京都西山（水晶谷〜沓掛山〜烏ヶ岳〜嵐山〜松尾山）

2021年01月04日(月) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 16.0km
• 登り: 715m
• 下り: 713m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:37

9:18 上桂駅
9:39 9:39 西芳寺（苔寺）
11:00 11:07 沓掛山
12:50 12:55 烏ヶ岳
13:09 13:10 嵐山
13:46 13:49 松尾山
14:36 14:37 西芳寺（苔寺）
14:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

自宅から徒歩
今回の山行の最寄り駅は　阪急電車上桂駅

コース状況／危険箇所等

全体的にはよく整備されている。
案内表示は唐櫃越え以外はそれほど整備されていない。

●西芳寺川林道の通行止め
「ダム」の標識の手前が崩れていて、通行止の表示があります。常連さん達が通行しておられたので、入っていくと踏み跡ができていました。車は通行できませんが、歩行者は通行可能です。自己責任で通行してください。常連さん達に話を聞くと、3月には工事をするそうです。そのときに歩行者が通行できるかは不明です。もしここが歩行者通行不可となると、影響が大きいので気を付けてください。

●水晶谷
倒木があったり、若干荒れているが通行が困難な箇所はないが、一部の斜面で踏み跡が狭いところもあるので、注意が必要です。

●一本杉西の谷
京都一周トレイル西山コースの標識39から分岐していますが、トレイルの案内では、一本杉西の谷方向は×印となっています。

その他周辺情報

西芳寺の門前のとろろ蕎麦の店は二軒とも営業していました

写真

1/4 9:51

(kumakumo)なんだか水がいつもよりきれい

1/4 9:53

(kumakumo)行く手に希望の光

1/4 10:00

(kumakumo)丸太の近道(動物用)

1/4 10:06

(kumakumo)雪と氷の捧げ物

1/4 10:07

林道の「ダム」の標識の手前が通行止めとなっているが、歩行での通過は可能。常連さんによると3月に工事があるらしい

1/4 10:08

このように斜面が崩れているが、歩行者の踏み跡ができている

1/4 10:12

6号橋を渡った左手に「水晶谷」の標識

1/4 10:12

ここから水晶谷に。倒木が多少あったりと、荒れているところがあるので注意が必要

1/4 10:14

(kumakumo)水晶谷に適当に落ちている石英。ところどころ透明の結晶が光っている
※sayup18撮影

1/4 10:26

(kumakumo)木琴橋(勝手に命名)

1/4 10:32

この様な感じ、谷筋の右手に踏み跡もあります

1/4 10:40

唐櫃越えに合流直前。傾斜が急だが、ロープが設置されている

1/4 10:44

合流した後の案内表示

1/4 10:45

唐櫃越えと合流。公式な案内表示はありません

1/4 10:53

(kumakumo)幻の雲海。先週この奥に雲海があったらしい

1/4 11:02

(kumakumo)山頂に到着。眺めはぼちぼち

1/4 11:02

(kumakumo)一週間ぶりの沓掛山

1/4 11:02

(kumakumo)ところどころに雪！！

1/4 11:11

(kumakumo)こんな感じのおせんべいがあったような……

1/4 11:25

(kumakumo)愛宕山にも雪

1/4 11:36

(kumakumo)獣の通行止めネット。人間はネットを持ち上げてくぐれるようになっている(敗れた穴を通り抜けるのは無理)

1/4 11:41

(kumakumo)山の神(女神)の祠

1/4 11:42

(kumakumo)注意書きだらけ。ここを上って行く

1/4 11:42

(kumakumo)右手は西芳寺(苔寺)方面への林道

1/4 11:42

(kumakumo)左手は保津峡方面への林道

1/4 11:56

(kumakumo)分かれ道

1/4 11:56

(kumakumo)尾根道を行く

1/4 12:02

(kumakumo)トンネルを抜けると雪

1/4 12:06

(kumakumo)ちょっと休憩

1/4 12:38

尾根本道から17号橋への分岐

1/4 12:55

(kumakumo)烏ヶ岳398m

1/4 12:56

(kumakumo)プレートがいっぱい

1/4 13:09

(kumakumo)嵐山382m

1/4 13:10

(kumakumo)嵐山城跡(1507年落城)

