野伏ヶ岳 〜残雪のお山を求めて〜

2013年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,021m
• 下り: 1,007m

コースタイム

【コースタイム】
08:30　白山中居神社
09:35　和田山牧場跡入口
10:00　尾根へ急斜面登始
10:25　ダイレクト尾根に取付き
11:35　野伏ヶ岳山頂　　　　　　　12：15　　　　　　　　
13:00　和田山牧場入口
13:45　白山中居神社

【登り時間:03:05】
【昼食休憩:00:40】
【下り時間:01:30】
【総行動時間:05:15】
以前の記録より
GPSによると沿面距離14.3km累積標高差1181m
ダイレクト尾根への取り付き斜面で傾斜35度

天候

【岐阜県美濃の天気】
天　　　気：晴れ
最高気温：17.3℃
最低気温：11.8℃
露点温度：-7.1℃
湿　　　度：22％
風　　　向：北西
風　　　速：8m/s
現地気圧：1008.5hPa
海面気圧：1010.6hPa
降　水　量：0.0mm
積　雪　深：0cm
日　の　出：5:16
日の　入り：18:29

【当日天候】
白山中居神社からすでに風く吹いている
和田山牧場跡からすでに強風
野伏ヶ岳山頂で冷たい強風
白山山頂部は雲に覆われているし
雲が多く遠望きかないもののなかなかの展望でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
東海北陸自動車道の白鳥ICから156号線に入り東前谷から314号の桧峠に向かい途中
ウイングヒルズスキー場を通り過ぎて在所地内から石徹白小学校方面に右折して
上在所の白山中居神社へ

【アプローチ】
登山口の道路で白山仲居神社まで凍結・積雪箇所

【駐車場】
・白山中居神社横に駐車広場がありここに車を止めます。
・石徹白川大進橋の右岸・左岸にも数台止めれます。

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
確認できず


【ト　イ　レ】
白山中居神社横の駐車広場にトイレあり

【登 山 道】
白山中居神社横の駐車場から石徹白川に架かる大進橋を渡りしばらく林道を進む。
途中から林道を離れ九十九折の林道から途中から林道を離れ、スギ林の中のルートをとって
和田牧場跡に向かう。ちょっとした尾根筋を登り和田牧場跡にあがると一面に広がる雪原に
東尾根とダイレクト尾根が牧場に向かって伸ばし、長い頂上の南面はカール状となって
三角錐の野伏ヶ岳に迫力がある。
雪が眩しいばかりに薙刀山から貫禄の野伏ヶ岳が迫りだしている。
進行方向にダイレクト尾根が見える。そのまま急登を直登してダイレクト尾根に上がる。
ここからきびい尾根の登りが始まる。潅木の中を尾根伝いに高度を上げる潅木の数も少なくなる。
二段の大きな傾斜を登り北東尾根との合流ししばらく歩くと野伏ヶ岳山頂です。

【雪質状況】
林道行軍時は壺足
林道のシュートカット時に時折踏み抜く
ダイレクト尾根取り付きから山頂まで12本刃アイゼン装着
ザラメ雪も踏み抜き無く登れる
ダイレクト尾根から主尾根に上がる箇所はクラックあり、潅木・笹が露出しており
取り付ける箇所を探しながら東北尾根に回りこむようにして主尾根に取り付き山頂へ直登
主尾根からは強風でクラストした雪質でアイゼンの刃が効いて登り易い
下山時は
イイ具合に雪が融解しており壺足で足制動で滑るようにダイレクト尾根を下る

【他の登山者】
男性2名のパティー　1組
男性ソロ　　　　　　　 1組

【野伏ヶ岳について】
野伏ヶ岳(のぶせがたけ)は、白山の南側に位置し岐阜県郡上市白鳥町と
福井県大野市の境にある、標高1,674 mの山。両白山地の山で、日本三百名山及び
ぎふ百山に選定されている。北側には、両白山地の山々が連なり南側には能郷白山
などの越美山地の山々が連なる。
両白山地の一ノ峰と銚子ヶ峰の間から、願教寺山(1,691 m)→ヨモ太郎山→日岸山→
薙刀山(1,647 m)→野伏ヶ岳→小白山へと南に延びる細長い尾根上にある。
その尾根の南端は九頭竜川で遮られている。南側の小白山との間には
橋立峠(三ノ又谷と小白山谷との分水嶺)の鞍部がある。
野伏ヶ岳の東側には、石徹白川があり、その支流の推高谷と小白山谷の源流の山である。
豪雪地帯であり一般的な登山道がなく、春先の残雪期に登られる山である。岐阜県
郡上市上在所にある白山中居神社から、石徹白川の大進橋を西に渡ると、野伏ヶ岳
方面への林道がある。この林道終点の標高1,050 m付近までは、杉の植林地となっている。
林道終点の先は和田ノ小池や池塘がある以前は和田山牧場だった平坦な場所がある。
春先にこの雪面の上にテントを張って、周辺の山へ登るスキーヤーやハイカーがいる。
その上部の山腹には、ブナ林が多い。山頂付近は、クマザサに覆われている。
牧場跡から山頂から南南東に伸びる「ダイレクト尾根」と呼ばれる稜線を
利用するルートが一般的である山頂には、三等三角点が設置。
山頂からは、北に別山とその左奥に白山、東には大日ヶ岳と稜線越しに北アルプス
と御嶽山、南に能郷白山や荒島岳、西には経ヶ岳と赤兎山などを望むことができる
かつては野伏ヶ岳と小白山(おじろやま、標高1,609 m)との鞍部の橋立峠が、
岐阜県郡上市白鳥町と福井県大野市打波との往路に利用されていた。

