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ハイキング
東海
釜ケ谷山
2021年02月11日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 680m
- 下り
- 665m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス | 岐阜市内から1時間で伊自良湖。釜ケ谷奥の院まで1時間だが、なめていては痛い目に会う。スニーカーでも登れないことはないが、本格的な登山道だから登山靴が無難だろう。奥の院から頂上まで40分。頂上からカモシカ尾根コースを下山道に取って1時間半で林道。途中かなりのアップダウンがあって、たっぷり半日の行程。 |
写真
第三十三番札所結願(けちがん)の寺。美濃谷汲山華厳寺十一面観音。那智山青岸渡寺から行程1000キロを歩いてこの寺で笈摺(旅装束)を解く。日本最古の巡礼の路がここで終わる。
我々岐阜県民にとって、こんな古刹があることをもっと誇ってもいいだらう。
我々岐阜県民にとって、こんな古刹があることをもっと誇ってもいいだらう。
寛保三年と言うことは”暴れん坊将軍”徳川吉宗の時代。三百年も前からこの人形杉を守って来られたのだ。合掌。
”洞村”の文字が読めるが、現在の岐阜市黒野のことで、当時は岐阜市全域からこの山に登っていたことが伺われる。
”洞村”の文字が読めるが、現在の岐阜市黒野のことで、当時は岐阜市全域からこの山に登っていたことが伺われる。
撮影機器:
感想
岐阜伊自良釜ケ谷と谷汲山華厳寺には西国三十三所巡礼のミニ巡礼コースがある。伊自良と谷汲は根尾川をはさんで5キロぐらいしか離れていない。そこに同じような巡礼コースが設けられている。よほどこの付近の村人は西国三十三所巡礼に憧れたのだらう。もちろん実際に巡礼の旅に出たのは講を募った村長(むらおさ)だけだっただらうが、旅の様子を村人は目を輝かせて聞いていたのに違いない。
どちらも現代になってから設けられたものではない。江戸時代中期の観音地蔵が現役で存在しているから、それ以前に作られたものだらうことは確かだ。しかも三十三体すべてが揃っていて、前掛けなどは毎年新調されている。釜ケ谷と妙法が岳は信仰の山そのものだ。
今日久しぶりに釜ケ谷を歩いて、お地蔵ひとりひとりにお祈りした。
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