1/4 13:17

蓬莱山が雪化粧

1/4 13:17

(kumakumo)嵯峨　広沢の池

1/4 13:17

(kumakumo)比叡山と桂川

1/4 13:23

(kumakumo)先週はおぼろげだった桟敷ヶ岳と城丹国境尾根が、きょうはくっきり

1/4 13:33

(kumakumo)遙か彼方の比良山方面　武奈ヶ岳

1/4 13:33

(kumakumo)比叡山のさらに奥の山に雪

1/4 13:43

岩田山のモンキーパークには猿も人も見かけられない

1/4 13:43

モンキーパークと渡月橋

1/4 13:43

渡月橋にも人影が見られない

1/4 13:43

(kumakumo)蓬莱山再び

1/4 13:46

(kumakumo)松尾山山頂。一枚一枚にお釈迦様がかかれている

1/4 13:47

(kumakumo)右から読めば松尾山

1/4 13:47

(kumakumo)摂氏約7度

1/4 13:47

(kumakumo)松尾山276m

1/4 14:04

(kumakumo)一本杉

1/4 14:05

(kumakumo)一本杉の周りを回るための橋と階段

1/4 14:07

(kumakumo)後ろから見た一本杉

1/4 14:17

(kumakumo)簀の子橋(勝手に命名)

1/4 14:18

(kumakumo)振り返れば名もなき小さな滝

1/4 14:22

(kumakumo)ここを下りて来た

1/4 14:23

(kumakumo)西芳寺川と林道

1/4 14:23

(kumakumo)一本杉西の谷

1/4 14:32

(kumakumo)ワニのゲーナかと思った緑の枝(←60年代ロシア児童文学のキャラ)

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ10 パナソニック

FinePix JX300 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

kumakumoとの今年初めての山行きです。

どこに行こうかと考え、年末に雲海が見られた沓掛山周辺に。その時は私一人だったので、雲海が以前から見てみたいといっていたkumakumoを案内してみました。

結果は、残念ながら雲海は見られなかったものの、天候に恵まれて絶好のハイキング日和に。ぽかぽかと暖かく、気持ちよく歩けました。しかも、愛宕山はや大文字山、比叡山はもちろんのこと、遠く桟敷ヶ岳と城丹国境尾根や雪化粧した蓬莱山と武奈ヶ岳までが見通せました。

昨年から、先が見通せない日々が続いています。今日のように平穏な感覚が、当たり前に戻ることを願わずにはいられませんでした。

kumakumo

令和三年の山初め。
年末年始の疲労と倦怠感を引きずって歩く一般道約2km。登山口に
到着した頃は、すでにヘトヘトになっていた。それでも、ここまで
たどり着いておきながら登らないという選択肢はない。

川沿いの林道を行くと、さっそく堰堤。水の色がなんとなくきれい
だ。エメラルドグリーンと言ってもいい。水叩きを覗くと、底の
石ころまで見通せた。正月効果だろうか？　

水晶谷に近づいた辺りからの道は、少々荒れ気味。倒木を潜ったり
踏み越えたり、枝を掴みながら斜面の細道を抜けたり……と。用も
ないのに歩きにくい道を縫うように進んでいく贅沢。
こうして、唐櫃越えに合流する頃にはすっかり気分が回復していた。

そこから沓掛山、烏ヶ岳、嵐山を回る道のほとんどは、一週間前に
通ったばかり。鹿の角のような枝、馬糞のような土の塊など、
記憶に新しいアイテムを見つけては「そういえば、こんなのあった」
といちいち懐かしい。「焼き倒木」と名付けた金網の上の倒木も、
まだ同じところで無事に横たわっていた。

先週は、その一日違いで、沓掛山界隈からちょっとした雲海が
見渡せたのだと聞いた。しかしながら本日はうっかり晴れ女ぶりを
発揮してしまい、雲海が棚引いているはずの視界には、住宅街や
谷間の光景がくっきりと広がっていた。

嵐山からそのまま普通に松尾山へ行くか、岩田山の急斜面をお尻で
滑ってお猿たちへの新年祝賀に向かうかは、思案のしどころである。
結局、日陰の雪の残り具合がわからなかったので、松尾山から
一本杉の谷を通って帰ることにした。
正月といえば松ではあるが、真っ直ぐに聳え立つ一本杉を下から
見上げ、今年は凌雲の志をもちたいものだと決意した次第。