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Yamareco

記録ID: 2843465
全員に公開
ハイキング
中国

二上山 〜一等三角点はアンテナ基地の中〜

2021年01月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:42
距離
3.2km
登り
183m
下り
180m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:40
休憩
0:02
合計
1:42
14:00
37
両山寺
14:37
14:39
63
15:42
両山寺
天候
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
津山市の南西にある「両山寺」を目指してナビをセットしました。鳥取市からは1時間半程度かかりました。
コース状況/
危険箇所等
地図に載っていない分かれ道が沢山あり,細い道は雪でわかりにくくなっていました。危険なところは特にありませんが,道かどうかわからない斜面などでは滑らないように注意が必要です。
両山寺の駐車場に車を停めさせてもらいました。トイレも設置されています。
2021年01月04日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 13:40
両山寺の駐車場に車を停めさせてもらいました。トイレも設置されています。
駐車場の奥には山門があり,両側には仁王像が置かれています。
2021年01月04日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 13:40
駐車場の奥には山門があり,両側には仁王像が置かれています。
境内の巨木は「二上杉」と呼ばれる樹齢1000年の杉です。
2021年01月04日 14:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:07
境内の巨木は「二上杉」と呼ばれる樹齢1000年の杉です。
両山寺境内の右手にある二上神社の鳥居をくぐります。
2021年01月04日 14:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:09
両山寺境内の右手にある二上神社の鳥居をくぐります。
二上神社
2021年01月04日 14:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:12
二上神社
ここにも大きな杉の木があります。
2021年01月04日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:13
ここにも大きな杉の木があります。
境内の右に上へ向かう道があります。
2021年01月04日 14:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:15
境内の右に上へ向かう道があります。
途中には休憩舎もあります。
2021年01月04日 14:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:19
途中には休憩舎もあります。
この石碑のあるところが山頂のようです。地図には山の名が記されていませんが,二上山「東峰」とか「弥山」と呼ばれているようです。
2021年01月04日 14:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:20
この石碑のあるところが山頂のようです。地図には山の名が記されていませんが,二上山「東峰」とか「弥山」と呼ばれているようです。
下ってきました。道にある足跡はウサギかな。
2021年01月04日 14:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:26
下ってきました。道にある足跡はウサギかな。
分岐を右に,二上山山頂へ向かいます。
2021年01月04日 14:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:27
分岐を右に,二上山山頂へ向かいます。
車でも行けるようですね。
2021年01月04日 14:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:29
車でも行けるようですね。
この山にはそのまま石碑になりそうな面の平らな岩があちこちに見られます。岩質は安山岩だそうです。
2021年01月04日 14:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:31
この山にはそのまま石碑になりそうな面の平らな岩があちこちに見られます。岩質は安山岩だそうです。
山頂のアンテナが見えてきました。
2021年01月04日 14:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:32
山頂のアンテナが見えてきました。
建設省二上無線中継所
2021年01月04日 14:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:34
建設省二上無線中継所
アンテナの林立している隙間に三角点標石を発見しました。
2021年01月04日 14:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:36
アンテナの林立している隙間に三角点標石を発見しました。
一等三角点「両山寺山」
 緯度: 34:58:35.4661
 経度: 133:53:40.9206
 標高: 689.05
標石欠けてますね。大切にしよう三角点!
2021年01月04日 14:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:37
一等三角点「両山寺山」
 緯度: 34:58:35.4661
 経度: 133:53:40.9206
 標高: 689.05
