自宅から鈴鹿山脈までトレースをつなげるウォーキング:完結編
- GPS
- 09:40
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 53m
コースタイム
08:30-0835 ローソン(行動食購入)
09:15 四日市に入る
09:20-09:28 イオン 小休止
10:30-10:35 サークルK スポーツドリンク購入
10:40 四日市橋。1号線と分かれる。
10:55-11:05 河川敷公園 小休止
12:00-12:05 サークルK おにぎりなど購入
12:35 東名阪国道をくぐる
12:40-12:50 小休止
13:20 菰野
13:35-13:40 ミニストップ 小休止 ※その後小休止なし。
14:20 近鉄湯の山駅
15:00 湯の山温泉
15:10 ロープウェイ乗り場
15:15 裏道登り口
15:30 鈴鹿スカイライン
16:00 藤内小屋
16:22 藤内壁出合い
17:00 国見峠
17:15 御在所岳ロープウェイ駅
17:20 ロープウェイ出発=17:34 ロープウェイ到着=17:40 三重交通湯の山温泉=17:45 近鉄湯の山温泉
天候 | 晴れ/曇り/小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
御在所岳からの帰りは、ロープウェイ(1200円)、バス(湯の山〜近鉄湯の山駅260円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桑名から湯の山温泉まで: 歩道が整備されていない道路もあるので交通事故に注意。 ------- 御在所裏道について: 大豪雨の前に来た以来なので昔の登山道とは大きく違っている。 特に、スカイラインから藤内小屋手前の登りまでと、藤内小屋から兎の耳までは余りにも違っていて驚いた。 ----------- 片岡温泉アクアイグニス(日帰り入浴600円) http://aquaignis.jp/ |
写真
感想
自宅から鈴鹿の湯の山温泉まではちょうど100キロメートル。
前回は70キロ歩いたので本日は残りの30キロ。
ついでに御在所岳を登ろうという計画を立てた。前回から中三日。足は大丈夫だろうか?ま、なんとかなるだろう!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-285979.html
↑4日前のウォークングの記録。
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名鉄とJRを乗り継いでJR桑名駅で下車。ここから再びスタートである。
1号線を使って先ずは四日市を目指す。前回の反省を踏まえて時速5キロぐらいの速度で歩く。前回の失敗の原因はスタートからスピードが出ていたことと、スタートから6時間半も休憩をしなかったことにある。
伊勢湾岸道路を横断する時、陸橋から鈴鹿の山々をカメラに収めた。不思議なことだが余り遠いという感じがしない。
順調に四日市に着き、そこから三滝川の堤防道路を歩いていく。この道路は湯の山温泉まで続いている。
堤防道路の途中に河川敷公園があったのでその中の道を進む。公園の中の道は気持ちがいい。その後、堤防道路に戻るが歩道が整備されていないので車に引っ掛けられないか緊張しながら歩いた。
東名阪国道のガードを過ぎ、順調に菰野まで来た。いつ頃だったか忘れてしまったけれど、私はかつて朝明渓谷から菰野まで歩いたことがある。この時点で我が家から鈴鹿までのトレースが地図上でつながった。
ばんざーい(^O^)/
という喜びの感情はなかった。今回はなんとか御在所岳を登りたかった。それが今回の目的にもなっている。雨も近い。急がねば。
私の計画だと、御在所に登って帰りはロープウェイで下るつもりであった。最終ロープウェイ時刻は17時20分。これに間に合わないと雨の中をヘッドランプをつけて下ることになる。もしも最終ロープウェイを使えないことに備えておにぎりや行動食をコンビニで買った。コンビニはトイレもあるので本当にありがたい。
湯の山に近い所にある片岡温泉が”アクアイグニス”という温泉施設に変わっていた。私は片岡温泉が出来たときを知っているが、その当時は工事現場用のプレハブ小屋のような日帰り温泉施設だったと思う。綺麗な建物を見て隔世の感を覚えた。
近鉄湯の山温泉に14時20分に到着。JR桑名駅から約30キロ。我が家から歩いて100キロがつながった。
駅から湯の山温泉への道路を足早に歩く。足の状態はとてもよい。
湯の山温泉に15時ちょうど着。山頂まで2時間20分で行けるだろうか?標高差850メートル。
帰りのバスの時刻は17時40分。これも微妙に心配だ。
ロープウェイ乗り場まで行き、昔の裏道登山口に降りた。かつてお世話になったうどん屋さんの建物を懐かしく思った。今は営業されていない。
裏道の階段を登る。高校生のとき、最初の鈴鹿はこの階段から始まった。
蒼滝不動を過ぎ、鈴鹿スカイラインに出た。
スカイラインが出来てからは、私たちはもっぱらここからばかりだった。しかしながら、ここへは何年前に来たのだろうか?2008年の大豪雨の何年前であったろうか?2000年より前だったことは確かだと思う。それがいつなのか思い出せない。私はこの期間何をしていたのだろうか?
