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Yamareco

記録ID: 280566
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ピストン)

2013年03月26日(火) 〜 2013年03月27日(水)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
tanukigo その他2人
GPS
32:00
距離
7.8km
登り
2,256m
下り
73m

コースタイム

3/26 6:10駐車場
  8:00笹の平分岐
  10:30刀利天狗
  12:30七丈小屋(テント設営)
 一日目、行動終了
3/27 5:20テント場
   6:20御来光場
   7:25甲斐駒ヶ岳山頂
   8:50七丈小屋(テント撤収)〜9:50
   14:15駐車場
天候 2日間終日快晴
山頂付近は強風
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場(無料、80台位駐車場可能)
トイレ有り(水洗) 
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト 駐車場内の軽食喫茶おじろの前に有ります。

 コース状況 
 尾白渓谷〜笹の平
笹の平手前あたりから積雪、凍結箇所有り。(笹の平手前でアイゼン装着)危険個所は特に無し。
 笹の平〜刀利天狗
登山道はほとんどアイスバーン化していました。刃渡りは雪が付いていないので、アイゼンを履いていると逆に歩きにくかったです。刀利天狗手前の鎖場は完全な高利の斜面でしたが鎖は出ているので、されを頼りに登りました。
 刀利天狗〜七丈小屋
黒戸山の巻道は雪がクラストしていて歩き易かったです。梯子、鎖場は所々凍結箇所有りますが、鎖、ロープはほとんど出ていました。(ポールからピッケルに変更)
 七丈小屋〜駒ヶ岳山頂
七丈小屋より急登が始まります。登りきると8合目に到着。ここから今回の一番の核心部に入ります。雪がクラストしていれば、さほど問題ないですが、腐ったりするとロープがあった方がいいかもしれません。 山頂付近は強風域でしたが、歩行に問題は有りませんでした。
 全体的にマーク等がはっきりしていて道迷いは少ないと思います。
尾白渓谷駐車場。結構広いです。
2013年03月26日 06:08撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/26 6:08
尾白渓谷駐車場。結構広いです。
ここからスタートです。
2013年03月26日 06:08撮影 by  DSC-WX1, SONY
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ここからスタートです。
竹宇神社。安全祈願していきます。
2013年03月26日 06:15撮影 by  DSC-WX1, SONY
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竹宇神社。安全祈願していきます。
神社隣の吊り橋です。
2013年03月26日 06:16撮影 by  DSC-WX1, SONY
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神社隣の吊り橋です。
意外と揺れます。
2013年03月26日 06:16撮影 by  DSC-WX1, SONY
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意外と揺れます。
ここから本格的な登山道となります。
2013年03月26日 06:17撮影 by  DSC-WX1, SONY
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ここから本格的な登山道となります。
徐々に雪が出てきました。
2013年03月26日 07:44撮影 by  DSC-WX1, SONY
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徐々に雪が出てきました。
笹の平分岐地点。
2013年03月26日 07:59撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 7:59
笹の平分岐地点。
気持ちの良い樹林帯の登山道でした。
2013年03月26日 08:13撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 8:13
気持ちの良い樹林帯の登山道でした。
凍結箇所が出てきました。
2013年03月26日 08:28撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 8:28
凍結箇所が出てきました。
ガチガチでしたがアイゼンが良く効きます。
2013年03月26日 09:19撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/26 9:19
ガチガチでしたがアイゼンが良く効きます。
鳳凰三山が顔を出しました。
2013年03月26日 09:32撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 9:32
鳳凰三山が顔を出しました。
平面ならスケートリンクです。
2013年03月26日 09:44撮影 by  DSC-WX1, SONY
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平面ならスケートリンクです。
刃渡りが見えてきました。
2013年03月26日 09:52撮影 by  DSC-WX1, SONY
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刃渡りが見えてきました。
綺麗ですね。鳳凰山。
2013年03月26日 09:52撮影 by  DSC-WX1, SONY
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綺麗ですね。鳳凰山。
刃渡りに突入。
2013年03月26日 09:54撮影 by  DSC-WX1, SONY
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刃渡りに突入。
通過中。
2013年03月26日 09:55撮影 by  DSC-WX1, SONY
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通過中。
2013年03月26日 09:55撮影 by  DSC-WX1, SONY
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今回初めての梯子です。
2013年03月26日 10:17撮影 by  DSC-WX1, SONY
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今回初めての梯子です。
木にマークがこんな感じでずっとあり、ありがたいですね。
2013年03月26日 10:30撮影 by  DSC-WX1, SONY
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木にマークがこんな感じでずっとあり、ありがたいですね。
刀利天狗到着。
2013年03月26日 10:30撮影 by  DSC-WX1, SONY
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刀利天狗到着。
今回目指す、ピークが見えます。
2013年03月26日 11:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 11:14
今回目指す、ピークが見えます。
五合目あとちかな?
2013年03月26日 11:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
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五合目あとちかな?
この社の先から本格的な梯子、鎖場に入ります。
2013年03月26日 11:17撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/26 11:17
この社の先から本格的な梯子、鎖場に入ります。
こんな感じに、所々雪が付いています。
2013年03月26日 11:18撮影 by  DSC-WX1, SONY
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こんな感じに、所々雪が付いています。
意外と高度感有りました。
2013年03月26日 11:56撮影 by  DSC-WX1, SONY
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意外と高度感有りました。
垂直な梯子。
思ったより短いです。
2013年03月26日 12:04撮影 by  DSC-WX1, SONY
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垂直な梯子。
思ったより短いです。
七丈小屋のトイレです。
綺麗ですね。
2013年03月26日 12:37撮影 by  DSC-WX1, SONY
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七丈小屋のトイレです。
綺麗ですね。
第二七丈小屋。
この少し上がテント場です。
2013年03月26日 12:37撮影 by  DSC-WX1, SONY
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第二七丈小屋。
この少し上がテント場です。
本日の我が家です。整地するのに時間かかりました。
2013年03月26日 14:45撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/26 14:45
本日の我が家です。整地するのに時間かかりました。
雲海より朝日が顔を出しました。
2013年03月27日 05:49撮影 by  DSC-WX1, SONY
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雲海より朝日が顔を出しました。
八ヶ岳連峰です。
2013年03月27日 05:49撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/27 5:49
八ヶ岳連峰です。
昨日登ってきた黒戸山の尾根が見えます。
2013年03月27日 06:09撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/27 6:09
昨日登ってきた黒戸山の尾根が見えます。
八合目御来光場です。
2013年03月27日 06:18撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/27 6:18
八合目御来光場です。
鳥居後?
2013年03月27日 06:19撮影 by  DSC-WX1, SONY
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鳥居後?
ここから今回の一番の核心部に入ります。
2013年03月27日 06:19撮影 by  DSC-WX1, SONY
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ここから今回の一番の核心部に入ります。
北岳。
2013年03月27日 06:19撮影 by  DSC-WX1, SONY
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北岳。
この剣の先から危険個所突入です。
2013年03月27日 06:48撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/27 6:48
この剣の先から危険個所突入です。
剣と鳳凰山。
2013年03月27日 06:52撮影 by  DSC-WX1, SONY
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剣と鳳凰山。
2013年03月27日 07:22撮影 by  DSC-WX1, SONY
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白峰三山。
2013年03月27日 07:23撮影 by  DSC-WX1, SONY
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白峰三山。
山頂到着。
2013年03月27日 07:27撮影 by  DSC-WX1, SONY
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山頂到着。
今回も、青いタヌキ発見です。
2013年03月27日 07:28撮影 by  DSC-WX1, SONY
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3/27 7:28
今回も、青いタヌキ発見です。
立派な祠です。
でも、中身は雪。
2013年03月27日 07:30撮影 by  DSC-WX1, SONY
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立派な祠です。
でも、中身は雪。
御嶽山。
2013年03月27日 07:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
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御嶽山。
北アルプス。
2013年03月27日 07:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
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北アルプス。
広々とした山頂です。
2013年03月27日 07:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
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広々とした山頂です。
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2013年03月27日 07:38撮影 by  DSC-WX1, SONY
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変わった雲が出てきました。
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変わった雲が出てきました。
ここまで来ると安心です。
2013年03月27日 08:26撮影 by  DSC-WX1, SONY
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ここまで来ると安心です。
七丈小屋。
2013年03月27日 09:51撮影 by  DSC-WX1, SONY
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七丈小屋。
2013年03月27日 14:08撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/27 14:08
お疲れ様でした。
2013年03月27日 14:16撮影 by  DSC-WX1, SONY
3/27 14:16
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

