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記録ID: 282703
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

Daunt's ridgeに春を探しに(トゥエンティクロス〜元祖北ドーントリッジ〜森林植物園)

2013年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:42
距離
9.6km
登り
614m
下り
193m

コースタイム

JR三ノ宮06:25-新神戸06:44-雄滝06:52-:市ヶ原07:50-トゥエンティクロスから分水嶺越分岐07:51北ドーントリッジ取付08:03-森林植物園ヨーロッパ区青葉トンネル手前08:43-うさぎの国09:00-園内山田道09:08-長谷池09:19-展示事務所09:34
天候 曇り後雨 12〜17℃
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き JR三ノ宮
帰り 神戸市バス森林植物園
コース状況/
危険箇所等
北ドーントリッジは、ところどころやせて崩壊しそうな尾根が続くが、踏み跡も比較的明瞭で39本の石柱を忠実に辿れば迷わない。
前回の北ドーントリッジの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143778.html
H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKS.に出てくるドーントリッジとドーント氏。ほぼ禿げ山の岩尾根だとわかる。ロープを4回出したとの記述があり、当時は相当急峻で危険な尾根だったのだろう。
2013年02月28日 21:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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2/28 21:16
H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKS.に出てくるドーントリッジとドーント氏。ほぼ禿げ山の岩尾根だとわかる。ロープを4回出したとの記述があり、当時は相当急峻で危険な尾根だったのだろう。
ドーント氏が好んで歩いたとされるが、同著では意外に登場してこない。全18巻で確認出来たのは3カ所のみ。
2013年02月28日 21:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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ドーント氏が好んで歩いたとされるが、同著では意外に登場してこない。全18巻で確認出来たのは3カ所のみ。
さて、JR三ノ宮から歩いてたったの27分でこの景色に会える。ハイキング道脇の立ち木が伐採されて雄滝の見通しが良くなった。
2013年04月06日 06:52撮影 by  SO-02E, Sony
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さて、JR三ノ宮から歩いてたったの27分でこの景色に会える。ハイキング道脇の立ち木が伐採されて雄滝の見通しが良くなった。
上段の横穴には「竜宮城」があるという伝説が。
2013年04月06日 06:55撮影 by  SO-02E, Sony
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上段の横穴には「竜宮城」があるという伝説が。
馬酔木。ちょうど開花のシーズン。アチコチで壷型の白い花をいっぱい咲かせている。これは少しピンク系。
2013年04月06日 06:59撮影 by  SO-02E, Sony
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馬酔木。ちょうど開花のシーズン。アチコチで壷型の白い花をいっぱい咲かせている。これは少しピンク系。
布引貯水池から見る城山。山腹はヤマザクラで賑わっている。
2013年04月06日 07:09撮影 by  SO-02E, Sony
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布引貯水池から見る城山。山腹はヤマザクラで賑わっている。
貯水池側のサクラ。今日は風が強くてなかなかピントが合ってくれない。
2013年04月06日 07:12撮影 by  SO-02E, Sony
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貯水池側のサクラ。今日は風が強くてなかなかピントが合ってくれない。
タチツボスミレは群生している。そろそろ花期は終わりか。
2013年04月06日 07:14撮影 by  SO-02E, Sony
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タチツボスミレは群生している。そろそろ花期は終わりか。
トゥエンティクロスから分水嶺越に入る。
2013年04月06日 07:51撮影 by  SO-02E, Sony
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トゥエンティクロスから分水嶺越に入る。
分水嶺越ピークの切り通しから浄水設備のある道に入り北ドーントリッジに取り付く。丁度、分水嶺越の道がドーントリッジを南北に分断してしまっている。南ドーントリッジは公設ハイキング道だがこちらは未整備。
2013年04月06日 08:04撮影 by  SO-02E, Sony
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分水嶺越ピークの切り通しから浄水設備のある道に入り北ドーントリッジに取り付く。丁度、分水嶺越の道がドーントリッジを南北に分断してしまっている。南ドーントリッジは公設ハイキング道だがこちらは未整備。
最初は急登。九十九折れに踏み跡が付いている。最近歩く人が増えてきたようだ。
2013年04月06日 08:05撮影 by  SO-02E, Sony
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最初は急登。九十九折れに踏み跡が付いている。最近歩く人が増えてきたようだ。
