み抜きまくりで体力が削られまくる…
本日最後の登り。直登、トレースなし、踏み抜きまくりで体力が削られまくる…
なんとか逢ノ峰を登りきりました。
なんとか逢ノ峰を登りきりました。
休憩に最適な小屋があるものの、暴風をモロに受けるので、別の建物の壁にひっついてやっと昼食休憩。
休憩に最適な小屋があるものの、暴風をモロに受けるので、別の建物の壁にひっついてやっと昼食休憩。
下に人がいるのわかりますか?ここから下まで一気に尻セード♪最高の瞬間o(^▽^)o
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下に人がいるのわかりますか?ここから下まで一気に尻セード♪最高の瞬間o(^▽^)o

感想

12本爪アイゼンを買ったのがきっかけで、今までは視野に入れてこなかった雪山も行動範囲になってきました♪

今回は、せっかく買ったばかりの山と高原地図「志賀高原」からチョイスしようということで迷わず草津白根山に行ってきました。

結果から書きますが、今まで体験してきた雪山とは一回りレベルの違いを感じる深い山行でした。



草津温泉付近から志賀高原奥へ進む道のりはあらゆる所で冬期閉鎖が実施されています。
向かう際は日程、箇所と時間をよく確認してからにして下さい。
http://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1290154438125/index.html

白根火山ロープウェイを利用する予定、運行は9:00から。
そしてそこまでたどり着く為の道は8:30から通行可能とのことでした。

前日夜は付近の道の駅、草津運動茶屋公園にて車中泊。
8:00まで寝ていていいので気が楽です(*^_^*)


ロープウェイ乗り場までの道のりは、雪氷の類一切なし。
ノーマルタイヤでも問題なかったです。

往復1500円の切符を買い、いざ天空へ!


途端にドーーーンと雪山パノラマが!!

うずく反面ビビリもしました(^_^;)


切符を買うときに「山頂駅にて届けを出して」と言われました。
確認すると、本白根に行くにはパトロール隊への許可が必要だそう…

職員室に呼ばれた出来の悪い生徒のように萎縮しながら3人のパトロール隊員に囲まれあれこれ言われます。
山を舐めているわけではないことと、装備品が十分なこと、
そして何かあった場合、完全に自己責任だという書類にサインをしようやく出発!
生きた心地がしなかった〜(笑)


一番注意された「ゲレンデを歩くな!(滑っている人とぶつかる危険性があるため)」を守るため、ゲレンデを越え、隣接したリフトを越え、その奥の樹林帯を上に向かって歩き出すわけです。

が、歩き出す場所が違うのか、最近雪が降ったのか、
まあ両方共あると思うのですが、トレースが全くない!もしくは発見できない!

しかもやや曇りがかっているため、目的の方向も見辛い。
仕方なしにリフトが向いている方向を磁石で確認し、見えないその方角に向かってひたすら直登。
のっけから物凄く体力を持っていかれました。
ズボズボ踏み抜くし(>_<)

なんとかリフトの上まで来てしまえば、あとはあまりアップダウンがないので楽でした。
しかもトレースもありました(*^_^*)めっちゃ嬉しかったです♪

道ではない道をひたすら歩き、なんとか「積雪期でしかたどり着けない最高地点」に登頂♪

展望を堪能した後、来た道を引き返します。
リフト上部まで歩いたらお楽しみが待ってます(*^_^*)
しんどかった直登は、下りは快適なゲレンデ!一直線に尻セード♪

まっすぐパトロール室に向かい、無事に帰還した報告。
すぐさま逢ノ峰経由で反対方向へ向かいます。

これまたしんどい直登と踏み抜き。
しかし帰りのことを考えれば頑張れます!!

ピークを経由してまた下り。こちらは雪がない部分や樹林帯が濃密で滑れず。

レストハウスに着くと強烈な風が待ち受けていました。
とてもいられず目出し帽を装着。なめずに持ってきて良かったーーー!

風の吹いてくる方向に逆らうように直進します。
地図上では15分の道のり、そして大抵それを大きく早回る足なのにもかかわらず、
30分近くかかっている事が、どれだけ向かい風かを理解していただけると思います。

何度も何度もくじけそうになりながら息を整え、ピークに到達!
お天気の時は北アルプスまで一望出来るそうですが、今回は雲が切れ切れに流れてくるのでほぼ見渡せず。

が、

マジどーでもいー!!

ってほどの強風だったため、たどり着けただけで感謝。
後ろ髪を一切引かれずにターンしました。

湯釜方面に歩くのは逆に風に押されるのでえらく快適。
ようやく見る事が出来たので感激も倍増。
でもこの後に逢ノ峰登るんだよな〜ww

レストハウスにて息を整え、「登りきったら飯休憩を取るのだ!」と奮い立たせて直登!
しかしここが一番踏み抜きが多く、体力を削られる箇所でした(^_^;)

暴風を建物で凌ぎながら、沸かしてきたお湯で(用意してきてよかったー!)カップ麺。
スーパー美味しい昼食を済ませ、最後の尻セードへ。

リフトが動いていないゲレンデなので、「なんであそこに人がいるんだ?」的な注目を一斉に浴びながら滑り降り、何事もなかったかのようにロープウェイに向かいました。


ロープウェイチケット売り場にて山バッジ販売有り。
草津白根名義と本白根名義、しっかりとそれぞれの標高も入っているので両方ゲット。
各350円と嬉しいお値段でした♪


帰路、まさかの草津をスルーw
道の駅 六合にて静かな温泉に浸かり帰りましたとさ♪

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コメント

参考になります。
本白根山、白根山、湯釜と順調にハントできてなによりです。

明日私も同じコースを想定していたので、詳細なレポートがすごく助かります。文章も読みやすく楽しかったです。
2013/3/29 20:28
プロフィール画像
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