中央アルプスか、南アルプスかと迷っていたのですが、前々から登ってみたかった黒戸尾根を使い甲斐駒ヶ岳にテント泊で行ってきました。日帰りでの登頂も考えましたが、せっかくの連休なのでゆっくりとテント泊にしました。
自宅を午前2:30分出発、登山口である竹宇神社を目指しました。6時、駐車場到着。5〜6台の車が停まっていました。すぐに準備をし登山開始、ちょっと登るとすぐに竹宇神社に登山の安全祈願をし、すぐ隣にある吊り橋を渡ったところから本格的な登山道となりました。
笹の平手前までは、全く雪はなく快適に登れました。笹の平手前から雪、凍結箇所が出てきたためアイゼン装着。 アイゼンの歯が良く効いて気持ちよく登れます。
刃渡りは、写真などで見ると、かなり危険な印象でしたが、予想外に通過しやすく逆に驚きました。むしろ、刃渡りより刀利天狗直下の梯子、鎖場の方が凍結していたので危険を感じました。
黒戸山の巻き道はゆったりとした登りの為、この区間で体力回復です。
5合目小屋跡より少し下って橋を渡るとここから鎖、梯子のオンパレードでした。テント泊装備を背負ってのこの区間の通過には結構な緊張がありました。 所々凍結箇所が有り、梯子、鎖、氷のミックスといった感じです。
七丈小屋に到着。すぐにテント設営。本日、アッタクしようと思っていましたが、翌日も天候が安定しているとのことなので、本日の行動終了。
テント場は小屋より少し登った登山道わきにあり、テント場というよりビバーク地点といった感じでした。 夜は穏やかな天候で風もなくゆっくりと休むことが出来ました。甲府の夜景は綺麗でした。
 翌日、日の出とともにアッタク開始。テント場裏の急登から始まります。8合目まで登ると今回の一番の核心部に入ります。ナイフリッジ、トラバース箇所など危険個所多数でかなりの緊張を強いいれられました。場所によってはピッケルをダガーポジションに持ち替えて登る箇所も有りました。
早朝だったためゆきがクラストしていてアイゼンの歯が良く効きましたが、もし雪が腐っていたりするとかなり厄介かもしれないと感じました。ロープなど確保がいるように感じました。山頂に立つと広々としていて360度の展望が広がり最高の気分でした。
十分に景色を堪能して風が強いこともありすぐに下山。
登り降りに神経を使いながら下山しました。

非常に疲れた山行でしたがその分、充実した山行が出来ました。
また、百名山50座目の登頂となり私にとって記念すべき山行になりました。

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