北八ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 690m
- 下り
- 680m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:45
天候 | 7/1:晴れのち曇り、7/2:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口のオーベルジュ「J&N」でランチ、諏訪湖温泉・片倉館でお風呂。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
|
感想
7月1日 晴れのち曇り
今回は純子さん、川崎さんと北八ヶ岳へ。奥さんは仕事の都合で不参加。
1:30起床、パンを食べユンケルを飲んで2:20出発。荷物は14kg。小屋泊まりなので軽量だ。
アクアライン、首都高、第三京浜ともに渋滞なく、約1時間で川崎邸に到着。
純子さんを乗せて4:15に出発。あたりはもう明るい。
東名、圏央道、中央道ともにスムースに走行、談合坂SAで休憩、諏訪ICで降りていつものすき家で朝食。朝食中に天気は曇りから晴れて来た。
7:50麦草峠無料駐車場着。平日のせいか車は少なく10台程度。トイレは綺麗な水洗トイレでペーパーも完備しているが、飲料水は無い。
トイレと身支度を済ませ8:05出発。天気はピーカン、気温13℃で涼しい。まずは森の中の遊歩道で麦草ヒュッテまで行き、「麦草峠」の看板の前で出発時の記念撮影。
標高2,127mの麦草峠から茶臼山を目指す。樹林帯の道は急登ではないが足元は岩が多く不安定で歩きにくい。
川崎さんは風邪気味で辛そうだが、頑張って登っている。
茶臼山の手前に「中小場」という展望が開けたピークがあり、南八ヶ岳と南アルプスが綺麗に見える。正面にはこれから向かう茶臼山が大きく見える。
一旦下って樹林帯に入り、登り返すと樹木でまったく展望の無い茶臼山の山頂に到着。「展望台」という標識があったので行ってみる。2〜3分で突然視界が開け、展望台に出る。初めて来たが素晴らしい眺めだ。風もあって気持ちが良い。
梅雨の真っ只中にこれほどの好天と展望に恵まれるのはラッキーだ。
縞枯山へは一旦下って登り返すが、途中で縞枯現象の縞枯地帯を通過する。原因は不明らしいが森全体が意思を持って自ら世代交代をしているようで大自然の不思議を感じる。
縞枯山も山頂の展望は良く無いので手前の展望台で休憩しつつ展望を楽しむ。この頃から南アルプスの稜線にはガスが出てしまった。北アルプス方面もガスで見えず残念。
急な下りで雨池(あまいけ)峠に下り、広い笹原に建つ三角屋根がメルヘンな縞枯山荘へ。通年営業小屋だが、今日は何故か休業していた。
今日は平日なので人は少ないと思っていたが、想像以上に少なく、ロープウェイ山頂駅周辺の観光客も非常に少ない。やはり梅雨時の平日は空いているのだ。おかげでのんびり楽しめて良い。
山頂駅でトイレを借り、カフェの外に新しく出来た展望デッキへ。展望デッキでランチにしようと思ったが、風が強いので駅前の広場に降りてベンチでランチ
ランチメニューはレトルトのクリームシチューとパンとコーヒー。デザートはオレンジと焼きマシュマロ。
1時間20分ゆっくりとランチ休憩をとって北横岳へ。溶岩台地の坪庭を横断して橋を渡ると登りが始まる。ジグザクの切られた急登を8回折り返して登り切ると展望が開け、坪庭が見下ろせる。
45分で北横岳ヒュッテに到着。10年連続で毎年冬に来ているが、夏場に来るのは久しぶりだ。
小屋に入り健二さんに挨拶。とりあえずビールを1本買って純子さんと乾杯。ビールは一番絞りの「御柱祭」スペシャルだった。
女将さんが居ないので聞くと自宅に居たが忘れ物を届けにもうじき上がってくるとのこと。今日の泊り客は8人で部屋は大部屋。好きな所で良いとのことで、景色の良い東側の窓際にした。
荷物を部屋に置いて山頂へ。気温は小屋の寒暖計で17℃。じっとしていると寒いくらいだが、天気が良いので寒くは無い。
