【地名】
南会津町(旧舘岩村)の国道352号線を走ると難読で印象的な地名が現れる。今回登る山はこの地に聳える藪山だ。
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【地名】
南会津町(旧舘岩村)の国道352号線を走ると難読で印象的な地名が現れる。今回登る山はこの地に聳える藪山だ。
【全容】
国道から眺めるその山は「割佐倉山」(ワッサグラ、1304.4M)。印象的な地名と共に山名も地形図(地理院2.5万図)には無いが、その凛々しい山容には何とも登高意欲がそそられる山だ。
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【全容】
国道から眺めるその山は「割佐倉山」(ワッサグラ、1304.4M)。印象的な地名と共に山名も地形図(地理院2.5万図)には無いが、その凛々しい山容には何とも登高意欲がそそられる山だ。
【林道入口】
今回の取り付きは山の西側を通る「鱒沢林道」から。国道には林道入口の標識が立っている。
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【林道入口】
今回の取り付きは山の西側を通る「鱒沢林道」から。国道には林道入口の標識が立っている。
【取り付き点】
地形図で「鱒沢渓谷」と記された横に「738」があるが、そこから100M先が今回の取り付き点。今日のルートは最初に南東向きの支尾根(画像)に取り付き、1231ピークから北東向きの主尾根に乗る予定だ。
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【取り付き点】
地形図で「鱒沢渓谷」と記された横に「738」があるが、そこから100M先が今回の取り付き点。今日のルートは最初に南東向きの支尾根(画像)に取り付き、1231ピークから北東向きの主尾根に乗る予定だ。
【大嵐山】
取り付き点南西には当地の名峰大嵐山(おおあれやま、1635.4M)も聳え立つ。
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【大嵐山】
取り付き点南西には当地の名峰大嵐山(おおあれやま、1635.4M)も聳え立つ。
【薮入り】
林道からまず灌木薮に取り付き、すぐに腰丈程の笹薮が50メートル程続く。朝露に洗礼を受けながら、右手に雪渓が現れたので登り難い薮を避け雪渓上へ逃れる。
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【薮入り】
林道からまず灌木薮に取り付き、すぐに腰丈程の笹薮が50メートル程続く。朝露に洗礼を受けながら、右手に雪渓が現れたので登り難い薮を避け雪渓上へ逃れる。
【急登】
雪渓は所々寸断しその度毎に灌木薮に突入するが、早くも藪漕ぎ特有の”首疲れ”が襲う。880M付近は意外に急斜で、右手に切れ落ちた岩が現れる。立木を掴んでよじ登る。
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【急登】
雪渓は所々寸断しその度毎に灌木薮に突入するが、早くも藪漕ぎ特有の”首疲れ”が襲う。880M付近は意外に急斜で、右手に切れ落ちた岩が現れる。立木を掴んでよじ登る。
【会津連峰】
1,000M付近からやや緩やかとなり、右手(西側)樹間には会津駒連峰が頭を出し始めた。
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【会津連峰】
1,000M付近からやや緩やかとなり、右手(西側)樹間には会津駒連峰が頭を出し始めた。
【南端ピーク手前】
1000M台の広いナラ樹林を抜けて目前の主尾根の南端、1231ピーク(GPS)を目指すが、気温が上がりバテ気味で中々たどり着かない。
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【南端ピーク手前】
1000M台の広いナラ樹林を抜けて目前の主尾根の南端、1231ピーク(GPS)を目指すが、気温が上がりバテ気味で中々たどり着かない。
【ピーク西南】
1231ピークには分厚い雪渓が残る。右手(西南)には荒々しい大嵐山の山肌が迫る。左肩遠方(拡大)は「枯木山」に繋がる尾根か?
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【ピーク西南】
1231ピークには分厚い雪渓が残る。右手(西南)には荒々しい大嵐山の山肌が迫る。左肩遠方(拡大)は「枯木山」に繋がる尾根か?
【ピーク南方】
谷越えの南方右奥は「土倉山」(1559.8M)のピークだろうか?
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【ピーク南方】
谷越えの南方右奥は「土倉山」(1559.8M)のピークだろうか?
