記録ID: 2965086
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ハイキング
奥秩父
岩峰に映えるカエデ・赤岩峠〜雁掛峠〜大ナゲシ〜赤岩岳
2004年10月16日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 954m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
左折「林道・金山志賀坂線」に入ります。 八丁トンネルをくぐって、小倉沢のニッチツ鉱山社宅前に到着。 赤岩橋の近くに駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 2021/03/07に、当時の"日記風"の記録を、ほぼそのまま 記載しています。 今日は晴天のはずだったが 曇っており、晴れを信じて 5:40に🚙で出発。小倉沢のニッチツ鉱山社宅前に8:27着く。 ----- 赤岩橋 〜 赤岩峠へ ----- ・社宅前を通る。ゴーストタウンと化している。 社員食堂を過ぎ右折。社宅脇に見過ごしそうな「群馬県 上野村ニ至ル」の石標があった。 その脇に「大ナゲシと赤岩尾根」についての群馬&埼玉 両県の警告板が併設されている。いづれも「ザイル要・ 上級者」と記されている。 ・いきなり、見通しの悪い雑木林の中に入って行く。 檜の幼木と雑草の中を、掻き分け進む。朝露で濡れる。 20ほど踏み跡を登ったところで、道が判らなくなった。 戻るに戻れず、左の尾根めがけて適当に直登。これが また大変で、掻き分け掻き分け苦労した。 やっとのことで、ちょっとしたコルに出る。ニッチツ鉱山 社宅が見え、マイカーも見えた。 また適当に、樹木の中を掻き分けて進む。 左の尾根に出た。道なき尾根を進むが、藪が無くなった分 歩きやすくなった。 コメツガ、ナラ等が入り混じった樹林の中を進む。 やがて「3級水準点」に出た。ここからようやく「道」が はっきりと読み取れた。なんて歩きやすいんだろう。 尾根道を暫く進んだ後、やや窪んだところをジグザグに 登る。山の端が、明るく見えてきた。赤岩峠は近し!!。 足に力が入る。六助峠と似たような 直下のアプローチ。 小さな"祠"が見えた。10:04「赤岩峠」に着く。 展望は利かないが、趣のある峠道。 ----- 赤岩峠 〜 雁掛峠へ ----- 県境尾根を、1,493Pに向け 西進。途中の岩場で、振り返って 「赤岩岳」の紅葉の雄姿を、振り返ってみる。 ピークの北側の巻き道に入ったが,判らなくなり、ピークに 向け適当に登る。1,493mのピークに立つ。 そして下り。大ナゲシ分岐は見つからなかった。 暫く下り、鞍部の「峠」らしき雰囲気のところに出る。 しかし、大滝村側と上野村側にあるべき"峠道"は、 探したが確認できない。ここは「雁掛峠」ではないのか?。 ネット上の登山者の記録にも「雁掛峠は確認できない」と。 まだ「峠」に来ていないのかと、少し西へ歩き始めた途端 県境杭(116)の脇に、埋もれた"祠"を発見した。感激!! ここが「雁掛峠」だ。祠を再建した。そして撮影。 ----- 雁掛峠 〜 大ナゲシへ ----- 発見した「雁掛峠」を後にして、大ナゲシを目指し、左へ 分岐する道はないかと。この辺で北側をトラバースしたが、 谷側がきつくて身動きが取れなくなり、尾根へ直登する。 えらい直登を強いられた。再び尾根道を1,493Pを 目指した。ピーク近く、この辺で北側を巻こうと 適当に左へ。これが等高線的に見て ほぼ正解で、「赤岩峠」 からの 巻き道の交差鞍部に出た。 「大ナゲシ」へのルートが判り、ホッとする。 耳を澄ますと、何やら遠くでがさがさと音がする。 スワッつ、熊かと慌てて鈴を振る。そうしたら 人が 見えた。安心した。すぐ出発する。 木々の間から「大ナゲシ」の岩峰が見え隠れする。 岩峰の基部に着く。 2カ所ほどやや手強いカ所があり、一瞬どうやって取り 付こうと迷ったが、何とか登った。最後の岩場を登り切り、 山頂へ。12時、遂にやった。三角点の狭い山頂。 展望は360°素晴らしい。まず真っ赤な赤岩岳。 奥秩父連峰に、八ヶ岳連峰。遠く北アルプスに 噴煙を上げる 浅間山。赤城山。手前の1,493ピークも真っ赤。 それに県境尾根の山々と天丸山。南面に腰を下ろし、 奥秩父を眺めながら、おにぎりを頬張る。 さきほどの登山者が一人、登ってきた。初老の所沢の人だ。 しばらく山々の情報交換。これから行く「赤岩岳」の情報を もらい、13時に「大ナゲシ」を 後にする。 ----- 大ナゲシ 〜 赤岩峠 〜 赤岩岳へ ----- 30分で県境尾根に戻る。赤岩峠から北側を巻いて ガレ場を登る。赤岩岳・北の岩稜コルに出る。 ここからの痩せ尾根ルートがすこぶる紅葉のピーク。 岩場の面白いルートを 難無く赤岩岳山頂へ。 山頂は紅葉の真っ盛り。 ここから東へのルートを取ると、最高の紅葉ルート。 痩せ尾根の軽快なルートを行き、鞍部への下りで止め 戻る。 何枚もデジカメで紅葉を撮る。ニッチツ鉱山社宅も はっきり。15:05「赤岩岳」を後にする。 ----- 赤岩岳 〜 赤岩峠 〜 赤岩橋 ----- 痩せ尾根の下りでも、見事な紅葉にしばし立ち止まる。 赤岩峠を過ぎて、軽快な峠道の下り。3級水準点からなんと 左へ 谷方面へ下る道があった。 雑木も掻き分けながらも、踏み跡はしっかりとしていた。 時々分からない分岐があったりするが、社宅が段々近づいて 来る。ついにニッチツ社宅脇に出る。16:05,無事車に着いた。 |
写真
撮影機器:
感想
※ 当時の記録を、2021/03/07に登録しました。
◎ 当時のメモから 記述するとは言え、何しろ17年も前の登山で
状況を思い浮かべながらと思いつつも、記憶が定かではない。
今思うと こんなに困難な ルートだったのかなあ??と。
・素晴らしき、岩峰に映えるカエデのオンパレード!!。
・改めて 当時の素晴らしい画像を眺めつつ、県境尾根からの
「大ナゲシ分岐」が、何故 そんなに見つからなかったのかな
あっと・・・。
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