皆野アルプス（前原山・破風山・大前山・天狗山）

2021年01月30日(土) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 6.9km
• 登り: 716m
• 下り: 578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:48

9:51 大渕登山口
10:14 10:14 前原山
10:26 10:26 前原岩稜
10:32 10:32 国神コース分岐
11:03 11:05 男体拝
11:08 11:08 山靴の道入口
11:22 11:35 猿岩
11:41 11:42 破風山休憩所
11:54 12:11 破風山
12:16 12:16 野巻/札立/破風分岐
12:20 12:21 札立峠
12:31 12:31 如金峰
12:35 12:35 武蔵展望台
12:43 12:43 大前山
12:48 12:48 大前近道分岐
12:53 13:00 天狗山
13:11 13:11 大前
13:29 13:30 華厳の滝登山口
13:33 13:33 秩父華厳前バス停
13:39 ゴール地点

天候

快晴（冬型気圧配置のため、寒い北風が吹く）

アクセス

利用交通機関：

電車

JR熊谷駅から秩父鉄道に乗り換えて、約1時間の皆野駅下車。皆野駅から歩いて大渕登山口へ。

コース状況／危険箇所等

ところどころ鎖やロープがはってあるが、基本的に使わなくても大丈夫なレベル。大前山の西側の鎖場が一番急だが、やはり鎖にたよらなくても降りられた。

その他周辺情報

秩父華厳の滝登山口の下山後、皆野町営バスで「秩父温泉 満願の湯」に移動して、入浴した（土日祝日の入浴料1000円）。「秩父温泉 満願の湯」からはタクシーで皆野駅に戻る（タクシー代2020円）。

写真

1/30 9:35

皆野駅前の案内板。南北が逆になっているため、わかりにくい。

1/30 9:48

赤平川を渡る郷平橋からは、ロープウエイで登れる宝登山がよく見えた。

1/30 9:53

農家の裏の白菜畑の間から始まる大渕登山口。

1/30 10:11

木々の間によく整備された道が続く。

1/30 10:16

最初のピークである前原山（標高347m）。

1/30 10:28

前原山からは細い尾根（前原岩稜）を進む。

1/30 10:29

前原尾根コースは別名「山靴の道」とも言われるらしく、山靴の看板が時々出てくる。

1/30 10:35

うっそうとしげる樹林帯を行く。

1/30 10:56

時折木漏れ日があたり、気持ちがいい。

1/30 11:06

男体拝に着く。

1/30 11:07

男体拝からは北側の展望が開けている（男体山は見えず）。

1/30 11:27

稜線上の大岩である猿岩に到着。

1/30 11:28

猿岩の頂上部。四方に展望が開けている。

1/30 11:40

モミジ平の北側の樹林帯には一部雪が残っていた。

1/30 11:41

破風山手前の休憩小屋。

1/30 11:43

このあたりはアセビが多く自生しているらしい。

1/30 11:49

破風山（標高626.5m）の山頂に到着。

1/30 11:45

破風山山頂から南側には形が三角形で美しい武甲山が見える。

1/30 11:45

破風山山頂から西側には屏風のようにそそり立つ両神山が見える。

1/30 12:20

秩父巡礼古道の札立峠（南の頼母沢へと下りる道は閉鎖中）。

1/30 12:29

富士浅間大神の石碑。

1/30 12:31

稜線上に屹立する如金さま（如金峰）の大岩。

1/30 12:34

武蔵展望台（2万5千分の一地形図では鞍掛山と書かれている）。

1/30 12:43

皆野アルプス最高点の大前山（標高653m）。だが展望はきかない。

1/30 12:44

大前山からの下り道には、頭が欠けた御嶽信仰の石仏（御嶽様）がある。

1/30 12:53

天狗山（お天狗様）。

1/30 12:53

お天狗様を祀った祠。

1/30 13:28

大前集落から下ったところにある、石灰焼窯跡の看板。

1/30 13:29

華厳の滝登山口に到着（なぜか山を降りたら「クマ注意」、最近は里にクマがでることが多いのかも）。

1/30 13:31

秩父華厳の滝の案内板（赤い岩チャートの説明）。

1/30 13:35

落差12mの秩父華厳の滝。

1/30 13:47

なんのランキングかは不明だが、全国10位という秩父華厳の滝（本家の日光華厳の滝はランキングに入っていない）。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX90V SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール

感想

kiyo131

冬型気圧配置が強まり日本海側は雪が降る中、関東地方は寒い北風が吹くが好天に恵まれ、秩父・皆野町が町をあげて整備されている皆野アルプスに行ってきました（皆野町のホームページから、詳細な「皆野アルプス・破風山（はっぷさん）登山マップ」がダウンドーロできます）。

JR熊谷駅から秩父鉄道に乗り換えて、約1時間で9:29に皆野駅に到着。皆野駅からは破風山案内道標が頻繁に現れ、同表に導かれながら民家の裏の白菜畑の間から入る大渕登山口に9:51に着き、衣類調整をしてから前原尾根を登る。最初は急登だが、10:14に前原山を超えたあたりから細い尾根道の快適な道（前原岩稜）となるが、稜線に吹き付ける風は冷たい。ところどころ急登部にロープがはってあるが、ロープを使わずにも十分に登れる。右手から国神登山口からの道が合流する三叉ピークを10:32に超えて、10:45に2級基準点で休憩。前回北高尾山稜に行った時に堂所山手前でシャリバテ状態になったことを反省し、最初の休憩からおにぎりをいただく。

休憩後すぐ、11:03に男体拝に着く。男体拝は北側が開けていて展望がよいが、どれが男体山かはわからず。11:08に風戸（ふっと）からの道が合流した後、巨岩がそそり立つ猿岩に11:22に着き、ザックを置いてロープのはられている右側から猿岩に登頂。猿岩頂上部は狭いが周囲の景色がよく見える。北側の斜面のほんの少し雪が残っていたモミジ平を超えて、11:41に休憩小屋を経て、尾根を登って破風山（標高626.5m）に11:54に到着。

皆野アルプスでは大前山（標高653m）が最高峰だが、破風山のほうが秩父方面への展望がよく、お昼ごはんにはもってこいの場所だった。稜線上では冷たい風が吹いていたが、なぜか破風山山頂は風がなく、ぽかぽかと春のような陽気だった。

破風山を12:11に出発し、秩父巡礼古道が横切る札立峠（ただし南の頼母沢への下山道は閉鎖中だった）を12:20に通過し、棒状の岩が直立する如金さま（如金峰）を12:31に見て、12:35に武蔵展望台（鞍掛山）で最後の展望を楽しんだ（その後の大前山も天狗山も展望はきかない）。その後、皆野アルプス最高峰の大前山を12:43に通過し、祠がある天狗山に12:53に到着。13:00に天狗山から下山を開始し、13:11に大前集落にでて舗装道路を若干歩いて、再び山道に入り、13:29に華厳の滝登山口に下山。なんのランキングかは不明だが、「全国10位に選ばれた」と自慢する落差12mの秩父華厳の滝が徒歩10分のところにあるので見学し（車で滝見学に来る家族連れが多かった）、14:06に秩父華厳の滝バス停から皆野町営バスに乗って、多くの客で賑わっていた秩父温泉満願の湯に移動し、のんびり入浴。その後はタクシーで皆野駅に戻った。