南ア・尾白川渓谷から黒戸尾根経由で甲斐駒ヶ岳往復
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:08
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 8:38
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
粥餅石を通る従来のコースは通行禁止になっており、事実、雑草の繁茂が凄い。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
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感想
9月5日の夜7時前に山に向けてクルマで出発。新国界橋たもとのセブンイレブンで仮眠。
9月6日は、新国界橋たもとのセブンイレブンから、尾白川渓谷駐車場へ移動。ここにクルマを駐めて、5:50、甲斐駒ヶ岳登山道に入る。この尾白川渓谷からの甲斐駒・黒戸尾根登山道は麓(標高約750 m)から頂上(標高2,966 m)まで、約2,200 mもの標高差を登る日本でも屈指の長大登山道。4年ぶりの再訪だ。
粥餅石の水場を通る登山道が崩壊し、迂回路が作られてたけど、新しい登山道は水場を通らない。粥餅石の水場を当てにしてた私は(水の用意がなかったため)通行禁止措置がとられた旧登山道へ(笑)。このルートが通行禁止になってから数年しか経っていないというのに、笹ヤブが生い茂ってるのに驚く。黒戸尾根が修験者の修行の場だった頃からの由緒あるルートが、ちょっと花崗岩のザレ場が危ない...という理由で打ち捨てられていいものだろうか?
粥餅石から笹ヤブをなおもかき分け、笹ノ平で正規登山道へ復帰。刃渡りから先の刀利天狗へのハシゴ群、さらに五合目から先のハシゴ群を通過し、七丈小屋のキャンプ指定地に12:58に到着。4年前(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6391199.html)は私しかテント泊が居なかったけど、南アルプス林道が崩落・通行止めの影響が大きいようで、今日は(私も含め)5張。トイレに往復10分もかかるとなぁ...。
翌9月7日は朝5:17に七丈小屋キャンプ指定地を出発し、甲斐駒の頂上を目指す。事前に聞いていたとおり、確かに、大鳥居、崩壊してたワ...(苦笑)。
6:56、甲斐駒頂上着。頂上ではライチョウのカップルがお出迎えしてくれました(笑)。天気は快晴で、麓のほうには雲海が広がってる。
元の七丈小屋キャンプ指定地に戻り、昨日登ってきた道を下る。頂上付近とは違い、山の中腹はガスってました。昨日は「水を補給するため」わざわざ通って来た粥餅石、今日は「甲斐駒・黒戸尾根にこういう水場がかつてあった」という証拠写真を撮りにわざわざまた登山禁止の旧ルートに入る(笑)。もうここに来ることはないだろう。しっかり水場と鉄剣と謎のトイレ(爆笑〜!!!)の写真を撮ってきた。「危険だから」という理由で通行止めの旧ルートをちゃんと一往復して来れました(笑)。花崗岩のザレ場よりも、笹ヤブのほうが大敵。13:55、元の尾白川渓谷駐車場に戻る。登山とは無関係の水遊び目当て?の一般ピーポーが大勢居て肩身が狭い。
帰り、国道20号線の諏訪市─下諏訪町にかけて異様に渋滞してる。「こんなことなら、高速乗ればよかった!」と思ったケド、今日は諏訪湖の花火大会! 国道20号線だけじゃなく、高速も花火を観るためサービスエリア(諏訪湖の花火大会の名スポットらしいっスワ...苦笑)に入りたいクルマで渋滞してる模様。予定より1時間遅れで富山に帰宅。
(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)
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