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記録ID: 285246
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ハイキング
奥武蔵

武川岳〜大持山〜ウノタワ 名郷から周回

2013年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:53
距離
14.1km
登り
1,369m
下り
1,366m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

大鳩園駐車場(5:05)−登山道入口(5:20〜30)−天狗岩(6:30〜35)−前武川岳(7:10)−武川岳(7:30〜40)−妻坂峠(7:55)−鳥首峠分岐(8:55)−大持山(9:05〜40)−鳥首峠分岐(9:45)−ウノタワ(10:10〜11:00)−ウノタワ入口(11:55)−山中(12:15)−大鳩園駐車場(12:55)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宿泊した秩父のルートインホテルから国道299号で正丸トンネルへ。
トンネル手前で県道53号に入り山伏峠を越えて名郷へ。

車は大鳩園キャンプ場の駐車場に駐車。
休日700円
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない。
天狗岩は女坂を登ったので男坂の状況は不明。
妻坂峠から大持山への登り返しは、直登になっており結構きつい。

ウノタワから山中へ下るルートは長い車道歩きを敬遠されてかあまり歩かれていないようだが、ウノタワ直下のコバイケイソウの大群落をはじめ花は多く、苔も美しい。
白岩から鳥首峠に上がるルートよりもよほど内容が濃い。
出だしは植林の登り
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出だしは植林の登り
カタクリ
天狗岩は女坂を登った
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天狗岩は女坂を登った
上から男坂を見下ろすと
こっち登ってもよかったかな?
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上から男坂を見下ろすと
こっち登ってもよかったかな?
樹間から大持山
馬酔木の登りを抜けて
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馬酔木の登りを抜けて
前武川岳で山伏峠からの道と合流
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前武川岳で山伏峠からの道と合流
武川岳山頂一番乗り
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武川岳山頂一番乗り
蕨山の向こうに大岳山や丹沢が見える
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蕨山の向こうに大岳山や丹沢が見える
妻坂峠への下りから
登り返しがまるで壁のようだ
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妻坂峠への下りから
登り返しがまるで壁のようだ
妻坂峠
秩父から鎌倉往還に使われた歴史のある峠
鎌倉に向かう畠山重忠が妻との別れを惜しんだというのが由来らしい
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妻坂峠
秩父から鎌倉往還に使われた歴史のある峠
鎌倉に向かう畠山重忠が妻との別れを惜しんだというのが由来らしい
大持山への登り返しは直登の急坂
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大持山への登り返しは直登の急坂
途中にはコバイケイソウ
花はまだ早そう
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途中にはコバイケイソウ
花はまだ早そう
奥多摩主稜線から奥秩父、奥にはは八ツまで見える
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奥多摩主稜線から奥秩父、奥にはは八ツまで見える
左が蕎麦粒と仙元峠
右は三ツドッケ
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左が蕎麦粒と仙元峠
右は三ツドッケ
熊倉山の奥のなだらかな山は和名倉
その奥が甲武信から三国峠への稜線
最奥は八ツ
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熊倉山の奥のなだらかな山は和名倉
その奥が甲武信から三国峠への稜線
最奥は八ツ
最奥は赤岳から蓼科山あたりか?
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最奥は赤岳から蓼科山あたりか?
少し引き返して鳥首峠への分岐
少し引き返して鳥首峠への分岐
ウノタワ方面への稜線
ウノタワの先は昨日歩いたコース
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ウノタワ方面への稜線
ウノタワの先は昨日歩いたコース
武川岳と伊豆ヶ岳
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武川岳と伊豆ヶ岳
二日続けてウノタワ
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二日続けてウノタワ
ウノタワで昼食
ウノタワ直下にはコバイケイソウの大群落
花が咲いたらさぞ壮観だろう
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ウノタワ直下にはコバイケイソウの大群落
花が咲いたらさぞ壮観だろう
ハシリドコロの群落もあり、こちらはちょうど見ごろ
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ハシリドコロの群落もあり、こちらはちょうど見ごろ
ガレ場の急坂
苔のオブジェも美しい
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苔のオブジェも美しい
沢に沿って下る
沢筋にはニリンソウの群落が
花はまだ早くポチポチ咲いていただけ
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沢筋にはニリンソウの群落が
花はまだ早くポチポチ咲いていただけ
ほかにもいろいろ咲いていたが名前がわからない
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ほかにもいろいろ咲いていたが名前がわからない
大持山〜鳥首峠あたりにかけては赤い色の石が多くみられる
石灰岩から染み出た透明な水に映された川床はまるで宝石のよう
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大持山〜鳥首峠あたりにかけては赤い色の石が多くみられる
石灰岩から染み出た透明な水に映された川床はまるで宝石のよう
他にもこんな花たちが咲いているがやはり名前がわからない
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他にもこんな花たちが咲いているがやはり名前がわからない
駐車場に到着。
大鳩園は休日700円
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駐車場に到着。
大鳩園は休日700円

