奥利根の雪砂漠
- GPS
- 13:33
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,242m
- 下り
- 2,232m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湿雪で概ね脛ラッセル。ナルミズ沢源流から上は面ツル。朝日ノ原辺りはやや硬くクトー必要 <宝川林道〜登山口> 雪が多い年は片斜面になることがある。山側からの雪崩にも注意 <ナルミズ沢〜朝日岳> 沢沿い及びオープン斜面を登るため両岸からの雪崩に注意 <ナルミズ沢源流〜広河原> 雪の状態を確認しながらルートを選ぶ方がいい。急なオープン斜面を高巻く場所もあるため横断は慎重に |
その他周辺情報 | 温泉: 宝川温泉 宝川山荘(複数の巨大露天風呂、内湯) <日帰り温泉の受付時間> 9:00〜16:00(利用は17:00まで) <休館日> 年中無休 <入浴料金> 1500円/4h(専用湯浴み着付き) <泉質> 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉、pH7.6) |
写真
感想
噂の雪砂漠を滑ってきた。槍ヶ岳以来の雪山だったため、ブランクを埋められ、程よく登りも滑りも楽しめ、冒険心をほんの少しくすぐるルートを探したら、ここにたどり着いた。
実は、昨年11月の谷川馬蹄形+主脈一気縦走の時に一番気になっていた朝日岳周辺の斜面。
前日から北日本を襲っていた低気圧の影響により稜線手前からは北風が強かったが、昨シーズンから愛用しているコアプレシェルフーディー(MHW社製)を羽織ってしまえば何ともなかった。布引尾根からナルミズ沢源流へ滑り込み、そこから朝日岳山頂まで続く雪砂漠は圧巻だった。無雪期は天国への草原と言われているらしい。登りのラストの方はクトーでいけるコンディションだったため、アイゼンはお荷物になった。
山頂からは馬蹄形と主脈の峰々、苗場が見えた。冬の終わりにこの景色を見れただけでも満足。次回は朝日ヶ原湿原の花の全盛期に来たい。
風が冷たいので東面に隠れ、雪がほどよく緩むまで尾瀬や武尊の山々を見ながら朝飯を摂った。それにしても今日はなんて気温が高いんだ。
結局、布引尾根の基部で見かけたテント泊パーティも土合からも人は来なかった。 あんなに広い北東斜面を一人で使っていいんですか?
北東斜面の雪はパックされていたけど、中間あたりから快適になった。登ってきてよかった。寡雪のためナルミズ沢は源流から所々パックリ口を開けていた。幸い広河原まで雪はつながっていた、重雪だけど。しかし、スノーブリッジは全滅していたため、仕方なく渡渉して登り上げた。
下山後は宝川温泉で、先ほどまで源流で遊んできた宝川を眺めながら温泉を楽しんだ。雪砂漠。雪の多い時期にまた来たいものだ。
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