中山道から日光へ★日光例幣使街道2（太田宿→静和駅）

2013年05月06日(月) [日帰り]

• GPS: 10:17
• 距離: 34.1km
• 登り: 9m
• 下り: 20m

コースタイム

　　
06：00　太田宿
↓
07：30　矢場の八坂神社（休憩）
↓
08：20　八木宿
↓
09：40　梁田宿
↓
10：15　川崎天満宮（休憩）
↓
11：30　寺岡の両社神社（休憩）
↓
12：50　天明宿
↓
13：30　犬伏宿（昼食20分）
↓
15：44　岩舟町役場前
↓
16：20　静和駅
　　

天候

晴れ のち 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

★スタート地点
東武伊勢崎線 太田駅徒歩5分

★ゴール地点
東武日光線 静和駅すぐ
　　

コース状況／危険箇所等

　　
日光例幣使街道（倉賀野→日光）は
東照宮に幣帛を奉献するため
勅使が通るために整備された道で
中山道の延長路の意味合いが強い街道です。
　
今回の区間では渡良瀬川を渡り
足利の山々を眺めながら歩いていきます。
また佐野では名物が多くあり食も楽しめます。

ルートの参考は
今井金吾氏の「今昔三道中独案内 日光・奥州・甲州」
これを基本に参考にしてますが他の資料も参考にし
江戸時代のルートを出来るだけ辿って歩いています。

★注意点

交通量が多い区間があります。
特に犬伏宿からラストにかけては
歩道がない箇所があり注意が必要です。

飲食に関しては町中の区間が多いということで
コンビニが適度にあり特に問題はありません。

★名物

天明宿（佐野）は名物が多いです。
今回の行程ではお昼時でもあったので
ラーメン屋はどこも行列でした。

・佐野ラーメン
・いもフライ
・大根そば

夏場の暑い時期は
大根そばがあっさりしていて良いでしょう。
　　

写真

5/7 19:19

太田宿。朝6時のスタート。

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太田宿の東の端の追分に立つ地蔵堂。かつての街道は地蔵堂の少し先を左斜めへと進んでいたようですが消滅しています。真っ直ぐ行き迂回します。

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迂回路のここを左折。

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左手に祠が見えますがおそらく写真2で分かれたかつての街道はこの付近で合流していたと思われます。

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日本百名城の金山を横目に進みます。

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このような新しい案内がこの先も所々見かけることが出来ました。

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ここは台之郷の辻。右折しすぐに左折します。かつては止まれ標識の後ろのアパート付近を弧を描くように進んでいたものと思われます。

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狭い道を進んだ後、台之郷で分かれた車道と再び合流します。道端に咲く花が綺麗でした。

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田畑の真ん中を街道は進みます。

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定かではありませんがここを左折すると弧を描くような旧道の痕跡がありました。

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ここを左折。

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ここを右折し一車線の道へ入っていきます。

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道筋が左になっていますがここは真っ直ぐ右手の道へ行くのが正解です。

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天候も良く暑くなってきました。

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矢場地区にある八坂神社で朝食を兼ねた休憩をしました。

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ここを左折。

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現在この付近の道は一直線ですが昔はウネウネ曲がっていたそうです。

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八木宿。ちょうどこの信号の辺りに本陣があったようです。

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東武線の踏み切りを渡ります。

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道標がありますがここは道なりに左へ。

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この辺りの例幣使街道の看板はこんな感じのが多かったです。

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麦畑を手前に足利の山々が見えてきました。

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コンビニの手前を左折します。かつてはコンビニから先の真っ直ぐの道はなくここで直角に曲がる道のみが存在していました。

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梁田宿。

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渡良瀬川の堤防にぶつかり右折。渡しはこの付近より少し川寄りから出ていたようです。

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振り返っての梁田宿の町並み。川越え用の宿場だったようで役目が終わった今はとても静かな町でした。

