春到来！小岐須渓谷から入道ヶ岳と宮指路岳をひとまわり。

2021年02月25日(木) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,370m
• 下り: 1,368m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:22

7:03 小岐須渓谷山の家駐車場
7:20 7:23 池ヶ谷コース分岐
7:47 7:58 二本松避難小屋
8:06 8:06 通報ポイント二本松6
8:18 8:19 通報ポイント二本松7
8:27 8:34 入道ヶ岳
8:36 8:36 通報ポイント池ヶ谷10
8:40 8:40 椿大神社奥宮
9:11 9:11 重ね岩
9:14 9:14 仏岩
9:18 9:18 イワクラ谷分岐
9:30 9:30 磐座（イワクラ）尾根
9:35 9:36 イワクラ尾根分岐
10:06 10:06 仏谷峠
10:22 10:22 小岐須峠
10:32 10:43 馬乗り岩
10:46 10:47 宮指路岳
10:55 10:57 三体仏岩
11:04 11:13 東海展望
11:53 11:53 分岐
11:59 12:02 大石橋
12:05 12:05 入道ヶ岳池ヶ谷登山口
12:25 12:25 小岐須渓谷山の家駐車場
12:25 ゴール地点

天候

文句なしのピーカン☀️風もなしで暖か

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新名神高速道路鈴鹿PAスマートICから、県道11号線で小岐須渓谷キャンプ場へ。小岐須地区からキャンプ場までの道は舗装されていますが、結構狭いし、ところどころに落石、穴ぼこあります。特に車高の低いクルマ、幅の広いクルマは慎重に。

コース状況／危険箇所等

小岐須渓谷キャンプ場駐車場にトイレ、登山届の提出ボックスありますが、トイレは冬季のためか使用禁止になってました。
既に雪も凍結しているところもなく、軽アイゼンすら不要です。

○小岐須渓谷キャンプ場〜滝ヶ谷コース〜二本松コース〜入道ヶ岳
滝ヶ谷コースは、標識も目印のテープもキチンと設置されていますが、崩れたところ、渡渉するところがいくつかあります。チェーン、ロープあります。
滝ヶ谷から外れ、二本松コースに乗ると快適な山歩きです。

○入道ヶ岳〜イワクラ尾根〜県境尾根〜宮指路岳
イワクラ尾根が今回の山歩きの核心部だったかも。ヤセ尾根、ザレ場、ロープありです。高度感はそれほどでもないので、慎重に歩けば問題なしです。
県境尾根は目印のテープが充実していて迷うことはないと思います。

○宮指路岳〜ヤケギ谷〜小岐須渓谷キャンプ場
宮指路岳からしばらくは緩やかな道。大岩の前後は急勾配だったり、いやらしいトラバーがあったりと下り時には気を抜けないところ。

