暴風の北横岳・大岳 竜源橋からピストン
- GPS
- 10:21
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 10:19
天候 | 曇りのち一部晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時私以外に2台ありました。 行きは中央道諏訪南インターからの道路は殆ど積雪なしですが、帰りはナビに従い反対の上信越道から行ったらインターまでの県道にアイスバーン の箇所が結構あって緊張しました。。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の積雪は数センチ〜多くて30センチ位。 登山者は少なめなルートのようですが、数日前のトレースに少し雪が付いている感じだったり、登山道が少し凹んでいるので9割方わかりました。 登山口〜天祥寺原まではトレースが低い笹で覆われている箇所があります。 一瞬道が無いように見えましたが、笹の下にトレースが隠れているので進むとすぐに踏み跡が現れます。 天祥寺原〜亀甲池間と、北横岳登りの斜面で一部トレースが無くなりましたが、GPSで確認して膝下までの軽いラッセル。 北横岳〜大岳間は大きめの岩場があるので、雪に埋もれた岩の間に落ちないようストックで足場を確認しながら、ここは多少ルーファイ必要でした。 今回全ルート10本アイゼンでしたが、岩場ではチェンスパと、新雪ではワカンがあったら良かったのかなと思いました。 一応ピッケル持参しましたが必要なし。凍った急登はありませんでした。 |
写真
感想
年内山へ行ける最後のチャンス。
2度目の北横岳と初めての大岳へ。
いくつかあるルートに悩みましたが、メジャーなロープウェイの反対側で、あまり人がいなさそうな竜源橋から行ってみました。
この日は強風予報だったんですが、晴れ間もありそうだったので今後の雪山に備えてほとんどトレースの無いであろう登山道と、暴風に慣れておこうとあえてこのルートにしました。
案の定、樹林帯を抜けると倒されそうな爆風。
でもきっとこれでも瞬間風速で20メートル位なのかな。。
2500足らずでこれじゃあ3000m級なんてどんだけ凄いんだろうと想像しながら。まだこんなの甘いんだ、何度か経験したらきっと慣れて大した事無くなるんだと言い聞かせてみるけど、、、やっぱり寒い‼
初めてバラクラバつけましたが、自分の息で口元が不快。。でも少しでも肌を出すと寒い。。
冬用グローブを二重にしているので物の出し入れやちょっとした動作もあの強風だと大変でした。
このルートで落ち着いて座れる場所が無く、口にしたのは小さな5個入りパンの内3個と飴4個と暖かい麦茶だけ。
ラーメンを作りたかったけど雪まみれになりそうだしグローブ一枚になると手が悴むしでとにかく面倒になってしまいました。
すると下山の天祥寺原あたりで何となく頭がクラクラ、目がチカチカしてきて体の不調を感じるように。
完全にエネルギー不足だなとわかったんですが、あと少しで車だし飴玉でごまかしてしまいました。
おまけに慣れたと思った冬靴も昨年のような靴擦れが起きてしまい下山は苦痛でした。
当たる所にテーピングしてたんだけどな。。
極寒の雪山では食事も見直そうと思いました。
レトルトのおでんが食べたいかな。重くなるけど温めるだけだし。あと行動食もポケットからすぐに取り出せるようにする物でないとですね。
雪山は夏山以上にまだまだ工夫が必要だなと。
改善を重ねて2年目の雪山も少しずつレベルアップしていきたいです。
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