記録ID: 287359
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
火打山 笹ヶ峰ピストン 天狗の庭は最高の雪原
2013年04月20日(土) 〜
2013年04月21日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
20日
7:25笹ヶ峰−8:05黒沢−10:20高谷池ヒュッテ−11:15雷鳥平−
11:45高谷池ヒュッテ
21日
8:00高谷池ヒュッテ−10:40黒沢−11:15笹ヶ峰
7:25笹ヶ峰−8:05黒沢−10:20高谷池ヒュッテ−11:15雷鳥平−
11:45高谷池ヒュッテ
21日
8:00高谷池ヒュッテ−10:40黒沢−11:15笹ヶ峰
天候 | 20日 晴れ→雪 21日 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20日の朝はほとんど凍結箇所が無く、夏タイヤで行けました。 しかし、帰りは20日の晩から降り続けていた雪のせいで積雪箇所が沢山ありました。GWまではスタッドレスで行くことをお勧めします。 最寄のIC 上信越自動車道:妙高高原または信濃町 信濃町ICを降りると、すぐ隣に道の駅があります。 最寄の駅 飯山線 飯山駅 バス停 笹ヶ峰(たぶんこの時期は運休) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から深い雪。最初から最後まで土は見えません。 笹ヶ峰〜黒沢 笹ヶ峰から黒沢までは、ほとんど勾配の無いゆるい登り。 黒沢の橋に下る時は、少し急な斜面を下ります。とはいえ3m程度なので、滑っても怪我しません。 黒沢でアイゼンを装着しました。 黒沢〜十二曲り 急な斜面を登ります。 とはいえ、しっかりキックステップを使えば問題はありません。 十二曲りの最後の部分に、かなり急な部分があります。右に回りこむと岩場の急登になり、左に回りこむと急斜面のトラバースがあります。 僕は右に回りこみ岩壁をよじ登りました。 十二曲り〜富士見平 緩やかな登り。特に問題はありません。左側に常に雪壁があります。 富士見平〜高谷池ヒュッテ 長いトラバース。 ここが一番の難所かも知れないです。 固めの雪質で、アイゼンの入りは良かったが、ステップはあんまり刻めない固さだったので怖かった。 帰りは新雪だったので少し楽でした。 高谷池ヒュッテ〜天狗の庭 雪が重たい。すぐにアイゼンに纏わり付くので、ちょくちょくピッケルで叩いて落としました。 天狗の庭〜雷鳥平 下のほうは重たい雪。森林限界を過ぎると固く締まった雪。部分的に凍結。 固い雪も凍結部分もアイゼンの入りが良く歩きやすかったが、もし滑落したらピッケルでは止めれないと思います。 帰りは一変。 高谷池ヒュッテ〜富士見平 全体的に、赤いペンキやリボンが少ない。 20日の昼から降り続けた雪のおかげで、帰りはノートレースの初ラッセルでした。 GPSを持ってない自分にとって、登山道に目印が無いので、前日の記憶と地図が頼り。 小屋を出てすぐに富士見平へ続くトラバースですが、低い位置をトラバースすると雪庇の裏側に入り込んでしまう為、高い位置まで直登してからトラバースし、そのまま南下すると左上方に稜線が見えてくるので稜線まで登り、来る時に確認した富士見平の雪壁を目視。後は壁に沿って下ると、笹ヶ峰から登ってくるスキーヤーとすれ違った。話をすると、笹ヶ峰から十二曲りを経て来たらしい。 これで、ラッセルしないで済むのはもちろん、ルート確認もしなくってOK。 助かった。 |
写真
撮影機器:
感想
高谷池ヒュッテの小屋開きと聞いて、前から行ってみたかった残雪期の火打山にトライ。
19日、仕事が終わってから直で笹ヶ峰を目指して運転開始。
長野を過ぎた辺りで雪が降ってきて、黒姫野尻湖SAではかなりの降雪。
路面も少し白くなってきた為、妙高高原まで行くつもりでしたが手前の信濃町ICで下車。
これでは笹ヶ峰周辺は相当降っているに違いないと思い、あきらめて信濃町の道の駅で車中泊。
朝起きたら晴れていた為、夏タイヤで行けるところまで行ってみようと思ったら、アスファルトはしっかり出てて凍結箇所もほとんど無かった為、予定通り登山開始。
雪の時期の天狗の庭は憧れの場所の一つだった為、楽しみでしょうがなかった。
前回登った時は、紅葉が終わった10月の終わり頃で人も少なかった。
高谷池ヒュッテに予約を入れたら、食料が動物の被害にあった為、自炊のみの予約になっているとの事。
動物って熊?と聞いたら、たぶんテンとの事。
しかし、高谷池ヒュッテの自炊場は充実していて、ガスコンロ、鍋、フライパン、食器類、調味料などを自由に使わせてくれる。
前回来たときは、妙高山に登ってから高谷池ヒュッテに泊まって、次の日に火打に登ったっけ。
妙高山の手前の大倉乗越まで来た時に、初めて塔の様にそびえ立つ妙高山の全貌が見えて、怖気づいたのを思い出す。
あの時は、夜のうちにずっと雨だったけど、今日はずっと雪。
前回は、朝には快晴になっていたので、きっと明日も同じように晴れてくれるに違い無い、と思い就寝。
しかし、考えは甘かった。天気図からみても、そりゃそうだ。
まさか、ラッセル地獄に苦しむことになろうとは。夢にも思わなかった。
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