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ハイキング
奥秩父
新緑の両神山(日向大谷口) 〜奥秩父遠征その2〜
2013年05月05日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:16
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,808m
- 下り
- 1,801m
コースタイム
5:25日向大谷口登山口-7:05清滝小屋(休憩)7:15-7:55両神神社-8:20両神山山頂(食事)8:55-清滝小屋(休憩)-11:10日向大谷口登山口
天候 | 晴れ、風ほとんどなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・下山後は温泉に立ち寄りそのまま仙台へ。秩父市内と仙台市手前で渋滞に捕まりましたが19時前には到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ちょうど新緑の時期、二輪草なども見られました。 ・早出だと人が少なめ。登山道が狭く、鎖場もあるので団体さんにぶつかるとちょっと待ち合わせあり。 ・荒れていたり道が分かりづらいところはありません。 ・下山後は両神温泉薬師の湯。空いてました。 |
写真
感想
奥秩父遠征2日目(最終日)は新緑を求めて両神山へ行きました。
仙台に帰る事も考えコースは日向大谷口からのピストンに。
甲武信岳からはくねくねのぶどう峠を越えて前夜のうちに到着。車泊で次の日に備えます。
この日も朝からホントに良い天気。
早めの出発なので人も少なめ。最初は杉林が僅かにありますが、すぐに渓谷沿いに進む新緑の道。気持ちいい登山日和です。
両神山は広葉樹の森が続き、前日の甲武信ヶ岳とは全く違う植生。
甲武信ヶ岳の針葉樹林も趣があり、素敵な森でしたが、こちらは爽やかな明るい雰囲気。
まだ東北では新緑が見られませんが、今年は一足先に爽やかな新緑の山歩きが堪能できました。
日向大谷からのコースも、いくつもの石碑や石像も見られるなど参道の趣が感じられつつも、鎖場など所々にお楽しみもあり、それなりに登り応えもある楽しい山歩きが出来るコースといった感じ。
下る頃には沢山の人とすれ違いましたが、それもまた楽しくもあり、明るい日差しと新緑の中軽い足取りで下山することが出来ました。
帰りはまだ空いていた両神温泉で汗を流して、仙台へ帰還。
ちょっとした勢いで訪れた今回の奥秩父山行。
天気がよかったということもあるですが、これまで本の中でしか感じられなかった奥秩父の雰囲気にちょっとでも浸れたのがなにより。
さらにちょっと足を伸ばせばアルプスや八ヶ岳もありましたが、自分的には奥秩父の山歩きが今はなんとなくしっくりくる感じ。
家に帰り「山と渓谷」を読み返し更に思い返す。そんな今回の奥秩父遠征でした。
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ma-kuroさん、keen2さん、こんばんは。
ひょんな山域のレコに、お二人の名前を見つけました。GW遠征ですね。
コメツガ茂る薄暗いがしっとりした甲武信への道から、新緑まぶしい両神へ。奥秩父の森、堪能されたようですね。関東周辺では、今1,000m前後が新緑真っ盛りです。仙台とはひと月近く季節が違う感じですよね。
奥秩父はともすれば、派手さに欠け、やや”地味”ですので、近郊の山のハイキングから次のステップで訪れても、南北アルプスや八ヶ岳へ登る単なる通過点となる場合もあります。でも、その派手すぎない静けさもまた魅力。小生も以前は、奥秩父の登攀要素の少ない深い沢に泊まり遡るのを夏の愉しみとしていた時期もありました。
とはいえ、甲武信から両神へ回るのでしたら、車で三国峠のロングダートを越え、両神には鎖だらけの八丁尾根からという、男るわしい選択肢もあったかも
これからも、お二人仲良く山を愉しんでください。
GW、東北はなかなか天気が優れないようだったので、今年も関東にお邪魔させていただきました。
今回の奥秩父遠征、自分的にはなかなか密度も濃く、充実の山歩きでした。でも、急遽決定した遠征ということもあり、もうちょっと準備してればよかったかな〜という思いも確かにあったかも。次は八丁尾根ですかね〜
それにしてもないものねだりかも知れませんが、関東の山もいいですね。
odaxさんも相変わらず山歩きを楽しまれていらっしゃるようで何よりです♪
またぜひ東北(神室と船形ですか
甲武信ヶ岳と両神山、odaxさんのおっしゃる通り異なる魅力にあふれた山でした。
惜しむらくは今回の山行、急遽行先変更だった為、下準備が足りませんでした
次はおすすめのルートにいたします(GWは奥秩父が定番になるかも
すっと上に伸びた細身の美しい甲武信ヶ岳のダケカンバ、同じ木でも東北で見る姿とは全く異なるのも驚きました。
登ってみて相性を感じる山域というものがあるのですが、我が家は奥秩父、相性がいいようです(勝手に思っているだけかな
帰ってきて今、一番思い出すのは山頂からの眺めではなく、甲武信ヶ岳の静かで深い森の中の空気です。
たった1日の山行なのに、ちょっと旅をした気分になりました。
いつか奥秩父縦走、長く長くずっ〜と歩いてみたいです。
二人仲良く←しわしわの爺さん婆さんになっても山歩きが目標ですが、体力の差を感じる今日この頃。今回の山でも然りでした
odaxさん、神室ぜひ!私たちも今年のテーマとしようかと思ったりしています
こんばんは。遅いコメントで失礼します
せっかくのレコ、今日まで見逃していました
甲武信も両神も、素敵な山ですね。お二人が行かれなかったら興味を持たなかったかも知れません。
何度か繰り返し読ませていただきますね
>家に帰り「山と渓谷」を読み返し更に思い返す。
それ、理解できます。行った後にガイドブックを眺めていると、著者の説明したかったことが良く分かったり。
写真を眺めながら余韻に浸るのも山の楽しみの一つですね。
…そう言えば私の部屋に積み重なっている数年分の「山と渓谷」と「岳人」、どう整理しようか悩んでます
それ、理解できます。と言っていただけて、とてもうれしいです
何度も読んでいただけるなんて、さらに光栄です
様々な山の名著で語られる奥秩父の魅力、今回少しだけふれさせていただきました。
苔むす山の静謐な雰囲気は明るい東北の山とはまた違い、まるで北欧神話の世界に入ったような気すらしました。
東北の山はかもしかが似合うけれど、奥秩父はやっぱり鹿が似合います(食害など自然への影響もあるようなのですが…)。
山雑誌のバックナンバー、たまる一方で処分できません。
購入した当時は全く興味がなかった記事も、読み返すととてもおもしろかったり。
「岳人」が読み物多くて最近のお気に入りですが、レベル高く、憧れの山行ばかりです
山岳会で出している出版物もなかなか魅力的ですよね〜。主観的な文章は行ってから読むとそれはもう…さらに山への思いが深くなるような気がします。
山を歩きを始めると同時にいろいろな山の本を読むようになったのですが、多く出てくるのはアルプスや八ヶ岳、奥秩父などの山々。そんな、本の中だけだった世界を感じながらの山歩きというのも、なかなか悪くないですよね〜(ちなみに、今回はちょっとミーハー気分で田部重治著の「山と渓谷」なんて読み返していたのでした
近所の里山や人がいない静かな山、百名山や市民の山、東北のなだらかな山や岩稜の険しい山等々・・いろいろな山がありますが、こうしていつもとは違う遠くの山を訪れると、やっぱりそれはそれで感じさせるものがあり、さらに深く山の魅力を知ることができるのかもしれませんし、自分としては、これからももっと自由にいろいろな山を楽しめたらな〜なんて思ってしまいます。
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