甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ピストン)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 73m
コースタイム
8:00笹の平分岐
10:30刀利天狗
12:30七丈小屋(テント設営)
一日目、行動終了
3/27 5:20テント場
6:20御来光場
7:25甲斐駒ヶ岳山頂
8:50七丈小屋(テント撤収)〜9:50
14:15駐車場
天候 | 2日間終日快晴 山頂付近は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ有り(水洗) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 駐車場内の軽食喫茶おじろの前に有ります。 コース状況 尾白渓谷〜笹の平 笹の平手前あたりから積雪、凍結箇所有り。(笹の平手前でアイゼン装着)危険個所は特に無し。 笹の平〜刀利天狗 登山道はほとんどアイスバーン化していました。刃渡りは雪が付いていないので、アイゼンを履いていると逆に歩きにくかったです。刀利天狗手前の鎖場は完全な高利の斜面でしたが鎖は出ているので、されを頼りに登りました。 刀利天狗〜七丈小屋 黒戸山の巻道は雪がクラストしていて歩き易かったです。梯子、鎖場は所々凍結箇所有りますが、鎖、ロープはほとんど出ていました。(ポールからピッケルに変更) 七丈小屋〜駒ヶ岳山頂 七丈小屋より急登が始まります。登りきると8合目に到着。ここから今回の一番の核心部に入ります。雪がクラストしていれば、さほど問題ないですが、腐ったりするとロープがあった方がいいかもしれません。 山頂付近は強風域でしたが、歩行に問題は有りませんでした。 全体的にマーク等がはっきりしていて道迷いは少ないと思います。 |
写真
感想
中央アルプスか、南アルプスかと迷っていたのですが、前々から登ってみたかった黒戸尾根を使い甲斐駒ヶ岳にテント泊で行ってきました。日帰りでの登頂も考えましたが、せっかくの連休なのでゆっくりとテント泊にしました。
自宅を午前2:30分出発、登山口である竹宇神社を目指しました。6時、駐車場到着。5〜6台の車が停まっていました。すぐに準備をし登山開始、ちょっと登るとすぐに竹宇神社に登山の安全祈願をし、すぐ隣にある吊り橋を渡ったところから本格的な登山道となりました。
笹の平手前までは、全く雪はなく快適に登れました。笹の平手前から雪、凍結箇所が出てきたためアイゼン装着。 アイゼンの歯が良く効いて気持ちよく登れます。
刃渡りは、写真などで見ると、かなり危険な印象でしたが、予想外に通過しやすく逆に驚きました。むしろ、刃渡りより刀利天狗直下の梯子、鎖場の方が凍結していたので危険を感じました。
黒戸山の巻き道はゆったりとした登りの為、この区間で体力回復です。
5合目小屋跡より少し下って橋を渡るとここから鎖、梯子のオンパレードでした。テント泊装備を背負ってのこの区間の通過には結構な緊張がありました。 所々凍結箇所が有り、梯子、鎖、氷のミックスといった感じです。
七丈小屋に到着。すぐにテント設営。本日、アッタクしようと思っていましたが、翌日も天候が安定しているとのことなので、本日の行動終了。
テント場は小屋より少し登った登山道わきにあり、テント場というよりビバーク地点といった感じでした。 夜は穏やかな天候で風もなくゆっくりと休むことが出来ました。甲府の夜景は綺麗でした。
翌日、日の出とともにアッタク開始。テント場裏の急登から始まります。8合目まで登ると今回の一番の核心部に入ります。ナイフリッジ、トラバース箇所など危険個所多数でかなりの緊張を強いいれられました。場所によってはピッケルをダガーポジションに持ち替えて登る箇所も有りました。
早朝だったためゆきがクラストしていてアイゼンの歯が良く効きましたが、もし雪が腐っていたりするとかなり厄介かもしれないと感じました。ロープなど確保がいるように感じました。山頂に立つと広々としていて360度の展望が広がり最高の気分でした。
十分に景色を堪能して風が強いこともありすぐに下山。
登り降りに神経を使いながら下山しました。
非常に疲れた山行でしたがその分、充実した山行が出来ました。
また、百名山50座目の登頂となり私にとって記念すべき山行になりました。
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