感想

前日下山後は予約していたルートイン秩父に宿泊。
ここは3月2日以来二度目の利用だが、今回は前回よりも広いツインを用意してもらえ、ゆっくりと過ごせた。
3時に起床し4時過ぎにチェックアウト
車で山伏峠を越えて名郷へと向かい、大鳩園の有料駐車場に車を止める。
日が長くなり5時ではもうヘッデンは必要ない明るさだ。

車道を15分ほど歩くと登山道入り口。もう一度車道を交差したら本格的な登りとなる。
前日後半ずっと足が攣った状態で歩いたが、歩き始めから無理をするとまだピリピリする。
植林帯をひとしきり登ると、石灰岩採取による崩落のため巻き道に入る。
稜線に戻ると石灰岩が露出した稜線歩きとなるが、このあたりはカタクリがまだ残っている。
やがて大きな露岩が現れるがこれが天狗岩。
岩場を直登する男坂と巻き道の女坂に分かれるが、足が心配なので無理せず女坂を進むが、こちらも結構な急登。
登り切ると天狗岩頂上の標識があり、左手に大持山が見える。ここからは広い稜線上のダラ登り。前武川岳で山伏峠からの道を合わせると一息で武川岳山頂に到着。もちろん一番乗り。
南側が開けており、蕨山の先に大岳山や丹沢が見える。

軽く休憩して妻坂峠への急坂を下る。下るにつれ大持山への登り返しが壁のように高くなり気が萎える。
妻坂峠は明治以前は秩父と飯能を結ぶメインルートで鎌倉時代は鎌倉往還であったようだ。秩父の畠山重忠が鎌倉出仕のためこの峠で妻との別れを惜しんだというの妻坂のが由来らしい。
峠から大持山への登り返しは厳しい。出だしから急斜面の直登を約200メートル登るが、まさに壁をよじ登るような登りだ。
途中でトレランなーに抜かれたがここを駆け足で登ってゆく彼らはどんな体力をしているんだ??
いったん傾斜が緩くなり1110メートルの独標を過ぎたらもう一度急坂。
鳥首峠からの道を合わせるとようやく頂上。

頂上は狭いが南西側の眺めはいい。
奥多摩主稜線の先には和名倉、甲武信、さらには八ツまで見えることができる。
頂上で30分強休んだ後、鳥首峠への分岐まで戻りウノタワに向かう。
ここは左手には武川岳や伊豆ヶ岳が見える。
100メートル下り横倉山から再び下るとあっという間にウノタワ。
これで昨日のルートとつながった。
昨日はそそくさと下ったが、今日は時間に余裕があるのでウノタワで昼食を採り約1時間休憩。
この間数人のハイカーが通ったが皆ウノタワには関心がないように通り過ぎてゆく。

ウノタワからは昨日と同じ山中への道を下るが、今日はバスの心配もなくのんびり下山。
ウノタワ直下にはコバイケイソウの大群落があるが花はまだ先のようだ。
その代わりハシリドコロがちょうど見ごろを迎えている。
ザレ場の急坂を下ると右手に苔のオブジェ。
このあたりからニリンソウが多くみられるが、こちらの花もまだこれから。
やがて沢に出るが、ここにもいろいろ花が咲いているのだが残念ながら名前がわからない。
花の名前ももっと勉強しなければ。

このルートは長い車道歩きを敬遠するのか、白岩から鳥首峠に向かうルートに比べて人が少ないようだ。
でも石灰岩採石上の脇を登るつまらない道に比べたら、こちらの方がはるかに内容が濃いと思う。
たぶん紅葉の時期も素晴らしいだろう。

最後は4キロの車道歩き。駆け降りた昨日と違ってのんびり駐車場まで戻った。
下山後駐車料金を払うために大鳩園に行って話を伺うと、ウノタワから山中へのコースはやはり花が素晴らしく、夏場はトリカブトの群落も見られるそうだ。
季節を変えてまた来たいね。

このあと松ノ木トンネルから梅ヶ谷峠といつものコースで日の出に戻り、途中JAの野菜直販所で野菜を買ってから日の出ICで高速へ。
時間が早いので渋滞にあうこともなくスムーズに帰宅できた。

出だしは昨日の後遺症で足が軽く攣っていたが何とか最後まで持つことができた。ちょっと日ごろの鍛錬を考えないといけないな。
この二日の山行で大持山〜高水三山まで赤線がつながった。
あとは芦ヶ久保と武川岳を歩けば寄居から奥多摩までつなぐことができる。
できれば早いうちにつなぎたいな。

次の週末も天気が良ければ山に行く予定。
どこに登るかはお天気と相談。

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コメント

はじめまして!
カタクリのアップ、とてもステキですね

私も花は詳しくありませんし、調べてもすぐ忘れてしまうんですが・・・
No.34 ネコノメソウ
No.35 ハナネコノメ
No.37 ヒトリシズカ
No.38 キケマン かと思われます。違ったらごめんなさい
2013/4/18 7:32
ありがとうございます
書いていただいた名前をパソコンで検索して写真で確認いたしました。
もっと高いところに咲く花は少しは分かるんですが、里山の花はほとんどわかりません。
これを機にしっかりと覚えてゆきたいと思います。
ありがとうございました
2013/4/18 15:00
プロフィール画像
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