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Yamareco

記録ID: 2848665
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

奥利根の雪砂漠

2020年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:33
距離
27.6km
登り
2,242m
下り
2,232m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:24
休憩
1:09
合計
13:33
1:30
138
スタート地点
3:48
3:52
308
9:00
10:03
39
10:42
10:44
39
11:23
11:23
124
13:27
13:27
96
15:03
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宝川林道起点にある駐車場利用(宝川温泉汪泉閣の方に事情を話し利用を許可してもらった)
コース状況/
危険箇所等
湿雪で概ね脛ラッセル。ナルミズ沢源流から上は面ツル。朝日ノ原辺りはやや硬くクトー必要

<宝川林道〜登山口>
雪が多い年は片斜面になることがある。山側からの雪崩にも注意

<ナルミズ沢〜朝日岳>
沢沿い及びオープン斜面を登るため両岸からの雪崩に注意

<ナルミズ沢源流〜広河原>
雪の状態を確認しながらルートを選ぶ方がいい。急なオープン斜面を高巻く場所もあるため横断は慎重に
その他周辺情報 温泉:
宝川温泉 宝川山荘(複数の巨大露天風呂、内湯)
<日帰り温泉の受付時間>
9:00〜16:00(利用は17:00まで)
<休館日>
年中無休
<入浴料金>
1500円/4h(専用湯浴み着付き)
<泉質>
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉、pH7.6)
稜線に乗り上げれば、上州武尊山の頭上に三日月
稜線に乗り上げれば、上州武尊山の頭上に三日月
本日お邪魔するエリア
本日お邪魔するエリア
上州朝日岳。
東からの山容はなかなかお目にかかれない
上州朝日岳。
東からの山容はなかなかお目にかかれない
尾瀬の山々と朝焼け
尾瀬の山々と朝焼け
左奥に谷川岳も顔を覗かせる
左奥に谷川岳も顔を覗かせる
残念ながら朝日岳のモルゲンロートならず
残念ながら朝日岳のモルゲンロートならず
しかし、影が山の立体感を演出してくれる
しかし、影が山の立体感を演出してくれる
ナルミズ沢源流とご対面
ナルミズ沢源流とご対面
魚留の滝を巻いた先は沢の流れは緩やかに。
魚留の滝を巻いた先は沢の流れは緩やかに。
越後烏帽子の存在感に圧倒される
越後烏帽子の存在感に圧倒される
SNOW desert
越後烏帽子、目立ち過ぎ
越後烏帽子、目立ち過ぎ
北東斜面は予想以上に広い
北東斜面は予想以上に広い
稜線が見えてきた。
こんなに広い北東斜面を本当に一人で使っていいんですか?
稜線が見えてきた。
こんなに広い北東斜面を本当に一人で使っていいんですか?
振り返れば奥に利根川源流の山々
振り返れば奥に利根川源流の山々
手前の尾根が登りで使った布引尾根
手前の尾根が登りで使った布引尾根
朝日ヶ原から風が強くシュカブラが目立つ
朝日ヶ原から風が強くシュカブラが目立つ
ジャンクションピーク方面。
遠く八海山と中ノ岳も見える
ジャンクションピーク方面。
遠く八海山と中ノ岳も見える
4.5ヶ月ぶりの登頂
4.5ヶ月ぶりの登頂
山頂標識にエビの尻尾があるということは、前日はなかなかの悪天だったのでは
山頂標識にエビの尻尾があるということは、前日はなかなかの悪天だったのでは
この日の関東ではいたるところで桜の開花情報があったのに、山頂周辺には雪の花満開
この日の関東ではいたるところで桜の開花情報があったのに、山頂周辺には雪の花満開
馬蹄形+主脈縦走路。
一気縦走した山行が懐かしい
馬蹄形+主脈縦走路。
一気縦走した山行が懐かしい
土合方面からのお客さんは皆無
土合方面からのお客さんは皆無
朝日ノ原付近
お待ちかねの広いバーン
お待ちかねの広いバーン
一部サンクラスト気味
一部サンクラスト気味
途中から快適になった。
ノートラックの斜面に自分だけのシュプールを残せるなんて、山スキー冥利に尽きる
途中から快適になった。
ノートラックの斜面に自分だけのシュプールを残せるなんて、山スキー冥利に尽きる
楽しかった
二俣へ向け滑走再開
二俣へ向け滑走再開
また来たい
寡雪の影響によりナルミズ沢はどこまで滑れるのか
寡雪の影響によりナルミズ沢はどこまで滑れるのか
所々沢割れ
急な斜面のある場所はスノーブリッジ経由で対岸斜面へ
急な斜面のある場所はスノーブリッジ経由で対岸斜面へ
早くも山の天気は下り坂
早くも山の天気は下り坂
広河原。
結局ブリッジは全滅していたため、泣く泣く渡渉
広河原。
結局ブリッジは全滅していたため、泣く泣く渡渉
また遊びに来るぜ、朝日岳
また遊びに来るぜ、朝日岳
谷川方面
尾瀬方面。
尾瀬の山は雪少な過ぎ
尾瀬方面。
尾瀬の山は雪少な過ぎ
武尊山はさらに雪少なっ
武尊山はさらに雪少なっ

感想

噂の雪砂漠を滑ってきた。槍ヶ岳以来の雪山だったため、ブランクを埋められ、程よく登りも滑りも楽しめ、冒険心をほんの少しくすぐるルートを探したら、ここにたどり着いた。
実は、昨年11月の谷川馬蹄形+主脈一気縦走の時に一番気になっていた朝日岳周辺の斜面。

前日から北日本を襲っていた低気圧の影響により稜線手前からは北風が強かったが、昨シーズンから愛用しているコアプレシェルフーディー(MHW社製)を羽織ってしまえば何ともなかった。布引尾根からナルミズ沢源流へ滑り込み、そこから朝日岳山頂まで続く雪砂漠は圧巻だった。無雪期は天国への草原と言われているらしい。登りのラストの方はクトーでいけるコンディションだったため、アイゼンはお荷物になった。
山頂からは馬蹄形と主脈の峰々、苗場が見えた。冬の終わりにこの景色を見れただけでも満足。次回は朝日ヶ原湿原の花の全盛期に来たい。
風が冷たいので東面に隠れ、雪がほどよく緩むまで尾瀬や武尊の山々を見ながら朝飯を摂った。それにしても今日はなんて気温が高いんだ。
結局、布引尾根の基部で見かけたテント泊パーティも土合からも人は来なかった。 あんなに広い北東斜面を一人で使っていいんですか?
北東斜面の雪はパックされていたけど、中間あたりから快適になった。登ってきてよかった。寡雪のためナルミズ沢は源流から所々パックリ口を開けていた。幸い広河原まで雪はつながっていた、重雪だけど。しかし、スノーブリッジは全滅していたため、仕方なく渡渉して登り上げた。
下山後は宝川温泉で、先ほどまで源流で遊んできた宝川を眺めながら温泉を楽しんだ。雪砂漠。雪の多い時期にまた来たいものだ。

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