記録ID: 2819655
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
日程 | 2020年12月26日(土) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
行き:高尾駅 → (バス)→ 八王子城跡バス停
電車、
バス
帰り:宮の前バス停 → (バス) → 高尾駅
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|
地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
リハビリ登山中であり,ペースは,ゆっくり目。
コース状況/ 危険箇所等 | 1 八王子城跡から富士見台の登山道は,一般道。特筆するべき事項はない。 2 富士見台から太鼓曲輪尾根分岐までの登山道は,落ち葉の下降の連続であり,転倒に注意。ただし,一般道の域は脱しない。 3 太鼓曲輪尾根ルートは,概ね一般道の域ではあるものの,堀切は迂回して通るとして,その他は,マーキングテープやロープを使って,器用に歩く必要がある。滑りやすく,気を付けなければならない道がある。 |
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その他周辺情報 | 特になし。 |
過去天気図(気象庁) |
2020年12月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 熊鈴 防寒着 |
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写真
撮影機材:
感想/記録
by eclat
久し振りのヤマレコ記録掲載となる。3月の権現山以来である。今年序盤は,週に1回山に行っていたものの,新型コロナウイルスの感染流行による緊急事態宣言等により,ぱったり行かなくなり,夏の暑さも相まって,長い間山行を中止していた。それでも,11月下旬から,小仏城山を中心に軽い山行を続けることにした。
今回は,太鼓曲輪尾根ルートというややマイナーな登山道を中心に歩くこととした。太鼓曲輪尾根ルートは,過去何度も歩いてきたが,今回は,大変久し振りとなる。おそらく,この2015年10月10日山行記録https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738043.html
以来5年以上振りではないだろうか。
太鼓曲輪尾根ルートの詳細については,後述するとして,まず,富士見台までの一般道について記載する。高尾駅から土日限定で,八王子城跡までのバスが出ている。これに乗って八王子城跡まで行くと,すぐに登山口に着ける。また,このバスに乗らなくても,他の色々なバスが通る「霊園前」バス停で下車し,すぐの道を左折して徒歩15分くらい歩けば八王子城跡にたどり着ける。まずは,八王子神社を目指す。
序盤から段差の高い階段が続き,リハビリ登山の身には息が切れてこたえる。途中,多くベンチが設置されているので,休み休み行ってもよい。黙々と登っていくと,7合目,8合目,9合目と,八王子神社までの位置を示す石柱が現れる。9合目辺りで,今回のルートで唯一見晴らしの良いスポットにたどり着く。横浜から都心,筑波山まで眺めることができた。その後,八王子神社に到着。お参りをする。次に,富士見台を目指す。
いったん下降し,詰の城まで登りを進める。この辺りでは,数組の登山者とすれ違った。もちろん,陣馬・高尾縦走路と桁違いに少ない。詰の城で若干休憩。その後,細かいアップダウンを繰り返し,最後の急坂を登ると富士見台分岐(北高尾山陵との分岐)に着く。富士見台に到着。立派なテーブル付きベンチがある。肝心の富士山は,半分雲に隠れていた。ここで休憩。なお,八王子神社・富士見台の登山道を歩くのは,2018年8月以来である。若干付言すると,元々の計画では,この後北高尾山陵を縦走する予定であったのだが,前日寝不足であり,起床が予定時刻よりも遅くなったことから,時間の都合で取りやめた。
富士見台からは,熊笹山に行く。熊笹山には行かずに巻き道も用意されているが,今回は巻かないこととした。熊「笹」山だけあってか,笹が目立つ。その後,スリッピーな落ち葉の急斜面を下り,太鼓曲輪尾根ルート分岐に到着。この分岐は,2014年2月の大雪の中での山行(この時は,太鼓曲輪尾根ルートから登る。)において,半端ない積雪量から立ち往生し,吹雪から退避するために木に隠れていた場所である。感慨深い。しばらく当時を思い出しながら休憩。その後,太鼓曲輪尾根ルートに入る。
