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Yamareco

記録ID: 284473
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根~天神尾根)

2013年03月15日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
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GPS
--:--
距離
11.6km
登り
1,376m
下り
1,384m

コースタイム

7:00土合駅−8:00西黒尾根取付き−10:00ラクダのコブ−11:30谷川岳肩の小屋−11:40トマの耳−12:00肩の小屋−13:30天神平スキー場−15:00土合駅
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
沼田駅付近に車を駐車、電車にて土合駅に移動。土合付近も、ロープウェー乗り場付近まで若干凍結箇所あり、ノーマルタイヤでは無理そうでした。
コース状況/
危険箇所等
・暖かい日が続いた影響か雪解けが思いのほか進んでいて、尾根上雪庇やクラックは要注意でした。
・ラクダのコブを越えたあたりから頂上までは雪が締まり、サクサクと歩きやすかった。
・天神尾根も雪がグサグサ気味で、斜面をトラバースする様な箇所は念のため慎重に通過しました。
この週末はとても穏やかな天気が見込めるということで、雪の残るうちにここ谷川岳にやってきました。一応「日本三大急登の一つ」とされている、西黒尾根から登ってみます。まずは谷川岳ロープウェー乗り場の奥から登り始めます。
2013年03月15日 07:45撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 7:45
この週末はとても穏やかな天気が見込めるということで、雪の残るうちにここ谷川岳にやってきました。一応「日本三大急登の一つ」とされている、西黒尾根から登ってみます。まずは谷川岳ロープウェー乗り場の奥から登り始めます。
登り始めからこの様にずーっと急登で、天気が良いのもあって暑いです。少し雪が降ったためかあまり踏み跡がないですが、適当に上がっていきます。
2013年03月15日 08:29撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 8:29
登り始めからこの様にずーっと急登で、天気が良いのもあって暑いです。少し雪が降ったためかあまり踏み跡がないですが、適当に上がっていきます。
「上越のマッターホルン」(若干大袈裟かなあ、とは思いますが(;´д`)・・・)と呼ばれる、大源太山がきれいに見えていました。
2013年03月15日 08:48撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 8:48
「上越のマッターホルン」(若干大袈裟かなあ、とは思いますが(;´д`)・・・)と呼ばれる、大源太山がきれいに見えていました。
大変雪深い地帯のため、雪庇も結構大きいですね。踏み抜かない様に、なるべく避けて遠くを通ります。
2013年03月15日 08:51撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 8:51
大変雪深い地帯のため、雪庇も結構大きいですね。踏み抜かない様に、なるべく避けて遠くを通ります。
天神平スキー場が見えてきました。登頂後は、あそこに下山していきます。
2013年03月15日 08:58撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 8:58
天神平スキー場が見えてきました。登頂後は、あそこに下山していきます。
樹林帯を抜けて、いよいよ目指す谷川岳が見えてきました。真ん中左がトマノ耳、右がオキノ耳と呼ばれる、双耳峰です。しかし予想通りとはいえ、本当に雲一つない快晴です( ̄ー ̄)b
2013年03月15日 09:00撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 9:00
樹林帯を抜けて、いよいよ目指す谷川岳が見えてきました。真ん中左がトマノ耳、右がオキノ耳と呼ばれる、双耳峰です。しかし予想通りとはいえ、本当に雲一つない快晴です( ̄ー ̄)b
後ろを振り返ると、谷川岳の絶好のビュースポットとして有名な白毛門が見えました(一番右のピーク)。左が朝日岳、真ん中が笠ヶ岳で、あそこを縦走するのもなかなか面白そうです。
2013年03月15日 09:17撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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3/15 9:17
後ろを振り返ると、谷川岳の絶好のビュースポットとして有名な白毛門が見えました(一番右のピーク)。左が朝日岳、真ん中が笠ヶ岳で、あそこを縦走するのもなかなか面白そうです。
・・・なあんてまったりやってますが、ずーっとこんな感じの急傾斜です(;´д`) 西黒尾根、距離は短いですが確かに結構キツイです。
2013年03月15日 09:25撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 9:25
・・・なあんてまったりやってますが、ずーっとこんな感じの急傾斜です(;´д`) 西黒尾根、距離は短いですが確かに結構キツイです。
この尾根の核心とも言える、「ラクダのコブ」と呼ばれるピークが近づいて来ました。ここを安全に通過できるかどうかが、今回一番の懸案です。
2013年03月15日 09:44撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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3/15 9:44
この尾根の核心とも言える、「ラクダのコブ」と呼ばれるピークが近づいて来ました。ここを安全に通過できるかどうかが、今回一番の懸案です。
後ろを振り返っています。平日ということもあって、この尾根に他に誰もいないんですよね・・・。こういうの、結構好きですが(*´∀`)
2013年03月15日 09:47撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 9:47
後ろを振り返っています。平日ということもあって、この尾根に他に誰もいないんですよね・・・。こういうの、結構好きですが(*´∀`)
核心部のコブに来ました。雪庇かも知れないなあと思って、ここを直進せず、右の谷側の斜面をトラバースして通過しました。
2013年03月15日 09:48撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 9:48
核心部のコブに来ました。雪庇かも知れないなあと思って、ここを直進せず、右の谷側の斜面をトラバースして通過しました。
