三国山-野坂岳縦走



- GPS
- 08:23
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,164m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:23
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週に続いて山毛欅林の尾根の縦走をした。マキノ・三国山から敦賀・野坂岳である。前回の国境から岩籠山のすぐ西側の稜線で並行して日本海へ向けて伸びている尾根で、この尾根は大きな山毛欅が沢山あってよく目立った。
このコースは距離が長い上に、登山口と下山口が離れているので、置き車をするのに早朝から出かけることにした。下山口の置き車は敦賀の野坂いこいの森であるが、2時間かけて下山口に置き車をして、もう1台で登山口の黒河峠への登山口までR27→R161→マキノ→黒河口と進み林道ゲートまで、家を出て2時間40分経過していた。やっと登山開始である。
ゲートを越えても道路は綺麗に整備されていて、何時でも車は走れる状態だ。何で通過許可を出さないのか?コロナの関係かもしれないが、今は林道が黒河峠まで整備されていた。敦賀側からも林道は通じていて、きっと通過可能状態と思われる。早く、マキノ側と敦賀側との行き来が出来ることを期待したい。
黒河峠から三国山までは上り下りが意外と多く初めからシンドイが花がそれを慰めてくれた。コアジサイ、キンコウカ、ミツバツツジ、サラサドウダンなど。三国山に着くが天候は思わしくないようで、何処も見えない。山頂から真北が進む方向であるが、木々の間にそれらしき切り開きがあって踏み跡になっている。すぐに小さな池があってモリアオガエルの卵塊がぶら下がっていた。さらに進み小さなピークを過ぎると鉄塔のある広場に出た。これは先週歩いた国境から通じている送電線の鉄塔なのだ。先週も長い山毛欅林の縦走であったが、本日はもっと長い稜線で、沢山の山毛欅林も期待できるのだ。鉄塔を2本過ぎたあたりから山毛欅が見えだした。長い長い稜線で山毛欅の木々に癒されながら、山毛欅の葉が大きく伸びていて東西の景色は殆ど見ることは出来なかった。新緑の始まる時期・連休前後がいいのかもしれない。
標高550m位の鞍部は新庄乗越というらしく、大きな山毛欅の林をジグザグとかなり下って隈笹の多い平らな部分から、再び次のピーク661mピークへ登り返しである。このピークは駄々広くて大きな山毛欅に囲まれたいい場所であるので昼食とした。先週の国境-岩籠の稜線の山毛欅と比較するとこちらの山毛欅は全体的に大きい山毛欅が多いと感じた。
稜線をさらに北上すると806mピークでここも山毛欅が多い。此処から西に続く尾根の先には庄部谷山があるはずで、その尾根にも山毛欅が多いと聞いている。是非ともその方面にも足を踏み入れてみたいものである。次のピークは芦谷山(856m)であるが、標識はテープにマジックで書いたものしかない。山毛欅の木が多くていい所なのに。しばらく進むと『山→』と記載した看板が見えた。山の集落からのコースのようだ。此処までくれば野坂岳迄の見通しはついたというものだ。気持ちは楽なのであるが、野坂までの登りに対する身体の動きが鈍くなってきたようだ。長い距離の稜線歩きであるから、足腰が悲鳴をあげているのかもしれない。でももうすぐもうすぐと、だましだまし高度差を縮めているとガスが出だした野坂岳の山頂に到着した。
野坂岳ではガスの中で何も見えないどころか、寒くてすぐに山頂小屋に飛び込んだ。勝手知ったるいこいの村迄の下山道も今日は何故か長く感じながら、つづら折りの道も段差の高い部分もあって、やっとの思いで駐車地へ着いた。山毛欅林の長い稜線歩きの1日であった。
”八”、”貴”、”永” L
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