序盤は,薄暗い藪と樹林帯を進む。その後「堀切」と呼ばれる尾根を寸断した地点に至る。この「堀切」とは,戦国時代,八王子城に馬が攻め入れられないように尾根を人工的に寸断したものである。Wikipediaにおいては,「主に山城に用いられる防御のための土木建築物。英語ではNeck ditchと呼ぶ。城や城塞群において,外敵の侵入防止や遅延のために曲輪や集落の周囲や繋ぎの部分を,人工的に開削して溝(堀)するもの。空堀の一種。」となっている。戦国時代の名残に思いをはせることができる。堀切は,4つ程度あり,崖になっている。ここは,巻くように道ができているので,崖を下降,直登しないこと。一瞬戸惑ったが,左右をよく見ると,巻き道ができている。
その後,細かいアップダウンを繰り返し,笹藪に入る。ここは,手入れがきちんとされており,藪が刈りはらわれていた。以前は,この藪の中からキツネを見たことがある。笹藪を抜けると,中央道が間近に見える。中央道の真上を横断する橋(中宿橋)がかかっており,そこを渡る。もう一度竹藪に入り,すぐに住宅街に出る。
下山後は,高尾駅前(南口)のたまの里で飲食して帰路についた。
今回も充実した山行となった。年内にもう一度どこかの山に行きたい。
今回は,太鼓曲輪尾根ルートというややマイナーな登山道を中心に歩くこととした。太鼓曲輪尾根ルートは,過去何度も歩いてきたが,今回は,大変久し振りとなる。おそらく,この2015年10月10日山行記録https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738043.html
以来5年以上振りではないだろうか。
太鼓曲輪尾根ルートの詳細については,後述するとして,まず,富士見台までの一般道について記載する。高尾駅から土日限定で,八王子城跡までのバスが出ている。これに乗って八王子城跡まで行くと,すぐに登山口に着ける。また,このバスに乗らなくても,他の色々なバスが通る「霊園前」バス停で下車し,すぐの道を左折して徒歩15分くらい歩けば八王子城跡にたどり着ける。まずは,八王子神社を目指す。
序盤から段差の高い階段が続き,リハビリ登山の身には息が切れてこたえる。途中,多くベンチが設置されているので,休み休み行ってもよい。黙々と登っていくと,7合目,8合目,9合目と,八王子神社までの位置を示す石柱が現れる。9合目辺りで,今回のルートで唯一見晴らしの良いスポットにたどり着く。横浜から都心,筑波山まで眺めることができた。その後,八王子神社に到着。お参りをする。次に,富士見台を目指す。
いったん下降し,詰の城まで登りを進める。この辺りでは,数組の登山者とすれ違った。もちろん,陣馬・高尾縦走路と桁違いに少ない。詰の城で若干休憩。その後,細かいアップダウンを繰り返し,最後の急坂を登ると富士見台分岐(北高尾山陵との分岐)に着く。富士見台に到着。立派なテーブル付きベンチがある。肝心の富士山は,半分雲に隠れていた。ここで休憩。なお,八王子神社・富士見台の登山道を歩くのは,2018年8月以来である。若干付言すると,元々の計画では,この後北高尾山陵を縦走する予定であったのだが,前日寝不足であり,起床が予定時刻よりも遅くなったことから,時間の都合で取りやめた。
富士見台からは,熊笹山に行く。熊笹山には行かずに巻き道も用意されているが,今回は巻かないこととした。熊「笹」山だけあってか,笹が目立つ。その後,スリッピーな落ち葉の急斜面を下り,太鼓曲輪尾根ルート分岐に到着。この分岐は,2014年2月の大雪の中での山行(この時は,太鼓曲輪尾根ルートから登る。)において,半端ない積雪量から立ち往生し,吹雪から退避するために木に隠れていた場所である。感慨深い。しばらく当時を思い出しながら休憩。その後,太鼓曲輪尾根ルートに入る。
序盤は,薄暗い藪と樹林帯を進む。その後「堀切」と呼ばれる尾根を寸断した地点に至る。この「堀切」とは,戦国時代,八王子城に馬が攻め入れられないように尾根を人工的に寸断したものである。Wikipediaにおいては,「主に山城に用いられる防御のための土木建築物。英語ではNeck ditchと呼ぶ。城や城塞群において,外敵の侵入防止や遅延のために曲輪や集落の周囲や繋ぎの部分を,人工的に開削して溝(堀)するもの。空堀の一種。」となっている。戦国時代の名残に思いをはせることができる。堀切は,4つ程度あり,崖になっている。ここは,巻くように道ができているので,崖を下降,直登しないこと。一瞬戸惑ったが,左右をよく見ると,巻き道ができている。
その後,細かいアップダウンを繰り返し,笹藪に入る。ここは,手入れがきちんとされており,藪が刈りはらわれていた。以前は,この藪の中からキツネを見たことがある。笹藪を抜けると,中央道が間近に見える。中央道の真上を横断する橋(中宿橋)がかかっており,そこを渡る。もう一度竹藪に入り,すぐに住宅街に出る。
下山後は,高尾駅前(南口)のたまの里で飲食して帰路についた。
今回も充実した山行となった。年内にもう一度どこかの山に行きたい。
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