今季最後の雪の黒斑山


- GPS
- 05:00
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 465m
- 下り
- 454m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車道:雪はありません 登山道: 2日程前の冷え込みで一部凍結箇所あり。概ね締まっていて踏みぬきは無い。午後、ザクザクに緩んできていました。 アイゼン:雪の初心者や靴によっては必要。 温泉:高峰高原ホテル |
写真
感想
雪山入門の黒斑、やっと行ってきました。4日、高峰温泉のスタッフによると、このところ暖かくグチャグチャに融けスノーシューでもキツイとの事だったので今季の高峰は諦め、8日は“雨女サコ”威力で降られても行けそうな山梨の日向山へ行く事にしていました。
6日7日、爆弾低気圧などと言う聞き慣れない現象で佐久でも6日の土曜日雨でした。日曜日、陽が射し、午後黒斑を見ると雪が融け黒くなっていました。
予報では8日月曜はかなりの冷え。佐久市では−1℃とか。
ということは、グチャグチャだった雪が冷えて固まり歩き易いのではないかと予想し、急きょ黒斑へ変更。
晴れのち曇りの予報も朝起きてみたら晴れになっていました。天気が悪くて1ヶ月も出かけられなかったので嬉しいですねぇ。
車坂峠は強風です。林から1歩出ればかなりの強風が予想されるので、ゴーグルで防寒防風です。駐車場や登山道にひと気の無い、冷たい強風の中淋しく?出発しまた。
雪の締まり具合が丁度よく、アイゼンは必要無さそうなので着けずに歩きます。
1ヶ月何もしなかったので鈍った身体が重く、すぐ息が上がります。
10分位登ったところで若い2組の男女がアイゼンを付けていました。
ビューポイントで写真を撮っていると、先ほどの4人もやってきました。中の完全装備のお兄さんがこの先下りになるので心配して「アイゼン持ってますか」と声をかけてくれました。この分なら大丈夫と判断しそのまま下りましたが、サコさん腰が引け「アイゼン着けましょうよ」となかなか下りてこないのでルートを見ながら声をかけゆっくり誘導。
鞍部を通過し、登りになるとすぐ息が上がり、ゴーグルが曇る。サングラスを車に置いてきたので時々空気を入れながら、隙間から覗くような形で歩きました。
サコさんのAKUのソールのカットが浅め(アイゼン装着用)なのと、歩き方が下手なので、と言いつつアイゼン装着。私のKEENは全然滑らず快調です。
林を抜けると案の定強風でゴーグルも曇らなくなってきました。
すぐにゴロゴロ岩の堆積している陽当たりのいい場所に出て視界が少し開けているので写真を。おや?シャッターが下りない。今日は天気も良く、良い撮影ができそうと、夫の一眼借りて来たのに・・・。
元旦に、このカメラを借りて飯盛山に行き1枚も撮れなかった悪夢がよみがえります。あの時はバッテリー、今回はSDカード満杯だそうです。
気なしに持って行ったCPカメラにチェンジ。シェルターは腰上まで雪に埋まっていました。この辺りからお腹が空いてきました。
僅かの登りで槍ヶ鞘。
槍ヶ鞘では左にトーミの頭、その奥に浅間が見えます。
トーミの頭に2人いる。表コースに足跡は無かったので中コースを登って来たか、Jバンド周りで火山館から来られたのか・・・。
トーミの頭との鞍部で妙義山を撮ろうと思ったら、またまた??カメラのシャッターが下りなくなる。今度はバッテリーが・・。アアァァ・・・。今使っていたSDカードを1眼に入れなおして撮影続行。
トーミの頭までの陽当たりの良い斜面は殆ど雪が融け地面がむき出しているので、アイゼンを着けたままのサコさんは更に慎重になっていました。
トーミの頭で浅間を撮影していると突風が吹き、思わず岩にしがみつきました。危ないです。
黒斑山頂までは崖っぷちを歩く部分もあるのでゆっくり慎重に進みつつも、空腹で足の運びが更に重くなって浅間監視塔を通過。ようやく黒斑山頂。疲れました。
お昼を食べ30分ほど休憩し、Jバンド方面に少し行って、北アルプスを撮影したかったけれど、あまりに強い風と、足の弱さに下山も時間がかかりそうなのでこのまま引き返すことにしました。雪が緩み滑りだしたので少し下ってトーミの頭の手前でアイゼン装着。
帰りは林の中の中コースを使いました。林の中は風が無いので快適です。唐松の枝がかなり落ちています。
開けたポイントで、山頂に後から来た単独の男性が抜いて行きました。
足元の不安定な春先の平日、人気の山とはいえ、今日は誰にも遭わないだろうと思っていましたが、5人に遭い、2人を見かけたました。そう思うと12月に行った御座山で人っ子一人遭わなかったのはほんとに稀なことだったのだと痛感。
駐車場10分前の陽だまりは雪も消えポカポカしています。ここでアイゼンを脱ぎ、軽快に行くと、また雪道でズルズルしてきていましたが、踏みぬくほどは緩んでいない。ここでも爆弾低気圧の爪後、唐松の枝がかなり落ちていました。
1ヶ月ぶりの登山で疲れましたが、充実した楽しい1日でした。
来週は何処へ行きますか?サコさん。
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