写真

2/25 7:02

小岐須渓谷キャンプ場のトイレの横からスタートです。
トイレは使用禁止になってましたよ。

2/25 7:15

出だしはフツーの谷沿いの道でしたが、こんな感じの荒れ気味の道に変化です。
高巻きするところなどはチェーン、ロープが設置されています。
感謝です。

2/25 7:20

えん堤も中央部が崩壊してました。
よほど激しい土石流がぶつかったんかな。

2/25 7:49

滝ヶ谷から外れると、一転して快適な登山道になります。

2/25 7:53

二本松コースと合流し、避難小屋の前で一休み。

2/25 8:03

あ〜気持ちのいい道だ。春の日差しがさんさんと降り注いでくる。

2/25 8:20

入道ヶ岳名物のイヌツゲとアセビの群落に突入。
県指定の天然記念物とは知らんかった。

2/25 8:26

ぽーんと笹っぱらに飛び出た。
振り返ると四日市や鈴鹿の市街地と伊勢湾がよく見える。
伊勢湾がまぶしすぎ。

2/25 8:27

文句なしのぴーかん青空と入道ヶ岳山頂の鳥居。
青い空に、鳥居の白さが映えます！

2/25 8:28

まずは鈴鹿の盟主の御在所岳と鎌ヶ岳。いつ見ても絵になる姿ですな。

2/25 8:28

お次は仙ヶ岳と、このあと向かう宮指路岳。

2/25 8:28

さらにレンズを左に向けると、仙ヶ岳と野登山。
野登山といえば、そろそろミツマタの咲く時期ですな。

2/25 8:29

それにしても平日とはいえ、こんなぴーかん青空で無風の最高コンディションなのに、他に誰もいないとはびっくり。
まさかの貸切状態です。

2/25 8:32

雲母峰の向こうには、真っ白な御嶽山や乗鞍岳、中央アルプスの山々もよう見えてました。

2/25 8:44

イワクラ尾根からは鎌ヶ岳、水沢岳がよく見えます。

2/25 9:33

イワクラ尾根を歩くにつれ、次第に鎌ヶ岳と水沢岳の見える角度が変わってくる。

2/25 9:35

県境尾根とイワクラ尾根の分岐に到着。
やっと今日の仕事の半分が終わったのかな。

2/25 9:41

おっ、雨乞岳と綿向山じゃないですか。
どちらもすっかり雪はなくなってしまったようです。

2/25 9:45

とにかく明るく穏やかな道。
南に向かっているので、顔の左側（三重県側）は日差しがあたってぽかぽか。
一方で顔の右側（滋賀県側）はときおり吹く冷たい風があたってひんやり。

2/25 9:51

ブナ交じりの気持ちのいい縦走路でした。

2/25 9:52

春山だ〜。
日差しは柔らか。

2/25 10:04

仏谷峠。峠らしからぬところでした。
気づかず通り過ぎてしまうところでした。

2/25 10:13

だんだんと入道ヶ岳の見える角度が変わってきた。

2/25 10:18

目指す宮指路岳が視界に飛び込んできましたよ。

2/25 10:20

いったん小岐須峠に下ります。といっても大した下りじゃないので助かります。登り返しはキツイからね。

2/25 10:33

馬乗り岩の横の岩が絶好の休憩ポイント。
御在所岳に鎌ヶ岳、雨乞岳だね。

2/25 10:33

少しレンズを左に向けると綿向山と能登ヶ峰、サクラグチあたり。

2/25 10:35

南側は鈴鹿南部の盟主の仙ヶ岳と犬返しの剣。

2/25 10:45

先ほど休憩したところが馬乗り岩だと思ってたけど、こちらが馬乗り岩っぽい。
たしかに馬乗りするような形の岩でした。

2/25 10:46

馬乗り岩と雨乞岳。見晴らし最高のポイントでした。

2/25 10:46

宮指路岳に到着！3ヶ月ぶりです。

2/25 10:55

三体仏岩に寄ってみた。
前回は想定外のガスで何も見えずに惨敗でしたが、今回は見事に雪辱を果たせました。

2/25 10:56

三体仏岩は仙ヶ岳と野登山の最高の展望台でした。
3つの大きな岩があるから三体仏岩なのかな。
仙ヶ岳にある仙の石のような感じ。

2/25 11:05

続いて東海展望にも寄ってみました。
ここも前回はガスガスで何も見えなかったところです。
今日は文句なしの大展望です。

2/25 11:05

東海展望というわりには東海地方の展望はかなり限定的でした。
しばし、コーヒーを飲みながらほっこりしてから下山です。
バイバイ、仙ヶ岳。バイバイ、野登山。

2/25 11:25

春の日差しの下、気持ちよく下山です。

2/25 11:25

ヤケギ谷コース沿いには、炭窯跡がいくつかありました。
人里に近い鈴鹿の山の中には、炭窯跡をはじめ人の生活の痕跡がたくさんあります。昭和30年代くらいまでの話も、既に歴史の範疇に入ってしまったのかな。

2/25 11:49

ヤケギ谷コースの後半は谷沿いの道。
水が豊富にあって気持ちいいけど、夏場はヒルがうじゃうじゃいるんだろうな・・・。

2/25 11:56

ヤケギ谷沿いには、滑滝などが点在してます。

2/25 12:11

屏風岩です。
何度か近くを通っているけど、見るのは今回が初めてです。
期待してなかった分、あまりのすごさにびっくりです。
谷の両岸が見事に屏風のように切り立ってました。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

kimiron

休みがもらえちゃった。どこの山へ行こうかな〜、天気は下り坂ということだから、そこそこの見晴らしのマイナーな山歩きでもしようかな。
で、選んだのは近江百山の岳。東近江市のちょこっとバスを利用して永源寺から岳、旭山、ヒキノまで縦走しようと思っていざ出発。
ところが夜が明けるにつれ、あまりにきれいに鈴鹿の山々が見えるので、見晴らしのいい山へ計画変更！
県境尾根の赤線をつなげるべく、小岐須渓谷キャンプ場を起点に、入道ヶ岳、宮指路岳を歩くことに。
出だしこそ寒かったものの、日が昇れば暑いくらいの陽気。今日の県境尾根は風もなく、すっかり春山モードに突入です。雪なんてどこにもありませんでした。
誰に会うこともなく、静かな山歩きを楽しむことができました。

山で出会った人：ゼロ人（平日とはいえ、まさかの遭遇者ゼロ！）