標石欠けてますね。大切にしよう三角点!
林立するアンテナもなかなか壮観
2021年01月04日 14:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:40
林立するアンテナもなかなか壮観
西へ向かってみます。
2021年01月04日 14:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:41
西へ向かってみます。
ミヤマシキミ かな?
2021年01月04日 14:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:42
ミヤマシキミ かな?
これはウサギより大きな動物の跡ですね。イノシシかな?
2021年01月04日 14:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:44
これはウサギより大きな動物の跡ですね。イノシシかな?
しばらく道なりに進んでみましたが,もうちょっと進めそうにありません。戻って別の道を探します。
2021年01月04日 14:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:50
しばらく道なりに進んでみましたが,もうちょっと進めそうにありません。戻って別の道を探します。
道…なのか?
2021年01月04日 14:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:52
道…なのか?
斜面に立て札が。後でわかったのですが,アマンジャク話の(4)でした。
2021年01月04日 14:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 14:59
斜面に立て札が。後でわかったのですが,アマンジャク話の(4)でした。
その上には,お話の続き(5)が
2021年01月04日 15:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:02
その上には,お話の続き(5)が
これがアマンジャクの積んだ岩でしょうか。
2021年01月04日 15:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:03
これがアマンジャクの積んだ岩でしょうか。
この説明板の後ろに道があります。前は斜面ですが,雪に覆われて道がわからないだけなのかなぁ。
2021年01月04日 15:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:04
この説明板の後ろに道があります。前は斜面ですが,雪に覆われて道がわからないだけなのかなぁ。
岩は斜面にあります。道は,やっぱりわからない。
2021年01月04日 15:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:04
岩は斜面にあります。道は,やっぱりわからない。
下っていくと立て札の(3)が。
2021年01月04日 15:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:10
下っていくと立て札の(3)が。
下の道にでました。
アマンジャク話の(2)があります。
2021年01月04日 15:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:11
下の道にでました。
アマンジャク話の(2)があります。
道を進むと(1)が。あぁ,これで帰れそうだ。
2021年01月04日 15:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:13
道を進むと(1)が。あぁ,これで帰れそうだ。
石碑があります。なんて書いてあるかよくわかりません。
2021年01月04日 15:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:17
石碑があります。なんて書いてあるかよくわかりません。
小さな祠ですが,ちゃんとお飾りが付けられています。
2021年01月04日 15:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:18
小さな祠ですが,ちゃんとお飾りが付けられています。
トイレは使用禁止
2021年01月04日 15:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:20
トイレは使用禁止
綺麗に節理が入って風化した岩はまさに「重ね岩」ですね。
2021年01月04日 15:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:25
綺麗に節理が入って風化した岩はまさに「重ね岩」ですね。
片側が開けた展望の良い場所がありました。遠くに見えるのは滝山・那岐山でしょう。
2021年01月04日 15:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:27
片側が開けた展望の良い場所がありました。遠くに見えるのは滝山・那岐山でしょう。
東側の展望,パノラマで撮影。意外と標高高いところです。
2021年01月04日 15:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:28
東側の展望,パノラマで撮影。意外と標高高いところです。
両山寺の右手に戻ってきました。
2021年01月04日 15:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:32
両山寺の右手に戻ってきました。
出発点まで戻ってきました。暗くなるまでに家へ帰ろう。
2021年01月04日 15:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/4 15:40
出発点まで戻ってきました。暗くなるまでに家へ帰ろう。