取付から5分で見通しのいいところに出る。南側には再度山が見える。山頂が平なのですぐわかる。
2013年04月06日 08:09撮影 by  SO-02E, Sony
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取付から5分で見通しのいいところに出る。南側には再度山が見える。山頂が平なのですぐわかる。
あやしい踏み跡が北東方向にあるが、北北西方向に尾根の踏み跡と石柱が見えるので迷わず進める。
2013年04月06日 08:10撮影 by  SO-02E, Sony
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あやしい踏み跡が北東方向にあるが、北北西方向に尾根の踏み跡と石柱が見えるので迷わず進める。
コバノミツバツツジの小薮のリッジ。咲きそろえばきれいどうろう。
2013年04月06日 08:11撮影 by  SO-02E, Sony
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コバノミツバツツジの小薮のリッジ。咲きそろえばきれいどうろう。
岩場を登る。スタンスに問題は無いが風化が激しいのでグリップは良くない。
2013年04月06日 08:11撮影 by  SO-02E, Sony
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岩場を登る。スタンスに問題は無いが風化が激しいのでグリップは良くない。
コバノミツバツツジは後もう一息といったところ。
2013年04月06日 08:12撮影 by  SO-02E, Sony
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コバノミツバツツジは後もう一息といったところ。
確かにドーント氏が登った頃はロープが必要だったと思われる岩場を越える。
2013年04月06日 08:13撮影 by  SO-02E, Sony
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確かにドーント氏が登った頃はロープが必要だったと思われる岩場を越える。
たまに遠望のきくところがある。中腹にヤマザクラ。
2013年04月06日 08:14撮影 by  SO-02E, Sony
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たまに遠望のきくところがある。中腹にヤマザクラ。
岩の上の石柱。
2013年04月06日 08:14撮影 by  SO-02E, Sony
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岩の上の石柱。
強風でだいぶん散ってしまったようだ。
2013年04月06日 08:19撮影 by  SO-02E, Sony
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強風でだいぶん散ってしまったようだ。
痩せた岩尾根を激下る。
2013年04月06日 08:21撮影 by  SO-02E, Sony
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痩せた岩尾根を激下る。
崩壊激しいイ岩場を進む。
木が根を張ってくれてなかったら、とっくに崩壊していたことだろう。
2013年04月06日 08:23撮影 by  SO-02E, Sony
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崩壊激しいイ岩場を進む。
木が根を張ってくれてなかったら、とっくに崩壊していたことだろう。
少し明るいところに出た。
2013年04月06日 08:24撮影 by  SO-02E, Sony
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少し明るいところに出た。
風が強くてピントがなかなか合ってくれない。接写に弱いスマホのカメラ。
2013年04月06日 08:27撮影 by  SO-02E, Sony
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風が強くてピントがなかなか合ってくれない。接写に弱いスマホのカメラ。
石柱の頭には尾根の方向が刻んである。手前が来た方向で左が進む方向。右下は地図上では森林植物園の境界線のあるところ。その方向に踏み跡はあるが途中で消えている。
2013年04月06日 08:31撮影 by  SO-02E, Sony
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石柱の頭には尾根の方向が刻んである。手前が来た方向で左が進む方向。右下は地図上では森林植物園の境界線のあるところ。その方向に踏み跡はあるが途中で消えている。
ここにも岩の上に石柱がある。
2013年04月06日 08:36撮影 by  SO-02E, Sony
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ここにも岩の上に石柱がある。
北ドーントリッジの核心部はこの辺りなのかもしれない。やせ尾根がしばらく続く。
2013年04月06日 08:36撮影 by  SO-02E, Sony
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北ドーントリッジの核心部はこの辺りなのかもしれない。やせ尾根がしばらく続く。
両サイドは深く落ち込んでいるが草木のおかげで恐怖感はあまり感じない。
2013年04月06日 08:37撮影 by  SO-02E, Sony
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両サイドは深く落ち込んでいるが草木のおかげで恐怖感はあまり感じない。
森林植物園東門から上がってくる尾根と出会う。石柱は東門方向(側)の尾根に続くが今日はまっすぐ進む。
2013年04月06日 08:39撮影 by  SO-02E, Sony
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森林植物園東門から上がってくる尾根と出会う。石柱は東門方向(側)の尾根に続くが今日はまっすぐ進む。