【日帰り温泉】
石徹白峠山温泉:満天の湯
住所:岐阜県郡上市白鳥町石徹白峠山
　　　(ウイングヒルズ白鳥リゾート敷地内)
電話: [phone]
料金:800円（JAFカード提示で10％off）
営業:10時〜21時(平日10時〜20時)・年中無休
http://winghills.net/bath/

【その他情報】
●郡上観光どっと混む｜郡上市観光連盟公式サイト
　　http://www.gujokankou.com/
●白鳥観光協会
　　http://shirotori.gujo.to/
●石徹白公式HP　『石徹白人』
　　http://www.itoshiro.net/
●石徹白ニュース
　　http://itoshironews.blog62.fc2.com/
●石徹白の山河マップ
　　http://www.itoshiro.net/nature/index.html

写真

4/19 13:33

林道の歩き始めは
完全に春色

4/19 8:32

シュートカットの杉林の中は
雪があり時折踏み抜く

4/19 9:36

和田山牧場跡入口
かなり潅木が
目立ち始めています

4/19 9:38

和田山牧場跡の石碑

4/19 9:40

和田山牧場跡から
三ノ峰・銚子ヶ峰方面

4/19 9:40

和田山牧場跡から
初河山・芦倉山方面

4/19 9:40

和田山牧場跡から
薙刀山方面

4/19 9:40

和田山牧場跡から
目指す野伏ヶ岳

4/19 9:45

和田山牧場跡から
大日ヶ岳方面

4/19 9:51

湿地帯の木々

4/19 9:52

雪の広がる湿地帯

4/19 9:52

大黒山を右に巻く
登山道

4/19 10:04

ダイレクト尾根取り付き口
急登の始まりです

4/19 10:07

ダイレクト尾根に
取り付いて
小白山谷側の湿地を
望んで

4/19 10:24

ダイレクト尾根
かなり潅木が目立ちますが
藪漕ほどではない

4/19 10:48

小白山を望んで

4/19 10:50

ダイレクト尾根中部

4/19 10:50

ダイレクト尾根中部から
両白山地も見えてきます

4/19 10:54

ダイレクト尾根中部から
山頂を望んで

4/19 10:57

野伏ヶ岳山頂から
橋立峠への尾根

4/19 11:06

ダイレクト尾根上部の急登

4/19 11:12

ダイレクト尾根を振り返って

4/19 11:12

和田山牧場跡全体を
見下ろして

4/19 11:23

ダイレクト尾根から主尾根へ
野伏ヶ岳側はかなり
潅木・笹の露出が激しい

4/19 11:25

クラックも多数あり
一旦、北東尾根側の
トラバースして取り付く

4/19 11:27

主尾根から山頂へ直登

4/19 11:37

山頂部は強風で
潅木に海老尻尾

4/19 11:37

冷たい風と海老の尻尾

4/19 12:14

野伏ヶ岳山頂です

4/19 11:38

山頂より北に
薙刀山から両白山地

4/19 12:10

両白山地
別山・白山本峰UPで

4/19 11:38

山頂より西に
赤兎山・経ヶ岳

4/19 11:44

経ヶ岳UP

4/19 11:44

赤兎山UP

4/19 11:43

山頂より南西の
荒島岳

4/19 11:43

荒島岳UPで

4/19 11:42

山頂より南に
小白山北峰と南峰

4/19 11:42

小白山北峰と南峰UPで

4/19 11:43

山頂より南東に
毘沙門岳

4/19 11:43

山頂より南東に
野伏平

4/19 11:46

山頂より東に
大日ヶ岳

4/19 11:46

山頂より東に
丸山から芦倉山

4/19 11:46

山頂より北東に
丸山から銚子ヶ峰

4/19 11:37

名残惜しい残雪期の峰々を
ありがとうございました
野伏ヶ岳さん

撮影機器：

CX4 RICOH

感想

kennken

寝坊してしまった!!
三方崩山・奥三方岳予定が!!
急いで道の駅『飛騨白山』へ
三方崩山登山口は強風と雨で
時間も7時過ぎだし一気にテンションがDOWN

登るお山変更
天気予報を見ると郡上市は晴れマークなので
南下するにしたがって雨は上がり晴れ間が見えてきました
いつもの事ながら
白川村と郡上市でこんなに天気が違うなんて
北陸と東海圏の違いでしょうかね

高鷲まで南下したので石徹白の野伏ヶ岳へ登る事にしました

雲が多くて北アルプスの展望は無かったものの
やはり
大展望の野伏ヶ岳
ちょっと遅い登り始めでしたが大満足の山行となりました

春も進み
低山・中級山岳の雪山も終わりを迎えようとしています
消え行く残雪を求めて
あといくつかの残雪の春山を登れるかな・・・・

名残惜しい残雪の春山山行
ありがとうございました
野伏ヶ岳さん