眺望の牛伏山と七輿山古墳、鏑川白鳥飛来地


- GPS
- 02:04
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 332m
- 下り
- 338m
コースタイム
- 山行
- 1:51
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:04
天候 | 晴れときどき曇り、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【七輿山古墳】トイレを併設した立派な駐車場が完備されているほか、真横にはレトロな自販機の並ぶドライブイン七輿があります。 【鏑川白鳥飛来地】高崎市木部町に新しく出来たバイパス橋の下流(新幹線寄り)で、車は河川敷まで立ち入れますが、入り方がよく分からないので新造橋の上流、住宅街にある小さな公園脇に車を駐めて歩きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
牛伏山は全体が自然公園になっていますが、牛が伏せたような形の山は急峻で、登山道のある北斜面はザレています。道を踏み外さないように注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 牛伏山は関東ふれあいの道が通っていて、古代の石碑群(上野三碑)まで繋ぐこともできます。同じ旧吉井町内にあり一番保存状態のいい多胡碑までは歩いても比較的すぐですが、山ノ上碑、金井沢碑は七輿山古墳や白鳥飛来地のほうが近く、このふたつと古墳、飛来地を繋いで歩いても半日は満喫できるはずです。 |
写真
感想
年末有給休暇2日目は地元百名山、牛伏山です。午前中は厚い雪雲が流れ込んで怪しげな雲行きでしたが、お昼頃からは高い山の白いガスも取れて眺望も期待できそう。ついでに近くの巨大古墳と白鳥の飛来地も訪れてしまおうという贅沢企画です。
牛伏山はなぜか過去には正月に登っており、今回は4年ぶり3回目の登頂。過去はいつも北風びゅーびゅーの日でしたが、今回も北風の強い日。遅出の北斜面は日が陰って気持ちのいいものではありませんが、落葉の木立ちからの眺望に励まされます。
昭和の時代に作られ、そのまま放置された観光施設は廃墟感が満載。今でも数少ない現役の鐘楼で鐘を撞き、模擬天守からは360℃の眺望を楽しみました。帰路は間違って車道を降りてしまったものの、速攻で下山して次に向かったのは七輿山古墳。
古墳時代後期の巨大な前方後円墳はまだ調査が十分になされてはいないものの、3段重ねの複雑な形は畿内に繋がる有力者の古墳と同じ設計で、これからブレイクしそう。立派な掘も残された古墳をなぜ今まで何度も素通りしていたのかと反省します。
隣には知る人ぞ知る、昭和レトロなドライブイン七輿。映画のロケでも使われたという店内は昔懐かしい自販機が現役で稼働しており感動。お客さんもひっきりなしに訪れ、隣のゲーセンで遊んだり、自販機コーナーで仕事さぼったりしています(爆)
最後に向かったのは、鏑川白鳥飛来地。一昨年までは玉村町と新町の境にある烏川の飛来地(岩倉橋)に見に行っていましたが、心ない人が石を投げたら以降、白鳥たちが飛来しなくなってしまいました。ここは守る会の方々が暖かく見守っています。
この日にやって来ていたのは2羽だけ。白鳥たちは常時居る訳ではなくて、合計すれば1日に最大10数羽というのが現状のようです。3年前には最大137羽、昨年も1月には平均55羽居たらしいので、これから数が増えてくるのを期待したいです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは yamaonseさん! 広ちゃん飯店 海老塩ラーメンも良いですが五目も良いんですね! からの地元の山散歩も風情があって良いではないですか!
七輿山古墳は昨今かなり歴史的に重要な古墳だとわかってきたみたいですね。なぜ上野の国にとか。ちょうど昨日 高崎フィルムコミッション絡みのシゴトで撮影地の吉井町の工場廃墟に行っていて眺めていました。
余談ですが、高崎市上大類町にある「大将」という絶メシリストに乗っている大衆中華食堂、度々テレビに出ていますが今度大晦日に放映されるB級グルメの映画に出てくるそうでまた混みそうです。混む前に行ってみてください〜
なんでも美味しいけどオレ的にはタンメンと、メニューにはない半チャンの組み合わせが最高です。
ありがとうございまいした!
