三方崩山北峰 (1897m) 弓ケ洞谷右俣滑降 忘れ物には要注意。

- GPS
- 04:47
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:47
山頂1897 11:11
ゴール 11:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの尾根はウインドウスラブが雪崩れる事もあり注意。バームクーヘンの様に積もった雪の層が判り弱い所が複数あるようだ。 弓ケ洞谷はスベスベ、デブリなし。今日は雪も安定して雪崩れる気配はなかった。 |
写真
感想
遅いスタートとなりましたがそれが功を奏して
山頂手前でガスが取れるという奇跡
お陰様で素敵な斜面をお滑りすることが出来ました
こちらこそありがとうございます。
カリスマ君は昼から仕事、パンダオジサンは野暮用と14時まで帰宅したいので近間のよさげな所と言うことで、お互い滑った事のない、降雪直後でパウダーの滑走を楽しめそうな所、弓ケ洞谷へ。目指すは源頭の三角点、誰が名付けたか三方崩山北峰(1897)へ登ることにする。4時、自宅にカリスマ君に迎えに来てもらい保木脇へ向かう。5時頃に現地入りし先行者が居ないことにほくそ笑み、路肩に駐車していそいそと準備しようとするも…ない、探してもない… パンダのベクターのシールが無い。 アリエンロッべン!申し訳ない。せっかく来たが敗退かと思ったがカリスマ君が「まだ時間も早いので取りに帰りましょ」とカリスマ的にやさしい言葉。お言葉に甘え自宅にシールを取りに帰り改めて保木脇へ戻る。メジャーな山域なので沢山の入山者が居て先行者多数と思いきや7時ぐらいでも先行者ゼロ。ちょっとはラッセルしなくてもいいかと甘い考えがあったが国道からしっかりとラッセルとなった。
登りは弓ケ洞谷北側にある尾根を登る。これはシッタカ谷を滑る山スキーヤーも同じである。弓ケ洞谷の谷割れを見ながら下部を確認、滑り込めると目視し北側の尾根に取り付く。普通に尾根末端から取り付けば緩いのだが谷を覗いてから尾根に取り付くと結構な急登、オジサンは慎重なのだ。尾根はただただ高い所へトレースを付けるだけ。考えなくて良い。しかしながら風で叩かれた尾根はガリあり、ウインドースラブ有りで早々にクトーをつけて登る事にする。1400のポコ手前で表層雪崩を起こすも事なきをえる。お互い雪崩に巻きこまれないよう上下にならないようトレースを伸ばす。1400過ぎて細尾根になるが雪面にクラックが入るも雪崩れることは無かったが弱層は幾つもあり結構ずれるので条件次第では切れて雪崩れるだろう。
細尾根をこなし山頂稜線へ出るも雪庇が張り出す。山頂滑降にこだわるため雪庇の切れ間を見つけそこからドロップすることに。
風がそこそこあるので雲の流れが速い。太陽が斜面を照らすのを待ちながらドロップのタイミングをうかがう。空を眺め雲が切れるタイミングで右俣へ飛び込む。雪は安定し快適な滑り、スラフコントロールしながらお互い目視し広大な谷を滑る。正直こんなに大きな谷だとは思わなかった!シッタカ谷よりスケールが大きい。お互い写真を撮りながら高度を落とし谷が割れだしたら朝に付けたトレースへ戻り保木脇の駐車地点へ戻る。
シールを忘れた時点で今日は敗退と思ったがカリスマ君の優しさに助けられた山行だった。カリスマ君ありがとう。
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