乗鞍岳テン泊 白く輝く大雪原と雪稜へ

2021年02月27日(土) 〜 2021年02月28日(日)

• GPS: 07:13
• 距離: 11.9km
• 登り: 584m
• 下り: 1,587m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:50

11:20 かもしかリフト上部
13:25 13:30 ツアーコース終点
14:10 幕営地

2日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 2:24
• 合計: 7:15

4:10 幕営地
4:50 4:50 肩の小屋口（トイレ）
5:20 5:20 肩の小屋
6:13 7:07 乗鞍岳（剣ヶ峰）
7:35 7:35 肩の小屋
7:50 7:50 肩の小屋口（トイレ）
8:10 9:40 幕営地
10:00 10:00 ツアーコース終点
10:30 10:30 かもしかリフト上部
11:25 スキー場前バス停

初日のレコ消失のため追加記載しています

天候

両日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(行き)
長野6:09(しなの)7:03松本7:15(松本電鉄)7:49新島々8:05(アルピコバス)8:53スキー場前
(帰り)
スキー場前12:05(アルピコバス)13:03新島々13:27(松本電鉄)13:56松本14:04(しなの)14:56長野

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。
■スキー場〜位ヶ原
・日中雪が柔らかくスノーポン装着。
・下りはアイゼン・スノーポン装着。
■位ヶ原〜乗鞍岳山頂
・締まった雪でアイゼンのみ装着。