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渡良瀬川をこの橋で渡ります。

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渡良瀬川。

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渡った先の堤防沿いを西に進み右下への道へ入っていきます。

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森に見えるのが川崎天満宮。かつてはもう少し川寄りにありそこが渡し場でした。

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現在の川崎天満宮。渡しを待つ人々はここでお茶をすることがステータスだったそうです。

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堤防には上らず道なりにまっすぐ進みます。

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ここを右折。角には古い石仏がありました。

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ここは道なりに真っ直ぐ。農地改革でここよりしばらくは消滅してしまっています。かつては弧を描くように右側を進んでいたようです。

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ここを右へ。この付近も消滅していますが家付近に少しのみ跡が残っています。

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ここを右へ。

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ここを左。そして信号で右折します。

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国道を進みます。車が多い道です。

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この先の交差点で左に曲がります。写真34から写真39にかけては殆んど消滅してしまっています。農地改革や川の道筋の変化によるものでしょう。

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大きい石が目印の家。家の先を右に入ります。ここでようやく旧道が復活します。

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すぐに左へ。そして再び国道と合流。この三角地帯は農地改革で唯一残された旧道といっても過言ではありません。

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右手に古墳を見てこの先で右に曲がります。

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川の堤防沿いを進んで突き当たりを右折。

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その突き当たりは追分だったようで古い道標がありました。太田と書いてあります。

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ここで左へ。

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川の渡し場への道を進みます。突き当たりが渡し場だったようです。橋がないので国道の橋で迂回して向こう岸に渡ります。

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踏み切りが鳴るのでカボチャを待っていたらジョイフルトレインがやってきてびっくり。

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川を渡った対岸には川へ向かう廃道が残っていました。向こう岸を眺めます。

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しばらくこのような旧道を進みます。古い道標や石仏が多くありました。

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踏み切りを渡り斜め先にある旧道を進みます。

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逆光ですがこれがカボチャです。この辺り両毛線沿いを進みます。

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国道と直交してその先の旧道へ。

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やがて川にぶつかります。橋で迂回して対岸へ。

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写真53が対岸に見えます。

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写真54より再び旧道が復活します。次のT字路を左折。そしてすぐに右折すると天明宿のメインストリートに入ります。

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古い家が残る天明宿の中心部。

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ここを左に曲がります。横のセブンイレブンが目印です。

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突き当たりを右折。犬伏宿のメインストリートに入ります。

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お昼は右側にあるお店に入りました。大根そばがオススメです。

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犬伏宿の本陣前。

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犬伏宿のメインストリート。

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東北自動車道をアンダーパスします。

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そしてすぐに左折し旧道へ。

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古い常夜灯がある光景。

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両毛線の線路を渡り県道に入ります。ここからは歩道のある場所が少ないので注意しましょう。

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お堂の横には道標がありました。それによると左は日光への抜け道なのだそうです。ここでは本道で行くのでそのまま県道を進みます。

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大谷石で出来た観音様。顔が劣化で崩れてしまっています。

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ここを左へ。

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旧道風情。再び県道と合流します。

5/7 19:21

ここを左へ。そしてまた県道と合流します。

5/7 19:21

ここを左へ。そしてまた県道と合流。都合3回の旧道分岐ポイントが立て続けに続きます。

5/7 19:22

大きな交差点を過ぎ街道はここで左折します。今回は静和駅がゴールなのでそのまま直進し駅へ向かいました。駅までは徒歩5分ほどです。

撮影機器：

EOS M CANON

感想

yaonyaosuke2

日光例幣使街道の2日目。

今回も目に映るもの新鮮なものばかり。
関東平野は広いと改めて実感しました。

朝は寒く昼からは夏日一歩手前。
この時期は着物の調節が難しいですねー。

おかげでこの日は
朝から風邪気味でした^^;

でもまあ予定どおり行けたし
結果オーライです♪

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/397112462.html