森林植物園ヨーロッパ区青葉トンネル手前ベンチに出る。
2013年04月06日 08:42撮影 by  SO-02E, Sony
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森林植物園ヨーロッパ区青葉トンネル手前ベンチに出る。
このままだと不法侵入になるが、年間パスポート「四季トリコロールカード」を買っておけば安心。
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このままだと不法侵入になるが、年間パスポート「四季トリコロールカード」を買っておけば安心。
雨の長谷池 。
H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKSでは「nagatani pond」と記載されていたので、念のため森林植物園を管理している公益財団法人神戸市公園緑化協会に問い合わせしてみた。すると「はせいけ」と呼びますとの返信とともに「20日からシャクナゲ・ツツジ散策が始まるのでぜひお越しを」との上手なPRが添えられていた。
2013年04月06日 08:49撮影 by  SO-02E, Sony
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雨の長谷池 。
H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKSでは「nagatani pond」と記載されていたので、念のため森林植物園を管理している公益財団法人神戸市公園緑化協会に問い合わせしてみた。すると「はせいけ」と呼びますとの返信とともに「20日からシャクナゲ・ツツジ散策が始まるのでぜひお越しを」との上手なPRが添えられていた。
園内にはモクレンやタムシバなどの白い花が最盛期を迎えていた。アジア区ではロウバイも咲き乱れていた。
2013年04月06日 08:57撮影 by  SO-02E, Sony
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園内にはモクレンやタムシバなどの白い花が最盛期を迎えていた。アジア区ではロウバイも咲き乱れていた。
園内の「うさぎの国」。ムシャムシャ一生懸命木の葉を食べている。変わった品種のような気がするが、特に案内板などの設置は無い。カモシカもいるし、少し動物園。
2013年04月06日 09:01撮影 by  SO-02E, Sony
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園内の「うさぎの国」。ムシャムシャ一生懸命木の葉を食べている。変わった品種のような気がするが、特に案内板などの設置は無い。カモシカもいるし、少し動物園。
モクレン。一つ一つの花が大きい。
2013年04月06日 09:02撮影 by  SO-02E, Sony
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モクレン。一つ一つの花が大きい。
サクラも可憐。
2013年04月06日 09:11撮影 by  SO-02E, Sony
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サクラも可憐。
長谷池の売店前にあったホコリタケ。パフパフすると胞子が出てくる。お吸い物にいいとか。
2013年04月06日 09:20撮影 by  SO-02E, Sony
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長谷池の売店前にあったホコリタケ。パフパフすると胞子が出てくる。お吸い物にいいとか。
変わった種類のツツジが綺麗に咲いていた。
2013年04月06日 09:30撮影 by  SO-02E, Sony
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変わった種類のツツジが綺麗に咲いていた。
今日の目的その1。森林展示館にある古い地図を写すこと。前にも撮ってたのだが画質が粗くて細かいところが見えなかったので撮り直し。
2013年04月06日 09:39撮影 by  SO-02E, Sony
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今日の目的その1。森林展示館にある古い地図を写すこと。前にも撮ってたのだが画質が粗くて細かいところが見えなかったので撮り直し。
H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKS.の原本の一部。図書館には複製しかないのでファンには垂涎モノ。
2013年04月06日 09:41撮影 by  SO-02E, Sony
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H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKS.の原本の一部。図書館には複製しかないのでファンには垂涎モノ。
メール会員になったらクリアファイルがもらえた。
風雨が強くなってきたの帰りはバス。再度山ドライブウェイを爆走し一路三ノ宮へ帰る。
メール会員になったらクリアファイルがもらえた。
風雨が強くなってきたの帰りはバス。再度山ドライブウェイを爆走し一路三ノ宮へ帰る。

感想

H.E.Daunt INAKA REMINISCENCES OF ROKKOSAN AND OTHER ROCKS.に出てくるドーントリッジに春を求めて歩いてみた。今日は春の爆弾低気圧通過予定で、9時頃には雨模様になるとのことだったので、それまでに森林植物園にたどり着ける計画とした。
レインウェアを着るほどではないが、460mピーク付近からポツリポツリと雨が振り出し、森林植物園に到着したころには本降りとなった。

前回は秋に森林植物園側から歩いたが、今回は分水嶺越側から北上した。
石柱があるので迷うことはないが、どちらかと言うと、南下より北上の方が尾根が集約されるので分かりやすい。南下すると尾根が広がるので枝尾根に入り込みやすい。

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