いいぐんまさん、こんばんわ。広ちゃん飯店、なぜかいつも頼むのは五目麺で、お店の大将からは今日も五目でいいかと聞かれます(笑)海老塩も美味しいんですね。オススメの大将、中華麺も店内の内装も藤岡のみやご食堂そっくり。炒飯も旨そうだし行ってみたいな。
七輿山古墳、独特な形でびっくりしました。角張った後方部の角っこや段々になった斜面、深い堀、なんといっても高さがあってビックリ。未調査の石室から次なる国宝が出てくるんじゃないかと楽しみになります。やはり羊太夫伝説、古碑が近いだけのことはありますね。
そしてフィルムコミッションに関わってるって凄いですね。東京から近いし、ロケしやすい立地なんでしょうね。松井田には大河ドラマの渋沢栄一生家が建てられたようだし、コロナ禍で人は呼び寄せにくくても、地元の誇りに感じられると思います。ぐんま、いいなぁ。
yamaonseさん、こんばんは。
今回のレコは群馬県民の方でも知る人ぞ知るスポットが多いようですが、横浜市民の私が全部行ったことがあるというのは不思議ですね(笑)
ハクチョウ飛来地は正確な場所が分からないまま現地に突入したものの、「餌やりおじさん」と「カメラおじさん」の人だかりが出来ていたので、現地についてすぐに場所が分かって助かりました。
あと、ドライブイン七輿は職場の群馬県民の方に教えてもらいましたが、県道から一本裏の路地にあるので、全く気付かずに近くを通過している人が多いかもしれませんね。
ardisiaさん、こんばんわ。今回のレコ、七輿山古墳や鏑川白鳥飛来地は以前にardisiaさんが歩いたコースを念頭に巡ってみたんですよ。(間は車で繋いじゃってるけど・汗)地域密着な地元民よりも、県内全域を幅広く知る人ぞ知るスポット、穴場を押さえてるはずです!
牛伏山と古墳・白鳥エリアは両方歩くと丸一日かかりそうだけど、古代史を歩いて繋ぐのは面白そう。この地が群馬の黎明期にどれだけ大事だったのかが分かるレコになるはずです。古墳ともども初訪問のドライブイン七輿はいい箸休め、レコに彩り?を添えてくれました。
白鳥飛来地はヤマレコに登録されてるんですね。新しい橋がヤマレコ地図に未記載でちょっと迷いましたが、平日なのに餌やりおじさんと見てるだけの人たちが群れてたのですぐ分かりました。今日は2羽だけでしたが、最盛期の百羽以上が群れるところも見てみたいです。
以前は鏑川よりメジャーだった烏川の飛来地は台風で流路も変わり、飛び立つところを撮影したくて石投げた人のせいで白鳥は来なくなっちゃいました。それでも近くに飛来地があってくれてよかった。ここは守る会の方が団結?してるようだし、暫くは安心できそうです。
こんばんは、yamaonseさん。
広ちゃん飯店は、免許未所有で自転車時代の十代から行っております。昼晩の食事時は非常に混雑するので、少し早めに行っておりました。E-gunmaさんも仰るように、チャーハンと五目ラーメンは絶品です。「陽気軒」なら兎も角「大将」まで出てきたのでびっくりです。良く知っています。
脱線しましたが、広ちゃん飯店で修行された方が、天川原町で「南苑」を開いており、知人を介してそこで時々食事しております。
鏑川の白鳥も風物詩になりましたね。前橋から多々良沼は遠いで混雑しますからね。七輿のドライブインも昭和風情ですね。みどり市の丸美屋は幼少の頃、家族で山菜取りの後寄りました。あのソバが美味かったを覚えてます。姉はチーズハムサンドを食べてました。当時からアメリカナイズしてましたね。
growmonoさん、こんばんわ。広ちゃん飯店、チャリダーの頃から知ってるんですね!高齢従業員の多い店はコロナで戒厳令が引かれていますが、相変わらず混んでいます。陽気軒は吉井にあるジャンボ餃子の店ですね。大将ともども行ったことがないので行ってみたいな。南苑は毎日のように前を通っていますよ。洒落た店構えと庶民的な広ちゃん飯店が繋がってるって意外ですが、こちらも一度立ち寄ってみたいと思います。オススメは何ですか?
白鳥の鏑川飛来地、多々良沼ほど多くはいないでしょうけど、冬にしか居ない鳥が見れるって貴重な場所だと思います。人間模様ならぬ鳥模様、いろいろな態勢や仕草はずっと眺めていても飽きないです。丸美屋さんは七輿と双璧を成す老舗ドライブインですね。蕎麦にしろハンバーガーにしろ、他で食べたらなんてことないものが旨く感じる不思議な空間、ノスタルジックでちょっと不良の匂いがする、子どもの頃には魅力的な場所でしたよね(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する