装備

個人装備
長袖シャツ ジャンパー(ライトダウン) ズボン(ジャージ) 防寒タイツ 靴下 グローブ 帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(15L) 飲料(お茶500mL) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPS) カメラ 携帯電話 腕時計
備考 結局お茶は飲みませんでした。

感想

 年末年始にだらだら過ごしていたので、少しは体を動かそうと出かけた。年末の雪で、山陰や中国山地の山は歩けそうになかったので、県境を超えて「晴れの国」岡山県へやってきた。雪で白くなった那岐山を横目に南下し、津山市まで来ると、雪は無くなった。この日の目的地は津山市の南西に位置する二上山だ。午前中仕事をしていたので、昼に出かけて夕飯までには家へ帰れる、手頃な山で何か特徴のある山ということで、一等三角点のあるこの山を選んだ。どこを登山口にすれば良いのかよくわからなかったが、ナビ(Google Map)にポイント登録のある両山寺を目的地に設定した。
 両山寺に近づき、標高が高くなるとともに道に雪が現れてきた。スリップしないように注意しながら曲がり道を進んで行くと両山寺前の広場に出た。トイレも設置されており、駐車してもよさそうだったので、ここに車を停めて歩き始めた。
 まずは,両山寺の裏山のピークを目指すことにする。地図に道の表記は無いが,レコには歩いた記録が沢山あるので,歩けるのだろう。まず,両山寺へお参りしてから,社の右手にある鳥居をくぐって二上神社へ向かった。ほどなく社殿が現れたが,この神社はどこで拝んだらよいのかわからない少し変わった姿をしていて,結局参拝できないまま山頂方向へ進むことにしてしまった。薄く雪で覆われているものの,山頂へ向かう道は広く傾斜は緩やかだ。途中にはベンチを備えた休憩舎もあるが,ベンチは雪が覆って白くなっていたので立ち寄らずに進んだ。山頂と思われる地点には石塔が立っていたが山頂碑は無い。石塔を一周して下り道に入った。
 上ったのと違う道を少し下って山を一周する車道へ出会った。そこから電波塔の立っている三角点峰方向へ向かうと「二上山頂」の標識があった。そこから先も車の轍のある緩やかな上り坂で,それほど時間はかからずアンテナ塔の林立する山頂へ着いた。「建設省二上山中継所」と記されている。アンテナの立っている山は沢山あるが,この建設省の中継所というのがどんな種類の電波を中継しているのかはよくわからない。アンテナ群の周りをぐるっと廻ってスマホGPSで確認すると,三角点はその中ほどにあることがわかった。アンテナを取り囲む柵と柵の隙間に入り込んでいくと,三角点標石が見つかった。一等三角点の大きめの標石だが上の方が欠けていて「一等」の文字が確認できない。なんだかここの三角点はずいぶんぞんざいな扱いを受けているようだ。大切にしよう三角点!
 出かける前に見たレコでは,ここから下の道に渡っている記録が沢山あったので,道らしき所に足を踏み入れて北方向にしばらく進んだ。雪の上に人の足跡は無いが,動物の足跡は沢山あった。1種類ではなく3種類ぐらいは区別できたが,その動物が何かまでは私にはわからなかった。少なくとも熊ではなさそうだ。進んでいくうちに倒木で道が塞がれていて前進が困難な状況になったので引き返して別の道を探した。ただ,その道も薮に覆われて歩き辛い状況になってきた。周りを見渡すと少し先に何やら標識のようなものが立っている。とりあえずそこを目指して山腹の斜面を進んだ。たどり着いた標識には「アマンジャクは天辻に立ち手をのばした」と書かれていた。??何だこれ?と思って周囲を見渡すと,斜面の上の方にも下の方にも同様な標識板が見つかった。とりあえず上へ進んだら標識の先に大きな「天邪鬼の重ね岩」の説明板があった。続いて下へ下りてみると先ほどの標識と同様なアマンジャク伝説の一コマが記してあった。道も見つかった。
 あとは戻るだけだが,最短距離で戻るのも少し物足りない感じだったので,東峰を周回する道を時計回りに歩いてみた。轍は雪が凍っていて滑りやすいので,轍の無い所を選んで歩いた。出発地点の両山寺の少し手前で道の左(東)側が開けていて,周囲の山や津山の町並みが見渡せる絶景ポイントがあった。遠くには冠雪した三つの峰が見える。方向的に広戸仙,滝山,那岐山だろう。ここまで展望の良いところが無かったので気が付かなかったが,この山,この辺りでは標高はそこそこあるんだとわかった。
 運動不足解消のために軽い運動をしようと歩いた今回の山行だが,アップダウンも少なく最後に良い眺望も得られてなかなか良いハイキングだった。運動量は少し少なかったが,気分的にはスッキリした。山陰は冬場は山歩きはほとんどできないので,これからも時々は天気の良い「晴れの国」に遠征して引きこもり解消を図ろうと思う。

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