丸山〜うぐいすと木々と山桜〜眺望定まらず
- GPS
- 06:03
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 769m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんが、日向山分岐直線の急坂は赤土が露出しているので、雨天時スリップ注意です。 また、大野峠通過後の山道、山腹を急降下しますが、狭い上に、所々土留めが崩壊、さらに踏み後が不明瞭な部分もありますが、注意すれば難はありません。 登山届、一応用意しましたが、ポストなし。 登山道入り口にさしかかる手前までに、イチゴ狩りの看板多数。 これから時期になるんでしょうか? ログを見ればわかりますが、少々コースアウトしてます。 結局目的の登山道入り口にはたどり着きましたが、車道歩きが長いのと、案内板がわかりにくくて、迷ってしまうかも。 |
写真
感想
約一ヶ月ぶりの山行です。
今回も、同行者風邪っぴきでダウン、よって独りぼっちの登山となりました。
奥武蔵一番の展望とガイドブックに書いてあったのを思い出し、さほど自宅から遠くない(とはいっても芦ヶ久保駅まで2時間近くかかりますけどね)、奥武蔵丸山に登ってきました。
前回の山行、堂平山近くの白石峠からも、大野峠を経て丸山に通じるルートがあり、この付近は小規模なピークハントが楽しめます。
前回気づいた、自分の歩き方。
左足外側に体重がかかることに少々気を遣いながら、でも周りの木々や花々を楽しむ余裕も持ちながら、油断大敵、、と言い聞かせ、独り言を言いつつ登ります。
一ヶ月ぶりなので、しかも序盤は舗装道を上り歩くということで、息切れはぁはぁ(笑)
イチゴ狩り、プラム狩りが楽しめる農園地帯を抜け、背中に武甲山の視線(笑)を感じながら、ようやく山道に入ります。
牛頭様を祭ってある神社の鳥居を右に通り過ぎ、獣よけフェンスをくぐり。
ちゃんとロープを結びなおしましょう。
自分がくぐるとき、ほどけてました。
ルールを守ってこそ、楽しい山行。
日向山の分岐、緩やかな広い尾根を歩いていた時のこと、耳を澄ますと、ウグイスたちのさえずりが聞こえてきました。
しばらく聞き入っていましたが、そのうち、「ホーホケキョ」だけではなく「ケキョケキョケケケケケキョ」「ケケケッキョォ」なんて掛け合いが始まり、たぶん推測ですが数羽のウグイスなんでしょう、一斉にさえずり始めて。
時間にして10分くらいでしょうかね。
合唱を楽しんでましたが、今度はたぶん二羽のウグイス(たぶん)が掛け合いを再開、一羽がさえずるともう一羽が返す、といった様子。
一羽は「ホーホケキョ」がどうも上手くないみたいです。
まるで漫才をやっているかのようで、思わず声を上げて笑い出したくなるのを、必死でこらえていました。
デジカメでその声を撮ろう、と思って、動画モードにして30秒くらい撮りましたが、自宅に帰って再生してみると、ほとんど聞き取れず。。
そうこうしているうちにトレランの方が走ってきて、ウグイスたちはどこかに飛び去っていったようです。
植物、木の名前とか花の名前には、とんと疎い自分なんですが、春まっただ中と言うこともあり、いろんな花が咲き誇っています。
八重桜(この名前は知ってます)は、見たらんかい!!とでも言うように、ど派手なピンクに大ぶりの花びらで、あちこちに咲いていました。
今年は桜を愛でる機会もなく、ちょっと寂しい思いをしていたんだけど、小ぶりで薄いピンク、八重桜とは正反対の花を見つけると、山桜??って思って見入ってしまいます。
県民の森への分岐にさしかかり、なにやら白い花びらがハラハラと散ってきて、見上げると白い桜(?)が。
形を確かめると、桜の花びらによく似てます。
写真も掲載したので、お詳しい方はご一報を!!(笑)
さて頂上へ。
県民の森が隣接しているせいでしょうか?木々に名札がかけてあり、聞いたこともないような木の名前ばかり。こちらも写真あります。
それほどの急登でもなかったんですが、息も絶え絶え2回ほど休みながら、ようやく頂上へ到達!!
三角点と「丸山 標高九百六十米」の標識を確認し、まずは展望台へ。
北西から南西方面、武甲山がやはり一番の雄姿。
よく、痛々しいっていう表現を耳にしますが、いやいや、あの山があるからこそ鉄道も延び、秩父の経済もも発展してきたのでしょう。
感謝、の2文字。
武甲山の右奥には、GW前半に山行計画中の両神山が、恐竜のような峰峰を見せていました。
ただその奥、奥秩父や遙か奥多摩の山々は深く霞んでいて、山容も定まらず。
東の方角はもっと霞み、まったく眺望きかず、ってかんじ。
時間的に早出で早く到達したので、何もすることが無く、そのうちお腹も減ってきたので、11時頃に山メシ。
といってもいつものカップ麺です。
早喰らいなので、あっという間。
正午過ぎになって、頂上には続々と登頂者が。
山頂標識の近くに陣取っていたので、数回シャッターを頼まれ、いやな顔もせず、てか喜んで押させてもらいました。
そうそう、今回は自分撮り無しですから(笑)
いつものように長居してしまったので、そろそろ下山。
緩やかな尾根を、緩やかに下ります。
いつの間にか木々の名札は無くなり、パラグライダー発着場を通り過ぎます。
大野峠を通過、いったん車道にでますが、すぐ山道。
この山道、今回唯一と言っていいほどの、登山道っぽい山道です。
急降下を幾度か繰り返し、山腹を登り返し、下ります。
丸山は、小さい祠や仏様、地蔵様が数多くいらっしゃって、先行者の方が手を合わせているのをみて、自分もまねをして拝んでしまいました。
はらぺこリベンジ娘の復活を祈って。。なんてね(笑)
芦ヶ久保渓谷のはじまりを思わせる小さな沢を渡り、丸太橋を幾度か渡り、赤谷集落に出たそのとき、雨が降り始めました。
霧雨だったけど、本降りになる前に、と思い自然と早足に。
途中、旧芦ヶ久保小学校を通り過ぎ、13時過ぎに芦ヶ久保駅帰還。
普段、登山者の方にすすんで話しかけることはあまりしないのですが、駅ホームでのこと。
大野峠付近ですれ違った方に見覚えがあったので、思わず「すれ違いましたよね?もう下山されたんですか?」と。
すれ違ったのはたぶん正午過ぎ。
そこから、自分と逆方向のコースを歩いてきたみたいで、たぶん一時間かかってないですよね?恐るべし脚力!!
正丸からいくつもの峠を越えてきたそうな。
しかも女性で。
てなわけで、電車がホームに滑り込み、雨も本降りになってきて、いつもの調子で丸山山行を終えました。
写真が多く、いつも泣く泣くカットする画像も数多くあります。
こういうコメントも実は苦手で、公開が遅くなってしまいました。
次回は良い天気だったらいいな、リベンジしようぜ、と、思ったのさ(笑)
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