御池岳 木和田尾根 白瀬峠で撤退
- GPS
- 04:36
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 999m
- 下り
- 991m
コースタイム
藤原簡易駐車場 8:10 −登山口(中電監視路) 8:25 −205号鉄塔 8:50 −
204号鉄塔 9:05 −202号鉄塔 9:50 −白瀬峠 10:35 −藤原簡易駐車場 12:20
天候 | 麓は晴れ 山は雨とアラレ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半 かなりの急登だが路面はフラットでとても登りやすい。 フラットな分、下山時はスリップ転倒しやすいので注意。 |
写真
感想
土曜日、天気予報・天気図・雨雲レーダーとにらめっこ。
日曜、雨は朝方に終わり、11時ごろ、御池岳には再度、雨雲がかかるものの、
それほど悪くない天気、と予想。
結果的に大ハヅレだった。
鞍掛峠が当分の間、通行止めの現在、三重県側からは、しばらくの間、
メインルートになりそうな木和田尾根。
元はバリエーションルートなので、期待はしていなかったが、
なかなか、良い登山道でした。
登山のほうは、登り始めは日差しをあったが、202号(字が消えかけてたので、
200号かもしれない)を過ぎたくらいから、雨とアラレが降ってきた。
雨は予想どうりだったが、アラレは予想外。
想像以上に寒い上に、天気は回復すると予想していたが、良くなる気配が
無いどころか、ますます悪くなるばかり。
「いつ撤退するか、でも、天気が回復するかもしれないしなぁ」と思いながら登っていました。
去年、御池岳に登った時、遭難者を慰霊したケルンの前で、
たまたま、横に来たベテラン風のオジサンと話をした時、
「どうして、あんな所に行っちゃったんでしょうね・・・」と言った所、
オジサンは少し間を置いて、「山が誘ったんだろうなぁ・・・」と一言。
ハッとしましたね。
山は登山者を誘います。
「もっと奥へ行ってごらん。素敵な場所があるよ」
「君が頂上に着くころには晴れて、素晴らしい景色がみられるよ」
でも山は甘くはありません。その先で、山は舌なめずりして大きな口を開いて
待っています。
その一言を聞いてから、「飲み屋のねーちゃんには誘われても、山には誘われるな!」
を登山の座右の銘としています(笑)
ましてや、御池岳は最近、遭難が続いた魔性の山。
と言うことで、白瀬峠で撤退決定。
まっ、本当は、冷たい雨とアラレで心が半分折れていたんですけどね(;^_^A
コメント
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参りました! その通りです。
yama-yoshiさんのおかげで また一歩真理に近付きました。
「この谷を下れば冷たくて美味しい水があるよ」と誘われて落ちた谷底は脱出不可能の蟻地獄の核心部でした。
東側の小又谷へ降りていれば緩やかな斜面を登り返し尾根へ戻り自力下山できたはずが なぜか西側の急峻なゴロ谷へこぼれ落ちて行きました。遭難の原因に一歩近づくことが出来ました。「山が誘う」名言です。と言っても山のせいにしているわけではありません。そのおっさんとyama-yoshiさんにお礼を兼ねて拍手です!
初めましての御挨拶もなしに失礼しました。yuconと申します。これからもよろしくお願いします。
yuconさん こんばんは 初めまして
yuconさんの貴重な経験のレコは、何度も読ませて頂いて、自分の登山の参考にさせて頂いてます。
この場を借りて、お礼を言わせていただきます。
ありがとうございます。
yuconさんのおっしゃる通り、本当は山のせいではなく、
自分の都合のいい願望が、間違った確信や間違った判断になっちゃうですよね。
今回もチラッと太陽が見えただけで「ヨシッ、コレは晴れるぞ。もう少し先に行こう」て感じで行っちゃいました。
最近は登山口に立った時点で「また、山に誘われちゃってるよ」なんて思いますけどね
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