札幌岳冷水沢ルート Mt.Sapporo~登りも下りもシートラ苦行あり~
- GPS
- 06:13
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 902m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 曇り、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まだ雪が少ないのか沢は埋まってない。小屋上の斜面はどこを登り下るのが正解かわからず。なのでGPSトレースは失敗ルート。 |
その他周辺情報 | 札幌〜札幌岳〜中山峠〜倶知安 |
写真
感想
前日までいた十勝では平常で吹雪だったので、30日から天候が荒れるという予報にびびる。なるべく簡単で樹林の多いルートを選びたい。山スキールート212を本1冊まるまる持ってきたので、これとヤマレコの記録を参照しながら前夜の夜中まで検討。春香山はやや雪が少ないとのMametaさん情報。奥手稲山、小喜茂別、朝里岳も検討したが、結局は札幌→倶知安の移動を考慮して、中間地点のいい位置にある札幌岳冷水沢ルートをチョイス。前夜の懸念はホワイトアウトでルート間違いしないこと、山頂で東面の崖に注意すること、だった。小屋上の斜面の登り降りで苦労するとは1秒も考えなかった。
ホテルで昼食を食べてから出発。スタートは9時過ぎ。すでに5台路駐していた。トレースはばっちり。しかしスキートレースはなくスノーシュー。自分ではガンガン登っていたつもりだったが、後続のスノーシュー二人組にあっさりと抜かされる。さらに単独の方にも抜かされる。体力不足に加えて、沢沿いのトレースのちょっとしたUPDOWNに苦労したり、渡渉で苦労したりであきらかにスノーシューよりも時間がかかっている。沢はまだ全然埋まってないため時期が早すぎたかもしれない。
小屋まではそれでも順調だったが、そのあとが最悪。沢は埋まってないので使えない。スノーシューのトレースをたどるが、沢よりも南の斜面を登っている。スキーでは登れない。最初はスキー板を手に持って登るが、なかなか急登が終わらない。しかも気が付いたら1本のストックの先がない。どこかで引っ掛けたらしい。もし見つからなかったら最悪これで北海道は終了(おそらくどこかでストックを買うが)。探しに戻ると急登の途中に落ちていた。Wipetは高いので助かった。
手に抱えても進まないので、シートラにする。今度は木に引っかかって難儀する。200m程度登りようやくスキーで登れるようになる。平原ではたまに晴れ間が見えた。雪はやはり少なく薄い雪の下の藪が出てくる場合もあった。山頂は13:00頃。山頂へ着く直前に吹雪始める。記念撮影と行動食、お湯を飲んでさっさと下る。平原では斜度もなく、またトレースもくねっているので自動運転とはいかず。1150m手前からトレースを離れて、沢地形方面へ慎重にトラバースする。最初は快適だったがすぐに藪が濃くなる。そのうち昨日?の沢沿いのトレースに合流して下るが、結局は本日の急登に最後は合流。シートラで小屋まで下る。
小屋からは多少のUPDOWNはあったものの、なんとかシールを付けずに登山口まで下りきれた。それでも渡渉のために板を外したり、渡渉でスキー板を濡らしてしまい、付着した氷を削ったりとトラブルがあり、時間を消費する。
登山口には15:00過ぎにようやく到着。下山連絡先からはすでに下山確認のLINEがあった。まだスキーには積雪が足りない、だからみんなスノーシューなのか。事前の調査不足もあるが、スキーのルートどりがよくわからないという実力不足。
下山後、本日の宿の倶知安へ。
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