今回、自宅から歩いて鈴鹿までトレースをつなげたいと思った理由は、大豪雨もあり鈴鹿の山の神様に何となく申し訳ない気がしたからだ。こんなことを他人が閲覧できるレコに書くことはないかも知れないが、それが私の本心だ。
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工事用の道路を進む。前方にまるで映画に出てくる檻のような大堰堤が現れた。まるでキングコングかジュラシックパークの映画に出て来そうな感じを受けた。
日向小屋あたりの道は昔は左岸についていたが石がゴロゴロした川の中の道を進んでいく。途中でどこかのグループが懸垂下降の練習をしていた。
いろいろな思いが巡る中、藤内小屋に16時に着いた。そのまま休憩せずに先を急ぐ。
裏道の分岐を確認してから北谷小屋だけを確認しに行ってみた。不思議なことに、北谷小屋も無事なようだし、その前のテント場も昔と同じように見えた。
裏道を兎の耳まで行く。どうなっているのだ!と思うほど川原が広い。その昔、兎の耳から藤内小屋までを沢の中を歩いたことがあるが別の沢だと思うほど違っていた。新しい登山道を整備された方々に本当に頭が下がる思いがした。
藤内壁出合いのあたりでついに小雨が降り出して来た。下りのロープウェイに間に合わなければ雨の中をヘッドランプをつけて下らなければならない。何十回と通った山道だが今となっては慣れない道だから危険を伴う。柿の種をほおばり水を飲んでエンジンを全開にした。
アカヤシオがチラチラと咲いている梢の向こうに藤内壁の岩壁が寒々としていた。
17時ちょうど藤内小屋からちょうど1時間で国見峠に到着した。個人的には記録かも知れない。ロープウェイ最終便まであと20分。コースタイムは30分。倍速で登れば何とか間に合う。
倍速で登っていると御在所ロープウエイの放送が山に反射して聞こえてきた。
「キンコンカーーン♪
皆様にお伝えします。
あと10分でロープウェイの営業を終了致します。
お急ぎください・・・」
あと10分といっても今は17時05分じゃんか(;一_一)
あと10分だと17時15分ではないか?終了は17時20分じゃないの?
フライング放送じゃないの?
・・・・焦った、、、。
さらにスピードを上げた。
GPSを見ながら急ぎ、やっとのことで山頂の遊歩道に出た。国見峠から15分かからなかった。
ロープウェイの駅に着くと、係の人が「お疲れ様です」と言ってもらった。その時点で間に合ったと思った。
やれやれ(^◇^)
窓口でチケットを買い、最後の客としてロープウェイで下る。
雨粒がゴンドラの窓を濡らしていた。鎌ヶ岳が高く立派に見えた。
「鈴鹿の山の神様、今まではすみませんでした。
今回はありがとうございました。」
そう言ったあと、ロープウェイの中にあったマイクが気になった。まさか、誰も聞いていないよね?
ロープウェイを降りたのが17時34分。バスの最終便まで6分しかない。
なんていうことだ!また駆け足だ!
だが、私のリーボックのトレランシューズはこういう下りにめっぽう強い。3分足らずでバス停に着き、余裕で間にあった。またしてもやれやれだ。
近鉄湯の山温泉駅までバスで260円。運転手にチップを上げたい気持ちがした。(ま、ここは日本だね^^)
駅に着き、やっぱり片岡温泉でお風呂に入ろうと思った。この時点でやっと傘を使って歩き出す。時速7.2キロのスピードで歩くとあっという間に片岡温泉に着いた。
お風呂にゆっくりつかった。泉質は昔と全く同じだった。
風呂から出た後で奥田シェフなんとかの”奥田食堂”に入ってみた。
名前が名前だけに5千円から1万円を覚悟したが、メニューを見てリーズナブルなので驚いた。そしてもっと驚いたことには、白いテーブルクロスの椅子のレストランかと想像していたのに、ここはまるで大衆浴場の風呂上がりの座敷のようであった。
なるほど、片岡温泉は昔も今も「日帰り温泉」が原点なんだね、と思った。
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最後に:
今回の記録もコメントを受け付けていません。レコを公開すると、私の性格上、ついつい記録のための山行になりがちなので、それを防止するためです。
拍手はとても嬉しいですが、悪しからずご了承願います<m(__)m>
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