甲武信岳 雁坂峠 埼玉へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 2,175m
コースタイム
2日目 信濃川上(バスで終点まで)千曲川源流 甲武信小屋
3日目 山頂 雁坂峠 秩父側(川又)へ下山
天候 | 両日とも晴れていた |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
源流コースについては、源流碑より上には雪があった。 木賊の大きな下りから西破風山への登り返しがきつかった。 雁坂峠まではゆったりした道だった。 雁坂峠から川又までの道は、奥秩父の雰囲気が色濃く残っており、 印象的だった。 たしか、川又からバスで秩父湖まで行き、そこから三峰口までバスを 乗り継いだと思う。 |
写真
感想
初めて単独でテントを張った山行です。
奥秩父の懐の深さに感動しました。
以下記憶文
普通電車で小淵沢まで行き、ホームにある待合室で寝る。
心優しい駅員さんからは特になにもいわれなかった、と思う。
翌朝信濃川上までいき、梓山までバスで行く。
梓山からは毛木平まで歩く。
キャベツ畑の間の道を延々と歩いたり、ときに林道風の道を通ったり
なかなか飽きない。
毛木平につき、千曲川沿いに歩き始める。
広葉樹の新緑が美しかった。
ナメ滝で中休みする。一枚岩のうえをゆるやかに水が流れていて、
しばし心を奪われる。
ナメ滝から次第にツガトウヒが多くなり、奥秩父の雰囲気が出てくる。
次第に道脇に残雪が現れる。
途中遭難碑があった。亡くなったのは私と同じ年の人で、手を合わさずにはいられなかった。
水源碑につき、残雪の道を稜線まで急登する。わずか30分だったが、きつかった。
稜線につき、しばらく行くと甲武信岳の急登になる。
展望は国師岳をのぞめたくらいだったが、奥秩父の雄大さに感動した。
山頂から甲武信小屋へおり、小屋で受付をしてテントを張る。
夜は寒く、しかも銀マットを忘れたのでもんどりを打ちながら寝た。
翌日、日の出前に山頂に登りご来光を見る。
この日の日の出は今思うとあまりよくなかったが、国師岳が赤く染まっていく
様をみて、いつかこの主脈を縦走したいと思った。
小屋に戻り、木賊山の巻き道をいくが、雪が多く難儀する。
木賊の大下りの後笹平についたが、目の前には西破風山が聳え立っている。
この登りはかなりきつかった。
その後は雁坂嶺までを順調に通過し、雁坂峠につく。
笹原が明るい、まさに日本の峠といった風景だった。
峠からは、川又へ下る。
最初は道は緩やかだった。ツガ等の大木の森の中を歩く。
次第に広葉樹の森となりまあたらしい避難小屋を通過したあたりで、
急な下りになった。
次第に右手に道路が見えるようになり、ついに雁坂峠登山口についた。
川又のバス停について、バスの発車をまつ。
バスは秩父湖まで行き、三峰口行きのバスに乗り継いだ。
秩父湖から南に見える雄大な山容に気をとられた。
おそらく和名倉山だっただろう。
奥秩父の懐の深さに青二才ながら感嘆した山行だった。
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