相変わらず良い天気だが、真夏のような入道雲がもくもくと湧いていて、南八ヶ岳以外の山は雲に隠れてしまった。折角の良い天気なので北峰まで行き、さらに大岳方面に少し行った七ツ池と北横岳ヒュッテが見下ろせるビューポイントで展望を楽しんだ。
北峰に戻ると若者3人組がやって来た。聞くと彼らも今夜はヒュッテ泊との事。山頂にはあと2人ヒュッテ泊の方がおられたので、今夜の泊まり客8人全員が北峰の山頂にいたことになる。
40分ほど山頂でのんびりと気持ちの良い時間を過ごしてヒュッテに戻った。夕食は17:30からなのでとりあえず布団に入って昼寝。8人全員が布団に横になっていた。
17:30〜夕食。予想通り桜肉のすき焼きだった。我々3人と埼玉の御夫婦の5人で一つの鍋をつつく。すき焼きの他には菜花のごま和え、茸と野菜の酢の物、野沢菜があり、みなとても美味しい。
一つの鍋を一緒につつくと親近感が増して話が弾んだ。春日部から来た足立さんご夫妻で登山を始めたのは数年前からとのことだった。
奥様が純子さんと同じ看護師さんで、純子さんと話が弾んでいた。食後も外に出てしばらくお話した。
夕方から空は曇ってしまい、楽しみにしていた星空は残念ながら見えない。20:00頃就寝。
7月2日 曇り
4:00起床。曇り空なので山頂はパスしたが、足立夫妻は山頂へ。我々は部屋の窓から朝焼けを見た後、土間に降りてモーニングコーヒー。
戻って来た足立さんによるとそれなりに展望が得られたようだ。
6:00から朝食。鮭、海苔、ほうれん草、茸おろし、味噌汁、ご飯。いつものようにとても美味しいが、今日はメロンが付いている。
8:20の始発ロープウェイで下山する足立夫妻より一足先に下山するが、一緒に小屋の前で写真を撮って7:05に出発。
ガスで展望は無いが、雨の気配は無く明るい。35分でロープウェイ駅に到着。始発までまだ40分あるので誰もいない。トイレに行き、2階の休憩所で写真展の入賞作を見る。
昨日は茶臼山と縞枯山を越えてきたが、復路はその中腹を巻く「五辻」ルートを取るが、麦草峠に着くまで誰一人出会わなかった。
狭霧園地で国道299号線を横切り遊歩道で麦草峠に向かうが、木道の敷かれた遊歩道はとても荒れていて歩きにくいので、途中で車道に出た。
しばらく車道を歩くと立派な木道が見えたので、再び遊歩道に戻ってそのまま麦草峠まで歩いた。
駐車場は満車で路駐も始まっていた。白駒池の有料駐車場が満車かもしれないと不安があったが、車で白駒池まで行く事にした。
幸い白駒池駐車場は8割程度で、問題無く駐車出来た。白駒池までの苔に覆われた原生林は美しく、苔を目当ての観光客も多い。
青苔荘のキャンプ場には多くのテントが張られていた。駐車場から近いのが人気なのだろう。
白駒池一周コースを少し奥まで行ってみたが、あまり変わり映えしないので5分くらい行って引き返した。
麦草峠から50分かけて美濃戸口のオーベルジュ・J&Nに移動してランチ。美濃戸口はとても多くの登山者で賑わっていた。
前回来た時気になっていた「シェフ特製カレー」をチョイス。純子さんと川崎さんも同じ選択をしたが、なかなかに美味しかった。
デザートには「アフォガート」。バニラアイスに熱いエスプレッソコーヒーを掛けて食べるもので、初めて食べたが、これも美味しい。
なんとNorikoさんは横浜出身で川崎さんの家のすぐ近くだった。世間は狭いものだ。
食後2階の宿泊室を見せてもらったが、狭いながらも独立していて荷物を置くスペースもあって登山の前泊用としては充分だ。素泊まり4,800円、夕食付5,500円、朝食500円とリーズナブルだ。
J&Nのあと八ヶ岳農業実践大学校でワインと卵を買い、諏訪湖畔の片倉館で汗を流して帰路に付いた。
中央道が断続的に渋滞したが片倉館から約3時間で横浜に到着。川崎さん宅を経由して20:25我が家に着いた。
梅雨の晴れ間を狙って計画した山行だが、見事に的中して素晴らしい展望を満喫出来た。素敵な足立夫妻との出合いもあり、楽しいひとときだった。またどこかの山でご一緒したいものだ。
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