その他周辺情報

下山後に立ち寄り湯で白濁温泉が楽しみだったのですが、スキー場前周辺のホテルは軒並み休業の模様なのでご注意を。

写真

2/27 7:57

今週末は乗鞍岳テン泊山行を計画。鉄道とバスを利用して乗鞍高原へ。

2/27 9:22

あれれ晴天予報じゃないの。
なかなか晴れない。。。

2/27 9:22

今日は余裕ある行程。
曇り空で寒いしレストハウスで待機。

2/27 10:19

登る前からカレーライス大盛（確か1350円）
GOTO1000円利用。

2/27 10:48

晴れてきたのでさあ出発。
登山は3本目のかもしかリフトを降りたところから始まる。

2/27 11:04

かもしかリフトトップにある標識案内図。
ついつい読み込んでしまう。

2/27 11:32

のっけから急登

2/27 12:09

明瞭で歩きやすいツアーコース。
リフトのない幅広いゲレンデのよう。

2/27 12:58

チラリと見えた穂高吊尾根

2/27 13:28

ツアーコース終点。
当初この辺でテン泊予定だったが、上部での幕営を奨められ、もうひと登り頑張ることに。

2/27 13:49

下に見える二人にお奨めの幕営地を教えて頂きました。ありがとうございました。

2/27 14:14

物件探しはここに決定。
ここから名だたる名峰が一望。

2/27 14:15

まずは槍穂高連峰。
まさか槍まで見えるとは。

2/27 14:18

そして八ヶ岳連峰も

2/27 14:18

さらに南アルプス

2/27 14:19

中央アルプスが近くに見える

2/27 14:19

美ヶ原(左)と霧ヶ峰(右)も合わせたら巨大な連山だ。
遠く(左)浅間山だって負けてはいない。

2/27 14:47

本体工事前の基礎工事は極めて重要。掘削・積上・整地など重労働だ。

2/27 14:48

でもとっても楽しい一時。
槍穂高もエールを送ってくれている。

2/27 16:41

テン場に日が暮れた頃ようやく竣工

2/27 17:01

途中でガス欠となり味の染みたおでんとはならず。大根固いし。。。

2/27 17:35

夕焼けの槍穂高連峰

2/27 17:42

日が沈むと今度は満を持して満月の登場

2/27 18:39

輝くお月様。
周囲の山もはっきり見える。

2/27 18:39

槍穂もくっきり

2/27 20:19

テン場からのお月様と松本市街の夜景

2/27 20:28

乗鞍岳もくっきり

2/27 20:43

寒くて寝付けずアルコール注入。
さらに寒くなった。。。

2/27 20:51

テント内マイナス16℃。
カルピスがフローズンドリンクに。

2/28 4:27

午前4時過ぎに出発。
位ヶ原の大雪原を進む。ヘッデン不要。

2/28 4:49

肩の小屋直上に月が輝く。

2/28 4:55

月に向かって登っていく。

2/28 5:16

肩の小屋到着

2/28 5:23

これより剣ヶ峰に向け主稜線を進む。
風が多少出てきたが全く気にならない。

2/28 5:46

乗鞍山体に飲み込まれそうなお月様

2/28 5:54

東の空が明るくなってきた。
今度はお日様の出番だ。

2/28 6:01

剣ヶ峰を捉える。
日の出まで間に合うか。。。

2/28 6:14

乗鞍岳(剣ヶ峰)山頂に到着。
なんとか間に合った。

2/28 6:22

御来光

2/28 6:27

神々しい朝がやってきた

2/28 6:28

お月様からの最後のプレゼント。
それは白山まで達する乗鞍岳のシルエット。

2/28 6:33

朝焼けの鳥居の向こうに槍穂高連峰

2/28 6:34

北アルプス全景。
槍穂高をはじめ裏銀座から後立山連峰までバッチリ。

2/28 6:59

御嶽山

2/28 7:00

白山

2/28 7:02

槍穂高ズーム

2/28 7:25

日の出から一時間。さらに視界良好となった北アルプス。

2/28 7:37

あっという間に肩の小屋へ。
剣ヶ峰(左)と朝日岳を振り返る。

2/28 7:41

早々に下山。
後ろ髪を引かれる思いで。

2/28 7:42

剣ヶ峰方面が気になって仕方ない

2/28 7:54

美しく輝く雪原(位ヶ原)と雪稜(剣ヶ峰)

2/28 8:00

シュカブラと槍穂高。
自然のつくった造形美だ。

2/28 8:01

シュカブラと乗鞍岳

2/28 8:04

ダケカンバもいいアクセントになっている

2/28 8:10

テン場に到着

2/28 8:13

テントを撤収するとこの眺望ともサヨナラです

2/28 10:29

一時間程でかもしかリフト上部に到着。
ここから下りリフトは使えないので自力下山となる。

2/28 10:56

乗鞍高原スキー場からの乗鞍岳。
広大で雪質のよいスキー場だ。

2/28 11:23

無事下山。
思う存分雪山を堪能した二日間でした。

撮影機器：

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

感想

yamapapa784

厳冬期もいよいよ終盤。今週末も土日は晴れて風も弱い予報。しかも満月だ。とことん雪山を歩きとことん雪と戯れよう。選んだ先は乗鞍岳テン泊山行。
当初ツアーコース終点付近でテン泊予定だったが、たまたま抜きつ抜かれつのテン泊組に終点より一段上の場所を奨められた。確かにその方が眺望はいいし今日は風の心配もいらない。ワクワクしながら物件探し。乗鞍岳はもちろん槍穂高、裏銀座、後立山、八ヶ岳、南・中央ア、浅間・四阿を一望する位ヶ原台地の一角に築城した。
日没とともに現れた満月。眩しい月明かりで夜も乗鞍岳や槍穂高がくっきり。松本の夜景もきれいだった。でも何しろ寒くてテント内は-16℃。なかなか寝付けず持参したカイロを全て身に付けた。
翌朝は4時過ぎ出発。思いのほか順調に登れて乗鞍岳山頂で御来光を独り占め。残念だったのは肩の小屋周辺で暗闇の中ゲロゲロと何度も聞いた雷鳥の鳴き声を下山時にキョロキョロ探したが見つけられなかった。
美しく輝く位ヶ原の大雪原と3000m峰の雪稜。厳冬期ならではの魅力を存分に堪能した山行でありました。