コブを超えたところを振り返って。「雪庇かも?」、という部分を超えて踏み跡が残っていますね。でもかなり急斜面なので、トラバース(この写真の左下の方から)で正解だったかなあと思います。
2013年03月15日 09:57撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 9:57
コブを超えたところを振り返って。「雪庇かも?」、という部分を超えて踏み跡が残っていますね。でもかなり急斜面なので、トラバース(この写真の左下の方から)で正解だったかなあと思います。
ここにもクラックがありますね。このウサギ(?)の足跡よりも左側に行くと、踏み抜いて落ちる危険があるので、勿論右側を通過します。
2013年03月15日 10:01撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 10:01
ここにもクラックがありますね。このウサギ(?)の足跡よりも左側に行くと、踏み抜いて落ちる危険があるので、勿論右側を通過します。
クラックのアップです。写真だと実感あまりないですが、自分の身長よりも深いので、落ちると這い上がるのが大変そうです(^ω^)。
2013年03月15日 10:11撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 10:11
クラックのアップです。写真だと実感あまりないですが、自分の身長よりも深いので、落ちると這い上がるのが大変そうです(^ω^)。
登ってきた尾根を振り返って。
2013年03月15日 10:11撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 10:11
登ってきた尾根を振り返って。
再度白毛門を撮ってます。
2013年03月15日 10:12撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 10:12
再度白毛門を撮ってます。
頂上が近づいてきました。
2013年03月15日 11:25撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 11:25
頂上が近づいてきました。
谷川岳肩の小屋が見えてきました。ここは去年夏の縦走時に宿泊しましたが、しかし、夏とは雰囲気がだいぶ違いますね。
2013年03月15日 11:32撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 11:32
谷川岳肩の小屋が見えてきました。ここは去年夏の縦走時に宿泊しましたが、しかし、夏とは雰囲気がだいぶ違いますね。
はるか彼方に、四阿山(なぜか、あずまやさん、と読みます)が見えますね。百名山の一つらしいです。
2013年03月15日 11:32撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 11:32
はるか彼方に、四阿山(なぜか、あずまやさん、と読みます)が見えますね。百名山の一つらしいです。
翌日登る予定の武尊山です(おそらく)。
2013年03月15日 11:42撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 11:42
翌日登る予定の武尊山です(おそらく)。
山頂の「トマノ耳」到着(1963m)。山頂の道標のエビの尻尾をみると、普段いかにここが厳しい天候かわかります。奥にもう一つの山頂である「オキノ耳」が見えます。
2013年03月15日 11:44撮影 by  SC-02B, SAMSUNG
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3/15 11:44
山頂の「トマノ耳」到着(1963m)。山頂の道標のエビの尻尾をみると、普段いかにここが厳しい天候かわかります。奥にもう一つの山頂である「オキノ耳」が見えます。
この山で無風状態という好条件は本当に珍しいので、こんな感じで万太郎山方面を眺めながらカップラーメンを作って食べました。カップ麺は普段は全く食べないのですが、この様に山で食べるのは本当においしいです(*´∀`)
2013年03月15日 12:06撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 12:06
この山で無風状態という好条件は本当に珍しいので、こんな感じで万太郎山方面を眺めながらカップラーメンを作って食べました。カップ麺は普段は全く食べないのですが、この様に山で食べるのは本当においしいです(*´∀`)
さてと、ラーメンも食べたしぼちぼち下山です。しかし空、真っ青です(*´∀`)
2013年03月15日 12:25撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 12:25
さてと、ラーメンも食べたしぼちぼち下山です。しかし空、真っ青です(*´∀`)
下山に使う天神尾根です。あまり問題なさそうです。
2013年03月15日 12:49撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 12:49
下山に使う天神尾根です。あまり問題なさそうです。
下山途中で谷川岳を振り返って。本当に綺麗な山です。
2013年03月15日 13:25撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 13:25
下山途中で谷川岳を振り返って。本当に綺麗な山です。
天神平スキー場に到着、リフトを使って下山します。
2013年03月15日 13:25撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 13:25
天神平スキー場に到着、リフトを使って下山します。
「トンネルを抜けるとそこは・・・」という川端康成の小説に出てくるトンネルがここ(清水トンネル)であったとは、今回タクシーの運転手さんに教えてもらうまで知りませんでした(TдT)・・・。今回はなかなかの急登&クラックの連続でやり応えのあるスリリングな登山になりました。翌日の武尊山も初めてですし、楽しみです。以上。
2013年03月15日 15:00撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3/15 15:00
「トンネルを抜けるとそこは・・・」という川端康成の小説に出てくるトンネルがここ(清水トンネル)であったとは、今回タクシーの運転手さんに教えてもらうまで知りませんでした(TдT)・・・。今回はなかなかの急登&クラックの連続でやり応えのあるスリリングな登山になりました。翌日の武尊山も初めてですし、楽しみです。以上。

感想

好天が予想されたこの週末、雪があるうちにということでここ谷川岳にやって来ました。登りのルートは「日本三大急登」の一つ(?)ということもあって結構大変でしたが、春の雪山を堪能することができました。

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