天王山・十方山 鉄塔巡り(完全版)
- GPS
- 05:43
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 766m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●変電所から旗立松展望台までは、関電の巡視路で問題ありません。 ●天王山山頂から3番目の鉄塔までショートカットしていますが明確な道があるとはいえません。十七烈士の墓の手前から林道を利用する方が安全です。 ●3番目の鉄塔から4番目までは林道です。 ●4番目の鉄塔から5番目、サントリー山、6番目までは問題の無い山道です。 ●6番目の鉄塔から7番目の鉄塔までは最初は山道ですが、途中から巡視路を利用しています。ルートを見失っている箇所がありますが、基本的にプラ階段が目印にすればよいでしょう。鉄製の橋を渡り、幅の広い山道に合流します。左手に進むと水無瀬の滝までは問題ありません。途中で7番目の鉄塔まで巡視路を使ってますが、この巡視路が少し荒れ気味で気を付けないとルートを外れてしまいます。 ●水無瀬の滝から十方山へはメジャーなルートの西側の尾根を登っています。登山道までは車道を1kmあまり進まないと行けないし、結構荒れた登山道です。最初の方は幅の狭い斜面を進むので注意が必要です。P141への分岐の少し先からは黄色のテープで誘導がありますが、倒木などを潜ったり、乗り越えたりする箇所がたくさんあります。十方山からはメジャーなハイキングコースなので、全く問題ありません。 |
その他周辺情報 | 西山天王山駅そばの「西山こっぺ堂」は9時から営業 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
今年の最初から始めた天王山のマイナールート巡りの最終版です。
今回は、天王山の鉄塔を、東側の変電所から天王山トンネル西側までをすべて巡っています。ついでに天王山とサントリー山、十方山の山頂も踏んでいますので、あっちに行ったり、こっちに行ったりになってます。
鉄塔を巡るのが主目的であるマイナーな山行きですが、そのルートは意外と抜け道的な使い方もできるのかなと思います。どうすれば効率的に巡れるかと考えるのも、パズルのようで楽しかったのですが、いかがなものでしょうか。
山道に椿の数多ありし午後家の椿も待ち伏せており
山の椿はもう、次々と花を落とし始めていた。土に触れた花は
たちまち色が変わり、土の下に潜っていきそうだ。
今回は、多くの鉄塔を見上げて回った。電線を目で追えば次の
鉄塔が向こうに確認できる。ただ、そこまで容易にたどり着ける
とは限らない。
どうせなら、鉄塔から鉄塔までロープウェイを渡せば早いのに。
あるいはこんなときこそドローンを利用すれば……などとは素人
ならではの無責任な発案。このライフラインを目視し保全に尽くす
人の存在に、ただただ感謝。
三週間ぶりに訪れる水無瀬の滝。高速道路のすぐ側にあり、前回は
目で見るまで気づかなかったのだが、きょうはそこにあると知って
いたからか、滝の音がしっかり聞こえてきた。おまけに東大寺春日
神社まで道路脇に発見。
自動車の騒々しさは相変わらずで「なんだかなぁ」と感じたが、
当の滝や神社はちっとも気にしていない様子。雑念を払えば払う
ほど、滝の音や神域の静けさは感じられるものなのかも。
南西から上って行く十方山までの道は、なかなか愉快。ほどよく
張り出した枝や倒木などがそのままになっており、複数の枝を跨ぎ
つつ潜り抜ける。木と木の間を抜けるのも、広いのと狭いのとが
あればどちらを通るか迷うこと屡々。できるだけ狭い方を通りたい
が、つっかえてしまえば大恥だ。
小倉神社は、奥の磐座が地磁波発生の処とされている。神様の磐が
あるから地磁気が発生するのか、地磁気が発生するからそこに
神様がお見えになるのか、そのどちらでもあるのか。
帰りの車中より眺める鉄塔群は山に馴染み、宮澤賢治のいう
三角標を思わせた。
高速道路の傍らで、滝は滝として神社は神社として何ら変わりなく、
なにかと(現象としての)人事と自然の融合を思う山行きであった。
日が長くなったもので、まだ明るいうちの帰宅に、自宅の遅咲き
椿が大慌てでいくつもの花を咲かせていた。
sayup18さん kumakumoさん
おはようございます。
学生時代にやっていたオリエンテーリングのようで面白い山行記録でした。
最近の私は低山のピークハントばかりですが、登山は本当に色々なスタイルがありますね。山への畏敬の念を忘れないようにしつつ、色々な接し方をしたいと思います。
zasanさん、いつもありがとうございます。
百人百様、全くです。
同じ日に同じルートを通って同じ所へ行っているはずの
sayup18と私でさえ、山行の楽しみ方がかなり違っている
ようです。同じ距離を歩いているのに消費カロリーも
ずいぶん違っていますし!!
どのような山行きも、そこに山があればこそ、登ってこそ、
無事に下りて来てこそですね。
zasanさん。こんちにちは。
マニアックなレポートをご覧いただきありがとうございました。
私は貧乏性なので、道があったら全部行ったみたい、
標高点や史跡などがあれば、それも行ってみたいと思ってしまいます。
そういう意味では天王山は面白い山だと思いました。
いろいろな方のレポを参考に経路を考えるのも大好きで、
zasanさんのレポもいつも楽しみにしています。
深山、三嶽、金ヶ嶽にも興味がわきましたので近々訪れたいと思ってます。
そのときは、またレポしますね。
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