鷹ノ巣山☆五里霧中、山頂遠く。幽玄な自然美を堪能


- GPS
- 07:26
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,267m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
天候 | 霧雨→曇り→一時晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)15:35水根BS(西東京バス)-15:50JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鷹ノ巣山頂上付近は残雪あり。昨日以来の雨のせいか、道はぬかるんで、滑りやすい。稲村岩のコルの所に、2013年2月14日、滑落事故あり、アイゼン必要とありました。 いつものように、奥多摩駅徒歩10分の「もえぎの湯」で疲れを取る。 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
写真
感想
奥多摩からのバスは、結構人がいましたが、川乗橋で殆ど降り、東日原は私一人。スタートは曇り、天気予報は雨なので覚悟してます。いずれ梅雨も来るから、雨に馴れることも必要と自分を納得させる。
山の中に入るまでは、幽玄な稲村岩の山が美しい。登って行くと、霧が濃く、10m先は見えない。稲村岩まで、稲村岩尾根も、急登です。先が見えないだけに、どこまで行けば鷹ノ巣山に辿り着くのか、全く見えない。それもあって、とても行程が長く感じられます。ヒルメシ食いのタワでやっと一息。ようやく山頂に近づいた気がして頑張ります。雪が少し残っていますが、全く問題はありません。ただし、昨日からの雨で、ぬかるみは、あちこちにあります。
鷹ノ巣山頂は、平で広いのですが、誰もいません。風が強く、体感温度はゼロに限りなく近い。風よけになる場所に降りて、昼食。今日は、カップ麺、五穀米をお湯で溶く。おにぎり、チョコレート等でカロリー摂取。少し長めの休憩を取りました。
石尾根は火事防止道で広く、歩きやすい。鳥が鳴き、実際、小さな鳥が見られます。小高い丘の上に、親子の鹿、少し経つと、もう一匹。その先でも、鹿に会いました。
晴れ間が少し差してきて、山々が雲に浮かびあがり、山水画のよう。また、杉の木立も幽玄です。上りと昼食で大目に取った時間を下りで稼いで、15:35水根BS時間に間に合いました。霧が飽和して雨粒が落ちてきましたが、結局、レインウェアはなくて大丈夫でした。練習はまた次。
結局、誰にも会わない登山でしたが、東山魁夷の絵のような山や樹を独り占めで堪能できました。初めての鷹ノ巣山でしたが、この辺りは、奥多摩では標高も高く、つらいですが、深く価値のある良い山と思いました。
いつも帰りは温泉。汗を流し、疲れを取るには最高。今日も、奥多摩駅近くのもえぎの湯に寄りましたが、天気のせいか、いつもより空いていました。
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