【1251ピーク遠望】
1231ピークから東側の地形図「1251P」(3本の松)を望む。
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【1251ピーク遠望】
1231ピークから東側の地形図「1251P」(3本の松)を望む。
【1251ピーク】
鞍部を登り返し1251ピークに到着。
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【1251ピーク】
鞍部を登り返し1251ピークに到着。
【トラバース】
1251ピークの先は急峻な岩の細尾根で降りられない。止むなく左を巻くこととしたが、可成り急斜の雪渓斜面だ。
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【トラバース】
1251ピークの先は急峻な岩の細尾根で降りられない。止むなく左を巻くこととしたが、可成り急斜の雪渓斜面だ。
【山頂遠望】
急斜のトラバース斜面から山頂を遠望する。まだ可成りある。
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【山頂遠望】
急斜のトラバース斜面から山頂を遠望する。まだ可成りある。
【笹薮1】
1230M付近で再び背丈ほどの笹薮が現れた。尾根を見失わないよう注意しながら、ここでも左の雪渓に逃れる。
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【笹薮1】
1230M付近で再び背丈ほどの笹薮が現れた。尾根を見失わないよう注意しながら、ここでも左の雪渓に逃れる。
【尾根復帰】
笹薮の雪渓を通過し尾根に復帰。だいぶ山頂が迫って来た。
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【尾根復帰】
笹薮の雪渓を通過し尾根に復帰。だいぶ山頂が迫って来た。
【雪渓】
山頂付近の雪渓は崩落が始まり不安定になって来た。左手ブッシュに掴まりながら慎重に雪渓を登る。
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【雪渓】
山頂付近の雪渓は崩落が始まり不安定になって来た。左手ブッシュに掴まりながら慎重に雪渓を登る。
【山頂手前】
山頂手前で尾根左側に移り最後の岩稜を這い上がる。
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【山頂手前】
山頂手前で尾根左側に移り最後の岩稜を這い上がる。
【山頂】
AM11:05遂に山頂到着。所要3時間12分、予想より30分以上時間がかかった。山頂は太い檜木松が生える狭くて細長い台地だ。腕時計の気温は25度、精度はともかく今日は暑い。
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【山頂】
AM11:05遂に山頂到着。所要3時間12分、予想より30分以上時間がかかった。山頂は太い檜木松が生える狭くて細長い台地だ。腕時計の気温は25度、精度はともかく今日は暑い。
【三角点】
山頂にあった1304.4Mの三角点。
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【三角点】
山頂にあった1304.4Mの三角点。
【山頂の眺め1】
今日は軽量化を欲張り500mlペットボトルを2本しか持参しなかったが、暑さから1本を飲み干してしまった。下山が不安となるが後の祭り。山頂眺望の北東方向(拡大)は「高杖スキー場」だ。
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【山頂の眺め1】
今日は軽量化を欲張り500mlペットボトルを2本しか持参しなかったが、暑さから1本を飲み干してしまった。下山が不安となるが後の祭り。山頂眺望の北東方向(拡大)は「高杖スキー場」だ。
【山頂の眺め2】
南方には土倉山か。
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【山頂の眺め2】
南方には土倉山か。
【下山開始】
40分程休んで下山開始。気温上昇で帰路の雪渓が心配だ。帰路は雪渓を避け終始尾根西側(右側)の薮中を下ることとした。(画像は山頂方向)
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【下山開始】
40分程休んで下山開始。気温上昇で帰路の雪渓が心配だ。帰路は雪渓を避け終始尾根西側(右側)の薮中を下ることとした。(画像は山頂方向)
【会津駒】
1270M付近から眺める会津連邦の美しい稜線。絶好の雪山日和で向こうにもきっと何組かの入山者がいることだろう。
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【会津駒】
1270M付近から眺める会津連邦の美しい稜線。絶好の雪山日和で向こうにもきっと何組かの入山者がいることだろう。
【笹薮2】
背丈ほどの笹薮も下りは楽だ。(画像は山頂方向)
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【笹薮2】
背丈ほどの笹薮も下りは楽だ。(画像は山頂方向)
【トラバース斜面】
前方に早朝トラバースした1251Pの北側雪渓斜面。雪渓の緩みが心配だが、ここは往路を辿るしかない。
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【トラバース斜面】
前方に早朝トラバースした1251Pの北側雪渓斜面。雪渓の緩みが心配だが、ここは往路を辿るしかない。
【北方の眺め】
1230M付近からの北方の眺め。正面には存在感のある「真名板倉山」。この山もいつしか登りたい薮山だ。
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【北方の眺め】
1230M付近からの北方の眺め。正面には存在感のある「真名板倉山」。この山もいつしか登りたい薮山だ。
【南西の眺め】
同じく南西の眺め。中央のたおやかな尾根の先が「枯木山」か?
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【南西の眺め】
同じく南西の眺め。中央のたおやかな尾根の先が「枯木山」か?
【ナラ樹林帯】
帰りは1231ピークをショートカット。1150M付近から200メートル程は広いナラ樹林となる。下山方向に要注意だ。
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【ナラ樹林帯】
帰りは1231ピークをショートカット。1150M付近から200メートル程は広いナラ樹林となる。下山方向に要注意だ。
【下降点俯瞰】
1000M付近で下降点を俯瞰する。林道のマイカーが見える。長かったがあと一息だ。
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【下降点俯瞰】
1000M付近で下降点を俯瞰する。林道のマイカーが見える。長かったがあと一息だ。
【マンサク】
850M本付近で本日唯一の花と出会う。
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【マンサク】
850M本付近で本日唯一の花と出会う。
【惜別】
PM1:51無事下山。帰路熨斗戸から車を止めもう一度勇姿を眺める。素晴らしい山だった。山と地元に感謝だ。ありがとう。さようなら。
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【惜別】
PM1:51無事下山。帰路熨斗戸から車を止めもう一度勇姿を眺める。素晴らしい山だった。山と地元に感謝だ。ありがとう。さようなら。
【春告】
足下には春の便り。時に今日は「清明」。道の駅「番屋」で美味しいザル蕎麦を戴き帰路に付いた。
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【春告】
足下には春の便り。時に今日は「清明」。道の駅「番屋」で美味しいザル蕎麦を戴き帰路に付いた。
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